〈毒使い〉

「〈毒使い〉」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

〈毒使い〉 - (2020/10/12 (月) 16:58:23) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

名称:〈毒使い〉 大分類:生産系 *■解説 〈毒使い〉は文字通り、毒の知識とその扱いに長けた、毒物の専門家とも言うべき[[サブ職業>>サブ職業]]である。 [[〈大地人〉>>〈大地人〉]]には、この職業を保有している者は多くない。ある種の狩人が保有している以外、一般の市民、村人がこの職業を選択し、あまつさえ高レベルの技量を得ていることはまずないと言ってよいだろう。〈毒使い〉が多いのは、街の暗部で流通される毒物の販売に携わる精製師や密偵、金で殺しを請け負う殺し屋、貴族付きの薬師といった、世の影で活躍する者らの業界だ。一流の〈毒使い〉は表立った名声を得ることはないが、一生金に困ることはないだろうが、その一生が長く、安息に満ちたものになる保証もまたない。毒を提供した貴族に口封じをされ、自らが作り出した毒で殺された〈毒使い〉の話は枚挙に暇がない。  こうした危険や疑惑、陰謀と隣あわせの職業であるからこそ、〈毒使い〉は連帯感も強い。特定の雇用主を持たない〈毒使い〉は、その多くが[[〈調剤師〉>>〈調剤師〉]]や[[〈薬師〉>>〈薬師〉]]で構成される職能ギルドに所属する。毒と薬は表裏一体であり、身を隠すにはもってこいの場なのである。こうしたギルドの中において〈毒使い〉たちの派閥は[[〈銀杯派〉>>大地人(組織)#銀杯派]]と呼ばれ、レシピや依頼主の情報交換などを通じた互助関係を形成している。  その性質上〈銀杯派〉は特殊な素材に関する知識が豊富であり、〈調剤師〉や〈薬師〉たちが情報を得るために交流を持つこともある。〈銀杯派〉の〈毒使い〉の多くは、様々な素材から呪薬と呼ばれる特殊な劇薬を作成する特技《ディスペンスポイズン》を取得しており、彼らの研究室には呪薬の素材となる怪しげで危険な素材が溜め込まれている。だが、そうした素材の中には解毒薬や予防薬として活用できるものもまた数多くあるのだ。 [[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]たちがこのサブ職業を獲得するには、各地にいる〈銀杯派〉の顔役を見つけ出し、派閥への入門試験を受ければよい。様々な原料の収集や、呪薬の分析、実践的な毒を使用したエネミー討伐などを経て、〈銀杯派〉は〈冒険者〉を〈毒使い〉として認めるのだ。 [[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]がゲームであった頃、呪薬のメリットは、[[メイン職業>>クラスシステム]]の特技には無い攻撃手段を得たり、状態異常を与えることができる点であった。そのため、攻撃力の低さを補う、状態異常系ビルドをさらに強化するなどの用途で様々に活用されていた。中でも《デッドリーポイズン》などの毒に関連した特技を持つ[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]と〈毒使い〉の組み合わせには定評があった。また、呪薬の命中率やダメージがアイテム性能依存で〈冒険者〉の能力とは無関係なことを利用し、攻撃力や装備の貧弱なパーティが大量の呪薬を持ち込んで格上の敵を毒殺する、といった戦術が編み出されたりもした。 [[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後、メニュー外作成による新[[アイテム>>アイテムについて]]の発明が可能となったが、それは〈毒使い〉においても例外ではなく、今まで存在しなかった新たな毒を開発可能なことが判明している。これを危険視した[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]は、危険な毒物の開発を規制するとともに、[[〈ロデリック商会〉>>生産系ギルド#ロデリック商会]]を中心に高レベルの〈毒使い〉や〈調剤師〉を招集した研究チームを発足、新種の毒物の早期発見や解毒薬の開発を行なっている。  様々な可能性を秘めた静かな力。それが、〈毒使い〉である。 ---- #tag_cloud(sort=num)
