バトルロワイアル - Invented Hell - @ ウィキ

導火線に火をくべろ

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kyogokurowa

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(いてぇ)

火傷と打撲を中心としたダメージに苛まれる身体を引きずりながらカナメは歩みを進める。
彼の進む先は、ヴライが向かったと思われる方角。

シュカ、Stork、霊夢、フレンダ。
ここに至るまでカナメは関わった者たちの多くを奪われた。
そして、ほんの少し顔を合わせただけではあるが、佐々木志乃や武蔵坊弁慶も放送で呼ばれている。
ジオルドも呼ばれたことから、もしかして奴が暴れて共倒れになったのか、なんて考えも過ってしまう。

そんな中でいまの自分にできることはもう一つしかない。
ヴライやウィキッドのような連中を一掃することに全力を尽くす。
少しでも早く危険を排除しなければ。
ジオルドのような不穏分子を見逃したから犠牲が増えたなら、自分の身などどうなってもいいから早く奴らを消さなければ。
そんな自暴自棄にも近い強迫観念が彼の身体を突き動かす。

今の彼は誰がどう見ても冷静ではなかった。
まともな応急処置さえ疎かにして、休むことを罪だと捉えて。

(止まれない...俺...は...)

だが罪悪感や無力感のような後ろ向きな気持ちでいつまでも支えられる身体があるものか。
己の意思に反し、カナメの意識はプツリと途切れ、傷だらけの身体を地に投げ出す。
限界だ。
もともと、ダーウィンズゲーム参加者とはいえ鍛え上げられた戦士というほどでもない。
耐久力に優れている訳ではない上に、度重なる喪失とストレスで精神も疲労しきっている。
身体が傷と疲労を癒す為に、精神を深く押しとどめたのだ。

倒れ伏すカナメには何もできない。
この場で見つけた者に力を込めて首を踏みしめられればそれだけで死に至る。

「ク、クオンさんっ、あれ...!」
「ッ...早苗、手当するのを手伝ってほしいかな!」

だから彼は幸運だった。
丸一時間は眠っていたというのに、最初に彼を見つけたのが殺し合いに乗っていない二人だったのだから。




『オシュトルを潰す』

それが、早苗から話を聞いたクオンの答えだった。
早苗やマロロの話を照らし合わせ浮かんできたオシュトルという漢の人物像。
自分の知る、ハクの友であり、ヤマトを守護してきた誇り高き武人の影はもうどこにもない。
己の利権を貪る為に周囲を利用し、反する者や利用価値の無くなった者は平然と切り捨てる。
友も。忠誠を誓った少女も。志を共にする同志たちも。全てが奴の成り上がる計略の駒でしかない。
かような鬼畜卑劣漢に、大切な仲間たちを、この狂宴に抗う者たちを率いらせてはならない。
確実に皆は破滅しオシュトル一人が潤う為に泥舟を掴まされることになる。

そのようなこと許せるはずもない。

クオンの決断に、早苗は渋々ながらも同意する。
早苗が『蟲』に増幅された感情はオシュトルへの恐怖であったが、しかし蟲の存在意義はオシュトルという存在を排除すること。
マロロの復讐心とは別の形とはいえ、オシュトルを排除できるのなら拒否することもない。

そんな二人が目下目指したのは、先行して向かったブチャラティ達との合流だ。
まずは彼らに追いつき、オシュトルとの合流を防がなければならない。
隼人達やブチャラティ達からはだいぶ遅れての出発となったが、二人はいそいそと準備を整え出立する。

ほどなくして、二人はボロボロになり倒れている青年・カナメを発見した。

「カナメさん、起きてくださいカナメさん!」

負っている火傷を冷やしながら早苗はカナメに呼びかける。
もうイヤだった。
この殺し合いで知り合って数時間とはいえ、知った仲になった者を失うのが。
咲夜を残して元の世界からの知り合いが全滅したいま、早苗は殊更に知己の死に怯えていた。

「大丈夫...安静にしていれば、命に別状はないかな」

そんな早苗を宥めるように、クオンはカナメの介抱に尽力する。
もとよりクオンは世話焼きの気質のある少女だ。
仲間の死を嘆き悲しむ早苗の姿を見ていれば、彼女をこれ以上悲しませたくないと思わずにはいられなかった。

