ラノロワ・オルタレイション @ ウィキ
不通の真実――(a silent call)
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不通の真実――(a silent call) ◆EchanS1zhg
【0】
『秘密なきは誠なし』
【1】
凛々と、リンリンと、虫の鳴くような音が、しかしそれ以上の自己主張を伴って白い部屋の中に大きく響いていた。
白い壁紙に白い掛け時計。白い絨毯の上に白いスリッパが放り置かれ、白いサイドボードの上には白い花瓶と白い花。
やはり白い天井を見上げればそこには病的なまでに白い蛍光灯が光っており、白く照らされる部屋の片隅に白い電話があった。
そしてその白い電話がまるで目覚まし時計かのように凛々とけたたましい音を部屋の中へと鳴り響かせている。
やはり白い天井を見上げればそこには病的なまでに白い蛍光灯が光っており、白く照らされる部屋の片隅に白い電話があった。
そしてその白い電話がまるで目覚まし時計かのように凛々とけたたましい音を部屋の中へと鳴り響かせている。
「…………………………んー?」
電話が大抵の目覚まし時計よりかは根気よく鳴り続けそろそろ不憫だと思われる頃、ようやく部屋の主はそれに反応した。
ただ青色だと言い表せる彼女――玖渚友はこれもまた白いベッドの上で鳴り響く音に気づくと、目を開いてもぞもぞと動き始める。
広いベッドの上で4本の手足を溺れるようにバタバタと動かして、鳴り止まぬ電話を待たせながらゆっくりと横断を開始する。
ただ青色だと言い表せる彼女――玖渚友はこれもまた白いベッドの上で鳴り響く音に気づくと、目を開いてもぞもぞと動き始める。
広いベッドの上で4本の手足を溺れるようにバタバタと動かして、鳴り止まぬ電話を待たせながらゆっくりと横断を開始する。
「現在の時刻は午前11時51分……ピ……ピ……ジャストと、うにゅう」
そして、壁に掛かった時計も見ずに、蓄積され続ける精密な記憶だけで時間を確認するとあくびをひとつ噛んで更に進む。
最後には悪魔憑きの少女がごとく奇妙な格好でベッドの端までたどり着くと、そのまま頭からボテッと落ちて――
最後には悪魔憑きの少女がごとく奇妙な格好でベッドの端までたどり着くと、そのまま頭からボテッと落ちて――
「んむぐ……んむぐ……んむぐ………………」
――そんな風にしばらく悶絶した後、そろそろきちんと目が覚めてきたのか今までにない俊敏さでぴょこんと立ち上がった。
「電話は、離れた位置にいる者同士を繋ぐって機能はあるわけだけど……、
そこに呼びつける者と呼びつけられる者を作ってしまうというところがどうしようものない構造的欠陥だよね」
そこに呼びつける者と呼びつけられる者を作ってしまうというところがどうしようものない構造的欠陥だよね」
そんなことを言いながらのたのたとだだっ広い白い絨毯の海を横断し、
「いーちゃんが呼んでくれるなら、僕様ちゃんはいつでも呼びつけられる人間に甘んじていられるけどね~♪」
そんなことを言いながら白い電話機の白い受話器を持ち上げた。
持ち上げた受話器を透き通るような白い腕で支え、青色の彼女は愛する彼の声を期待してそれを小さな耳に当てる。
白い部屋の中に取り戻された僅かな真っ白な静寂。
そして、彼女の耳に届いた声は――
持ち上げた受話器を透き通るような白い腕で支え、青色の彼女は愛する彼の声を期待してそれを小さな耳に当てる。
白い部屋の中に取り戻された僅かな真っ白な静寂。
そして、彼女の耳に届いた声は――
『てめぇ、どれだけ俺を待たせりゃ気が済むんだよ! せっかく――あ、待て! ――――』
――人類最悪のものだった。
最悪だった。なので、
ガチャリと、まるで断頭台の刃のように受話器は電話機に落とされ、白い部屋はまた元通りの沈黙の中に沈むのであった。
【2】
「――あ、待て! 切るんじゃあ………………くそ、切りやがった」
白一色である死線の寝室とは対照的な、ただの暗闇でしかない場所に人類最悪と呼ばれる男の舌打ちが響いた。
響いた舌打ちが透明な空気を渡り終えたところで、今度は深い溜息がやはり真っ暗な床の上を流れてゆく。
響いた舌打ちが透明な空気を渡り終えたところで、今度は深い溜息がやはり真っ暗な床の上を流れてゆく。
「ふん。無言で切ったか。
さて、相手側が無言であった場合でも無言電話ってのは成立するものかね。まぁ、どちらでもいいことだが……」
さて、相手側が無言であった場合でも無言電話ってのは成立するものかね。まぁ、どちらでもいいことだが……」
また小さく溜息をつくと、狐面の男は目の前に並ぶモニターとして働く箱の、その中でも一際白く輝くひとつへと視線を移した。
その中には、今しがた手の中の携帯電話を使って電話をかけた死線の寝室とそこに滞在する玖渚友との姿が映っている。
