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麺
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匿名ユーザー
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麺 2003/11/21
お茶が茶葉に限らないのと同様、麺もまた小麦粉に限る理由はない。事実米粉の麺もベトナムから上陸したわけだが、何も穀物に限る理由はなかろう。
細くて長くて柔らかくてかつ煮込んでも崩れないような、新たなる麺の素材だ。蒲鉾を使う。練り物、魚が原料の麺となる。粉物に比べて保存に不安があるが、そこは真空パック、「窒息ん」(特価4,980円品切れ中です。)を使えばよい。元々蒲鉾は板に練り付けてから蒸したり焼いたりするわけだが、そこは「ハイエース 製麺機」(特価6,800円品切れ中です。)を使えばよい。本格的に製麺するなら業務用の製麺機を利用するべきだが、面倒ならばシャワーヘッドとゴムホースと空気入れで何とかなる。
練ってまだ固めていない段階ではとにかくべたべたとくっつくのでトコロテンのように押し出した後着地させてはいけないし縺れてもいけない。つまり押し出された何本かが隣とくっつかないよう揺らさずに蒸し器の上で固定し、蒸す。やや太めで弾力的な、穀物麺より色々栄養のあるカマボコ味の麺が完成する。蒸しあがり直後の熱い状態で食べるならそのまま山葵醤油が美味い。冷めてもカマボコだからそのまま喰える。長期保存が出来ない代わりに、伸びる心配がないという革命的な利点がある。鍋にはぴったりの優れ物だ。
しかしコストが難点であるからやがてつなぎに小麦粉を使うようになり、い、う?もしかしてカマボコ、小麦粉使ってないだろうな。とにかくこの魚を原料とした練り蒸し麺、カマボコ業界の秘密兵器として開発する馬鹿がどこかにいないかね?
弾力性がありすぎて麺の中ほどを箸で掴むとアーチ状になってしまうから可能な限り細くするべきであり、しかし製麺する際に自身の重みで切れない程度の太さを確保する必要があり、そこを突破出来れば問題はない。シャワーヘッドごと蒸せばよいのだから交換用に多数揃えておく。業務用ならば蒸し器の直径に合わせたシャワーヘッドで一気に押し出し、数百本の麺ごと蒸し器に取り付けて、蓋さえすればよいのだから、やろうと思えば出来る筈だ。
短いから見た目は完全にきんぴらの、千切りの蒲鉾をソースで炒めた歯応えのぷりぷりする焼きソバはそれなりの味だった。
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