戦闘系ギルド(人物)



・アキバの街


〈D.D.D〉


“狂戦士”クラスティ
声-櫻井孝宏
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈狂戦士〉
〈D.D.D〉のギルドマスター。〈D.D.D〉を率いて〈円卓会議〉11ギルドマスターとなり、対外的には〈円卓会議〉議長をも務めている。
戦闘系ギルドの目的の一つである大規模戦闘では通常の戦闘とは比べものにならないほどの強敵を相手にするために、その前衛のプレッシャーは非常に大きい。周囲からの信頼無くしては勤まらないポジションのために、戦闘系ギルドでは〈守護戦士〉がギルドマスターを務める率が他の事例よりも高いが、彼はその中でも特異なスタイルを持っている。
普段の姿は眼鏡をかけた白皙の美青年だが、二つ名でもありサブ職業でもある〈狂戦士〉が示すとおり、バトルアックスで戦いを楽しむ姿は悪魔のようだと言われる。
長剣+盾という一般的な〈守護戦士〉のスタイルに反して、両手斧による攻撃重視という一風変わった戦闘スタイルで戦う。装備している武器、幻想級両手斧〈鮮血の魔人斧〉《鮮血のデモンアックス》は現在確認されている装備の中でも最大級の威力とHP吸収能力を備えている。
11~12月頃東北へ遠征中、オウウの山中で異常動作を起こした高山三佐の鎌〈カラミティ・ハーツ〉に巻き込まれ鎌と共に行方不明となる。念話が通じないことから、ヤマト以外のサーバーもしくは念話機能が制限されたゾーンに飛ばされた可能性が高い。2月時点でもまだ見つかっていない。(アニメ版では中国サーバーに飛ばされカナミと合流していることが確認された。余談だが同じく飛ばされた高山三佐の腕と思われる包みも持っている。)
口伝〈空を征く瞳〉《ヒュペリオーン・アイ》と〈追憶の断裁〉《ムネモシュネ・タブー》を持つ。
作者曰く名前の由来は、たまたまモニターのところに『ザ・シンプソンズ』のクラスティの人形があったから。
本名は鴻池晴秋(こうのいけはるあき)でイエール大卒。現実世界では一人暮らしで猫を飼っている。義妹がたまに掃除に来る。

高山三佐(たかやまみさ/さんさ)
声-名塚佳織
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈剣聖〉
黒髪ショートの〈狼牙族〉の女性。身長168cm。軍服風の皮装備を愛用、手持ちの武器は軍用両手鎌。
同ギルド所属のリーゼ、現在は脱退した女性〈冒険者〉などとともに〈Drei-Klauen〉《三羽烏》と呼ばれていた、ギルド運営補佐のプロフェッショナル。本人は兵站担当なのだが、ギルド運営補佐としてクラスティの秘書的な活動を担うことが多い。
身長168cmと女性にしては比較的長身で、つやのある黒髪ショートに揃えている。整った容貌なのだが目付きが異常に鋭く威圧感があることと謹厳さを要求する軍人的な言動から、ギルド内(の特に男性メンバー)からは恐れられている。化粧っ気が無く、男勝りな部分が目立つため怖がられている自覚がある。瞳は黒に少し青みが入っていて、褒められると嬉しいお気に入りのポイント。
11~12月頃、「災厄」の名を持つ武器〈カラミティ・ハーツ〉が原因で右腕を欠損し、1ヶ月間ほど活動不能状態となっていた。何故か回復魔法が効かないため右腕は欠損したまま。現在は〈RADIOマーケット〉と〈ロデリック商会〉の共同研究で作られた義手を装着している。
現実世界では保育士であり、実は性格もさほど変わらない。園児たちから圧倒的な尊敬を集める軍曹的なカリスマ保母さんである。
口伝〈伝令神の網〉《ヘルメス・リンク》を持つ。

リーゼ
声-村川梨衣
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈軍師〉
〈Drei-Klauen〉《三羽烏》のひとりにして〈ハーフアルヴ〉のモデル系美女。168cm。レベル92(12月時点)。
引っ込んでいるところは引っ込んでいるが、出ていてもいいところも引っ込んでいる。スラリと長い手足。外国のファッションショーに出てくるようなほっそりモデルさんタイプ。
入団初心者などに大規模戦闘の基本的な戦術や連携を教えるための教導部隊のとりまとめ役を務める。規律正しく生真面目で、記憶力に優れるため教導部隊まとめ役には適任なのだが、その性格からか、同僚の男性にはからかわれたりすることも多い。もちろんからかわれるのも愛情の裏返しで、ギルド内にはファンも多い。クラスティに好意を抱いている。
口伝〈賢者の石版〉《ケイローン・タブレット》を持つ。
現実世界ではお金持ちのお嬢様。高校三年生。表向きは礼儀正しい生徒を演じているが、内面は背伸びして強がりしちゃうお年頃。
web版ではマイハマの会議に同行していたが、書籍版ではその役は高山三佐になっている。
12月の殺人鬼討伐に参加。作戦立案・指揮を務めた。

リチョウ
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職業|〈狂戦士〉
〈D.D.D〉所属の男性〈猫人族〉。ギルドの資材管理部代表。黄と黒のカラーリング+巨体から猫というよりは虎のような見た目の青年。幻想級の格闘武具、〈阿陽の手甲〉がトレードマーク。
戦闘スタイルは、機動力と投げ技、吹き飛ばし技などを活かした、クラウドコントロール型のタンク。彼我の位置取りを操作して敵の力を削ぎ、味方の連携を最大限に活かす戦い方をとる。
ギルドでも古参メンバーの一人で、ゲーム経験も人生経験も豊富な兄貴分的存在。普段は面倒くさそうに若手に仕事を任せるが、いざというときのフォローは欠かさない。酒と辛いものをこよなく愛する男。
昔は自称「ヤマト有数のレイドリーダー」だったが、クラスティと出会い、彼の圧倒的な力量と指揮能力を前にしてその自負は木っ端みじんに砕け散り、一人のレイダーとして彼のギルドへと加わった。
虎だけに、というわけではないが、酒癖は悪い。笑い上戸。吼えるように笑うためにご近所迷惑だと評判がよろしくない。やらかしすぎると、宴の翌朝ギルドホールで正座をして、高山三佐やリーゼのお説教を受ける彼の姿が見られるとかなんとか。
理性喪失と引き換えに自らに高い戦闘能力を付与する口伝、〈月女神の熱狂(アルテミス・フィーバー)〉の習得者であるが、連携が重要なレイドと相性が悪いため、ほとんどその口伝が使われることはない。
〈七つ滝城塞〉の遠征では斥候班の一人。
口伝〈月女神の熱狂〉《アルテミス・フィーバー》を持つ。

ユミカ
〈D.D.D〉所属の女性〈冒険者〉。教導部隊の情報係。

ユズコ
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈見習い徒弟〉《アプレンティス》
〈D.D.D〉所属の女性〈冒険者〉。資材管理部の通信係。ゆったりとしたローブと大きな帽子がトレードマークの童顔少女。レベル91(12月時点)。
敵に合わせて様々な召喚術を使い分け、味方の顔ぶれに合わせて攻撃、回復、盾役をどこでもこなすオールラウンダー。専門家と比べれば見劣りするが、誰とでも柔軟にパーティを組めるのが彼女の長所だ。短期間で著しい上達を見せる成長株として、ギルドでも一目置かれている。
性格もまた戦闘スタイルと同様、誰とでも仲良くなろうとする物怖じしないもの。周囲に対して素直に敬意を示し、協力と教えを請う姿勢から味方は多い。豊富な人脈は、現実と化したこの世界では大きな財産となっているようだ。
特に高山三佐、リーゼ、櫛八玉の三名を先達として慕っており、「三羽烏候補生」などとからかわれることもある。今はまだ冗談めいた呼び名だが、それに見合う実力を得られるよう、彼女は日々精進を続けている。
かっこいいお兄さんと、かわいらしいお兄さんが仲睦まじく過ごす小説や漫画が大好き。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)

ユタ
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈D.D.D〉所属の男性〈冒険者〉。容姿は赤髪にそばかす。腰には2本の刀を提げており、戦闘時は目元に仮面のようなものを装備する。武者鎧に身を包んだ赤毛の青年。子どもっぽいそばかすを気にしており、戦闘中はそれを隠すために仮面型の頭部防具を装備している。
多種多様な刀を〈居合の構え〉によって使い分ける、多刀流の使い手。修理の関係と刀好きのよしみで、〈アメノマ〉の多々良とは親交がある。
根っからのお人よしで、現実世界でも親交のあった教導部隊長リーゼに対し、文句を言いながらも細々と世話を焼いている。集中力はあるが思い詰めやすいリーゼと、歳の割に冷めた視点で物事を眺める彼は、コンビで行動するとバランスがとれるようだ。お祭り好きのメンバーの悪のりをいさめるツッコミ役でもある。
〈大災害〉後は、アキバでも最強の〈武士〉であるソウジロウをライバル視している。機会を見つけては手合せを挑んでいるが、結果は六戦六敗。ライバルの背中は遠い。
ひそかな趣味は裁縫。彼の手縫いのマフラーや手袋、セーターなどは、冷え性の女性陣に重宝がられているようだ。