滞在――いやそれは停滞と言ってもよく、それよりかはむしろ停止と言うべきような代物であった。
流れ始めた物語の中において不動。縁も機会も拒絶した姿。故に、彼はひとつの手を打っていたのだが――。
その中には、今しがた手の中の携帯電話を使って電話をかけた死線の寝室とそこに滞在する玖渚友との姿が映っている。
滞在――いやそれは停滞と言ってもよく、それよりかはむしろ停止と言うべきような代物であった。
流れ始めた物語の中において不動。縁も機会も拒絶した姿。故に、彼はひとつの手を打っていたのだが――。
「わかっていたことだが、やはりどうやっても俺からでは”《物語》に干渉することはできない”か」
自戒のように呟くと狐面の男は視線を横へとズラして行き、そして今度は彼が干渉を試みたとある人物の映る箱を見た。
そこには死線が眠る摩天楼の足元でホバーヴィーグルに乗り込む集団の姿が映っている。
そのグループの中心。巨大な乗物の運転席に座っている男の名前はクルツ・ウェーバーという。
そこには死線が眠る摩天楼の足元でホバーヴィーグルに乗り込む集団の姿が映っている。
そのグループの中心。巨大な乗物の運転席に座っている男の名前はクルツ・ウェーバーという。
「ふん。『摩天楼に行け』か。確かに貴様はその通りに摩天楼へと向かったが――」
モニターの中の彼に送られた不可解なメッセージはやはり狐面の男ことこの人類最悪の仕業であった。
何故、そのようなことをしたかというと、その理由は簡単明瞭。ただ、あの停止している少女の時を動かそうとしたに他ならない。
何故、そのようなことをしたかというと、その理由は簡単明瞭。ただ、あの停止している少女の時を動かそうとしたに他ならない。
「どう解釈しているのか知らんが……いや、考えることにすら意味がないか。
所詮、俺のすること。手駒でもない人間を使い物語を動かそうと考えるのが無理無謀というものだ」
所詮、俺のすること。手駒でもない人間を使い物語を動かそうと考えるのが無理無謀というものだ」
ささやかな期待はあったが、それは彼が摩天楼の中から出てきてしまったことであえなく打ち砕かれてしまった。
摩天楼まで足を運んだ彼は足元から頂上へと順に捜索の手を伸ばしていたが、それが死線の寝室にまで届くことはなかった。
なので、死線の蒼とこの物語にひと波乱を吹き込むであろう”アレ”は依然変わりなく物語から乖離したままである。
摩天楼まで足を運んだ彼は足元から頂上へと順に捜索の手を伸ばしていたが、それが死線の寝室にまで届くことはなかった。
なので、死線の蒼とこの物語にひと波乱を吹き込むであろう”アレ”は依然変わりなく物語から乖離したままである。
狐面の男としては、あれだけ摩天楼に人を集めたのだから誰か一人ぐらいはあれを連れ出すだろうと期待していたのだが、
しかし結局。判明したのは今はそういう《運命》がそこには存在しないらしいということだけであった。
やはり、停止したアレを再び物語の上で走らせるなどということは”彼”にしか成しえないのかもしれない。
しかし結局。判明したのは今はそういう《運命》がそこには存在しないらしいということだけであった。
やはり、停止したアレを再び物語の上で走らせるなどということは”彼”にしか成しえないのかもしれない。
「ふん。『三度目の正直』。か」
一方通行なメッセージは空振りに終わり、禁じ手とも言える直接交流もあえなく断絶。
ふたつの失敗を重ねた狐面の男はあっさりとそれらの失敗を切り捨てると同時に、諦め悪く更にひとつの手を打っていた。
それはこれまでのものに比べると些かリスクが大きいものであったが、それに見合うだけの期待も感じられるものだ。
ふたつの失敗を重ねた狐面の男はあっさりとそれらの失敗を切り捨てると同時に、諦め悪く更にひとつの手を打っていた。
それはこれまでのものに比べると些かリスクが大きいものであったが、それに見合うだけの期待も感じられるものだ。
あいつがまた別の誰かのジェイルオルタナティブに成りえるように。と、
クルツにメッセージ受信機を持たせたのと同じく、携帯電話を持たせた坂井悠二を箱の中に見ながら狐面の男は言う。
彼には手元の携帯電話から死線の寝室の電話番号を記したメールを送っていた。
クルツにメッセージ受信機を持たせたのと同じく、携帯電話を持たせた坂井悠二を箱の中に見ながら狐面の男は言う。
彼には手元の携帯電話から死線の寝室の電話番号を記したメールを送っていた。
受信しかできないものと違い、携帯電話は当たり前のことだが送受信可能な代物である。
故に、勿論それに関しては手を打ってはいるものの、逆探知されてしまうかもしれないというリスクを孕むことになる。
しかし、だからこそメールを受け取ったあちら側が強く喰いつくのではいかという期待が持てた。