持ちうる薬草や包帯、水などを使いカナメを治療していくクオンと早苗。
そんな彼らのもとへ新たな来訪者が訪れる。

「ひっ!?あ、あの、大丈夫ですかその人?」

殊更に怯えた声を挙げるのは、制服を着た黒の長髪の少女だった。


———爆弾持って立ってた 淡々と黙ってた

流れ始める楽士の曲には何の興味もない。
最初は自分で、二回目はソーン、ときたならば他の連中の曲も流れるだろうと、ただそう思っただけだ。
死者についてもどうでもいい。
知っている名は神崎・H・アリアとジオルド・スティアート。
前者はこの手で嬲り殺し、後者は一時的に協力しただけ。
そんな奴らに思いふけることなどあるはずもない。
BGMの曲を無視して、ウィキッドはこれからの方針について考える。

へんげの杖を手に入れた時は上機嫌になったが、放送を挟んだことで些か冷静さを取り戻せばそうもいられなくなった。
確かにこの杖は集団をかき乱す上では有効な手段だ。
だがその効果の有効性は時間が進むにつれて反比例していく。

この殺し合いが始まって既に18時間が経過している。
よほど運が悪くなければそれなりに参加者同士の交流が交わされているだろう。
彼女が主に貶めたいのは、カナメや無惨のように直接害された連中や、麗奈やヴァイオレットのように反吐の出そうな綺麗ごとを抜かす連中、それに折原臨也だ。
単にこの面々に化けて集団を襲撃したところで不信感を植え付けることはできるだろうか?
カナメとは交戦してから6時間以上経過しており、この6時間でどのような行動をしているかもわからない以上、確実とは言えない。彼が接触していた参加者に襲撃をかけたところで、カナメを騙る偽物に襲われたとなるのが関の山だろう。それでは意味がない。
ヴァイオレットや臨也はどうだ?彼らも彼らで、放送で呼ばれていない以上、纏まって行動している可能性が高い。しかも、それに加えてオシュトルもいれば三人だ。あの三人が互いに行動していたことを示せば、やはり彼らに化けての襲撃も効果が薄いだろう。
嘘を織り交ぜ扇動しようにも、自分一人と複数相手では明らかに分が悪い。
それに鬼の体質による飢餓のこともある。
今はまだ耐えられているが、ピークに達した時に衝動に負ければ一気に台無しだ。

普段の学校生活やメビウスとは違い、時間は限られている上に状況は忙しなく動いている。
ただ殺すのではなく、己が愉しめるように振舞うにはただ暴れるだけでは駄目だ。
状況と情報を整理し、その中で勝機を手繰り寄せなければ。

(そうだ。ただ不信感を植え付けるのが難しいなら...)

ウィキッドは使う姿を決め、へんげの杖を振るう。
選ばれたのは、黒い長髪と白と水色の制服が特徴な少女、高坂麗奈。

麗奈が遺跡から遠ざかったことは知っている。
あの場にいて麗奈の事情を知っていたのはヴァイオレットのみ。
あの場から二人で逃げるという可能性はあるにはあるが、あの甘ちゃんヴァイオレットがオシュトルや新羅やらを放って遺跡から離れるとは思えない。ならば彼女たちは二手に別れているだろう。
ではなぜあのタイミングで遠ざかったか———恐らく、食人衝動に負けてヴァイオレットを襲ったのだろうと考える。
元々が、麗奈が食人衝動に負けて此方を襲ったことが全ての始まりだった。
腐るほどの虐待経験から多少は耐性がある自分ですら飢餓に苦しんでいるのだから、あの血臭漂う現場で麗奈が我慢できるとは思えない。ヴァイオレットが呼ばれていないことから、恐らく返り討ちなり食ってる最中に我を取り戻すなりして逃げ出したのだろう。
故に、ウィキッドは麗奈は単独行動し、更に錯乱状態にあると推察したうえで彼女に変化した。
この会場に来てからの交友関係が少なく、単独行動しているとなれば此方としても小細工を弄しやすい。


