◇
少女は、とにかく不幸だった。
物心ついた頃から、両親からは毎日殴られた。別に大した理由もないのに。
少女の元から両親がいなくなった後は、祖父母に引き取られた。しかし、そこでも殴られた。
学校ではクラスメイトからバイ菌扱いされるが、教師は見て見ぬ振り。
物心ついた頃から、両親からは毎日殴られた。別に大した理由もないのに。
少女の元から両親がいなくなった後は、祖父母に引き取られた。しかし、そこでも殴られた。
学校ではクラスメイトからバイ菌扱いされるが、教師は見て見ぬ振り。
そんな、シンデレラですら真っ青になる、とても不幸な環境で、育った少女。
しかし、そんな彼女も、年月とともに、やがて“遊び”を覚えていく。
しかし、そんな彼女も、年月とともに、やがて“遊び”を覚えていく。
『――どうして? ――信じてたのにひどいよ』
それは、彼女とは対照的に、優しく温かな環境で育ったクラスメイト達を裏切り、欺いて、絶望のドン底に叩き落とすという所業であった。
『あははは! 騙されてやんの! ざまあみろ、ブス』
工作や根回しが浅はかだったため、目論見が適わなかったこともあった。
それでも、開き直って罵声を浴びせてやると、信じていたものに裏切られた少女は、火がついたように泣き出した。
その泣き顔は、とても愉快なものだった。
それでも、開き直って罵声を浴びせてやると、信じていたものに裏切られた少女は、火がついたように泣き出した。
その泣き顔は、とても愉快なものだった。
――私と出逢ってしまったばかりに……
そう考えるだけで、少女はゾクゾクとした快感を覚えたものだ。
そして少女は”遊び”に浸った。
新しい学校に行っては、目についたものに近づいて、壊して。
それが終わると、また別の学校に転校し、同じことを繰り返す、そんな”遊び”に何年も夢中になった。
新しい学校に行っては、目についたものに近づいて、壊して。
それが終わると、また別の学校に転校し、同じことを繰り返す、そんな”遊び”に何年も夢中になった。
『――危ない!』
しかし、彼女の”遊び”は、ある日終焉を迎えた。
今までやってきたように、ターゲットを破滅させるべく暗躍するも、最終的には看破された。
頭お花畑のターゲットは、悪意に塗れた少女を説得しようとする。
そして、最終的には揉み合いの末、歩道橋から転落―――。
今までやってきたように、ターゲットを破滅させるべく暗躍するも、最終的には看破された。
頭お花畑のターゲットは、悪意に塗れた少女を説得しようとする。
そして、最終的には揉み合いの末、歩道橋から転落―――。
――どうして。
不幸の星の元に生まれた少女は、指先すらも動かせぬ身体となり、彼女の生き甲斐であった“遊び”と自由を奪われてしまう。
――どうして。
永劫ともいえる闇の中で、彼女は呻くように呪詛を反芻する。
――どうして。
――どうして。
――どうして。
――どうして。
――どうして。
まるで、この世全てを恨むかのように、ありったけな怨念を込めて。
『見つけた! あなたウィキッドだよね?』
そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、彼女もよく見知った白き歌姫(バーチャドール)。
楽曲を提供してくれる見返りに、どんな願いも叶えてあげるという女神の誘いに乗り、彼女は楽園(メビウス)に招かれた。
楽曲を提供してくれる見返りに、どんな願いも叶えてあげるという女神の誘いに乗り、彼女は楽園(メビウス)に招かれた。
『あはははは! 最高だ、ここなら手足を自由に動かせることが出来る!』
楽園での彼女は、事故の後遺症など最初から存在しなかったかのように、自由に動けるようになっていた。
『もっとだ! もっともっとぶっ壊して、私を楽しませてくれ!』
少女は、水を得た魚の如く、それまで溜め込んでいた鬱憤を全て吐き出すように、ありったけの破壊衝動を解き放った。
ある時は、彼女が作った曲にそれを乗せて――。
またある時は、彼女自身が楽園の住人達を虐げる形で、自己表現をしていった。
ある時は、彼女が作った曲にそれを乗せて――。
またある時は、彼女自身が楽園の住人達を虐げる形で、自己表現をしていった。
――私は今生きてる!