狐猿
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈追跡者〉
〈D.D.D〉所属の男性〈冒険者〉。ゴザル口調。資材管理部の施設係。威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人でもあり、仲間からはあだ名である「ゴザル」の方で呼ばれることが多い。
小柄のずんぐり体型を隠密重視の地味な装備で固めた、太眉がトレードマークの青年。
戦闘スタイルは、神出鬼没に隠密を駆使して敵を翻弄する一撃離脱型のダメージディーラー。体型に似合わぬ俊敏な動きで戦場を忍者めいて縦横無尽に駆け抜ける。
頑張るおにゃのこ大好き、気怠いのも至高、いやまてどっちにもなれない普通っぽさもまた尊い……と、あらゆる女性の属性をストライクと言い切る節操ナシで、〈D.D.D〉お祭り好きダメ人間軍団の代表格。ゴザル口調のロールがトレードマーク。非モテ系デキる男業界の師匠としてカラシンを密かに尊敬しつつ、ああはならぬよう日々(無駄な)努力をしている。
同じギルドのユタは、親友であり、おもちゃであり、他山の石であり、尊敬も心配もしている、複雑な相手。
バトルスタイルやロールプレイのコンセプトが似ていることから、「殺人鬼事件」で稽古をつけた相手である、アカツキのことも気にかけているようだ。

クーゲル
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈D.D.D〉所属の男性〈法儀族〉。
〈七つ滝城塞〉の遠征では斥候班の一人。〈七つ滝城塞〉の遠征では斥候班の一人。威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人でもあり、仲間からはあだ名である「中二(厨二)」の方で呼ばれることが多い。
針金のように細い手足の、線の細い銀髪の美青年。
戦闘能力は高く、苦境に立たされても友や無辜の民を見捨てない、〈冒険者〉の鑑ともいえる男だが、どこまでも詩的な独特のセンスに基づく言い回し、すなわち中二病的言動が玉に瑕だ。「口を閉じれば神秘的なイケメンなのに……」と評されること数知れず。
打たれ弱い〈妖術師〉でありながら、HPが低いほどに威力を増す、〈ペイン系〉という特殊な攻撃魔法を好み、敢えてその威力を上げるために毒を飲んだり、敢えて避けられる攻撃を受けたりといった、前のめりな戦法を得意とする。〈大災害〉後、このスタイルを貫く者はまれだ。理由は単純。ダメージ受けると実際に痛みを伴うようになったからである。
ちなみに、彼はたまに噂されるドM説を否定している。この系統の魔法を使うのは、血を吐きながら魔力を振り絞るのが美しいから、らしい。
美にこだわるわりに抜けているところがあり、「なんかかっこいいキャラネームはないか」と友人に相談して、冗談でつけられた「クーゲルシュライバー(ドイツ語でボールペンのこと)」の響きに魅せられ、語源を知らずに自キャラに命名してしまうほど。また、いじり耐性が低く、名前についてからかわれると思わず素の口調で反論してしまうこともある。
耽美系ゴシックバンドめいた独特のファッションセンスを好む。最近のお気に入りは変人窟の服飾ギルド〈魔装院ヴティクリウム鳳凰〉の”紅昏(かわたれ)のアヌンナキに祈る愚者”シリーズと、”蒼空破却(ブルースカイ・カタストロフィ)”シリーズ。
近頃、美学や芸風が少し似ているのでは、と、〈記録の地平線〉のルンデルハウス=コードを気にしており、友人になれないかと様子を伺っているとかいないとか。

アラクスミ
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈D.D.D〉所属の〈冒険者〉。〈D.D.D〉の威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人。仲間からはあだ名である「MAJIDE」の方で呼ばれることが多い。
エキゾチックな容姿の小柄な美女。薄衣や露出の多い服など、踊り子を思わせる装備を好む。均整がとれた肉体を誇示しているようにも見えるが、〈大災害〉後の今は、単に暑がりなだけという話もある。
戦闘時のスタイルはスピード重視のダガー二刀流で、リキャストタイムをパズルのように組み合わせたコンボの連結は一級品。他職のスキルや戦術にも造詣が深く、PvPの腕は〈D.D.D〉でも上位。
無口で冷静な職人肌の美女戦士だが、プレイヤーは男性。たまに口を開くと、良く響く渋い低音ボイスが見た目とのギャップ全開で炸裂する。特に、驚いたときの口癖「MAJIDE!?」は、あまりのインパクトから、そのまま彼のあだ名になっているほど。〈大災害〉後もなお、自分と違う性の身体のままでいるのには、何か理由があるらしい。
その容貌と声のギャップ、そして実力から、アキバでもそこそこ知られた有名人。美女の姿のまま男性用武器を使いこなしていた、日が沈んだ(一説によれば水をかぶった)とたんに青年の姿に変身したなど、彼に関する怪しい噂は数多い。

セバス・チャン
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈D.D.D〉の威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人。仲間からはあだ名である「俺会議」の方で呼ばれることが多い。
ぴっちりとしたスーツに眼鏡、無精ひげ。紳士のようで紳士でない、でもちょっと紳士っぽい姿の中肉中背な青年。普段装備しているレア装備は、先輩のリチョウから譲りうけたという〈吽陰の小手〉のみ。それ以外はあまり派手な装備は身につけない。装備よりもむしろ消耗品に資金をつぎ込み、戦闘ごとに出し惜しみしないタイプ。
戦闘時のスタイルはスタンダードな回避盾。攻撃やコンボよりも、いかに生き延び続けて敵を引きつけ続けるかという、〈守護戦士〉に近い立ち回りを好む。一芸特化が多い「らいとすたっふ」の中では珍しく、いたってスタンダードな戦いぶりで連携の要となる、縁の下の力持ちタイプ。
「俺の脳内会議には百人分の議席がある」と豪語し、脳内議員の合議制で最適の行動を判断して行動するという(自称)。結果として常識的な行動をとることが多いが、「俺会議的には問題なし」などの言動から、結果として周りからは変人扱いされる。普段は軽口ばかりだが、根っこは真面目でちょっと繊細な勤め人。

小豆子
|メイン職業|〈付与術士〉《エンチャンター》
〈D.D.D〉に所属する腕利きのレイダー。シルクハットに燕尾服を洒脱に着こなす、〈狼牙族〉の男装の麗人。レベル91(12月時点)。レイネシアの部屋のお茶会に訪れる〈冒険者〉の一人。〈大災害〉前から大規模戦闘(レイド)の経験がある。
味方の強化支援に特化したバッファーで、特に瞬間的なDPS支援を得意とする。弱点を短時間しか晒さないような敵を相手にするときなど、一定時間に最大火力を叩きこむ際に、彼女の多重火力強化は真価を発揮するだろう。相棒である〈暗殺者〉飛羽とのコンボ、通称「あずとわスペシャル」は、ギルドの単発最大ダメージ記録を更新したこともある(すぐに、クラスティと高山三佐の連携に記録を破られたが)。
宝塚マニアのロールプレイヤーで、言動は「芝居がかった毒舌紳士」。
年上の女性は支えるべき、年下の女性は守るべき、同年代の女性は共に立つべき、というモットーで、皮肉まじりながら、見定めた相手を主人として盛り立てるという紳士ロールを貫いている。男性は割とどうでもいいが、クラスティの紳士的テクスチャには学ぶところがあり、一定の敬意を持っているという。
同じギルドのセバスとは紳士性の違いにより、天敵であるらしい。
12月の殺人鬼討伐に参加した。

飛羽
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈D.D.D〉に所属する腕利きのレイダー。褐色に日焼けした肌と、鍛え上げられた筋肉がトレードマークの女性。レベル91(12月時点)。
片手で扱える狙撃用スコープ搭載のクロスボウが主武器。麻痺毒、即効毒、腐食毒など、各種の毒を併用しながら、確実に相手のHPと能力を削いでいく立ち回りを得意とする。
がさつな口調から乱暴者と勘違いされがちだが、本人はおおらかで人懐っこい性格の女性。同じギルドの小豆子とは親友同士でコンビでのプレイ歴も長く、息の合った連携を見せる。
〈大災害〉後は、様々な毒を調合、精製してオリジナルの毒薬を作ることに凝っており、試し撃ちをした毒矢が思わぬ効果を発揮して、トラブルを引き起こすこともしばしば。それでも彼女は、懲りずに毒の新たな可能性を模索し続けている。
12月の殺人鬼討伐に参加した。(アニメ版)

ダルタス
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
 テンプルサイドの街〈大災害〉に巻き込まれたプレイヤーの一人で、〈D.D.D〉に所属したばかりの初心者〈守護戦士〉。大規模戦闘系ギルドに所属していることを鼻にかけて中小ギルドや無所属のメンバーを見下していたが、色々あって改心した模様。頭が悪くお調子者ではあるが決して悪人ではなく、〈大災害〉以降にできた仲間を守るための鍛錬を怠らない努力家でもある。
現実世界ではサッカー部に所属する男子高校の二年生で、先輩に褒められるのがとても嬉しいお年頃。
ログ・ホライズン外伝 櫛八玉、がんばる!』(原題:『辺境の街にて』)に登場。


〈黒剣騎士団〉


“黒剣”のアイザック
声-日野聡
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈剣闘士〉《グラディエーター》
〈黒剣騎士団〉の総団長、日本サーバー有数の高レベルプレイヤーにして歴戦の勇者。幾多の大規模戦闘において、常に先陣を駆けてきた生粋のゲーマー。〈円卓会議〉11ギルドマスターの1人となる。
二つ名の“黒剣”は、大規模戦闘「ラダマンテュスの王座」において、世界で最も早く手に入れた幻想級武器〈苦鳴を紡ぐもの〉《ソード・オブ・ペインブラック》に由来する。
性格は明快かつ率直で、大きい態度に荒い口調。強くなることを一番に考えている。といっても、〈EXPポット〉の入手方法に後ろ暗い思いを抱いたり、〈大災害〉直後の状況でPKのような卑劣な行為をしている輩には容赦しない等、自分に正直すぎるだけで悪人ではない。
本名は荒城隆史(あらきたかふみ)。現実世界では大工で、宮城県の建設会社で創業社長を助けている。好きな料理は生姜焼き(生姜強め)と焼き魚とだし巻き卵。好きなバイクメーカーはSUZUKI。好きな女性のタイプは胸・お尻の大きい娘、らしい。