そのうえで彼女は逆に考えた。

『嘘を吐くのが難しいのなら、嘘を吐かなければいい』と。



『高坂麗奈』としての接触は功を制した
ヴァイオレットや久美子伝いとはいえ、早苗がその存在を知り心配していたのが大きかった。

諍いもなく懐に入り込めたウィキッドは『高坂麗奈』として嘘偽りなく語る。
最初にヴァイオレット・エヴァーガーデン、月彦と名乗る男、ブチャラティの三人と会ったこと。
そこから分かれて、月彦と行動している際に突然『鬼』にされたこと。
彼に率いられるままに遺跡に向かえば、道中で折原臨也と水口茉莉絵、遺跡ではオシュトルと神崎・H・アリアに遭遇したこと。
そして自分は諸々の理由で直接会っていないが、岸谷新羅という男が暴れ出した為にアリア・オシュトル・臨也の三人が一時的に離脱、残された三人で待機していたところ、食人衝動に負け茉莉絵を襲ってしまい、交戦に至ったこと。
ここまではほぼ嘘偽りなく早苗とクオンに伝えた。

ここから先、ウィキッドはほんの少しだけ脚色を加える。
事実はそのままに、しかし聞く者の印象を変えるように。

「途中で月彦さんに茉莉絵さんも鬼にされちゃったみたいで...その、色々あって月彦さんもどこかにいっちゃって、残る私と彼女はボロボロになりながら戦っていたんです。必死だったんです。ただ、我武者羅に、死にたくないからって...
そんな時にアリアさんとヴァイオレットさんが来てくれて...これで止まれると思った矢先です。あ、アリアさんが...ッ!」

口元を抑え『麗奈』がガクリと膝を折りぺたりと座り込む。
そんな彼女に慌てて駆け寄る二人から見えぬよう笑みを隠して、涙声で訴えかける。

「ま、茉莉絵さんに飛び掛かったんです。拳銃を握りしめて、殺す気で組み付いて...それだけじゃない、ヴァイオレットさんだって、わ、私の首を締めようとして...だから私はどうにかここまで逃げ出して...!」
「そんな...!お、鬼にされたからって...!」
「でも!あの人たちだってきっと本意じゃなかったんです!あの人たち、怯えてた...誰かに脅されるように...!」

笑みをどうにか隠し、怯えあがる少女の仮面を被り、半狂乱したかのようにガリガリと己の頭を掻きむしる。
いまウィキッドが演じているのは『悲劇に晒されつつも善性を失わない錯乱している少女』だ。
ただ悪評を吹き込むよりも、こういう役を作った方が信ぴょう性が高まり、多少の齟齬も誤魔化せるのはメビウスに来る前からの経験則からだ。
狙うは丸ごと全員ではなく本命から順に。
だから気に喰わない奴にもそれなりのフォローは入れてやるし、仕込みが実を結ぶまではこのまま気に喰わない奴の面の皮を被るのも厭わない。
本命が終わればそちらにも同じく破滅を叩き込んでやる。クオンと早苗の二人の内、一人を生かして徹底的に詰ることで麗奈への憎悪を滾らせてやるとしようか。
そしてウィキッドは本命へと誘導する為に言葉を紡ぐ。

「きっとあの人が命令したんです。おr「オシュトル...!」

折原臨也。そう名指ししようとした言葉は、クオンの憎悪に塗れる言葉にかき消された。


「へ?」
「や、やっぱりあの人が...!」
「この機に及んでこんな蛮行をやらせるなんて...やっぱりあいつだけはこれ以上のさばらせておけないかな...!」

思わず困惑する『麗奈』に構わず、二人の憤怒の念が諸々に増幅していくのが見て取れる。
予想外の食いつきだ。
まずはあのヘラヘラ笑いを浮かべる臨也から貶めてやろうとしていたところ、同行者の中で印象の薄かった男に憎悪が向かうとは。

(真面目そうな顔して結構悪どいことでもしてんのかねえ。そういうのは嫌いじゃないけど...)