人の想いを、友情を、信頼を否定して、ゴミのように踏み潰していく中で、彼女は自由を謳歌した。
そして、この破壊衝動こそが自分の根幹であると再認識した。
そして、この破壊衝動こそが自分の根幹であると再認識した。
『――ここに集まっている皆様方に最後の一人になるまで殺し合いをやってもらいますわ』
彼女の立つフィールドが、理想郷から殺し合いの場に変わっても、彼女のやる事は変わらなかった。
己が欲望のままに、蹂躙し、殺戮を尽くしていった。
己が欲望のままに、蹂躙し、殺戮を尽くしていった。
しかし――。
『私の血に適合し、鬼になった者は人間を超越した力を手に入れことになる。
だが、その反面、致命的な弱点も露呈する―――』
だが、その反面、致命的な弱点も露呈する―――』
彼女が謳歌していた自由は、とある参加者との邂逅によって、再び剥奪される。
『その弱点こそ、太陽光だ。貴様は精々苦しみながら死んでいけ』
手足は変わらず動かせる。
また卓越した身体能力と再生能力を得ることになり、より遊びの幅が広がることだろう。
しかし、太陽の光を浴びることは出来ない。
力の代価として、人間としてなんて事のない、陽の元を歩くという行為が許されなくなってしまったのだ。
また卓越した身体能力と再生能力を得ることになり、より遊びの幅が広がることだろう。
しかし、太陽の光を浴びることは出来ない。
力の代価として、人間としてなんて事のない、陽の元を歩くという行為が許されなくなってしまったのだ。
それが、少女に課せられた新たな不自由であり、新たな不幸であった。
――ふざけんな……
少女は怒り狂う。
折角手に入れた自由が、突然現れた連中に訳のわからないまま、呆気なく奪い取られてしまったからだ。
折角手に入れた自由が、突然現れた連中に訳のわからないまま、呆気なく奪い取られてしまったからだ。
――絶対に殺す……
果てしない憎悪を胸に秘めつつ、少女は陽の影を彷徨うのであった。
◇
D-5エリア、墓地近辺の森林地帯。
幾重にも重なった木陰の中に、その廃屋はあった。
人気ない森の中に位置する見窄らしい家屋――まるで、お伽話の魔女が住まうような家の扉を蹴り飛ばして、中へと駆け込む影が一つ。
幾重にも重なった木陰の中に、その廃屋はあった。
人気ない森の中に位置する見窄らしい家屋――まるで、お伽話の魔女が住まうような家の扉を蹴り飛ばして、中へと駆け込む影が一つ。
「ハァハァ……クソったれが……」
肩で息をしながら、ウィキッドは玄関口に倒れ込み、仰向けになる。
ボロボロの木の天井を見上げつつ、彼女は舌打ちをする。
ボロボロの木の天井を見上げつつ、彼女は舌打ちをする。
あの後、周辺を探索するも、高坂麗奈は見つからず。
苛々した調子で駆け回ったせいだろうか、注意力は散漫になり、うっかりと木漏れ日にその身を晒してしまった。
瞬間、絶叫を上げるほどの灼熱が沸き起こると、彼女はその痛みから逃れるように走り出し、気が付けば、このボロ家に駆け込んでいた。
苛々した調子で駆け回ったせいだろうか、注意力は散漫になり、うっかりと木漏れ日にその身を晒してしまった。
瞬間、絶叫を上げるほどの灼熱が沸き起こると、彼女はその痛みから逃れるように走り出し、気が付けば、このボロ家に駆け込んでいた。
「何が、『人間を超越した力』だ!
