エクセル・シオル
登場作品:封緘のグラセスタ
解説
迎撃都市グラセスタに所属する
下隷士。
出身は
マーリ=リユナ。
弓矢による遠距離攻撃と回復魔法を得意としており、身分は最下級の
隷士でありながら、高難度の任務をもこなす「
災怨の狩猟者」として一目置かれている。
高い戦闘能力を持ちながら階級が低いのは本人曰く、巧みに手柄を奪われたり、貢献証を盗まれてしまう為。
言動は淑やかで大人しく、誰に対しても人当たりが良い。
隷士の先達として
グラセスタでの身の振り方や生き方を
ジェダルに教えようと励む献身的な面も持つ。
美貌と優秀さ故に男達からの誘いも多く、
ジェダル以外と隊を組んで戦う事も多いが、下心を持った男ほど行方不明になる傾向にあり、
迎撃匠合から不審に思われている。
普段の言動では本性を上手く隠しているが、実は自分を凌辱しようとする男達を返り討ちにして殺害する事を楽しむ異常者であり、組んだ相手に行方不明者が多いのはその為。
ただし害の無い者や無抵抗の者を殺すのは美学に反するらしく、基本的には正当防衛が成立する形でのみ殺害を行う。
ジェダルに対しては心から殺したいという歪んだ執着心を抱く事となるが、一向に自分を凌辱しようとしてこない為に殺害衝動の解消ができず、
彼を殺害したいという欲望を募らせ過ぎた結果、次第に有象無象の男達を幾ら殺しても快楽を得られなくなってしまった。
一時は思い通りにならない
ジェダルと距離を置こうともしたが、結局は執着心を捨てられず、彼を追いかけて自由民に昇格して住居に押しかけた。
その血を求める気質は
エルフ達にとって受け入れ難いものであるらしく、故郷からは追い出されるような形で旅に出ている。
なお
ジェダルにはその狂気を気づかれているが、直接的な被害を受けている訳でも無い事から何だかんだで受け入れられており、
また最終的にはその嗜好もやや変わり、強敵との死闘に楽しみを見出す戦闘狂となる事で以前よりは落ち着いた様子。
雑感・考察
エウゲー史上屈指のやべーヒロイン。
隷士の立場を最大限に活用し、合法的に殺人を繰り返して楽しむサイコパス。
殺人欲と性欲が密接に繋がっているようであり、相手を殺して気持ち良くなりたいと興奮しつつ自慰に耽るなど精神状態が狂気そのもの。
作品公式ページにおけるキャラ紹介では上記のような性格や人格は伏せられており、精々「亀甲縛りの上にビキニアーマー着た変な人」「Mっ気あるエロフかな?」程度にしか思わない為、
本編で本性を現した際に多くのプレイヤーが度肝を抜かれたことは言うまでも無い。
エクセルを受け入れる事ができなかったらしい故郷の人達は多分悪くない。
最終更新:2025年01月24日 13:46