「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-75b

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2月14日 夜 黒服Dの自室
もぞもぞもぞ
「・・・・・・・」
仕事を終えて自室に戻ってきた
それまでは良い
この、ベッドの上で蠢いている大きな袋はなんでしょうか
蠢く羽毛布団の亜種?
取り合えず中身を確認する為に封を開けると
「ぷはっ」
中から望が飛び出してきた・・・ほぼ全裸で

少し時は遡り30分前
「と、言うわけで第一回バレンタイン直前黒服対策会議~」
等と詩織が突然ほざいて来たのが始まりだった
「直前も何ももう当日の夜方なんだけど」
「私なのに細かい事気にしないの・・・黒服にはどう渡す積り?」
「どうって・・・普通に?」
「だから進展しないのよ・・・あの黒服に普通に渡したって効果無いのは判ってるでしょ?!」
まぁ・・・確かに
最近、黒服の鈍感さが尋常じゃ無いことが判って来た
「でも、そんな焦らなくても私は別に・・・今のままでも十分・・・」
「甘い!貴女自分が人間だって理解してる?
 人間の寿命は都市伝説より遥かに短いんだから・・・行動するなら早い方が良い」
全く・・・
「アンタ本当に私のコピーなの?」
「最初はね、最近はどうか判らないかな?」
「で、一体何をどうしたら良いの?
 生半可な事じゃ黒服気付かないわよ?」
「確かにね・・・・・・だから思いっきり直球で行けばいいと思うの」
そう言った詩織はとても清清しい笑顔で
「うん、まぁ、下地は整えておくから後は自分で考えなさい・・・買って嬉しいはないちもんめ
「ちょっ!?」
私の支配権を行使し
「少し寝ててね?」
気がつくと私は全裸にリボンと言うアレ過ぎる姿で袋詰めにされていた訳で

今に至る

現在
「え・・・あ・・・」
黒服に見られた
思いっきり見られた
「え、あ・・・その・・・これはね「そんな格好だと風邪を引きますよ」買って嬉しいはないちもんめ」
「え「黒服の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
自身操作で強化された私の拳が黒服の顔面に綺麗に入った
「な、何を!?」
「何をじゃ無いわよ!この格好見て他に言う事とか気付く事は無いの!?」
黒服の上に乗って叫ぶ
「えっと・・・」
「今日は何日かしら?」
「2月14日ですね・・・」
「そう、2月14日・・・バレンタインよねぇ・・・バレンタインに、こんな格好で、貴方の部屋に居るんだから少し位察してくれても良いでしょう?」
「え?」
呆けた顔をする黒服・・・流石と言うか何というか・・・
「だから、私はっ・・・」




「その・・・えっと・・・」
何て言えば良い?
どう言えば良い?
何をすれば良い?
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を何を
頭の中を同じ内容がくるくると巡り
「・・・望さん?」
ポンッという音と共に私の意識は落ちて
次に目が覚めたときには
黒服と翼に普通に介抱されてた訳で・・・
結局、黒服には何も伝えられなかった訳です



詩織からのコメント
「ヘタレね・・・」

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