クソみたいな呪いかけやがって、あの野郎っ!!」
クソみたいな呪いかけやがって、あの野郎っ!!」
陽光に照らされたことで、肩の一部は消失している。
そして、戦闘で負った傷口とは異なり、再生する兆しはない。
最初は激痛程度で済んだが、今回のように身体の欠損を伴ったとすれば、いよいよもって高坂麗奈は回復圏外へと離れてしまったのだろうか……その事実がウィキッドを苛立たせる。
そして、戦闘で負った傷口とは異なり、再生する兆しはない。
最初は激痛程度で済んだが、今回のように身体の欠損を伴ったとすれば、いよいよもって高坂麗奈は回復圏外へと離れてしまったのだろうか……その事実がウィキッドを苛立たせる。
更に――。
ズンズンズン
「…っ!?」
身体の奥底から突き上げてくる、言いようのない飢え。
それがウィキッドの身体を蝕み、彼女の苛立ちに拍車を掛けていた。
それがウィキッドの身体を蝕み、彼女の苛立ちに拍車を掛けていた。
「ぐっ…!! クソ女が言ってた食人衝動ってやつか……!!」
鬼にされてから、絶えることなく襲い掛かる飢餓感。
休息を取っている今になって、更に激しさを増していく。
どうにか、これを抑え込もうと、デイバッグに手を伸ばすと、食パンを乱暴に取り出し、それを口に放り込む。
休息を取っている今になって、更に激しさを増していく。
どうにか、これを抑え込もうと、デイバッグに手を伸ばすと、食パンを乱暴に取り出し、それを口に放り込む。
だが――。
「――うぶっ!? ゲホッゲホ……ッ!!」
猛烈な吐き気に襲われ、それを吐き戻してしまう。
呼吸が大きく乱れ、全身から汗が噴き出し、身体を大きく震わせる。
まるで、身体全体がそれを拒絶しているかのような感覚であった。
呼吸が大きく乱れ、全身から汗が噴き出し、身体を大きく震わせる。
まるで、身体全体がそれを拒絶しているかのような感覚であった。
「……クソがぁ………」
自分の吐瀉物を眺めながら、ウィキッドは、いよいよもって自分の身体は、人の血肉しか受け付けない身体に変えられてしまったと悟る。
――ただでは、殺さない……。
こんな不自由を押し付けてきた、月彦と麗奈への必殺を、改めて誓うウィキッド 。
そして、彼らへの憎悪と殺意を以って、飢餓感を塗り替えることに専心する。
やがて、荒くなった呼吸は次第に整っていき、落ち着きを取り戻す。
そして、彼らへの憎悪と殺意を以って、飢餓感を塗り替えることに専心する。
やがて、荒くなった呼吸は次第に整っていき、落ち着きを取り戻す。
ウィキッドは、廃屋の中をぐるりと一望すると、部屋の片隅にあるベッドへ歩み寄り、そこに腰掛ける。
ボロ屋のため、天井や壁には無数の穴があり、そこから風が吹き込んでくるが、森の木陰という立地のため、陽射しが差し込む事はない。
ボロ屋のため、天井や壁には無数の穴があり、そこから風が吹き込んでくるが、森の木陰という立地のため、陽射しが差し込む事はない。
――陽が完全に沈むまでは、ここで身を潜めよう。
一際大きな溜め息とともに彼女は、そう決めた。
この状況で、連中の追跡を続けたとしても、先のようなミスで、致命的なダメージを負ってしまう可能性があり、他の参加者と遭遇したとしても、何かと不都合が多いからである。
「――とは言え、少しは立ち振る舞いを考えないとな……」
そう呟きながら、彼女は今後の行動方針について、思考する。
現状、ウィキッドを取り巻く状況は芳しくない。
遺跡で出会った参加者については、月彦と麗奈だけではなく、人形女ことヴァイオレットにも、自分の正体は知られてしまっている。
遺跡内でのゴタゴタがどのように帰結したかは知る由もないが、連中が無事ということであれば、ウィキッドの悪評は共有されるだろう。
折原臨也とは、一応協力関係にはあるが、あの男が悪評撒かれるウィキッドを庇うような動きをするとは到底思えない。むしろ、面白がって、ウィキッドのこれまでの所業を暴露する事だってありうる。
そうなると、遺跡組から参加者間にウィキッドの悪評が広まるのは、免れない。
遺跡で出会った参加者については、月彦と麗奈だけではなく、人形女ことヴァイオレットにも、自分の正体は知られてしまっている。
遺跡内でのゴタゴタがどのように帰結したかは知る由もないが、連中が無事ということであれば、ウィキッドの悪評は共有されるだろう。
折原臨也とは、一応協力関係にはあるが、あの男が悪評撒かれるウィキッドを庇うような動きをするとは到底思えない。むしろ、面白がって、ウィキッドのこれまでの所業を暴露する事だってありうる。
そうなると、遺跡組から参加者間にウィキッドの悪評が広まるのは、免れない。
悪評の発信源として、もう一人忘れてはいけないのがカナメである。
彼もまた他の参加者と出会うことがあれば、間違いなくウィキッドのことは吹き込んでいるだろう。
彼もまた他の参加者と出会うことがあれば、間違いなくウィキッドのことは吹き込んでいるだろう。
そうなると、参加者間にウィキッドの悪評は蔓延るようになり、これまで彼女が行っていたような、集団に紛れ込み、内側から瓦解させていくような手法は使えなくなる。
最悪、見ず知らずの参加者と接触した際に、問答無用で攻撃を仕掛けられる可能性も捨てきれない。
最悪、見ず知らずの参加者と接触した際に、問答無用で攻撃を仕掛けられる可能性も捨てきれない。
したがって、ゲームで生き残るために、戦略の転換が強いられている状況となっており、ウィキッドにとって、それは死活問題であった。
「――そういえば、あのピンクチビ……」
と、ここでウィキッドはふと、アリアの支給品を回収していたことを思い出し、支給品袋に手を伸ばす。
今後の戦略を考えるうえで、自分が持つ手札は把握しておく必要が有ると考え、彼女は中身を確認していく。
今後の戦略を考えるうえで、自分が持つ手札は把握しておく必要が有ると考え、彼女は中身を確認していく。
そして―――。
とある支給品を手に取り、その説明書に目を留めると、彼女は口角を吊り上げた。
(……こいつは使えるかもな)
残忍な魔女の如き表情が、彼女の元に戻ってきたのであった。
◇
「あはははははははっ、すっごいな、これ!! 瓜二つじゃねえか!!