名称:〈毒使い〉 大分類:生産系 *■解説 〈毒使い〉は文字通り、毒の知識とその扱いに長けた、毒物の専門家とも言うべき[[サブ職業>>サブ職業]]である。 [[〈大地人〉>>〈大地人〉]]には、この職業を保有している者は多くない。ある種の狩人が保有している以外、一般の市民、村人がこの職業を選択し、あまつさえ高レベルの技量を得ていることはまずないと言ってよいだろう。〈毒使い〉が多いのは、街の暗部で流通される毒物の販売に携わる精製師や密偵、金で殺しを請け負う殺し屋、貴族付きの薬師といった、世の影で活躍する者らの業界だ。一流の〈毒使い〉は表立った名声を得ることはないが、一生金に困ることはないだろうが、その一生が長く、安息に満ちたものになる保証もまたない。毒を提供した貴族に口封じをされ、自らが作り出した毒で殺された〈毒使い〉の話は枚挙に暇がない。  こうした危険や疑惑、陰謀と隣あわせの職業であるからこそ、〈毒使い〉は連帯感も強い。特定の雇用主を持たない〈毒使い〉は、その多くが[[〈調剤師〉>>〈調剤師〉]]や[[〈薬師〉>>〈薬師〉]]で構成される職能ギルドに所属する。毒と薬は表裏一体であり、身を隠すにはもってこいの場なのである。こうしたギルドの中において〈毒使い〉たちの派閥は[[〈銀杯派〉>>大地人(組織)#銀杯派]]と呼ばれ、レシピや依頼主の情報交換などを通じた互助関係を形成している。  その性質上〈銀杯派〉は特殊な素材に関する知識が豊富であり、〈調剤師〉や〈薬師〉たちが情報を得るために交流を持つこともある。〈銀杯派〉の〈毒使い〉の多くは、様々な素材から呪薬と呼ばれる特殊な劇薬を作成する特技《ディスペンスポイズン》を取得しており、彼らの研究室には呪薬の素材となる怪しげで危険な素材が溜め込まれている。だが、そうした素材の中には解毒薬や予防薬として活用できるものもまた数多くあるのだ。 [[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]たちがこのサブ職業を獲得するには、各地にいる〈銀杯派〉の顔役を見つけ出し、派閥への入門試験を受ければよい。様々な原料の収集や、呪薬の分析、実践的な毒を使用したエネミー討伐などを経て、〈銀杯派〉は〈冒険者〉を〈毒使い〉として認めるのだ。 [[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]がゲームであった頃、呪薬のメリットは、[[メイン職業>>クラスシステム]]の特技には無い攻撃手段を得たり、状態異常を与えることができる点であった。そのため、攻撃力の低さを補う、状態異常系ビルドをさらに強化するなどの用途で様々に活用されていた。中でも《デッドリーポイズン》などの毒に関連した特技を持つ[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]もしくは[[〈森呪遣い〉>>〈森呪遣い〉]]と〈毒使い〉の組み合わせには定評があった。また、呪薬の命中率やダメージがアイテム性能依存で〈冒険者〉の能力とは無関係なことを利用し、攻撃力や装備の貧弱なパーティが大量の呪薬を持ち込んで格上の敵を毒殺する、といった戦術が編み出されたりもした。 [[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後、メニュー外作成による新[[アイテム>>アイテムについて]]の発明が可能となったが、それは〈毒使い〉においても例外ではなく、今まで存在しなかった新たな毒を開発可能なことが判明している。これを危険視した[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]は、危険な毒物の開発を規制するとともに、[[〈ロデリック商会〉>>生産系ギルド#ロデリック商会]]を中心に高レベルの〈毒使い〉や〈調剤師〉を招集した研究チームを発足、新種の毒物の早期発見や解毒薬の開発を行なっている。  様々な可能性を秘めた静かな力。それが、〈毒使い〉である。 ---- #tag_cloud(sort=num)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。