ハッキリ言って、ウィキッドからしてみれば現状、オシュトルなどどうでもいい。
それほどまでに彼との間柄は希薄そのものだ。
だが、あの苛立つ臨也を潰し、そこから派生してヴァイオレットたちにも害を被らせることができるなら、ノらない手はない。

「そ、その、あなたたちは私を殺さないんですか?オシュトルさんや折原さんみたいに」
「そんなに心配しなくていいかな。貴女が鬼にされてるかもって予想はもうしていたし、それを解決する方法も知ってるもの」
「えっ、本当ですか?」

ウィキッドは思わずキョトンとした表情を浮かべてしまう。
こちらとしてはあくまでもまだ仕込みの段階だったのが、とんとん拍子に話が進んだうえに鬼の体質に関する話まで転がってきたのだから無理もない。

「あまりいい気分はしないかもしれないけど...この地図の病院にね、参加者の身体の予備があるの。それを食べていれば、鬼としての飢餓は防げるんじゃないかな」
「身体の予備?...よくわかりませんが、それを食べればいいんですね?」
「うん。もしも病院で隼人や九朗って漢たちに会ったらクオンと早苗に教えてもらったって言えば話が通ると思うかな」

ウィキッドは思わず破顔しそうになる口元を抑え込み、頭を下げることで誤魔化した。
ツいている。
この空腹感は最大の敵だった。
麗奈のように飢餓に負けてせっかくのパーティの仕込みを自ら台無しにしてしまうのはご免こうむりたかった。
それを解消できる手段があるとは、まさに棚から牡丹餅とはこのことだろう。

それから彼女たちは互いに関わった参加者たちのことを簡潔に共有する。
ウィキッドは、改めて遺跡の面々のことを。特に臨也と無惨、ついでにオシュトルに悪印象を抱かせるように吹き込んで。
クオンと早苗は、ここにはいない隼人、九朗、ブチャラティ、梔子、ライフィセット、久美子、静雄、レイン、竜馬、リュージ、琴子、あかり、ムネチカとここで眠っているカナメは安全とし、ヴライは危険人物、咲夜はわからないといった具合に。


「それじゃあ私は病院に行ってきます。...どうか、ヴァイオレットさんをお願いします」
「はい...わ、私たちが必ず...!」

ぺこりと礼儀正しく頭を下げるウィキッドに答える形で、早苗は身体を震わせながらも力強く返事をする。
挨拶もほどほどにウィキッドは病院へと駆け出す。
空腹に苛まれているのは鬼の性質のせいではあるが、疲れもほとんど残らず瞬く間に傷を治して迅速に行動できるという点だけは評価できる。
まずは病院でサクッと食料もとい人肉を補給したら、急いで遺跡に向かう。
そこで諍いが続いていたらそこからが本番だ。

ウィキッドは敢えてヴァイオレットには悪印象を与えない言い回しをした。
ヴァイオレット本人がクオン達に話した内容を知れば、『麗奈は少し錯乱しているだけだ』と判断するだろう。
そんな時に落ち着いた様子で『麗奈』が帰ってくればどうだ。
ヴァイオレットは喜んで受け入れるだろう。おかえりなさいませとでもいって恭しく迎え入れるだろう。
そこを鬼の力で腹をぶち抜いたらどんな表情を浮かべるだろうか。
裏切られた絶望か、綺麗ごとを抜かして護ろうとしたことへの後悔か。

本物の麗奈が戻ってきたらその時はその時だ。
ヴァイオレットの前でどちらが本物かを当てさせて、外した瞬間に地獄逝き———なんてゲームも面白そうだ。

ヴァイオレットに限った話じゃない。
ここから高坂麗奈の姿で暴れまわれば、罪を被るのは全部高坂麗奈だ。
『高坂麗奈は鬼にされた』という認識が広まりつつある以上、これは有効な手だろう。
自分は違う、そんなことしていないと訴えかけようが、実際に鬼の力がある以上は滑稽な姿にしか見えない。

なんにせよ楽しみで愉しみで仕方ない。

どいつもこいつも踊り狂え。
このイカれた世界の寿命が尽きるまで。

(最期まで嗤い続けるのは———あたしだ)