レザリック
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈会計士〉
〈黒剣騎士団〉の所属の男性〈施療神官〉。〈黒剣騎士団〉の倉庫管理人であり、資産帳簿や運営管理面を担っている――という設定なのだが、ガサツで大雑把な人間の多い〈黒剣騎士団〉において「戦闘以外全部」を担当している疑惑の有る苦労人である。身長177cm。
暗色のフードをもつチュニックを用いており、十字軍司祭のような武装をしている。眉間にあるシワで怖く思われがちだが面倒見は良い。
戦闘では支援・回復寄りの構成になっている、縁の下の力持ち的存在。
〈黒剣騎士団〉の実務を一心に背負うスタッフであり、ギルド内部に対する影響力は非常に強い。〈大地人〉による応援組織「BSサポートクラブ」が生まれて少し負担は軽減したようだ。
本人は自分のことを「地味でキャラが薄い」と語っているが、それはイケイケな〈黒剣騎士団〉の中ではということであって、実はそうでもないことに気がついていない。マイハマのメイドと一緒になってアイザックをからかっていたりすることから、度胸や図太さという意味では同ギルドのなかでも有数の持ち主だと考えられている。
あまりにも面倒見が良いので、ギルド内部では、「あいつがサブマスでいいんじゃないかな」「いや、アイザックとギルマスを交代してもいいんじゃないかな?」というコメントが絶えない。
8月の初心者プレイヤー強化合宿に引率メンバーとして同行した。

ドン・マスディ
〈黒剣騎士団〉の副総長。

フリード
 〈黒剣騎士団〉の特攻隊長を務める〈狼牙族〉の〈守護戦士〉。〈調教師〉の派生上級職の〈竜使い〉という珍しいサブ職業の持ち主。その能力で得た愛騎の角竜セントロサウルス(「旭光号」と命名)に騎乗し、長大な槍を手に突撃し戦場を蹂躙する戦いぶりから「黒剣の雷神」の異名を持つ。〈黒剣騎士団〉入団前からコンビを組んでいた相棒のパウルスとともに黒剣の風神雷神コンビとして知られる存在。
 口数少なく、態度もぶっきらぼうで、ドスのきいた低い声にヤンキーめいた喋り口調から粗暴で怖い印象を受ける。一見他者や物事に無関心な人物にも見えるが、仲間意識は強く、案外と後輩の面倒見も良いため、団員からは慕われている。というか陰でツンデレ呼ばわりされていたりもする。
 ウッドストックが〈黒剣騎士団〉に所属していた時代には、同じ竜使いとして交流を持っていたが、強さを追い求めるスタイルである彼はウッドストックの思想には賛同せず、後に袂を分かつこととなった。その際に、ウッドストックや彼に賛同したメンバーが辞めていくのを特に引き止めなかったばかりか、「オレたち黒剣にハンパなヤツはいらねぇ、軟弱者はさっさと辞めちまえ」と積極的に追い出しにかかっていたので、二人の仲は完全に決裂したと見られている。しかし、実はその後も戦力的についていけなくなった団員をウッドストックの〈グランデール〉に斡旋して世話するなど、密かに交流を持っていた。思想の違いこそあったものの、団や団員を想う気持ちにおいては二人の思惑は一致していたようである。

パウルス
 〈黒剣騎士団〉の遊撃隊長を務める〈狼牙族〉の〈暗殺者〉。サブ職業はアイザックと同じ〈剣闘士〉で、〈黒剣騎士団〉への入団経緯も〈闘技場〉でのPvPを通じてアイザックと意気投合したことがきっかけである。長剣と弓矢の双方を状況に応じて使い分ける遠近両用の戦闘スタイルで、戦場を縦横無尽に駆け巡り敵を殲滅する戦いぶりから「黒剣の風神」の異名を持つ。〈黒剣騎士団〉入団前からコンビを組んでいた相棒のフリードとともに黒剣の風神雷神コンビとして知られる存在。
 一見温厚で社交的で人当たりが良い人物に見える。口調も柔らかく、相手のことは「アイザックくん」「レザリックくん」などとくん付けで呼ぶ。コワモテの荒くれ男ばかりの〈黒剣騎士団〉の中では異例の紳士に見えるが、根は脳筋の戦闘民族であり、キレると人格が変わるタイプ。喧嘩の仲裁を頼まれて割って入ったはいいが真っ先に彼がキレて両方を叩きのめしたなどの逸話も事欠かず、パッと見の印象とは異なりレザリックの胃痛の種となる問題児の一人。
 黒剣メンバーとしては珍しく外部交流に積極的で、黒剣のレイドが無い日は〈闘技場〉に出向いてPvPを楽しんだり、野良募集のレイドに参加したりしており、顔が広い。時折出向いた先で気に入った人物をスカウトしてくることもあるのだが、彼が好む人物はキリンちゃんなど一風変わった人物が多く、彼が率いる遊撃チームは荒くれヤンキー集団〈黒剣騎士団〉の中で一際異彩を放っている。

キリンちゃん
〈黒剣騎士団〉に所属するエリート〈召喚術士〉。〈黒剣騎士団〉の遊撃隊長補佐。
キリンの頭部に似た被り物を常につけており一見お笑いキャラに見える少女だが、その実態は高度な戦闘能力を活かして高速なお笑いを繰り出す機動芸人。
口癖は「キリンは時速60kmで走れるんだよ!?」。寸胴少女体型と足の短さを指摘すると、キレてキリンの頭部で頭突きを繰り出してくる。

ユーミル
〈黒剣騎士団〉の特別攻撃手。

亜倶弐
 〈黒剣騎士団〉において特別遊撃手を務める女性〈妖術師〉。野趣あふれる赤毛のショートヘアに勝気な表情が勇ましさを感じさせる、野生の虎のような美女。
 アグニの名はインド神話の火天からとったもので、その特技構成も名前に違わぬ火炎属性に特化した魔道砲台型になっている。「バトルは火力が命」という信条のもと、〈秘伝級〉まで育てた特技は全て火炎属性の攻撃魔法、およびそのブースト特技で占められており、戦闘となれば属性魔法の威力を上げる霊符を惜しげもなく消費しながら、高火力の魔法を連続で叩き込む。常に火力を上げることのみを考えるその姿勢に、ギルド内では「火術脳」「魔法系ゴリラ」などのあだ名がとひそかに定着している。
 火炎以外の属性をすっぱり切り捨てているため汎用性は低く、敵モンスターの属性耐性によって戦力評価が極端に変わってしまうのが玉に瑕だが、相性のよい敵相手には無類の強さを発揮する(なお、おいたをしたギルメンをシメる際にもこれらの火炎魔法が活用されている)。
 一人称は「あたし」。さっぱりした鉄火肌で周囲からは「姉御」と呼ばれている。黒剣騎士団では数少ない女性団員だが気配りや細やかさとは無縁で、周囲の男性団員からも漢として認識されている。その事を誇らしく思う反面、乙女心はそれなりに傷ついており、女性らしさの欠如を茶化された時などは得意の火炎魔法による制裁が炸裂することになる。それ以外にも「部屋にあるぬいぐるみには全部名前がついている」「学生時代には乙女ゲーにハマっていた」などの(主に酒の席でうっかり自白した)あれこれで茶化されては制裁を加え、その後レザリックに叱られる、というのが黒剣のギルドホールでの日常風景のひとつとなっている。
 戦闘時の汎用性の低さについては本人も自覚しており、〈エルダー・テイル〉ならまだしも、この〈セルデシア〉で生きていく上でも個人的なこだわりを押し通し続けていいものか? と密かに悩んでいるようだ。

ゼッカ=イーグル
〈黒剣騎士団〉の親衛隊長。

昨日のわんこ
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈黒剣騎士団〉に所属する〈猫人族〉の和装武士。〈黒剣騎士団〉の教育隊長。
アニメで登場。強化合宿に派遣メンバーとして同行。


〈ホネスティ〉


"先生"アインス
声-西田雅一
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈学者〉
〈ホネスティ〉のギルドマスター。戦闘系ギルドでは、アキバの街二位の人数750名を誇る〈ホネスティ〉を率いて、〈円卓会議〉11ギルドマスターの1人となる。
ライムグリーンの長髪と神経質と言われるような容貌を持つ。和装のような風変わりな衣服をまとい、つねに考え込むような表情をしている。
戦闘中は障壁系呪文を中心とした支援を行う。もっとも現在はギルドマスター業務に忙殺されているため、実践の場に出る機会は激減している。
堅実なギルド運営で知られていて、第一回〈円卓会議〉においても声を荒げることなく、建設的な態度をとっていた。平和主義者であり平等主義者でもある。
ゲーム時代は、〈新皇の帰還祭〉や〈ヘイロースの九大監獄〉などの攻略方法をいち早く図解してサイトに公開するなど、サーバー全体の活性化に大きな貢献を果たした。一方で知識の共有を掲げて、トップギルドと衝突することも多かった。

