バトルロワイアル - Invented Hell - @ ウィキ

四月馬鹿達の宴

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kyogokurowa

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「殺し合い、ですか」

ベレー帽を被った、ふんわりとした雰囲気のお嬢様が小さく呟いた。
中学生のように見える風貌ながらも、どこか神々しい雰囲気を併せ持つ彼女の名前は岩永琴子。神々しいというのもその通りであり、彼女は”妖怪”、”あやかし”、”怪異”、”魔”そういったもの達の秩序を守る知恵の神となった少女である。

本来であれば、そういったもの達は何処にでもいる。普段は物陰や樹木の梢に潜み、人々をひそひそと窺っているものである。だけど見渡せど見渡せどその姿が見当たらない。
時刻は深夜、そして『こういった場』というものは怪異を活気づかせるものだ、しかし、どこからも彼女の見知るもの達からの声が帰ってくることは無かった。

「ふむ……」

岩永琴子に殺し合いに乗るという選択肢はない。
彼女は秩序を守るものである。ならばやるべきことは秩序から反するこの状況の解決である。
現状の把握を済ませ、自分の手札を確認する。
支給品を確認しようとデイパックを開いて、

小人が飛び出した。

「あーーやっと出れたーーーー!ってYOU誰ーーーー!?」


〇〇〇


「少年ドールとは敵だったけどさ!あんなことされていいわけない!」

デイパックより飛び出たのはボーカルソフト、アリア。μと同様に作られたバーチャドールの一人である。
彼女もまた先ほどの会場でルール説明を受けていた。しかし、彼女は参加者とは異なり支給品としての扱いで参加している。その証拠に送られたのは会場ではなくデイパックの中。そして首には参加者にあるはずの首輪が存在しない。

「それにμだって殺し合いなんてしたく無いはず!きっとテミスって奴に利用されてるに決まってる!」

本来であればμは人々の幸せを何より大切にするアイドルだ。いくら命じられたからといって多くの人々を不幸にする人殺しに手を貸すわけない。
それは彼女と共にメビウスを作ったアリアは何よりも知っている。

「……なるほど、話はわかりました」

自我を得たボーカルソフトに話しかけられるという現実離れした状況にも、岩永琴子は平然と受け入れる。怪異と共に現実を生きる彼女にとって、このような相手とは慣れたものだ。

人の想像力は時に怪異を生み出す。
彼女と共にいる怪異達も元を正せば人の想像力に還元されるといわれている。
だが、本来であればμやアリアのようなフィクション上のキャラクターが実態化することはありえない。
それは受け手側が「作り物」であると受け止め、「作り物」として広まるためである。
人の想像力が「本当にいそう」と感じない限り、虚構は血肉を得ることはない。
逆にいえば、「本当にいそう」と人に信じさせれば、虚構は実態を得るのである。

(ボーカルソフト、なるほど歌か)

歌。
それは古来より情報伝達として使われていた媒体である。
人の歴史を紐解けば、歌と信仰には切り離せない関係にあることは明白だ。
時には民謡として祭事を伝え。またある時には賛美歌として神を称えることもある。
理想世界の女神を生み出すのにこれほど相応しいものはないだろう。

歌を通じて、集合意識が作り上げた現代の怪異(アイドル)、それがμとアリアなのだろうと岩永琴子は察する。
誰でも作曲できるボーカルソフトという形式。インターネットを通じて世界中どこでも聞かせることができる歌という媒体。鋼人七瀬まとめサイトのように短期的に不特定多数の人間の頭の中にイメージを根付かせ、信仰を集めることができるかもしれない。
想像力の怪物。多くの人々が救いを求めて彼女の存在を望んだのならば、自我と実態を得ることはおかしなことではないだろう。あくまでメビウスという限られた空間内での話ではあるが。

(μ……ギリシャ神話のMuse由来でしょうか、歌の神様には相応しい名前ですね)


