歪みの主根(ひずみのおもね)

解説

三神戦争により生じた歪みを元に築かれた迷宮。
歪みに対して迷宮という形を与える事である程度の秩序を与えている。
テルフィオン連邦歴243年頃(たゆ唄本編の四百六十年前)に光の神々の力を借り、高名な魔術師や神官の手により作られた。
エテの街の地下に存在しており、北方より招かれた女神ヴァシーナ異界守達の手で秩序が保たれている。
空間が歪んでいる事から常に迷宮の構造は変動しており、また世界の境界すら曖昧である為に世界各地から魔物や宝が流れ着く、危険だが魅力的な迷宮。
国の委託を受けて任命された異界守と騎士しか入ることを許されず、許可無く入った者は盗賊扱いとなる。
ある程度の秩序は与えられているが歪みの影響が無くなった訳ではないので、シウの加護を受けたドワーフ族や力ある騎士でも無ければ長時間の探索は出来ない。
神の力をもってしても不可能な世界融合により生じた歪みの制御を実現する為に長き時を掛けて迷宮を育て、迷宮自体が歪みを支えられるようにするのが本来の計画であったが、
テルフィオン連邦の地下に闇の蔓延る大迷宮が誕生する事を否定した人間族によって計画が隠蔽され、ヴァシーナすらも欺いて迷宮を現状維持する事で成長を妨害していた。
最終的には真相を知ったヴァシーナが主根から去り、本来の計画通りの姿へと解放された。


雑感・考察



  • ヴァシーナがいる(いた)とはいえマーズテリア神殿が介入しないのが不思議でならないくらいディル=リフィーナにとって重要な場所 - 名無しさん (2024-06-17 13:30:05)

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最終更新:2019年03月01日 09:54