エルフ族

解説

三神戦争以前はネイ=ステリナの住人だった種族で、妖精族に分類される亜人間族
緑の杜七柱と呼ばれる七柱の現神によって生み出された信仰力を持った最初の種族であり、
容姿をルリエン、知識や魔力をヴァスタールキルニアイシアヌンから未来を切り開く意志を与えられたとされている。
人間族を遥かに越える数百年の寿命を持ち、中には千年以上を生きる者もいる。
短い期間で成長し、生涯の多くの時間を若者の姿で過ごす。(老化をしない訳では無い)
大いなる知識と独自の文化を持っており、精霊魔術や弓術を得意とする他、木材の加工や魔術を用いた特殊金属・結晶物の加工も得意としている。
課せられた使命や居住地の気候風土によって、異なる進化を遂げた多種多様な種族が存在しているが、
耳の形状に特徴がある事、体格は総じて細身で整った顔立ちの者が多い事、基本的には他種族との交わりを嫌う事は多くの種族に共通する。
神に力と長寿を与えられた代わりに多くの制約を受けており、神の詞に従って死した後もその魂は冥界に向かわず、ルリエンの下へ召される事になる。
敵対関係にあるオークゴブリンとは元々同じ種族であったともいわれる。


雑感・考察

ファンタジー物の定番種族でもある事からシリーズ第一作の戦女神Ⅰから登場しており、以降モブも含めれば大体の作品に登場している。
他作品においては不老で永遠を生きる設定である事も多く、ディル=リフィーナのエルフも戦女神Ⅰの時点では寿命が無いと語られていた。
(ルーとの別れのシーンで寿命が無いエルフと女神の身体を持つ自分なら数千年後に再会する事もあるかもしれないみたいな描写がある)
ただしその後の作品では寿命があり、緩やかだが老いもする設定に変わっている。
百千の専門用語説明からすると寿命は数百年となっており、いかにエルフとはいえ千年以上生きるのは長生きな個体である模様。

元ネタはJ・R・R・トールキンの著作『指輪物語』に登場する種族。
更に遡ればヨーロッパの民間伝承に登場する妖精なのだが、多くのファンタジー作品に登場するエルフのイメージはやはり指輪物語を原点としている。
上記解説で「オークゴブリンとは元々同じ種族」とあるが、これに関しても指輪物語の設定に準じたからであろう。
(指輪物語ではエルフが拷問等の果てに堕ちた存在がオークであり、またゴブリンは「オーク」という単語をホビット族の言葉に翻訳したもの。つまりエルフ=オークゴブリン)


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最終更新:2024年04月02日 09:43