〇〇〇


互いの情報交換を終わらせ、岩永琴子は話を切り出す。

「おそらく、この世界はメビウス、あるいはそれに近い性質を持っているのは間違いないでしょう」

先ほどの会場にて、テミスが言った言葉を今一度思い出す。

『それと、もう一人紹介するわ。私の隣にいるこの子は、μ。
彼女には、今回の戦場となるゲーム会場を用意して貰ったわ』

「この世界には”妖怪”、”あやかし”、”怪異”、”魔”そうした者達の姿がありません。まるで作られたばかりのセットのようです」

テミスはμにゲーム会場を用意して貰ったと明言している。ならばメビウスのようにμの力でこの世界を作ったことは想像に難くない。

「しかし、本来メビウスの中では自分の望んだ姿になるのでしょう?だとしたら私が普段の姿ままというのは妙ですね」
「ええと、琴子は今何歳?もしや中学生だったり?」
「出来れば名前ではなく名字で呼んでください、それに私は活きのいい大学生ですよ、これでも」
「大学生!?マジかー、見えないわ」

それを受けて岩永琴子はどこかムッとした顔になり、矢継ぎ早口に言葉を紡ぐ。

「だいたい本当にどんな姿にでも慣れるなら、私だって紗季さんみたいな高身長黒髪ストレートな大人な身体になりますよ、そして九郎先輩を誘惑してですね、スイートルームで素敵な夜を」
「あーストップストップ、アタシが悪かった」

アリアが品の無い妄言を止めさせ、岩永琴子は小さく咳払いをする。
再び空気はシリアスモードへと戻り、話は次の議題へ切り替わる。

「ひとつ、お聞きしたいことがあります」

議題内容は、この殺し合いにおいて彼女が最も不可解に思うこと。

「メビウス内で死亡した人はどうなりますか?」

それは桜川九郎を参加させるという点だ。
不死者である彼を参加させては殺し合いなんて成立するはずが無い。
だが、逆に言えばそれを成立するのであれば、不死者を殺す手段があるということである。
アリアはその言葉を受け、悲痛な表情で呟くようにして答えた。

「……メビウスでの死は、魂の消失と同じ……現実でも同じように……」

アリアの脳裏に浮かぶのは、ランドマークタワーで事故死した少年の姿。メビウス内での死によりその命を失った人物である。

「……辛いことをお聞きしました」

本来μに招かれた者は魂だけ抜かれた状態でメビウスへと招かれる。その間現実世界にある身体は言わば植物人間のような状態になっている。
メビウス内で死亡したものは魂を失うのと同じだ。魂のないものはメビウスに居ることすらできずに消失し、死に至る。

(いくら九郎先輩が不死の肉体を持っているといえど、魂そのものを失ってはどうなるか……この世界での死では復活できない可能性がありますね……それに……)

「アリア、念の為に確認しておきます」
「え、何?」
「『桜川六花』という名前に聞き覚えはありませんか?」
「さくらがわ、りっか…うーん聞き覚えは無いけど、その人がどうかしたの?」
「まあ、ちょっとした仲ですよ、一時期同棲してたぐらいの」
「どういう関係よそれ……」

桜川六花。彼女は恋人である桜川九郎の従姉にあたる人物である。
そして、かの鋼人七瀬事件の黒幕である。

この会場における桜川九郎の不死性がどう扱われているか、岩永琴子はまだ把握していない。
仮にμが桜川九郎の不死性を失わせた状態で参加させていると仮定した場合、それはμが桜川六花の目的である、普通の人間に戻るという願いを実現できることを証明する。

(だが、仮に不死性を打ち消すことが出来るとしても、それはメビウス内での話だ……しかし、もし現実にその力を及ぼすことが出来るとすれば……)

人の想像は、あらゆる可能性を秘めている。
『神様だって作れるかも』それはかつて、他でもない岩永琴子自身が言った言葉だ。
かつての鋼人七瀬のように、μを想像力の怪物として現実に召喚することができれば、その実現も理論上可能となる。目的の為なら手段を選ばない彼女ならば、それを行おうとしている可能性は否定できない。

(しかし仮に六花さんが裏に居るとしても、殺し合いを行わせる事との関連性を見いだせません……なんにせよまだ情報不足ですね)


