カルッシャ王国
解説
レスペレント地方の西部に存在する歴史ある
人間族の国家。
王都は
ルクシリア。
姫神フェミリンスの末裔によって建国された。
幻燐戦争時に
レスペレント地方に存在した十一カ国の中で最大の国土と国力を持っていた大国であり、開戦時における人口は
メンフィル王国の十八倍。
良質とは言わないまでもこの地方では最大の穀倉地帯を有しており、また北方諸国との交易路を繋ぐ要として貿易の面でも大きな権力を握っている。
レスペレント地方の殆どの国と優位な立場で同盟を結んでおり、強い影響力を持っている。
大国故に他国を従える事ができるという自負があり、また
人間族としての誇りが強い国柄もあって他種族を見下げる所もある。
国王は代々女
魔術師を妃とする風習がある。
メンフィルとは鉱物資源の取引で友好関係を築いていたが、
リウイによって
メンフィルが征服された後は敵対する事となった。
国内は一枚岩ではなく大きく分けて国王派、宰相派、姫将軍派の三つの派閥に分かれており、様々な思惑が内部で絡み合っていた。
幻燐戦争を
レスペレント統一の足がかりとして利用しようと動いたが、国内の派閥争いによる自滅もあって
メンフィルとの戦いに敗北、国土の半分を支配下に置かれてしまう事となった。
雑感・考察
最終更新:2019年01月12日 13:27