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表示 03/09/23
下手糞な鶯の鳴き方は既に同じ構成で筒井康隆がネタにしているのだが、実体験をそのまま書いたわけだから後ろめたい気分になる必要はない。にも関わらず落ち着かないのは奥に「誰かが書いていて当然」のネタであることへの悔しさなのであって、普通に読者として受け取るだけなら大いに共感できるところを、いざ書く立場になってみれば「やられてる」と感じる。
日本でのトイレの表示は大抵「丸に逆三角の男」、「丸に三角の女」の絵であることが多く、男女の別が一目で判ることになっている。しかし実は一目で判るのはそれが「男は黒」「女は赤」と色分けされているからであって、男女のトイレ表示を形ではなく色で判断していることなど普段はまるで意識しないものだから、切羽詰っている際に、トイレ表示の男女が色分けされていない場合にあっては、悲しい事態に陥る。
これは特に大和男児に気を付けて貰いたいのだが、海外に於いて女性トイレに突入してしまう前に、必ず一呼吸置いて「形」を見ることだ。出来れば性別の判断のつく者が入るところをも判断基準にしたい。でなくては、折角の海外旅行で普通には決して味わうことの出来ない筈の珍しい御当地臭い飯を食べる栄誉に浴してしまう恐れがある。
トイレの男女表示、具体的に何処の国が同色で、何処の国が異色か、いちいち調べる気力もないが、海外経験豊富な方が集えば、ある程度の情報が揃うからその絵の一覧などを見れば、国民性、民族性などが滲み出ているかもしれない。それでも、いくら絵に個性があって構わないが、男女で色使いは別にすることを是非世界標準として貰いたいのだ。
落ち着いてトイレにいく時ならば普通問題はない。問題なのは、「トイレに行きたい時というのは、常に、落ち着いていられない状態にある」ということだ。親切にも入口付近のタイルが色分けされていれば迷うことはないし、男女共用である場合はそのまま飛び込んでも問題はない。男女の表示が同色異形である際に、更に入口が左右対称ではない際に、切羽詰っていると、女性トイレに突入して「日本人は変態」の評判を裏書することになってしまうのだ。
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