〇〇〇


「これからの方針を決めましょう、すべきことは3つです」

とん、と杖で床を叩き、これまで得られた情報より方向を見定める。

1.
「優先して対処すべきなのは首輪でしょう」

自身の首を指差して、岩永琴子はそう話す。

「命を握られているという現状は、ゲームの打破を目指すにおいてもっとも不都合なものですから、当然といえば当然です」

それに、と一言付け加えて

「殺し合いをさせるのに、わざわざ首輪なんて使うのは些か不思議ですね」
「どうゆうこと?」
「μはわざわざ首輪なんて使わなくでも、いつでも我々を殺せる力を持っています、先程の会場で少年ドールさんにやったように……それにメビウスの中でも首輪を付けて管理していた訳では無いでしょう?」

事実、μはメビウス内で少なくとも500名以上の人間を招き、その者達の幸せを一人で管理していた。それより少ない72名の管理するのに、首輪という道具を用意したテミスは確かに不思議だとアリアは頷く。

「脱出を防ぐにせよ、この世界がメビウスのような箱庭なら逃げる手段はありません、禁止エリアを設けるのは参加者同士を出会いやすくするためでしょうけど、μの力があれば会場を作り変えるなりで工夫も出来るでしょう」
「じゃあ首輪を付ける理由って?」
「もしかしたら、首輪に命を握る以外の意味があるかもしれませんね」
「意味?」

アリアは思いつかないと言いたげな様子で首を傾げる。

「例えばアリア、あなたの首には首輪は付いていません、これは何故だと思いますか?」
「えーと、参加者じゃないからかな?」
「そう、参加者には首輪を付けているのに、アリアのように自由に動ける者もいるというのは違和感があります、完全なゲームの成立を目指すなら万全を期しておくべきです」

ならば、と一呼吸おいて

「『首輪を参加者に付ける必要があった』からかもしれません」
「それはえーっと……なんで?」
「まだわかりません、考えられるのは首輪に爆破以外の機能がある可能性ですが……あれこれ考えるより解析したほうが手っ取り早いですね」
「解析かぁ……アタシの力が戻ったら管理者権限で調べられるかもしれないけど……」
「それに、私たちがこうして殺し合いの打破について話しているに関わらず、テミスは首輪を爆破するそぶりも見せません、おかしいとは思いませんか?」
「あ、そういえば確かに」
「まあ『ゲーム会場から脱出や我々運営に危害を及ぼすような行動をしたら、爆発するように設定してある』という言葉通りに受け取れば、行動に移さずにこうして話すだけなら問題ないのでしょう、詳しい爆破条件は調べる必要がありそうですが」

テミスの目的を探るのにも、この殺し合いの打破を目指すにも、なんにせよ首輪の解析は必要になることだ。
出来ることならサンプルが欲しい。そう呟いて次の話題に移る。

2.
「次にテミスについての情報収集です」

主催者であるテミスについては両者ともに存じない人物である。故に彼女がどのような人物で、どのような能力を持っているのかは当然把握していない。

「先ほどのテミスの言葉を思い出してみてください」

『一部の方を除き、ほとんどの方とは初対面かと存じますので、まずは自己紹介を…。
私、今回のゲームの支配人を務めさせていただきます、テミスと申します。
どうぞ、お見知りおきを』

「『ほとんどの方とは初対面』、『今回のゲーム』まるでこのような催し物を何度も開いたような言い方ですね」
「じゃ、じゃあテミスって何度もこんなゲームを開いてるの!?」
「だとした場合、参加者の中には過去のゲームから生き残った者がいることになります」
「え!それってマズイんじゃないの?」

マズイ、というのはこんな殺し合いゲームに何度も生き残るような危険人物が居ることに対してだ。
元の世界で楽士達と戦っていたとはいえ、アリア自身に人を守れるような戦闘能力は無い。岩永琴子もカタルシスエフェクトのような能力を持ってない。殺人に抵抗のない危険人物に襲われては彼女が殺される危険が大きい、それを危惧した発言だ。

