初代ルシティーネ

種族:人間族

登場作品:無し



解説

後にグラセスタの有力貴族となるルシティーネ家の初代。
リリカ達から見て、約四百年程前の人物。
元々は身分も低く、高貴な血筋でも無い、一介の傭兵。
雇い先であるアルギース家の令嬢ルーナに惚れられ、後に相思相愛の関係となった。
アルギース家はルーナを政治の道具として利用したかった為、二人の関係には否定的だったが、
功績をあげて自身も貴族となる事を条件にルーナとの仲を何とか認めさせた。
その後、当時の東ゴーティア王国を脅かしていた強大な魔族を打倒し封印、その功績をもって貴族位を獲得したものの、
貴族になったとはいえ何の後ろ盾も無い男よりも良い相手との繋がりを求めるアルギース家は一方的に約束を反故にし、ルーナを軟禁する事で強引に二人の関係を引き裂いた。
しかしそれでもルーナを諦めずに力づくで奪還、その後は駆け落ちの様に逃れたグラセスタで身を立てていった。
表向きには以上のように苦難を乗り越えて結ばれた美しい純愛物語っぽく伝わっているのだが、実際にはアルギース家との関係は彼らがルーナにも危害を与えようとした事で致命的に悪化しており、
細かい経緯は不明ながらどうやらアルギース家を皆殺しにしてしまった模様。


雑感・考察

封緘作中では本名は明らかにされていない。
なおジェダルは貴族位を与えられる理由となった魔族討伐すらも実は捏造で、実際ははじめからアルギース家を皆殺しにする事で事態の解決を図ったのでは無いか、と推測している。
とはいえ遥か過去の話ではあるので真相は不明である。


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最終更新:2024年04月22日 19:53