【D-5/夜/一日目】

【ウィキッド@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:高坂麗奈の姿(へんげのつえで変身済み)、鬼化、食人衝動(小)、疲労(極大)、カナメへの怒り(中)、無惨と麗奈への殺意(極大)、臨也への苛立ち
[服装]:
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、不明支給品0~2 、アリアの支給品(不明支給品0~2)、キースの首輪(分解済み)、キースの支給品(不明支給品0~1)、カタリナの布団@乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、北宇治高等学校職員室の鍵、へんげのつえ@ドラゴンクエスト ビルダーズ2
[思考]
基本:自らの欲望にしたがい、この殺し合いを楽しむ
0:まずは病院に向かって人肉を補給。そのあと遺跡に戻る。
1:無惨と麗奈を探しだして、殺す
2:壊しがいのある参加者を探す。特に『愛』やら『仲間』といった絆を信じる連中。
3:参加者と出会った場合の立ち回りは臨機応変に。 最終的には蹂躙して殺す。
4:舐めた真似してくれたカナメ君には、相応の報いを与えたうえで殺してやる
5:暫くは利用していくつもりだが、臨也はやはり不快。最終的にはあのスカした表情を絶望に染め上げた上で殺す。
6:私を鬼にしただぁ? 元に戻せよ、クソワカメ。
7:アリアの後輩達(あかり、志乃)に出会うことがあれば、アリアの最期を語り聞かせてやる
[備考]
※ 王の空間転移能力と空間切断能力に有効範囲があることを理解しました。
※ 森林地帯に紗季の支給品のデイパックと首輪が転がっております。
※ 王とウィキッドの戦闘により、大量の爆発音が響きました。
※ 無惨との情報交換で、第一回放送時の死亡者内容を把握しました。
※ 首輪の分解・解析により首輪の中身を知りました。
※ 首輪の説明文を読み、「自分たちが作られた存在」という可能性を認識しました。
※ 『覚醒者』について纏められたレポートを読んでおり、覚醒者『006』は麗奈、『007』は無惨が該当すると認識しております。
※ 麗奈との距離が離れたため、太陽に対する耐性を失いました(認識済み)



クオンと早苗。

カナメの介抱を続けながら、二人の間に黒い感情が渦巻き始める。

オシュトル。やはりあの漢は許せない。

茉莉絵と麗奈、二人が鬼に成ったのを口実に首輪を狙い、あまつさえそれを他者に押し付け責から逃れようとは。

許せない。

あの卑怯卑劣な極悪人を許してなるものか。

互いの目が黒く淀み濁っていくことに気づけない。

ただただ、憎悪に身をやつし、共に口にする。

———オシュトル、滅すべし



【D-5/夜/一日目】

【カナメ@ダーウィンズゲーム】
[状態]:疲労(大)、王とウィキッドへの怒り、全身打撲(小)、肋骨粉砕骨折(処置済み)、全身火傷(治療済み)、シュカの喪失による悔しさ、虚無感、ダメージ(小) 、胸部に刺傷(回復済み)、霊夢とフレンダの死による失意と罪悪感、精神的疲労(絶大)気絶
[服装]:いつもの服装
[装備]:白楼剣@東方Project
[道具]:白楼剣(複製)、機関銃(複製)、拳銃(複製)、基本支給品一式、不明支給品2つ、救急箱(現地調達)、魔理沙の首輪、Storkの首輪、Storkの支給品(×0~2)
[思考]
基本:主催は必ず倒す
0:俺は―――。
1:回収した首輪については技術者に解析させたい。
2:【サンセットレーベンズ】のメンバー(レイン、リュージ)を探す。今は初期位置しか分からないリュージよりも近くにいるレイン優先。
3:王の奴は死んだのか……そうか……
4:ウィキッドのような殺し合いに乗った人間には容赦はしない。
5:無力化されたようだが一応ジオルドを警戒
6:折原を見つけたら護る。
7:絶対にウィキッドを殺す。
8:爆弾に峰があってたまるか!
9:ヴライを警戒。
[備考]
※シノヅカ死亡を知った直後からの参戦です
※早苗、ブチャラティ(ドッピオ)、霊夢、竜馬と情報交換してます。
※ブチャラティ(真)と梔子達と情報交換をしました。二人のブチャラティ問題に関しては保留にしています。