あのピンクチビ、こんな面白い玩具、持っていたなんてなぁ!!」
あのピンクチビ、こんな面白い玩具、持っていたなんてなぁ!!」
部屋の奥に置かれていた姿見を前にして、魔女は嬌声をあげる。
興奮気味に笑う彼女が手にするのは、一本の古めかしい杖……。
興奮気味に笑う彼女が手にするのは、一本の古めかしい杖……。
へんげのつえ―――。
同封されている説明書によれば、対象を、使用者が意図した姿に変身させるものだという。
ウィキッドには知る由もないが、これは元々、キース・クラエスに支給されていたものである。
キース死亡後にアリアが回収して、今はウィキッドの手に渡っているという訳だ。
ウィキッドには知る由もないが、これは元々、キース・クラエスに支給されていたものである。
キース死亡後にアリアが回収して、今はウィキッドの手に渡っているという訳だ。
ウィキッドからしてみれば、アリアがこの支給品を彼女の同行者達に披露していたのか、それとも敢えて利用する機会がないから、伏せていたのかは定かではない。
しかし、確実に言える事は、この杖の効果に嘘偽りがないということだ。
それは眼前の鏡が、元来の彼女の姿ではなく、とある参加者の姿を写し出していることが、立証している。
しかし、確実に言える事は、この杖の効果に嘘偽りがないということだ。
それは眼前の鏡が、元来の彼女の姿ではなく、とある参加者の姿を写し出していることが、立証している。
「変態鳥仮面とカナメ君には、一杯食わされたけど、今度は私が騙す側ってことかぁ!!
そう考えると、ゾクゾクしてきたなぁ!!」
そう考えると、ゾクゾクしてきたなぁ!!」
変貌した姿のまま、魔女は舌なめずりをする。
――まだだ……、まだまだ私は遊べる……。
まもなく、陽は沈み、会場には三回目となる定時放送が響き渡る頃合いだ。
そして、それ即ち魔女の活動再開の合図を意味する。
そして、それ即ち魔女の活動再開の合図を意味する。
さてさて、この新たに手に入れた玩具を使って、参加者共を陥しめて、壊していくべきか――。
絶望少女は、不敵な笑みを張り付かせ、次なる災厄を撒き散らさんと、画策する。
絶望少女は、不敵な笑みを張り付かせ、次なる災厄を撒き散らさんと、画策する。
魔女の宴は、続く――。
【D-5/民家/夕方/一日目】
【ウィキッド@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:???の姿(へんげのつえで変身済み)、鬼化、食人衝動(小)、疲労(極大)、カナメへの怒り(中)、無惨と麗奈への殺意(極大)、臨也への苛立ち
[服装]:???