シゲル
声-梶川翔平
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈筆写師〉
〈ホネスティ〉所属の男性。ギルドの中では副官的存在。アインスとは親友同士。足装備はプレートブーツで、上は羽織。
現実世界では文化人類学を専門とする大学教授で、フィールドワークを生業にしていた。現在も〈大地人〉少数民族の研究を続けている。実年齢が実年齢だけに言葉の言い回しが少々古風。シロエとはゲーム時代からの知人で、サブ職業が同じ〈筆写師〉な為か、信頼されている。事務関係や〈妖精の輪〉の調査での仕事が忙しく、あまり交友関係を結ぶ事の少ないアインスの代わりに多くの《冒険者》達との交流を築いている。
戦闘面に関しては〈ホネスティ〉の中では突出した存在で、レイドリーダーを兼任する事もある。
アニメ第9話で登場、アインスの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。初心者プレイヤー強化合宿にも引率メンバーとして同行。

菜穂美
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈占い師〉
〈ホネスティ〉所属の女性。アインスの側近のひとりとしてギルド運営や〈円卓会議〉との折衝などにも関わる人物。
頭髪はバラの花のように大きく盛られ、同じく花弁をモチーフにした、西洋の宮廷服のような服装で全体的に絢爛豪華な見た目。いつもけだるげな表情を浮かべ、優雅な所作もあいまっていつの間にやらギルド内外で「マダム」と呼ばれるようになっていた。低めの声とオネェ口調で誤解されがちだがプレイヤーも女性。
戦闘では〈剣の乙女〉を中心に、光輝属性メインの召喚術を操り、攻撃から回復までマルチにこなす万能型。手にした扇〈天光の舞扇〉も光輝属性の魔法を大きく増幅する秘法級アイテムである。
趣味は占いで、ひとりの時間にはもくもくとカードをめくり、思索にふけっている様子が見られる。その技能を活かして多くのギルドの女性メンバーの相談に乗ることも多々あり、その優雅さとあいまって女性ファンが多い。高山三佐とも仲が良く、自身が開くお茶会に招待する事もある。
アニメ第9話で登場、アインスの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。

TOSHI
声-山本翔太
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈ホネスティ〉所属の男性。アインスの側近の一人。皮肉屋で厳格な性格。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。

はるはる
声-鷄冠井美智子
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈ホネスティ〉所属の女性〈エルフ〉。アインスの側近の一人。毒舌で合理的な面が多いが、内心ではアインスに多大な信頼を寄せている。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。

吉介
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈ホネスティ〉所属の男性〈狼牙族〉。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。

クールジェット
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈ホネスティ〉所属の男性〈エルフ〉。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。

部長
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈ホネスティ〉所属の男性。

セーシリア
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈ホネスティ〉所属の女性〈法儀族〉。主にギルド内での会計を担当。

十条=シロガネ
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈ホネスティ〉所属の男性。

葉桜
|メイン職業|〈盗剣士〉《スラッシュバックラー》
〈ホネスティ〉所属の女性。

ケイタ
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈ホネスティ〉所属の少年。

雪丸
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈ホネスティ〉所属の少年。


〈西風の旅団〉


“剣聖”ソウジロウ=セタ
声-下野紘
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈剣聖〉
〈西風の旅団〉のハーレム系ギルドマスター。五大戦闘系ギルドの一つ〈西風の旅団〉を率いて、〈円卓会議〉11ギルドマスターの1人となる。レベル93(12月時点)。
一般的に、大規模戦闘などの限界状況における守備能力は〈守護戦士〉に劣るとされる〈武士〉だが、その職業を持ちながら一線に身を置く珍しい冒険者。打刀の達人であり、“剣聖”の二つ名を持つ。普段は温厚だが、身内に手を出す者や明確な敵に対しては冷淡無情になる。
〈放蕩者の茶会〉出身者でもあり、シロエの後輩に当たる。シロエのことを「シロ先輩」と慕う素直で純粋な性格なのだが、その性格ゆえか、ハーレム体質でいつでも身の回りには複数の美少女が居るらしい。本来であれば主人公的な性格なのだろうが出番は少ない。
普段の戦闘スタイルは、舞のように華麗な優雅さの中に自分の斬撃を隠し、敵の攻撃は流すか躱すといった特殊なもの。
防御のための口伝〈天眼通〉を持つ。
外伝漫画『西風の旅団』では、〈大災害〉から数日で「死からの復活」を経験し、PK行為が蔓延する原因を作ってしまった。
第2期アニメ第7話の食事シーンで左手に箸を持っていた事から、左利きと思われる。

ナズナ
声-名塚佳織
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈賭博師〉
〈西風の旅団〉所属で〈狐尾族〉の腕利きヒーラー。167cmとやや長身でスタイルも良い。レベル92(12月時点)。
ギルド〈西風の旅団〉創立時からの最古参で、実質的にサブギルドマスターを勤めている。ソウジロウとは〈放蕩者の茶会〉以前からつきあいのある歴戦のプレイヤーで、腕利きのヒーラー。
紫がかった髪を長く伸ばした気怠げな表情の美女。167センチとやや長身でスタイルも良く、狐尾族なのに大型の猫のような印象を与える。
手に打刀、帷子の上から和服という巫女ともくノ一とも見える装備を着け、前線でヒールワークを行いながら白兵戦、時に全体指揮も行う。
平時は怠惰で酒好きで博打打ちのダメ人間だが、ギルド内ではソウジロウに説教できる数少ない人物で、いざという時には仲間を暖かく支える姉的存在と言える。その余裕と魅力からギルド内外にファンも多い。
12月の殺人鬼討伐レイドに参加。障壁を足場として空中に配置し移動を補助する口伝〈天足通〉を駆使してアカツキを援護した。
地球世界では20代後半の歯科医助手

イサミ
声-笹本菜津枝
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈会計士〉
〈西風の旅団〉に所属する比較的常識人な少女。水色系統の羽織・袴を着ている。レベル91(12月時点)。身長約154cm。表情豊かな大きな瞳とポニーテールがトレードマーク。〈武士〉ではあるが水色の羽織を着た新選組スタイル。
〈西風の旅団〉の多くの少女たちと同様に、ソウジロウに思慕を寄せており、「局長」と呼んでいる。 性格はといえば、乙女回路が搭載されており、ソウジロウの思わせぶりな態度(無自覚)に頬を染めて素直になれず湯気を立てることもしばしば。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
現実世界では女子高生だが、クラスメイトからのいじめが原因で不登校。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。

ドルチェ
声-山本祥太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉には珍しい男性プレイヤー。ギルドの事務と家事は彼女が大黒柱となっていると言っても過言ではない。屈強な体格でオネエ言葉で話す漢女(おとめ)。レベル91(12月時点)。身長2m以上で、武器はマラカス。ひっくり返したブラシのような特徴的な髪型と筋骨隆々とした体躯、少し濃いめのメイクとオネエ言葉がトレードマーク。
屈強なドルチェボディはギルドに寄りつく悪い虫を追い払い、圧倒的な包容力と気配りを誇るドルチェハートは多くの乙女の悩みに共感する。入団当初は周囲を戸惑わせた彼……女も今やギルドにはなくてはならない頼れるおに……おねえさまだ。
体格で〈武闘家〉と勘違いされがちだが、メイン職業は〈吟遊詩人〉。マラカスを両手に全身をくねらせながら支援楽曲を奏でる姿はインパクト大。もちろんただの出オチ芸ではなく、レイドギルド〈西風の旅団〉の一員であるドルチェの支援能力は一流である。
特技は料理。特にお菓子に自信ありで、〈新妻のエプロン〉を身に着けながら鼻歌混じりで作るスイーツはギルド内でも評判。ただし、サブ職業〈料理人〉に転職する気はない。
温厚でロマンチストな漢女心(おとめごころ)の持ち主、ドルチェだが、怒らせたら怖い人ランキングギルド内2位の要注意人物でもある(1位はソウジロウ)。「よほどのこと」がない限りドルチェが怒りで我を忘れることはないだろうが、その逆鱗に触れてしまったときには、相応の覚悟をすべきだろう。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で登場。

フレグラント・オリーブ
声-鷄冠井美智子
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈筆写師〉
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉に所属する〈エルフ〉の女性。レベル90(12月時点)。身長約183cm。基本的にはお嬢様口調なのだが、興奮すると汚い言葉も連発する。
立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿はユリの花。美男美女の多い〈冒険者〉の中にあっても美人オーラを漂わせる。ただし、全ては落ち着いて黙っていられればの話。
完全無欠な大人女子的見た目に反してスイーツなラブに恋する乙女妄想たくましい彼女は、大好きなギルドマスターソウジロウのことを想うと途端にボルテージが第二宇宙速度を突破、成層圏を超えたテンションは赤くほとばしる飛沫となって世界を染め上げ盛大に鼻血を吹きだす。テンションマックス回転しながら鼻血を吹く姿はもはやギルドの日常の光景の一部ともなっている。
「口を開くと自堕落姉さん」ナズナ、「口を開くとセクハラおやじ」くりのんと並ぶ、「西風三大黙ってれば美女」の一角。
妄想たくましい彼女は一方で、「イエスソウきゅんノータッチ」の淑女協定を徹底する委員長気質の持ち主でもあり、ギルドの風紀の乱れを正す、〈西風の旅団〉の良心でもある。ソウジロウを中心とした微妙なバランスで成立しているこのギルドの存続に、彼女の存在は大きく貢献しているといえるだろう。
装備は性能もさることながら森妖精のイメージを保ちつつ親しみやすさを兼ね備えたエルカジ(エルフカジュアル)コーディネートがこだわり。
ギルド参加前はフリーでレイド助っ人をしており、「女性ばかりでレイドを攻略するギルドがあるらしい」という噂で〈西風の旅団〉に興味を持って、レイドで共闘。そこでソウジロウにハートを撃ち抜かれ、現在に至る。
ソウジロウ命の妄想モードの印象が強いが、茨道であるフリーのレイダーでかつて鳴らした腕は健在。いざ戦いとなればスイッチが切り替わったように戦闘のための最適解を判断し、行動する思考を持つ。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で本格登場(本編046で名前が出ている)。

