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相場 04/09/26
輸入ウィスキィは酒屋や量販店により著しく値段が違う。
数百円から千円単位で違うこともよくあり、下手するとボトル二本で買うところを別の店では三本買うことが出来る場合もある。従って高い安いの情報は疎かにしてはならない。とは言うものの、広義の輸入ウィスキィなど限りなく存在する。如何にすべきか。
これは単純な方法で解決可能だ。どの店にも置いてあるような有名処の銘柄をひとつ選び、それを基準とするのだ。単純に有名銘柄が好みであるならば問題なく、ただその値段を比較することで高いか安いかが伺える。ある店で1200円で置いてあり、別の店では1400円、さらに別の店では1800円で置いてあったりする「EARLY TIMES」はおよそ1200円が底値であり、それなら迷わず買いであって、1700円1800円で置いてあ?驍フを見ると敬遠する。
居酒屋で、生中ビールしか頼まない主義の方ならば、その値段を元に高めの店か安めの店か目処をつけるだろう。同じ原理だ。そしてそれを基準に店の傾向として高く売る店か安く売る店かを推量するわけだが、あくまでも傾向としてであり信頼すべき参考情報ではないことに注意が必要だ。「よく売れるから安く」「よく売れるから高く」と正反対の思想を持っている店の場合、どちらに掘出物があるやら見当付かず、仕方なく巡回する羽目になる。また掘出物とは埃を被り保存状態もよろしくない劣化ウィスキィを安く売っている場合もあり、このあたりの呼吸はまるで自由市の如く騙し騙される寸法だ。
ウィスキィとは言っても基本的にバーボン党であり、中でもBlanton'sが数年来変わらず気に入っており、きっかけは栓に一目惚れした?セけであるのにその奥深さに首まで浸かった。これは単樽で瓶詰されるもので、ラベルには詰められた年が手書きで記されている。これが信頼?フ証であり、級も同一の銘柄でありながら年によって味の違うあたりが深い。ワインのややこしさは完全に諦めた代わりにBlanton'sのややこしさにのめり込んだ。
これはどこでも売っているとは言えず、同一の銘柄でも当然のように4000円を超えたり、また別の店では2500円程度で売っている場合もある。 2500円で売っている場合は銀行に走ってでも買い占める価値があると信じていたので血を吐いたりしたわけだが、それでも怯むことな?ュ忠誠を誓ったままだ。
なのに、最近酒自体から離れているせいであの焦げた香りと官能的な甘さが並立している玉蜀黍畑からの贈物を享受する機会のないことが悲しい。
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