「ですが、そうした方々……まあ仮に『リピーター』としましょうか、テミスの目的や『ゲーム』について情報を得るにはリピーターとの接触を図る必要があります」

岩永琴子もその危険性は承知している。しかし、この事件の解決を目指すうえで、いつかはしなければいけないことである。

「まず考えられるテミスの目的として、単にこの殺し合いゲームが見たいだけという説ですが……」

有名なスリラー小説に、首輪により命を握られた中学生達が殺し合いをさせられるという話がある。一時期ミステリー界隈でも話題になったその本の内容を、かつてミステリー研究会に所属していた彼女は知識として知っている。彼女がその模倣犯であるという説だ。

「この可能性は低いです、過去に何度も開催しているわけですからね、むしろこのゲームを通じてなんらかの目的を果たそうしていると考えたほうがしっくりきます、それにμの力を借りているように、他に協力者が存在し、テミスとは別の目的を抱えている線も否定できません」

その場合、背後にいる可能性として考えられるのは桜川六花だ。
しかし、彼女の目的と殺し合いを行わせる事との関連はまだ結びつけていない。それに自分の知らぬ人物が関わっている可能性もある。

「岩永、冴えてるねぇ」

ここまでの岩永琴子の考察を聞き、アリアは、ほうほうと頷く。
最初に出会ったのが頭脳明晰な彼女で良かったと心の底から思った。

3.
「続いて、オスティナートの楽士の捜索です」
「ほうほう、なるほどなるほど~ってちょっと待てい!なんで楽士!?」
「当然、理由はあります」

理由としてはこうだ、メビウスはオスティナートの楽士がμに楽曲を提供することでを維持されている世界である。
しかし、最初の会場でテミスは楽士の一人である少年ドールを殺害している。
この会場がメビウスに近い性質で維持されているならば、μの信望者を殺すこの行為は世界の寿命を削ることに繋がる不可解な行為である。
μの存在を信じるものがいること自体が、μが存在できる理由であると岩永琴子は考えている。
故に彼女の信者を生み出す楽士を殺すことは彼女自身の存在の否定、そしてメビウスの崩壊へと繋がる危険性を含んでいる。

「おそらくこの会場もμの力で維持されているでしょう、彼女に力を与える楽士達が居なくなったとき、この世界がどれほど保つのか見当も付きません」

鋼人七瀬は彼女を信じるものが多数居たことであれほどの力を得ている。いわばその逆だ。μの信者を生み出す楽士という柱を失えば、μは弱体化する可能性があると岩永琴子は予想する。
現にアリアが本来の力を失ってこのような姿になっているのも、メビウス内に居る者達の多くが、μ以外のアイドルの存在を認めていないせいである。
μは自分自身の命を削っていることに気づいていない。

「あるいは3名の楽士が全滅しても、運営に支障の無いようにしている可能性もありますね」

それは即ち、参加者として呼ばれていない6名の楽士がテミスの協力者にさせられている可能性。帰宅部側へ裏切ったカギPを除いた、スイートP、ミレイ、イケP、シャドウナイフ、ソーン、そしてアリアも詳細を知らないLucidなる謎の楽士。

「これは極論ですが、そのLucidさんの正体がテミスである可能性も無いとは言えません」
「ホントに!?」
「もし、そうであった場合、楽士の皆さんはテミスについて何か存じているかもしれませんね」
「どうだろう?楽士連中ってあんまり仲良く無さそうだけど……」
「まぁあくまで可能性ですからね、違うならこの仮説は棄却されるだけです」

そう、これらは仮説、実証はまだされていない。しかし、どちらにせよμに近い人物である楽士達はこのゲームでは重要な立ち位置となりうるだろう。
そう予想を立てて、方針決めは幕を閉じた。


「私の最終目標はこの状況の解決です、このゲームを即刻中止させ、テミスや黒幕の目的を実現不可能にすれば良いわけですが……」

真剣な表情でアリアの方に向き合い、淡々とした口調で続ける。

「最悪の場合、μを消すことになるかもしれません」

琴子の目的は秩序に背いた、この殺し合いというゲームの中止だ。
μがこの世界を作ったのならば、彼女を破壊すれば殺し合いの継続は当然不可能になる。
怪異達から慕われる知恵の神といえど全ての怪異の味方をするわけでない。調和を乱す怪異に対しては虚構へと返すこともある。以前鋼人七瀬を虚構の存在に戻して事件に対処したように、μを破壊することになるかもしれない。
μはテミスに操られている被害者である可能性もあるが、正気に戻す方法が見つからなければその選択肢を選ぶ可能性はある。