カワラ
声-井澤詩織
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉の一番槍担当。
くるくると変わる表情で喜怒哀楽をストレートに示す、快活な〈武闘家〉少女。ギルドのムードメーカーの一人でもある。レベル91(12月時点)。身長約157~8cm。
ソウジロウのファンが多い〈西風の旅団〉の中では珍しく、純粋に彼を目指すべき「お師匠」として慕う。そもそも彼との出会いも「強い奴と戦いたい」という理由で挑んだPvPであり、一瞬で敗北したことでソウジロウを気に入ったから。今でも彼を追い抜くことを目標として修行に励んでおり、たびたび戦いを挑んでいる。
女性はみんな守るべきもの、が信条のソウジロウだが、カワラとの戦いでは容赦なく技を振るう。訓練でソウジロウに本気を出させることができる(そして彼の尖った戦意に気押されない)のは、団の中でも彼女くらいのものだ。
人前では悩みなどないかのように明るく振舞う彼女だが、地球世界での家族のことを思い出して涙を流す寂しがりやの一面もある。
大災害歴1年8月の初心者強化合宿の引率や、同年12月の〈水楓の乙女〉レイドに参加するなど、大きな事件に幾度も立ち会っている。
難しいことを考えるのはにがて。暗いふいんき(本人談)もにがて。

キョウコ
声-諏訪彩花
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
女性メインの戦闘系ギルド〈西風の旅団〉二番隊隊長であり、主に遠征班を務める〈守護戦士〉の少女。身長157cm、体育会系。レベル91(12月時点)。
明るめのブラウンカラーのミディアムヘアーにいつも明るい表情を浮かべており、全身は鈍い鋼色のプレートアーマーで覆い、片手剣と盾というオースドックスな〈守護戦士〉スタイル。装備ががケバケバしいのは嫌だけど、首元にスカーフを巻くくらいはね、というスタイルは十二気筒乙女エンジン搭載なりに性能と見た目を天秤にかけた精いっぱいのオシャレである。
きびきびした動きと快活な性格、体育会系の前向きな思考回路などからギルドでは小隊長やグループのまとめ役や補佐などを務めることが多い。
〈西風の旅団〉の多くの少女たちと同様にソウジロウに思慕を寄せているが、思いを募らせ行動に移すものの根が健全思考のため肉食女子というところまでは踏み込めないタイプ。
息苦しいので兜は被らないし戦闘時以外はラフな私服でいることが多い。その際にはスカートよりもズボンやハーフパンツ着用で、ゆったりしたものより体にフィットする服装が好みのようだ。
アキバの殺人鬼の最初の犠牲者であり、その傷跡は未だ完全に癒えてはいないが、アキバレイド以降盾役として次は自分の命も他のモノも守れるようになりたいと訓練に励んでいる。
地球世界での名前は「恭子」。運動部所属の女子高生なのだが、なぜか何の運動部に所属していたのかは教えてくれない。格闘技系のではないのは確かなのだが。
12月の殺人鬼討伐に参加。

くりのん
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈戦司祭〉《ウォー・プリースト》
ハーレム系ギルド〈西風の旅団〉に所属する〈施療神官〉の少女。レベル91(12月時点)。〈西風の旅団〉における「西風三大黙ってれば美女」の一人。口を開くとエロ親父。女の子大好き。ライクというよりラブ的な意味で。
普段は極端な面倒くさがりやでレイドにもあまり積極的ではなく、ギルドハウスでごろごろしている。しかし、むふふな雰囲気を嗅ぎつけるととたんに活性化、溢れる煩悩を隠しもせず無駄な行動力をフルスロットルで発揮する。
〈西風の旅団〉のメンバーとしては珍しくソウジロウのファンではなく、むしろ彼に罵詈雑言を叩きつけるほど悪感情を剥き出しにしている。これは彼個人を嫌っているというより、男性全般への態度であるようだ。それでもこのギルドに所属しているのは、ソウジロウを取り囲む女の子たち目当てだからだろう。
単純なレイドヒーラーとしての能力は〈西風の旅団〉でもトップクラスで、ギルドNo2のヒーラーと目されるフレグラント=オリーブに「真面目にやれば、あの子がNo2かも」と言わせるほど。だが同時に、彼女がかわいい女の子に気を取られず戦うことはまずない(男ばかりの戦場なら注意力散漫にはならないだろうが、そもそもそんなむさ苦しい戦いにくりのんは参加しないだろう)ので、まあ、世の中そううまくはいかないものである。たまにエロ妄想が発散された状態(きれいなくりのんモード)では、凄まじい頭の回転の速さを見せることもある。
他のギルドであれば問題児として追い出されかねない彼女ではあるが、〈西風の旅団〉においては「ソウ様に興味ないならむしろ安全」「仲良くなれば、面倒見はいい娘」として、それなりにメンバーからは受け入れられている。彼女にとっては、天国のような環境に巡りあえたといえるだろう。
ちなみに重度のおっぱい星人。たゆんは世界を救い、ぺたんは罪を赦すらしい。だが北の某おっぱいマエストロとは相いれない。貴様が男でなかったらよいライバルになれただろうに的な関係らしいが要は結局どっちもダメ人間ということだ。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で登場。

ひさこ
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈裁縫師〉
いつも眠たげな表情している〈西風の旅団〉所属の〈召喚術師〉の少女。語尾がいつも「…」。肩にかかるくらいの髪を後頭部でまとめている。しゃべっているときには語尾が「…」で途切れがちだが、おしゃべりやコミュニケーションが苦手というわけではない。レベル80(12月時点)。身長約157~8cm。〈召喚術師〉として、同時召喚できる生物の数は6体。
服装はローブ類を好んで着用している。白や白に近い淡い色あいのものが好みのようだ。ローブ以外でも基本的にゆったりしたサイズや露出の少ないデザインのものを着ることが多いのだが、これは首元や鎖骨まわりなどをさらすのは恥かしい……、という乙女心の表れ。同時に、実は〈西風の旅団〉でも上位にランクインするバストサイズを隠すにも一役買っている。
戦闘スタイルは召喚した従者との連携攻撃に加え、罠や種々のアイテムなども駆使する戦い方を得意とするトリッキーなもの。よく召喚するのは戦闘や力仕事などで活躍する〈巨石兵士〉やフィールドでアイテムなど探し出すサポートタイプの犬型召喚獣〈ハッケン隊〉。ハッケン隊は犬型の召喚獣が5匹セットで呼び出されるため、癒しを求めて平時でも頻繁に召喚している。
ギルド〈西風の旅団〉では生活班を受け持っており、備蓄食料や資材のチェック等を担う倉庫番。ギルドで雇用している〈エルダー家政婦〉の大地人のサラとは仕事内容が近いこともあって仲が良い。
くりのんによるセクハラ被害ではオリーブに次ぐトップランカーではあるが、顔に出さないだけで女子っぽい話などにも興味津々なお年頃。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
現実世界では女子中学校生と思われる。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。

サンディ
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈西風の旅団〉所属の〈法儀族〉の女性。レベル80(12月時点)。165cm。
〈西風の旅団〉所属の〈法儀族〉の女性。〈施療神官〉。
身長165cm。褐色の肌に稲穂のような金色の髪で目元を隠している。タヌキ耳フード付の神官ローブにルーズソックスという特徴的な服装で、キャンディーを加えていることが多い。服装はギャル的だが性格は物静かで、発言するとき語尾は「~ッス」となる。本人的には目上への敬意は忘れていない、ということらしい。
外見は濃いがキャラが強烈な娘ばかりの〈西風の旅団〉においては比較的常識人枠に入る。最も本人が周囲に対して説教をするという姿勢が皆無のために、その常識人の力は彼女のひとりごとによるツッコミにのみ限って発揮されているようだ。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)

チカ
声-種田梨沙
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》 |サブ職業|〈海賊〉
〈西風の旅団〉に所属する少女。
ツインテールをぴょこぴょこと揺らしながら小さな体で大きく動き回る元気少女。小さな体に大きな斧の二刀流がトレードマーク。
基本的にハイテンションで無邪気っ子な、ギルドのマスコット。おなかがすけば機嫌が悪く、眠たければしょんぼりする、とてもわかりやすい素直な性格。
いざ戦闘になると、「デバフをかけて物理で殴る」を地で行く、意外と乱暴な戦術で敵を突破する。適当に斧を振り回す戦いに見えて、なぜか被ダメージが低いのは、〈西風の旅団〉七不思議のひとつ。
必殺技は左右の斧をぶん投げる〈トマホークブーメラン〉。技名を叫ぶときには、熱血魂を込めて母音部分を伸ばすのがポイントらしい。
周囲からの呼び名は「チカちゃん」「チカリン」「Smallチカ」など。
得意武器はダブルトマホーク。レベル80(12月時点)。143cm。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)


