テスト中

並列処理

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可


並列処理 05/03/28

  頭が朦朧としている時に「カップラーメンを喰おう」「ついでに冷蔵庫のお茶を飲もう」と思った場合、並列処理が出来ないほど惚けた頭は勝手に最適化の処理をしてしまい、カップラーメンに冷たいお茶を注ぐ。「どうすんねんこれ!」お茶を慌てて捨てると湯に溶けてスープとなるであろう粉末も一緒になって流れてゆく。

  味付けは後で考えるとしてまず落ち着こう。当面はお茶を被ってしまった麺を如何にすべきか。放っておいたらふやけるだろう事が容易に想像されるので急いで湯を沸かすべきか。容器を移して水を張って電子レンジで勝負に出るか。天日で干すか。いっそ捨てるか。それとも冷凍庫に放り込んで凍らせてから忘れた頃に捨てるか。

  結局湯を沸かしてから醤油で味を調えたつもりで不味い麺を啜る。難しい事例を同時進行出来ないことは仕方のない話だ。しかし幾ら頭が惚けていてもペットボトルの蓋を外す行為を杯に繋げられずカップラーメンに注ぐのはおかしいと思う。口から色のついた液体が不規則に注がれているのに意識は「もう少し」「もう少し」「そこの線まで」ペットボトルの蓋を閉めようとしてやっと気付く。「これ烏龍茶やんけ!冷たいやんけ!」以降は上の通りだ。

  完全に別種の行為を平行して行う場合は一方を処理している間にもう一方を完全に忘れてしまう。似ている行為の場合は必要以上に注意を払わねば間違った処理をしてしまい、強制終了を招く。よくある教訓だがこれを活かすのは困難だ。
 
TOTAL ACCESS: -  Today: -  Yesterday: -
LAST UPDATED 2025-11-08 08:34:59 (Sat)
 
ウィキ募集バナー