「それは……」

彼女の言葉にアリアは口をつぐみ、答えられなかった。
この殺し合いに招かれる直前も、μは招いた人間たちの偏った思いを皆の願いだと信じ、自分を見失っていた。その矢先にこの殺し合いである。μの親友であるアリアといえどその心境は複雑なものであろう。

「もっとも、他の解決方法が見つかるなら、私としてもそれに越したことはありません」

そうして知恵の神と歌姫の戦いが始まる。
知恵の神が目指すは秩序の維持。
歌姫が目指すは帰宅部の仲間と大切な友達を救うこと。


〇〇〇


桜川六花は想像力の怪物から神のような存在を作らんとした。

神とは何か。
幾多の世界で世界で共通する概念。
世界によって呼び名も変わり。言葉の意味合いもまた変化する。
この殺し合いに招かれた者たちの多くはそれらと関わっている。

天族、あるいは聖隷。
ウィツァルネミテア。
神々が恋した幻想郷。
神話級シギル「火神槌」。
ヒノカミ。
恋心と闘争心に見入られた緋緋神。
黄金の精神と悪の救世主の始まりを作った究極生命体。
ゲッターに立ち向かった四天王。
天国へと誘う戦女神、またの名を妖精デュラハン。
死へと導く破壊の神
花の女神の名を与えられた自動手記人形。
そして知恵の神。ひとつ目いっぽん足のおひいさま。

虚構も怪異も神様も存在する、その存在を強く信じるものが居る限り。
nowhere(存在しない)ではなくnow here(ここにある)。
そこに無い虚構「 」をあると信じたとき、その意味は変わる。

幾多の信仰の顕在するこの世界で、知恵の神の向かう先は偶像殺し。
あるいはまた別の結末か。
未来はまだ決定していない、まだ虚構のまま存在しない。


【???/???/黎明/一日目】
※現在地は後続の方にお任せします。

【岩永琴子@虚構推理】
[状態]:健康
[服装]:いつもの服、義眼と義足
[装備]:赤林海月の杖@デュラララ!!
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1(岩永琴子確認済み)
[思考]
基本:このゲームの解決を目指す
1:九郎先輩との合流を急ぎましょう
2:紗季さんも探しますよ、流石に見殺しにはしませんて
3:首輪の解析も必要です、可能ならサンプルが欲しいですが……
4:テミスや「ゲーム」についての情報が欲しいです
5:オスティナートの楽士から話を聞きたいですね
[備考]
※参戦時期は鋼人七瀬事件解決以降です。
※アリアから彼女が呼ばれた時点までのカリギュラ世界の話を聞きました。
※この殺し合いに桜川六花が関与している可能性を疑っています。

【アリア@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:健康
[思考]
基本:μを止める、だけど……
1:帰宅部の仲間との合流
[備考]
※参戦時期は少なくてもシャドウナイフ編以降。琵琶坂の生死状況や詳しい時期はお任せします。

【支給品紹介】
【アリア@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
岩永琴子に支給。
いわゆる意志持ち支給品。緋弾のアリアとは関係ない。
μと同時期に作られたバーチャドール。
純粋無垢で可憐なμに対して、陽気で明るく親しみやすい性格をしている。
カタルシスエフェクトの発現及び、リミットを解除して大幅強化するカタルシスエフェクト・オーバードーズは彼女の協力無くしては行えない。
本来は成人女性並みの大きさだが、メビウス内ではμの力の方が大きいため、小人のような姿となっている。このロワでも同様にその姿での参戦となる。
逆に言えば力さえ与えれば元の姿に戻ることも可能ではある。

【赤林海月の杖@デュラララ!!】
岩永琴子に支給。
粟楠会の幹部の一人、赤林海月が使っている杖。極道幹部愛用の杖のため結構高そう。
赤林は罪歌の支配から逃れるため片目を失ったため、その歩行補助に使っていると思われる。

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