故に、勿論それに関しては手を打ってはいるものの、逆探知されてしまうかもしれないというリスクを孕むことになる。
しかし、だからこそメールを受け取ったあちら側が強く喰いつくのではいかという期待が持てた。
更には、相手側の都合を考慮したこともあるが、メールはある程度の”時間差”でむこうに届くよう細工されている。
情報が伝達しきる間に”滞空時間”を設けることで、物語に介入しえない自身からそれを少しでも遠ざけようという魂胆だ。
それはコントロールを失うことも同時に意味するが、狐面の男はその点に関してはなんら頓着していない。
情報が伝達しきる間に”滞空時間”を設けることで、物語に介入しえない自身からそれを少しでも遠ざけようという魂胆だ。
それはコントロールを失うことも同時に意味するが、狐面の男はその点に関してはなんら頓着していない。
なぜならば、
彼はただ単純にこの《物語》の《結末》を見届けたいだけなのだから、その結果を選ぶ気などは更々ないのであった。
故に、彼は停止した死線が物語に参加することだけを期待し、物語の外側から僅かな干渉を加えるのみなのである。
彼はただ単純にこの《物語》の《結末》を見届けたいだけなのだから、その結果を選ぶ気などは更々ないのであった。
故に、彼は停止した死線が物語に参加することだけを期待し、物語の外側から僅かな干渉を加えるのみなのである。
「さてと、時間か……」
携帯電話を着物の袖に仕舞うと、狐面の男は億劫な感じで積み上げられた箱の前へと立ち向かった。
時計を見れば、もう少しで正午ちょうどという時間で、つまりは2回目の放送の時間である。
時計を見れば、もう少しで正午ちょうどという時間で、つまりは2回目の放送の時間である。
「今更だが、3日間の間、6時間毎に放送をしなくてはならないというのは気が滅入る話だな。
俺は一体いつ休めばいいのか――まぁいい。この放送でそれとなくあいつらにも休憩を進めておくか。
物語を見逃す以上、俺が寝ている間は物語が大きく進行しないのが好ましいしな」
俺は一体いつ休めばいいのか――まぁいい。この放送でそれとなくあいつらにも休憩を進めておくか。
物語を見逃す以上、俺が寝ている間は物語が大きく進行しないのが好ましいしな」
60の箱の上に視線を走らせ、狐面の男は今回名前を呼び上げるべき脱落者を確認する。
そして、
そして、
「よぉ、予定通りの放送の時間だぜ。――――」
物語の登場人物達へと語りかけ始めた。
【3】
零崎人識。
放送の中で一番最後に呼ばれた脱落者の名前を聞いて、玖渚友はそれだけにぴくりと反応した。
放送の中で一番最後に呼ばれた脱落者の名前を聞いて、玖渚友はそれだけにぴくりと反応した。
「この世界は魑魅魍魎の百鬼夜行だね。怖い怖い」
理論も理屈も存在しない殺意だけで死に向かう暴力の世界の住人。
そんな殺し名の中でも序列第3位でありながら最悪と評される《零崎一族》。
更にはその中でも極まりに極まり最先端とも言える零崎の申し子――零崎人識。
それの名前が当たり前のようにこの物語に存在し、また当たり前のように読み上げられた。
そんな殺し名の中でも序列第3位でありながら最悪と評される《零崎一族》。
更にはその中でも極まりに極まり最先端とも言える零崎の申し子――零崎人識。
それの名前が当たり前のようにこの物語に存在し、また当たり前のように読み上げられた。
まさに、恐怖だろう。視線の蒼と呼ばれる少女はあまりにも弱く、脆いのだから。
「いーちゃんは今頃何をしているんだろうなぁ。また誰か女の子と一緒なのかな。
その子に興味を持って、その子に同情して、その子に自己投影して、その子に親愛を感じて、その子と一緒にいるのかな」
その子に興味を持って、その子に同情して、その子に自己投影して、その子に親愛を感じて、その子と一緒にいるのかな」
しかし、そんな恐怖はどこまでいっても些細なことでしかなかった。
「まぁ、いんだけれども。いーちゃんが”私”のものであるのならば」
地獄とも言い切ってかまわないような物語の渦中ではあったが、地獄なんてものはそれこそいつものことでしかなくて、
そしてふたりがいるのならば、それ以外は取るに足らないことなのだから。
そしてふたりがいるのならば、それ以外は取るに足らないことなのだから。
「そうでなくなったら、もう世界を壊しちゃえばいいしね。ふふ♪」
部屋の片隅に放置されたスーツケースをちらりと確認し、死線の蒼はにっこりと、まるで天使のように微笑んだ。
【E-5/摩天楼東棟・最上階(超高級マンション)/1日目・日中】
【玖渚友@戯言シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック、基本支給品、五号@キノの旅
[思考・状況]
基本:いーちゃんらぶ♪ はやくおうちに帰りたいんだよ。
1:いーちゃんが来るまで……どうしよう?