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、不明支給品0~2 、アリアの支給品(不明支給品0~2)、キースの首輪(分解済み)、キースの支給品(不明支給品0~1)、カタリナの布団@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、北宇治高等学校職員室の鍵、へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2
[思考]
基本:自らの欲望にしたがい、この殺し合いを楽しむ
0:陽が沈んだ後、変身した姿で行動開始。
1:無惨と麗奈を探しだして、殺す
2:壊しがいのある参加者を探す。特に『愛』やら『仲間』といった絆を信じる連中。
3:参加者と出会った場合の立ち回りは臨機応変に。 最終的には蹂躙して殺す。
4:金髪のお坊ちゃん君(ジオルド)は暫く泳がすつもりだが、最終的には殺す。
5:舐めた真似してくれたカナメ君には、相応の報いを与えたうえで殺してやる
6:暫くは利用していくつもりだが、臨也はやはり不快。最終的にはあのスカした表情を絶望に染め上げた上で殺す。
7:私を鬼にしただぁ? 元に戻せよ、クソワカメ。
8:アリアの後輩達(あかり、志乃)に出会うことがあれば、アリアの最期を語り聞かせてやる
[備考]
※ 王の空間転移能力と空間切断能力に有効範囲があることを理解しました。
※ 森林地帯に紗季の支給品のデイパックと首輪が転がっております。
※ 王とウィキッドの戦闘により、大量の爆発音が響きました。
※ 無惨との情報交換で、第一回放送時の死亡者内容を把握しました。
※ 首輪の分解・解析により首輪の中身を知りました。
※ 首輪の説明文を読み、「自分たちが作られた存在」という可能性を認識しました。
※ 『覚醒者』について纏められたレポートを読んでおり、覚醒者『006』は麗奈、『007』は無惨が該当すると認識しております。
※ 麗奈との距離が離れたため、太陽に対する耐性を失いました(認識済み)
※ へんげのつえを使って、ウィキッドが知っている参加者の誰かに姿を変えています。誰の姿に変身しているかについては、後続の書き手様にお任せします。
[状態]:???の姿(へんげのつえで変身済み)、鬼化、食人衝動(小)、疲労(極大)、カナメへの怒り(中)、無惨と麗奈への殺意(極大)、臨也への苛立ち
[服装]:???
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、不明支給品0~2 、アリアの支給品(不明支給品0~2)、キースの首輪(分解済み)、キースの支給品(不明支給品0~1)、カタリナの布団@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、北宇治高等学校職員室の鍵、へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2
[思考]
基本:自らの欲望にしたがい、この殺し合いを楽しむ
0:陽が沈んだ後、変身した姿で行動開始。
1:無惨と麗奈を探しだして、殺す
2:壊しがいのある参加者を探す。特に『愛』やら『仲間』といった絆を信じる連中。
3:参加者と出会った場合の立ち回りは臨機応変に。 最終的には蹂躙して殺す。
4:金髪のお坊ちゃん君(ジオルド)は暫く泳がすつもりだが、最終的には殺す。
5:舐めた真似してくれたカナメ君には、相応の報いを与えたうえで殺してやる
6:暫くは利用していくつもりだが、臨也はやはり不快。最終的にはあのスカした表情を絶望に染め上げた上で殺す。
7:私を鬼にしただぁ? 元に戻せよ、クソワカメ。
8:アリアの後輩達(あかり、志乃)に出会うことがあれば、アリアの最期を語り聞かせてやる
[備考]
※ 王の空間転移能力と空間切断能力に有効範囲があることを理解しました。
※ 森林地帯に紗季の支給品のデイパックと首輪が転がっております。
※ 王とウィキッドの戦闘により、大量の爆発音が響きました。
※ 無惨との情報交換で、第一回放送時の死亡者内容を把握しました。
※ 首輪の分解・解析により首輪の中身を知りました。
※ 首輪の説明文を読み、「自分たちが作られた存在」という可能性を認識しました。
※ 『覚醒者』について纏められたレポートを読んでおり、覚醒者『006』は麗奈、『007』は無惨が該当すると認識しております。
※ 麗奈との距離が離れたため、太陽に対する耐性を失いました(認識済み)
※ へんげのつえを使って、ウィキッドが知っている参加者の誰かに姿を変えています。誰の姿に変身しているかについては、後続の書き手様にお任せします。
【支給品紹介】
【へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2】
キース・クラエスに支給。
対象に向かって杖を振ると、使用者が知っている者に変身させることが可能。
尚、姿や声を変える事はできるが、身体能力は元のままで、変身した相手の能力を使用することは出来ない。
【へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2】
キース・クラエスに支給。
対象に向かって杖を振ると、使用者が知っている者に変身させることが可能。
尚、姿や声を変える事はできるが、身体能力は元のままで、変身した相手の能力を使用することは出来ない。
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愛をとりもどせ!!(後編) | 投下順 | 第三回放送 |
前話 | キャラクター | 次話 |
狂騒曲の終末に | ウィキッド | 導火線に火をくべろ |