【クオン@うたわれるもの 二人の白皇】
[状態]:全身にダメージ(絶大)、疲労(大)、出血(絶大)、精神的疲労(絶大)、オシュトルへの怒り及び不信(極大)、ウィツアルネミテアの力の消失
[役職]:ビルダー
[服装]:皇女服
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、薬用の葉っぱ@オリジナル、不明支給品0~2、マロロの支給品3つ
[思考]
基本:殺し合いに乗るつもりはない。皆と共に脱出を。
0:まずはカナメを介抱する。その後、遺跡に向かいオシュトルを殺す
1:早苗と共に、次の移動先に向かう。
2:ムーンブルク城を発つ際、静雄達への置き手紙を残す。
3:オシュトルは絶対に許せない。
4:ヴライが近くに……
5:ムネチカを捕えた連中(ベルベット達)からムネチカを取り戻したい
6:アンジュとミカヅチとマロロを失ったことによる喪失感
7:着替えが欲しいかな……。
8:優勝……ハクを蘇らせることも出来るのかな……ううん、馬鹿なこと考えちゃ駄目!
9:マロロ...
[備考]
※ 参戦時期は皇女としてエンナカムイに乗りこみ、ヤマトに対しての宣戦布告後オシュトルに対して激昂した直後からとなります。オシュトルの正体には気付いておりません。
※マロロと情報交換をして、『いまのオシュトルはハクを守れなかったのではなく保身の為に見捨てた』という結論を出しました。
※ウィツアルネミテアの力が破壊神に破壊された為に消失しています。今後、休息次第で戻るかは後続の書き手にお任せします。
※ビルドの『ものづくり』の力が継承されました。いまはこのロワでビルドがやったことが出来るだけですが、今後の展開次第ではもっとできることが増えるかもしれません。
※ブチャラティ、九郎、ライフィセット、梔子と情報交換をしました。
※早苗から、オシュトルに対する悪評を聞きました。



【東風谷早苗@東方Project】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)、精神的疲労(絶大)、臓器損傷、悲しみ(極大)、脳内にウォシスの蟲が寄生、記憶改竄(小)、オシュトルへの不信(大)
[役職]:ビルダー
[服装]:いつもの服装
[装備]:早苗のお祓い棒@東方Project
[道具]:基本支給品一色、不明支給品0~1、早苗の手紙
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。この『異変』を止める
0:まずはカナメを介抱する。その後、遺跡に向かいオシュトルを殺す
1:ブチャラティ(ドッピオ)さん、信じていいんですよね……?
2:幻想郷の知り合いをはじめ、殺し合い脱出のための仲間を探す
3:ゲッターロボ、非常に堪能いたしました。
4:オシュトル対する不信。オシュトルさんは好きではないです……。
5:シミュレータにちょっぴり心残り。でも死ぬリスクを背負ってまでは...
6:魔理沙さん、霊夢さん……。
[備考]
※ 参戦時期は少なくとも東方風神録以降となります。
※ヴァイオレットに諏訪子と神奈子宛の手紙を代筆してもらいました。
※オシュトルからうたわれ世界の成り立ちについて、聞かされました。 
※霊夢、カナメ、竜馬と情報交換してます。
※ビルドの『ものづくり』の力が継承されました。いまはこのロワでビルドがやったことが出来るだけですが、今後の展開次第ではもっとできることが増えるかもしれません。
※ブチャラティ、九郎、ライフィセット、梔子と情報交換をしました。
※ウォシスの蟲に寄生されております。その影響で、オシュトルにまつわる記憶が改竄され、オシュトルに対する心情はかなり悪くなっています。今後も、記憶の改竄が行われる可能性は起こりえます。
その他の寄生による影響については、後続書き手様にお任せいたします。


前話 次話
Dread Answer 投下順 その座標に黒を打て(前編)

前話 キャラクター 次話
閉じ込められた方舟の中で クオン 戦々凶々(前編)
閉じ込められた方舟の中で 東風谷早苗 戦々凶々(前編)
眠れる森の魔女 ウィキッド 戦々凶々(前編)
夕暮れのかなたから カナメ 戦々凶々(前編)
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