[備考]
※登場時期は「ネコソギラジカル(下) 第二十三幕――物語の終わり」より後。
※第一回放送を聞き逃しました。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック、基本支給品、五号@キノの旅
[思考・状況]
基本:いーちゃんらぶ♪ はやくおうちに帰りたいんだよ。
1:いーちゃんが来るまで……どうしよう?
[備考]
※登場時期は「ネコソギラジカル(下) 第二十三幕――物語の終わり」より後。
※第一回放送を聞き逃しました。
【第一問】
問 以下の問いに答えなさい。
『人類最悪の放送はどこから聞こえてきた?』
『人類最悪の放送はどこから聞こえてきた?』
■玖渚友の答え
これってなぞなぞとかひっかけ問題じゃないよね?
んーと、”聞こえてきた”という以上、これは音波であることは確実決定の揺るぎようのないことだよね。
まぁ、魔法とか超能力って言われちゃうと門外漢な僕様ちゃんにはお手上げのぷっぷーだけど、
その可能性は除外した上で考えてみるとしようかな。所詮、頭の体操。起き抜けの戯言でしかないし。
まぁ、魔法とか超能力って言われちゃうと門外漢な僕様ちゃんにはお手上げのぷっぷーだけど、
その可能性は除外した上で考えてみるとしようかな。所詮、頭の体操。起き抜けの戯言でしかないし。
さて、あの声がこの世界の中にいる登場人物に対し等しく伝わっていると仮定して、
真っ先に挙がってくる可能性としては大きな音をここら一帯に流しているというものなんだけど、これは×。
すぐに考えればわかるけど、地面の起伏や壁の有無、その素材の構成は音を容易く変質させてしまうからね。
屋内屋外場所事情問わず等しく伝えるって条件をクリアするのは不可能に等しいので、これは無し。
真っ先に挙がってくる可能性としては大きな音をここら一帯に流しているというものなんだけど、これは×。
すぐに考えればわかるけど、地面の起伏や壁の有無、その素材の構成は音を容易く変質させてしまうからね。
屋内屋外場所事情問わず等しく伝えるって条件をクリアするのは不可能に等しいので、これは無し。
音源を増やすことでカヴァーはできるけど、これも手間や状況対応力を考えると考えづらいね。
そもそもとして、僕様ちゃんがこの部屋の中にいて、どこからともなく聞こえてきたと感じているんだから、
こういった周囲に音源があると考える説はのきなみNGになっちゃうんだけれども。
そもそもとして、僕様ちゃんがこの部屋の中にいて、どこからともなく聞こえてきたと感じているんだから、
こういった周囲に音源があると考える説はのきなみNGになっちゃうんだけれども。
で。現実的な線としては、音に指向性を持たせて僕様ちゃんを代表とする登場人物に直接ぶつけているという説。
向こう側がこちらの居場所を常に把握しているというのなら、どこからかこちらに向かって指向性音波を発射するのが
一番スマートな方法論だと思う。
向こう側がこちらの居場所を常に把握しているというのなら、どこからかこちらに向かって指向性音波を発射するのが
一番スマートな方法論だと思う。
その場合でもやっぱり屋内屋外以下省略というのが問題になるのだけども、
ピンポイントならば音波の指向性(ベクトル)さえ操作できれば問題は解決できるかな。
船の中で伝令管を通して声が届くように、光ファイバーの中を光が通り抜けて届くようなことをしてみせればいいだけ。
ピンポイントならば音波の指向性(ベクトル)さえ操作できれば問題は解決できるかな。
船の中で伝令管を通して声が届くように、光ファイバーの中を光が通り抜けて届くようなことをしてみせればいいだけ。
もっとも、気温湿度風量材質構造その他複合する状況にあわせてそれを実行するなんて
それこそとんでもない演算能力――スーパーコンピュータに匹敵するようなそれがないと実現はできだろうけど。
それこそとんでもない演算能力――スーパーコンピュータに匹敵するようなそれがないと実現はできだろうけど。
ともかくとして、結論は―― 不明 だね。
まぁ、今のところはこうとしか答えようがないよ。ケースが閉じられてないし、可能性だけなら無限だもの。
■人類最悪のコメント
ふん。『不明だね』。なるほど、俺もその意見には賛成だ。なんてたって俺自身が明確な解答を持っていないのだから。
前:問答無用のリユニオン | 玖渚友 | 次: |
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