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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 花子さんと契約した男の話-51

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 それは、7月に入る少し前の事

「…それでは、多数決の結果…」

 本日のHRの議題は、今年の学園祭で、うちのクラスは何をやるのか?だ
 …この高校の学園祭は、模擬店賞やらステージ賞やら何やら
 やたらめったら、生徒の出し物等に賞が送られる
 そのせいか、皆、それなりに気合も入る訳で
 その結果、学園祭全体が、少しレベルの高いものになるらしい
 俺のクラスでも、今年は模擬店賞を狙ってみようか、とか言うノリで話し合いが進み
 その結果、出し物は…

「メイド&執事喫茶に決定!」

 ………

 どうしてこうなった

「それじゃあ、皆の制服準備は任せて~!」
「後でサイズ教えてね~」

 …まぁ
 なぜかこのクラス、裁縫がやたらと得意な女生徒が数名いるし 
 メイド服やら執事服やらも、どうにかなるんだろう
 ……いいのか、それで

「調理係もメイド服とか着るの?」
「そりゃあ、手が足りなくなったら、調理係も給仕する可能性あるしな。逆もあるし」

 わいわいと、学園祭実行委員が中心に話し合っている
 ……まぁ、いいや
 少し、服装が変わってるだけの喫茶店をやるのだと思えば
 別に、大きな問題がある訳でもない
 クラスでやる模擬店としては、楽なほうだろう

「で、一番の問題ですが」

 じ、と
 実行委員の視線が、小鳥遊に向けられた
 自然と、クラス全員の視線がそちらに向かって…小鳥遊が「え?」と言う表情をする

 男だと言うのに、なぜか普段から女生徒の制服を着ていて、それが自然となってしまっているため、最早誰も突っ込みを入れない状況になっている小鳥遊

 …さて
 メイド&執事喫茶をやるにあたって
 小鳥遊が着るべきは

「小鳥遊はメイド服でいいよね」
「メイド服だよね」
「猫耳か犬耳をオプションでつけたいよね」
「女装メイドハァハァ」
「えぇっ!?」

 うん、と
 実行委員を中心に広がった意見に、異議を申し立てたい様子の小鳥遊
 …最後、変な声も聞えたような気がするのは気のせいだろう、きっと

「大丈夫、小鳥遊、すっごく可愛いの作ってあげるから!」
「いや、そう言う問題じゃなくて!」
「お化粧も完璧にしてあげるから!」
「そう言う問題でもなくてっ!?」

 …あ~
 これは、多分、小鳥遊の意見は黙殺されるだろう
 哀れな

 若干落ち込んでいる様子の小鳥遊の頭を、花子さんが慰めるように撫でているのが見えた
 小鳥遊には花子さんの姿が見えているから、触れられている感触もある事だろう


 …こうして
 今年の中央高校2年B組の出し物は、「メイド&執事喫茶」に決定してしまったのだった



続くかどうかは未定






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