・ススキノの街


〈シルバーソード〉


“ミスリル・アイズ”ウィリアム=マサチューセッツ
声-中村悠一
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈狩人〉
〈シルバーソード〉のギルドマスター。若き野戦司令官、“ミスリルアイズ”の二つ名を持つ〈エルフ〉の狙撃手。身長185cm、レベル95。エルフ族特有の尖った耳とアッシュブロンドの総髪を持つ若君風のハンサム。細身で長髪のためややもすれば女性的に思えるかもしれないが、野性的な表情のせいでそうは見えない。
エルフ族特有の尖った耳と総髪の銀髪を持つ若君風のハンサムだが、相当短気で喧嘩早い。常時鋭い表情をしているが、不機嫌というわけではなく、その表情からは想像できないほどギルドメンバーや周囲のことを考えている。
〈暗殺者〉の中でもアカツキなどの戦闘スタイルとは対極的な、弓術を極めた〈狩人〉。得意の遠距離射撃の攻撃力は、近接暗殺術に長けたアカツキなどに一歩も引けをとらない。得意技は〈ラピッドショット〉による抜き打ちで、機動戦闘もこなす。
性格は短気で喧嘩早いところもあるが、それは自分の大事な仲間を守りたいという防衛思考から発するもので、内面はギルドメンバーや周囲に対する思いやりが大きい。常時鋭い表情をしているが、不機嫌というわけではなく、どちらかと言うと自分に対する劣等感をごまかすための虚勢という部分が大きい。ススキノでの様々な事件を経て、仲間の前では柔らかい表情を見せるようになってきた。
アキバの街の五大戦闘ギルドのひとつ〈シルバーソード〉代表として〈円卓会議〉に招待を受けたが、これを切り捨てて会議中に席を立ったため、〈円卓会議〉11ギルドマスターにはならなかった。その後、ススキノに拠点を移し、その際にデミクァスを圧倒的な実力差で潰した。
11・12月の〈奈落の参道〉大規模戦闘(レイド)にはメンバー19人を率い参加し、攻略部隊の総指揮を務める。ある出来事を経て、仲間たちとの絆はより深く確かなものへとなり、ギルドの仲間を始めデミクァス、シロエらと共にレイドを攻略。シロエがススキノを去る際には、彼らしく遠まわしに「何かあったら連絡しろ」という意味の言葉を告げた。
ススキノの街での〈大地人〉人気は相当なもので、どこかのエルフ王国の流浪の王子なのではないか? と噂されている(もちろん事実ではないが)。
現実世界では、口下手で友人を作れなかった高校生(16歳)。〈エルダー・テイル〉を始めて2年だが、周りがドン引きするほど〈エルダー・テイル〉に熱を入れ、新進気鋭のギルド〈シルバーソード〉を築き上げる。〈放蕩者の茶会〉とそのメンバーに憧れと尊敬の念を抱いていた。

ディンクロン
声-梶川翔平
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈騎士〉
〈シルバーソード〉の専任防御役、ギルド内でも有数の優男。レベル94の〈エルフ〉。身長190cm。〈大地人〉気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の専任防御役。職業は〈守護戦士〉かつ〈騎士〉であり、作中に登場するハイエンドレベルの綺羅星のような前衛タンクであるクラスティ、アイザック、直継などと比べても何ら引けをとらない実力の持ち主。
幻想級の重鎧〈不壊なるもの〉《アンブレイカブル》と盾〈白夜の虹壁〉に身を包み、絶対の防御力をもって仲間を守りぬく〈シルバーソード〉の守護神。武器は幻想級の長剣〈ユウェールブルーム〉、得意技は〈ステディブルワーク〉。
見かけは身長190cm、ブロンドの爽やかな容姿を持つ優男の〈エルフ〉であり、〈大地人〉のあいだでは「花冠の騎士」と呼ばれることもある。
〈奈落の参道〉大規模戦闘に参加、第一パーティの先頭を務める。
性格は(戦闘時以外はとくに)穏やかで紳士的であり、微笑みを絶やさず声を荒げることはめったにない。ギルド内では立ち上げの古参メンバーでも有ることから、頼りがいの有る青年代表といった立ち位置である。
もっとも浮世には内面を見透かされていて「遠慮しぃなちょっとトロい田舎のお兄ちゃん」だと言われている。ディンクロン自身もそれは否定できないと思っている。
アニメ第9話にも登場、ウィリアムの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。
web版では途中から、「ブロンズブロック」から「ディンクロン」へ名前が変更。

浮世
声-佐藤奏美
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈メイド〉
〈シルバーソード〉のメインヒーラー二枚看板の一人。レベル95の女性〈エルフ〉。遠目にも目立つメイド服に身を包み、藍色の長い髪と切れ長な瞳とあいまって凛々しい美女。、毅然とした印象を感じさせるが職業は盾役のみならず戦場全体を含めた様々な回復呪文を操る〈施療神官〉。〈シルバーソード〉のヒロイン役(?)。
武器は幻想級短杖(見た目は金棒)の〈温羅の小枝〉、装備はホワイトブリム、短いスカート、サイハイブーツ。戦闘スタイルは広域防御・回復特化型で、〈セイクリッドウォール〉といった範囲系防御魔法を強化している。
高飛車な言動をする反面意外なほどに面倒見がよく、ギルド内に限らずススキノ〈大地人〉にも人気がある。戦闘においてもその気配りスキルは遺憾なく発揮され、手ごわい戦闘ほどそのヒールワークが輝く。高慢気味な言動をするが面倒見がよく、ギルド内では「みんなのお姉さん」ポジションとなっている。メイドだから、家事や料理をするわけではないので「みんなのお母さん」ポジションではない。そもそも、『メイド』と言う職業柄自体、理解していないらしく、メイドとしての役割は死んでおり、ほぼコスプレに近くなっている。
その性格や立ち位置上、〈シルバーソード〉のほぼ全員の弱みを握り上から目線で接することが出来るのだが、唯一苦手なのはウィリアムであり、純真な輝きに照らされて自分の醜さを認識してしまうのだとか。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
現実世界では人気絶頂中のコスプレイヤー。

東湖
声-村田太志
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈符術師〉
気鋭の戦闘系ギルド、〈シルバーソード〉のメインヒーラー二枚看板の一人。〈エルフ〉の〈神祇官〉で、戦闘時も日常生活も和装にこだわる。眼鏡と着流しが粋な若旦那といった風情。レベル94。
穏やかな笑顔を絶やさない青年で、その思慮深さから、ギルドメンバーからの信頼も厚い。
戦闘では相手の動きを先読みし、ダメージ遮断魔法を展開する見極めに抜群のセンスを見せる。その堅実なヒールワークから、レイドではメインタンクのディンクロンを直接支える重要な役回りを務める。
〈シルバーソード〉でも古参の一人で、「年長組」の代表格。実年齢はさほど高くないはずなのだが、その振舞いや雰囲気から、いつの間にか皆の相談役のような立ち位置に収まっている。
高校生以下の「年少組」ギルドメンバーに「年長組」が基礎教養を教える「銀剣塾」を発案し、彼自身は歴史を担当している。
異世界で元の世界の歴史なんて何の意味があるんだよー、と(主に羅睺丸やポロロッカから)の抗議もあるが、「ヤマトの歴史は日本の歴史をベースにしている部分もあります。何より、歴史は人間の行動パターンの集積。それを学べば、未来を知る手がかりになったりするのですよ」とのこと。
好物はダシの効いたお味噌汁。〈冒険者〉になっても、現実世界同様に冷え性に悩んでいる。天敵にして最強の好敵手はこたつ。
〈大地人〉相手に低レベルの符を販売したことから、ススキノでは「若先生」と呼びかけられることも。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。

アザレア
声-室元気
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈裁縫師〉
大規模戦闘ギルド〈シルバーソード〉に所属する〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。跳ねがちな藤色の癖っ毛と中性的な顔立ちが特徴の〈召喚術師〉で、戦闘ではなく偵察などにも用いる広範な召喚術を操る、男性の〈ハーフアルヴ〉。武器はロッド。腰から腕にかけて収納スペースが多い。レベル94。
腰から腕にかけて、収納スペースの多い、たっぷりとしたローブをまとう。収納の中には、おかしや裁縫道具、道端に落ちていた木の実にメモ帳と、さまざまなものが雑然と詰め込まれており、仲間たちからは「アザレアポケット」と呼ばれている。
アラクネや、ゴーレムといった、回復、防御に強い従者を駆使してメインタンクを支えるような、持久戦を得意とする。そのため、レイドではメインタンクパーティに配置されることが多い。また〈ファンタズマルヒール〉という魔法職には珍しい回復呪文を熟練した補助ヒーラーでもある。
サブ職業だけでなく、実際にも裁縫が得意で、手縫いの衣装を従者に着せていることも(断られることも多いのだが)。
性格はマイペースなのんびり屋。しかし、ときどき周りが驚くような深い知識を披露することもあり、経歴の知れないミステリアスな青年として、ギルドでも独特の存在感を放っている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。

