初出 | 少年KING 1983年7-11号、少年KING 1983年12-16号 |
単行本 | ヒットコミックス 16巻,17巻 |
スコラコミックスペシャル 9巻,10巻 | |
ビブロスコミック文庫 11巻,12巻 | |
KING LEGEND 16巻,17巻 |
設定年代と主な舞台
主な登場人物
- ロック
- アデル
- アルマ
- エロイーズ・オーリック
- オベル
- ジュディス・エンディ
- セテ
- ソイ
- テオ・ファビ
- トレス
- タガ大佐 - 正体はナガト
- マルグリッド・ミズカ
- レティシア
- ロザンナ
- ロドルフ・オーリック
超能力
ギミック
あらすじ
PART1
銀河帝国の安定のため、帝国のセテ皇子とマイノック公国の姫レティシアとの政略結婚が計画される。
惑星スタルカに現れたレティシアの襲撃犯をテオは通りすがりに撃退する。一目惚れしたレティシアは部下を使ってテオを捜し当て、ガードとして側に置く。
惑星スタルカに現れたレティシアの襲撃犯をテオは通りすがりに撃退する。一目惚れしたレティシアは部下を使ってテオを捜し当て、ガードとして側に置く。
ロックのクローンエスパーたちはそれぞれの生活を送っていた。
密やかに暮らしていたアデルはエスパー特有の荒事に巻き込まれて住処を去るが、放浪の間に謎の衰弱死を遂げる。
ソイとロザンナの二人はエスパー・コントローラーの再現を企む小悪党に対処するが、ロザンナが突然衰弱し始めたために、かつてのクローン製造施設の情報を保存しているはずの帝国首都ファーゴへと向かう。
そしてエスパー・コントローラーの手がかりを別の方面から得はじめたマルグリッド・ミズカ総督に対し、父ロックを探す本物のテオが接触する。彼も間もなく急速に衰弱したため、ミズカは治療ポッドでテオを眠らせて首都ファーゴに送る。
密やかに暮らしていたアデルはエスパー特有の荒事に巻き込まれて住処を去るが、放浪の間に謎の衰弱死を遂げる。
ソイとロザンナの二人はエスパー・コントローラーの再現を企む小悪党に対処するが、ロザンナが突然衰弱し始めたために、かつてのクローン製造施設の情報を保存しているはずの帝国首都ファーゴへと向かう。
そしてエスパー・コントローラーの手がかりを別の方面から得はじめたマルグリッド・ミズカ総督に対し、父ロックを探す本物のテオが接触する。彼も間もなく急速に衰弱したため、ミズカは治療ポッドでテオを眠らせて首都ファーゴに送る。
物語はファーゴに移る。
ナガトの妻にして皇帝アルマの母エロイーズ・オーリックは、先妻の娘で能力の高いトレス皇女を疎み、帝国をオーリック家のものにしようとしていた。
エロイーズの弟ロドルフはより穏健でトレスの味方であるかのように振る舞っていたが、ミズカから奪ったデータでより進歩したエスパー・コントローラーを作り上げる。
アルマとセテ、そしてテオを操り、トレスのマトリクスを貼り付けたテオを次の皇帝に仕立てようとするロドルフ。暗殺されかかるトレスを救いロドルフを倒したのは、テオ(ロック)と彼に老衰を治療されたロザンナであった。
エスパー・コントローラーの影響が人格まで残ってしまったアルマとセテを冬眠装置に入れたトレスたちは、密かにアルマの代役をロザンナに務めさせ、セテの代役として「テオ」(ロック)がレティシアと結婚する。
ナガトの妻にして皇帝アルマの母エロイーズ・オーリックは、先妻の娘で能力の高いトレス皇女を疎み、帝国をオーリック家のものにしようとしていた。
エロイーズの弟ロドルフはより穏健でトレスの味方であるかのように振る舞っていたが、ミズカから奪ったデータでより進歩したエスパー・コントローラーを作り上げる。
