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2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報
2.要約
2007年に福山市の住民が起こした、鞆の浦の一部埋め立てと橋の建設計画に対して県に埋め立て免許の差しどめを求める行政訴訟で、住民側が勝訴した。今回の判決はこれからの行政裁判に大きな影響を与えるだろう。(100字)
3.論評
今回のように明確な判決が言い渡されたことは、今まで行政訴訟に踏み切れずにいた人々に大きな希望をもたらすことになりそうだ。今までなんとなくニュースなどで流れている同ケースの行政訴訟をみた限りでは住民側が勝訴する姿というのは殆どみたことがなかった自分にとって、今回は本当に異例のように思う。だが、住民が勝訴したのは確かだが、はたして景観保護によって得られる利益と、今回の工事を施工したことによって得られる利益はどちらが大きいのだろう。景観によって得られる利益が明確に数字化できないからこそ難しい問題なのであろうし、仮に数字化できたとして、単にどちらが利益が大きいという話だけで片付く問題でもない。なので、今回の広島地裁はこれから行われる裁判の指標となる可能性がたかいのだろう。(335字)
4.コメント
2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報
- 見出し:
- 発行日:2009年10月2日
- 新聞社:日本経済新聞(朝刊)
- 面数:2面
2.要約
2007年に福山市の住民が起こした、鞆の浦の一部埋め立てと橋の建設計画に対して県に埋め立て免許の差しどめを求める行政訴訟で、住民側が勝訴した。今回の判決はこれからの行政裁判に大きな影響を与えるだろう。(100字)
3.論評
今回のように明確な判決が言い渡されたことは、今まで行政訴訟に踏み切れずにいた人々に大きな希望をもたらすことになりそうだ。今までなんとなくニュースなどで流れている同ケースの行政訴訟をみた限りでは住民側が勝訴する姿というのは殆どみたことがなかった自分にとって、今回は本当に異例のように思う。だが、住民が勝訴したのは確かだが、はたして景観保護によって得られる利益と、今回の工事を施工したことによって得られる利益はどちらが大きいのだろう。景観によって得られる利益が明確に数字化できないからこそ難しい問題なのであろうし、仮に数字化できたとして、単にどちらが利益が大きいという話だけで片付く問題でもない。なので、今回の広島地裁はこれから行われる裁判の指標となる可能性がたかいのだろう。(335字)
4.コメント