ハイランドスカイ
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職業|〈カースブレイド〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の男性〈狼牙族〉。武器は戦斧、腰にはクナイを下げている。得意技は〈スウェルバックラー〉。至って地味な武装で、〈シルバーソード〉のファンが多いススキノの〈大地人〉の中でも、残念ながら知名度は低い。
シールドビルドの〈盗剣士〉で、普段はアタッカーとして行動しつつ、メインタンクであるディンクロンが倒れたときには、盾を駆使してサブタンクパーティがフォローに入るまでの時間稼ぎを担当する。
目立つ出番は多くないが、いざその役目を果たすとまず短時間で死亡するという損な役回りだ。だが、彼の稼いだ数秒で、メインヒーラーがディンクロンを蘇生する、あるいは、サブタンクがヘイトを引きつけるなどして、ギルドメンバーは戦いを続けることができるのである。
彼の真価が発揮されるのは敵が予想外の行動をとったときであり、いかなるときも淡々とマイペースに役目をこなす仕事ぶりに、仲間からの信頼は厚い。地味な武装も、前面に立つ機会の少なさからコストパフォーマンスを優先した選択である。
結果として、外からは「何をしているのかよくわからない地味なメンバー」として見られがちだが、彼はそれを気にする様子もない。曰く「戦況は俺が活躍しないのが一番っすからね」だそうである。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。

えんかーたんと
声-佐々健太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈錬金術師〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の男性〈猫人族〉。大太鼓を背負い、大きなバチを持っている。灰色に黒のぶちが入った毛並みの〈猫人族〉で、大きな太鼓を背負っている。ふくよかな体躯とコミカルな表情から、仲間からは着ぐるみのような外見、と称される。見た目どおりの大らかな性格で、動作もしゃべりもゆったりしているが、ときおりその口調のままドキリとする鋭い一言を放つことがある。得意技は〈慈母のアンセム〉。
戦闘でも〈慈母のアンセム〉をはじめとした治癒・補助系の援護歌を軸に、パーティのヒールワークをがっちりと支えている。ギルドメンバーでも一部しか知らないことであるが、のんびりした言動はロールプレイの一環であり、その裏で冷徹に現状を分析し的確な行動をとることができる。〈ブリガンディア〉によって荒れ果てたススキノに到着したとき「いま、この街に必要なのは希望なんだよ」とつぶやき、〈吟遊詩人〉を集めて即興のライヴを行った彼の姿は、多くの者たちに安息を与える希望の灯となったことだろう。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。

ヴォイネン
声-拝真之介
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈バイキング〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の古参プレイヤーにして最年長。人懐っこい顔の男性〈ドワーフ〉でレベル94。武器は大斧。得意技は〈ハーニングバイト〉。
豊かな髭を蓄えたドワーフ男性。屈強な体躯と、親しみやすいつぶらな瞳がトレードマーク。
斧を用いた武器攻撃と、脈動回復魔法を使った支援で攻防に活躍するオールラウンド型のレイダー。
めったに声を荒げることのない温和な性格で〈奈落の参道〉の大規模戦闘では、その性格を買われ、デミクァスとシロエという一触即発の火種を抱えたメンバーの緩衝材になるべく、彼らと同じパーティに配置された。掃除洗濯はかなり得意。
〈奈落の参道〉大規模戦闘では、シロエ達と同じ第二パーティのメンバー。
web版では「ルギウス」だったが、書籍では「ヴォイネン」に名前が変更。

フェデリコ
声-佐々健太
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職業|〈料理人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉古参プレイヤーの男性〈狐尾族〉でレベル95。髭を蓄えた〈狐尾族〉の青年で、一見ぶっきらぼうな印象。だが、話してみれば付き合いのよい好青年。
レイドでは、ボスを取り巻く雑魚の掃討と、バッドステータスによるボスの弱体化を担当する。ハイランドスカイと並んで、地味ながら堅実なプレイで味方をサポートする縁の下の力持ち。
〈大災害〉前は戦闘系のサブ職業だったが、〈円卓会議〉設立後、ススキノ遠征に先立って、同じギルドの〈料理人〉であるボロネーゼ親方一人に全ての調理を行わせるのは大変だからと、〈料理人〉に転職した。
地球世界では一人暮らしの新米料理人で、修行時代からの特訓も重ねてから、料理には凝っているようだ。現在は、好き嫌いの激しいポロロッカやウィリアムの栄養バランスを考え、様々な苦手克服料理を考案するのが楽しくなっているとか。
「レイドはリソース配分の計算。効率の問題」等々の言動で、ギルド女性陣から「理系脳」の称号を賜っている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘では、シロエ達と同じ第二パーティのメンバー。

順三
声-山本翔太
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈決闘者〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル95の男性〈狼牙族〉。武器は両刃の薙刀。得意技は〈火車の太刀〉。
一見強面の〈狼牙族〉で、いかめしい表情をしていることが多い。持ち手の両端に刃のついた異形の薙刀を振るい、戦場では咆哮で敵を引き寄せながら、竜巻のように周囲の敵を切り刻む。
普段は口数少ない落ち着いた壮年の男性だが、甘味に目がなく、菓子や果物が絡むととたんに饒舌かつ挙動不審になる。ついたあだ名は「スイーツ侍」。アキバからススキノへの過酷な旅の中で、彼の甘味への嗅覚と発見は、一行をずいぶんと和ませたとか。
甘いものが絡まなければいたって思慮深い大人であり、東湖、プロメシュースらとともに、複雑な〈大災害〉後の政治的状況の中、ギルドの先行きについて検討するブレインの一人でもある。
〈奈落の参道〉大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。

オーディソ
声-室元気
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈ルーンナイト〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の〈法儀族〉。武器は細いロッド。得意技は〈コールストーム〉。茶色の髪の毛を編み込んで背中に長くたらし、ゆったりとした装束をまとった姿はネイティブアメリカンのシャーマンを思わせる。つかみどころのないマイペースな性格で、何も考えていないように見える裏で深謀遠慮を巡らせているようにも見えるがその実あまり考えていない。
種族を法儀族にしたのもサブ職業がルーンナイトなのも、なんとなくかっこよかったから、というのが本人の弁。戦闘となれば手にしたロッドから魔法を次々と撃ちだす攻撃よりの〈森呪使い〉となるが、「ほーい」「そーれー」と気の抜けた掛け声のために周囲をイライラさせることも。やる気がないと誤解されることもあるが、目標達成への執着は人一倍強く、何度失敗しようとも諦めない粘り強さを備えている。熾烈なレイドにおいて、彼の見せる驚異的な粘りが勝利への突破口になったことは一度や二度ではなく、ウィリアムからも「オーディソが俺より先に倒れるわけがねえ」と直属パーティのヒーラーに指名されるほど信頼を得ている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。

ボロネーゼ親方
声-中田譲治
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈料理人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の〈冒険者〉。レベル95の男性〈猫人族〉。武器は肉断ち包丁。得意技は〈ヴェノムストライク〉。白地に茶の入った毛並みの〈猫人族〉男性で、小柄な体躯から子供と勘違いされやすいがれっきとした大人である。
戦時は〈暗殺者〉として(彼の体格からすれば)巨大な肉断ち包丁を振るい、平時においてはギルドの胃袋を支える〈料理人〉として腕をふるう。料理に関しては妥協を許さない性格で気難しい面もあるが、食べて喜んでくれる人の顔を見ながら料理についてのうんちくを語るのがなにより好き。〈奈落の参道〉における過酷な連戦にもかかわらずメンバーの士気が保てたのは、彼の作るおいしい料理によるところも大きい。〈大地人〉の子供たちからは、同じく〈猫人族〉のえんたーかんとと区別するため「猫のおじちゃんの小さいほう」と呼ばれて親しまれている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。

細雪
声-拝真之介
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈祈り手〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル95で〈人間〉の男性。武器は杖。得意技は〈従者召喚:カーバンクル〉。
屈強な体格と長身、への字口に眉間の皺、しかめ面で、あまり社交的ではない見た目の男性。
レイドでは〈召喚術師〉としての活躍だけでなく、持前の時間感覚を生かし、敵の攻撃間隔を測るカウント役をこなす。朗々と数え上げられる彼のカウントは、時間を知らせるだけでなく、ギルド全体を落ち着かせる効果もあるようだ。
特に召喚従者であるカーバンクルに愛着があるが、現実世界でペットを飼ったことがないために扱いがわからず、いつも首のあたりを猫掴みしては、仲間たちから「動物虐待禁止!」と怒られている。
しかしカーバンクルを始め召喚獣者たちはちゃんと主人を理解してなついているようだ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。

ピアニシッシモ
声-村川梨衣
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈鍛冶屋〉
大規模戦闘ギルド〈シルバーソード〉に所属する〈冒険者〉。レベル94で〈エルフ〉の少女。武器は弓矢。得意技は〈レゾナンスビート〉。
小柄で童顔のエルフ少女。弓で後方から攻撃を行いながら、戦場を見渡して〈吟遊詩人〉の特技で支援を重ねるバッファー。また、サブ職業を活かし、苛烈なレイドで酷使される仲間の武器のメンテナンスを行うのも彼女の役目だ。
普段は引っ込み思案で控えめな性格だが、一度覚悟を決めると周りも驚くほどの芯の強さを見せる。中居河太郎、羅睺丸、ポロロッカといった、同じギルドの年下のメンバーに対しては、世話焼きな一面が顔を覗かせることも。
現在はススキノの巨人から人々を守る〈シルバーソード〉のマスコット的存在として、エッゾの〈大地人〉(特に高齢者)から、孫のようにかわいがられている。
〈供贄の黄金レイド〉以降、ギルドマスターにちょっぴりときめくことが増えたのはまだだれにも内緒だ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。