アルマとセテ、そしてテオを操り、トレスのマトリクスを貼り付けたテオを次の皇帝に仕立てようとするロドルフ。暗殺されかかるトレスを救いロドルフを倒したのは、テオ(ロック)と彼に老衰を治療されたロザンナであった。
エスパー・コントローラーの影響が人格まで残ってしまったアルマとセテを冬眠装置に入れたトレスたちは、密かにアルマの代役をロザンナに務めさせ、セテの代役として「テオ」(ロック)がレティシアと結婚する。
PART2
妻のレティシア姫とともに、マイノック領の惑星フレンに訪れたセテ皇子(ロック)だが、マイノックの解放を主張するエスパー・オベル元大佐に襲われレティシアがさらわれてしまう。態勢を立て直すためにマイノックに戻ろうとする中で宇宙船は爆破され、セテは行方不明となる。
オベルのかつての同僚で、彼に恨みをもつ諜報員ジュディスの活躍でレティシアは奪還されたかに見えたが、それは偽者のレティシアだった。隙を突かれたマイノック公は瀕死の重傷を負う。
引き続きオベルの基地を急襲するジュディスの前に、オベルの操る超人ロックのクローンが現れる。殺されかかったところでジュディスは意識を失い、目覚めた時には「テオ」(ロック)に命を救われていた。
オベルのかつての同僚で、彼に恨みをもつ諜報員ジュディスの活躍でレティシアは奪還されたかに見えたが、それは偽者のレティシアだった。隙を突かれたマイノック公は瀕死の重傷を負う。
引き続きオベルの基地を急襲するジュディスの前に、オベルの操る超人ロックのクローンが現れる。殺されかかったところでジュディスは意識を失い、目覚めた時には「テオ」(ロック)に命を救われていた。
追撃のエスパー部隊を殺し、勢いに乗ったオベルは惑星マイノックを目指す。
ロックもテオと合流してマイノックへ向かうが、一足遅くマイノック公は殺され、惑星の主要施設は制圧されてしまった。
手の内のレティシアを擁立すべく彼女に会うロベルだが、テオがレティシアに成り代わっていたことでESP戦になる。戦いの中で衰弱し始め、ロベルの人相はナガト皇帝のものに変わってゆく。ロベルはロックのクローン(と思っているが、途中から本物に成り代わっていた)を割り込ませ逃げおおせる。
マイノックの荒野に人知れず降り立ったロベルは、マイノック軍人のタガ大佐をテレパシーで呼び出し、延命措置を受ける。すかさずロックとテオが、タガの封印された記憶を呼び戻そうと現れる。タガはナガトなのだとロックは言う。
ロック達とタガの戦闘に乗じてオベルは再び逃亡するも、復讐に怒るジュディスの追撃に遭う。ESPを酷使したオベルはとどめを刺されることなく老衰で死に至った。
ロックもテオと合流してマイノックへ向かうが、一足遅くマイノック公は殺され、惑星の主要施設は制圧されてしまった。
手の内のレティシアを擁立すべく彼女に会うロベルだが、テオがレティシアに成り代わっていたことでESP戦になる。戦いの中で衰弱し始め、ロベルの人相はナガト皇帝のものに変わってゆく。ロベルはロックのクローン(と思っているが、途中から本物に成り代わっていた)を割り込ませ逃げおおせる。
マイノックの荒野に人知れず降り立ったロベルは、マイノック軍人のタガ大佐をテレパシーで呼び出し、延命措置を受ける。すかさずロックとテオが、タガの封印された記憶を呼び戻そうと現れる。タガはナガトなのだとロックは言う。
ロック達とタガの戦闘に乗じてオベルは再び逃亡するも、復讐に怒るジュディスの追撃に遭う。ESPを酷使したオベルはとどめを刺されることなく老衰で死に至った。
クローンエスパーの寿命は30年程度しかない。ナガトのクローンとして生まれたオベルは、創造主に反旗を翻し、ナガトをタガ大佐として操りながら宇宙をわが手に握ろうとしていた。彼の権力欲もナガトに植え付けられた「統治せよ」というプログラムによるものかもしれなかった。