テスト中

ブランド

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可

ブランド 04/05/20

  広告とは売り込みたい側が金員を支払った上で媒体側の宣伝が実行されるものだ。

  ところが世の中とはややこしいもので、金員を喝取した上で勝手に喜んで宣伝してくれる阿呆を多数抱えている企業もある。金を貰って宣伝するなら話は判るが、わざわざ金を払って宣伝するなんて奴が一体どこにいるのか。

  そこらじゅうに居りますな。商品だけではなくて商品とともに品質の保証と格式を買ったのだと言い張る間抜けの多いことと言ったら呆れるばかりだ。ブランドに熱中するそこの皆様、貴様等のことだ。

  ねえ。原材料費と人件費に加えられた無意味な印の、鼻血を噴出す程の上乗せ分が有難いですか。品質保証を謳っておいて有料で修理させることに疑問を感じませんか。ブランド信仰者とは、大枚はたいた上に喜んで宣伝している馬鹿に見えませんか。

  品質と品質の保証は金でどうにかなりますが、格式は買うものではなくて内面から滲み出るものであり、「格式を買う」と言うのは「私のどこをどんなに絞っても格式など出てきません」と表明しているに等しい。

  己の価値観を持っていないから金で測ることの出来る安易な目安に飛び付く。それがどれほど醜悪なことか判らないのか。なるほど金で測るのも一種の価値観と言えなくもない。その代わり「君の価値観はつまりお金か」と言われると反論してはならないことになる。

  ブランド品を持つことが何になる。下劣な見栄か?自己満足の優越感か?誰もが持っているから欲しいのか?誰も持っていないから欲しいのか?有名だから欲しいのか?理由もなく欲しいだけか?

  「高い物を身に付けていないと馬鹿にされる」というのは、回りに金で物事を測る奴しかいないだけのことであって、わざわざその馬鹿と同じところまで降りてゆく必要などないではないか。飾りに凝るから飾りしか見て貰えないのだ。一度全ての飾りを取り払ってごらん。その時貴方には何が残っていますか。
 
TOTAL ACCESS: -  Today: -  Yesterday: -
LAST UPDATED 2025-11-08 14:20:21 (Sat)
 
ウィキ募集バナー