羅喉丸
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈復讐者〉
〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。眼帯をした〈狼牙族〉の少年で、身の丈ほどもある大太刀を振り回す。レベル95。得意技は〈木霊返し〉。
〈狼牙族〉のモットーは、「骨を斬らせてぶっ倒す」。〈木霊返し〉など、ダメージ覚悟のカウンターを重視しており、アグレッシブな戦い方を得意とする。
性格は猪突猛進で竹を割ったような性格。判断が一瞬で大雑把。ギルドではバカ扱いされていて、本人も知能を放棄したような部分が大きく、お笑いキャラとして定着している。
大人しい河太郎を「ガタ」、皮肉屋のポロロッカを「ポロ」と呼び、特にギルドメンバーの中でも気に入ってつるんでいる。
ギルド入団の理由は、「ウィリアムにPvPで負けたから」。ギルドマスターとして尊敬はしつつも、いつかは逆転勝利すべく、腕を磨いている。
似たような境遇のデミクァスに先輩風を吹かせたがり、そのせいでよく小競り合いが起きる。デミクァスの嫁であるところのウパシと、〈シルバーソード〉の物理的ツッコミ担当の浮世に強制的に止められるまでが様式美(おやくそく)となっている。
外から見ると考えなしのバカキャラと思われがちだが、いかなるときもシンプルな前向きさを忘れない、ギルドのムードメーカーでもある。
〈奈落の参道〉大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。

中居河太郎
声-村田太志
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈木工職人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94で〈人間〉の男性。武器は弓矢。得意技は〈勾玉の神呪〉。まだ幼さの残る顔立ちの小柄な少年。切りそろえられた髪と真っ直ぐな姿勢から、礼儀正しい印象。戦闘時も平時も、和装を好む。これは〈神祇官〉というクラス特性によるところもあるが、慕っている東湖の影響もあるようだ。
かつては刀を使ったビルドだったが、ウィリアムと出会ってから、その影響で弓ビルドに変更。遠距離からの攻撃と、ダメージ遮断魔法による支援で味方の攻防を底上げする。
親友の羅睺丸いわく「ガタガタ言い訳するガタ郎」。物事を良識に照らし、理論的に考えようと努めているが、若さゆえか割り切れないことも多い悩める若人。〈シルバーソード〉の良心担当の第一に上げられることも多く、まだ十代半ばにして苦労人気質の萌芽が見て取れる。
一方で彼の「いい子気質」には、自分をまず犠牲としてしまう危うさが見え隠れしており、同じく「ギルドの良心組」の東湖やピアニシッシモは、そうした彼を心配しつつも温かく見守っている様子。苦労もするだろうし、うざがられることも有るかもしれないが〈シルバーソード〉が今のように〈大地人〉に愛されるようになった背景のひとつに彼の活躍があったことは間違いがない。
同じギルドの羅睺丸とポロロッカとは、凸凹トリオながら妙に気が合うらしく、よく行動を共にしているようだ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。

ポロロッカ
声-山下大輝
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈鎧職人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94。皮肉気な笑みを貼り付けた、エルフの美青年。武器は長杖。得意技は〈ライトニングチャンバー〉。
戦闘では広範囲攻撃魔法を得意とする瞬間火力役(ヌーカー/Nuker)で、主にレイドボスの取り巻きの数を減らす役割。ヌーカーとは、瞬間的に大ダメージをたたき出して適切な瞬間に敵を一掃させる役割を指す。継続的なダメージ出力を目指す一般的な火力役よりは総合的な火力は低くなるかもしれないが、敵に回復や防御の隙を与えないという意味で独特の有用性を持つ役割だ。いざという時のためにヘイトを稼がないように、普段は攻撃を控えるといった判断力が必要となる。
皮肉屋の天邪鬼で、かつてはその態度が災いして様々なギルドを転々としていた。しかし、レイドでの役割はきちんとこなす彼なりの真面目さと、プレイヤーの腕前に対しては素直に評価するゲーマー気質から、〈シルバーソード〉は彼を受け入れた。彼自身も居場所を見出したようだ。
〈大災害〉後は、偏食や虫嫌い、なんだかんだで仲間を見捨てられない性格などの面が次々と露呈し、周りから「悪ぶっている子」として微笑ましく扱われているようだ。
声や容姿は大人であるものの、言動や野菜や苦いものが嫌いな好き嫌いから、実はプレイヤーは背伸びをしたがりの子供なのではないかという噂もある。ギルドマスターのウィリアムと並んで、彼の偏食をいかに克服させるかが、〈シルバーソード〉料理班の腕の見せ所だとか。
上から目線で粋がった口調を言ってしまうという欠点があるのだがそれは弱気の裏返しであったりすることも多く「女の子だったらツンデレさんなんですけどねえ」などと言われている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。

エルテンディスカ
声-諏訪彩花
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈調剤師〉
大規模戦闘に特化したギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。
レベル95の女性〈エルフ〉。真っ直ぐ切りそろえられたぱっつん前髪と、口元を覆うマフラーがトレードマークのエルフ女性。
一見して地味な装いながら、たとえばマフラーは、本来は頭巾やベールのように使う幻想級頭部防具〈真夜中のクローシェ〉であるなど、多くのレイド産の強力なアイテムに身を包んでいる。ナイフなどの軽量片手武器を愛用し、不意打ちによる一撃必殺を得意とする。レイドでは、ギルドマスターらがボスに専念できるよう、取り巻きの雑魚を速やかに排除する役回りをとることが多い。
眠たげな瞳に、やや断片的な発言。マイペースなところが目立つ。口をマフラーで隠しているのは、自分の感情が表情からばれるのが恥ずかしいからだとか。
ギルドでは〈調剤師〉のサブ職業を活かして、ポーションなど資材の供給に貢献するほか、〈料理人〉たちとともに仲間の健康をも気遣う。
アキバで活躍している頃、アカツキから「なんで同じ忍なのに背丈がこんなに違うのだ……」と嘆かれたとか。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。

プロメシュース
声-梶川翔平
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈斥候〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の〈冒険者〉。レベル95。幻想級ローブ〈メイザースのレオタード〉、裾の広いマントのような装備、色の薄い長髪を後ろで一つに結んでいる。身長192cm。武器は幻想級長杖の〈輪詩の杖〉、魔法の指輪を装備。ギルド最古参のメンバーで、ギルドマスターであるウィリアムを支える、事実上の副官とみられている。
幻想級ローブ〈メイザースのレオタード〉に身を包み、マントを翻す様はインパクト大。本人はいつも機嫌が良さそうにリズムをとったり流行歌を口ずさんだりしている。自分の内心をはぐらかすことが多いがウィリアムをからかうときは目を輝かせる。
レイドでは作戦の立案と、広域攻撃魔法による面制圧を担当する。
〈シルバーソード〉のギルドの方針決定は合議で行うが、その中でも彼とウィリアム、ディンクロン、浮世の四人は最初期からのメンバーとして特に強い影響を持っている。ギルドを車にたとえるならば、ウィリアムがアクセルを踏み、プロメシュースがハンドリングをし、浮世がブレーキを踏み、ディンクロンがいざ衝突が起きたときのバンパーになる……というのが、彼らの主な役割分担だ。
ウィリアムが〈円卓会議〉を蹴り、アキバを出ると決めたとき、真っ先にススキノ行きを提言したのはプロメシュースだった。レイドに向いた地方としては他にも西側に幾つか候補があったが、いち早くウェストランデのキナ臭い情勢を嗅ぎ取り、〈冒険者〉同士の政治の影響を受けにくい北をギルドマスターに勧めたといわれる。ウィリアムの真っ直ぐな熱意が〈シルバーソード〉をけん引しているのは事実だが、その影には、プロメシュースの細かな配慮が大きな役割を持っていると言えるだろう。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。
アニメ第9話にも登場、ウィリアムの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。

軟体系@アキバ
声-山本翔太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈筆写師〉
気鋭の戦闘系ギルド、〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル95の男性〈ハーフアルヴ〉。音楽室に飾ってありそうな中世音楽家めいたカツラに服装という、極めて独特のセンスの恰好をしている恰幅のよい男性。
名前も見た目もイロモノでありながら、その実力は超一流。優秀なプレイヤーの多いギルドの中でも彼の貢献はさらに大きく、絶妙なタイミングの支援は事実上、攻撃職二人分のダメージを叩きだしているとまで言われるほど。
独自の美学に基づく紳士的かつマイペースな言動が特徴で、音楽とおっぱいが大好き。どちらも、人を根源的に幸せにし、揺れて柔らかい、癒しの存在であるからだとかなんとか。ただし、そこそこ発言のTPOは弁えるし、覗き見ようとしたり、同意もなく触れたりしようとはしない。イエスおっぱいノータッチ。
〈奈落の参道〉では、”おぱんつ騎士”直継と、嗜好の垣根を超えたオープンすけべ同盟を結成、大いに盛り上がっては浮世に教育的制裁を受けていた。
現実世界では作曲家であったらしく、たまにすごく本格的に名曲を作る。動画勢でもあるが実際に指揮をおこなってしまう玄人。
最近の本人快心の出来は、〈D.D.D〉から直々に作曲依頼があったという、「ミサおねえさんのテーマ」。ノリノリで作ったが、ミサおねえさんが誰なのか彼は知らない。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。武器は西洋剣。


・海外


〈楽浪狼騎兵〉


朱桓(ジュホワン)
〈楽浪狼騎兵〉のギルドマスター。

春翠(チュンルウ)
声-加隈亜衣
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈楽浪狼騎兵〉に所属する巡廻師の女性〈施療神官〉〈灰斑犬鬼〉に襲われて全滅したキャラバンの生き残り。
護衛対象のジュウハとカナミ達とともに、〈馬乳の都〉(シーマァナイクィ)へと向かうこととなった。


ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。