〈アイドル〉

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〈アイドル〉 - (2014/11/05 (水) 11:06:49) の最新版との変更点

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名称：アイドル
大分類：ロール系

**◆解説
〈エルダー・テイル〉における基本的なサブ職業のデザインは米アタルヴァ社が行ったが、各サーバーを運営するローカライゼーション担当社も独自のサブ職業を積極的に追加していった。
各国の〈エルダー・テイル〉ユーザーの拡大には、その国や地方に合わせたキャンペーンが必要であり、そのキャンペーンの一環としてサーバー固有のローカルサブ職業の追加が行われてきたという歴史がある。
〈アイドル〉は、ヤマトサーバーを運営する〈F.O.E〉にとって、黒歴史とでも言うべきサブ職業である。
すべては伝聞だが、当時人気絶頂だったアイドルグループ(名前は秘す)とのタイアップ企画が実施されることとなり、その所属事務所との間に巨額の契約が行われたという。しかし、契約締結後、サブ職業の実装開発を行っている最中に、このアイドルグループのエースアイドルとIT系企業の社長の交際が発覚、連日ワイドショーを賑わす醜聞が報道されてしまった。
タイアップ企画では、〈アイドル〉のサブ職業になることで、アイドルグループの生歌を〈エルダー・テイル〉のゲーム内で歌える予定になっていたのだが、このスキャンダルで契約は白紙に戻り、実装段階では歌う能力はオミットされ、回転を軸にした奇妙なダンスを踊ったり、光るマークを飛ばすだけの意味の判らないサブ職業になってしまったと言われている。
この奇妙な実装はユーザーからの批判にさらされたが、契約の関係か長い間放置されることとなった。

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**◆〈セルデシア〉における〈アイドル〉
〈セルデシア〉での〈アイドル〉の扱いは「異邦の超常者に触れて託宣を受けた者」である。〈アイドル〉は他人より目立つ能力は持っているものの、実生活において何ら有用な能力を持たないため、〈大地人〉からは奇異の目で見られる。
タイアップ企画では、アイドルグループをモデルにした〈大地人〉の〈アイドル〉たちがNPCとして登場する予定だったが、企画が白紙となったため実装されなかった。そのため、〈大地人〉の〈アイドル〉は存在しない。

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**◆ゲーム時代の〈アイドル〉
〈アイドル〉への転職は、ヤマト各地の街に設置されたお立ち台（ステージ）の上でパフォーマンスを行うクエストを完遂することで転職できる。
実装直後は数多くのお立ち台が存在し、転職も容易だったが、その後のバージョンアップの度にお立ち台はどんどん撤去されていったため、転職は困難となっていった。
転職の困難さに加えて、目立つこと以外の能力を一切持たないため、戦闘や生産を中心とするプレイヤーの中にあえてこのサブ職業を選ぶ者はまず存在しなかった。一方で、戦闘や生産よりも友達とのおしゃべりがメインのチャットプレイヤーの中には、固有のダンスモーションや様々なエフェクトでキャラクター表現の幅を増やせる点を理由に〈アイドル〉になる者もいたようだ。

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**◆〈大災害〉後の〈アイドル〉
〈アイドル〉の目立つことができるという能力は、〈大災害〉後には再評価されている。日々の娯楽に利用したり、芸人として身を立てる〈冒険者〉も多い。また、一部の大規模戦闘ギルドでは、夜間の大規模戦闘の旗印として利用できないか研究が進められているようだ。
しかし、〈大災害〉後の現在において、〈アイドル〉の転職に必要なお立ち台の存在は、(あえて探そうとする者がいないこともあってか)未だ確認されていない。
もし〈アイドル〉に転職し、アイドル活動を志す者がいるのであれば、廃ビルの屋上や公園などのスポットを捜索してまだ現存しているお立ち台を発見するか、あるいは適切な生産職の手作業によって自らが立つべきステージを自作する必要があるだろう。

名称：アイドル
大分類：ロール系

**◆解説
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]における基本的な[[サブ職業>>サブ職業]]のデザインは米アタルヴァ社が行ったが、[[各サーバー>>海外サーバの設定]]を運営するローカライゼーション担当社も独自のサブ職業を積極的に追加していった。
　各国の〈エルダー・テイル〉ユーザーの拡大には、その国や地方に合わせたキャンペーンが必要であり、そのキャンペーンの一環としてサーバー固有のローカルサブ職業の追加が行われてきたという歴史がある。
〈アイドル〉は、ヤマトサーバーを運営する〈F.O.E〉にとって、黒歴史とでも言うべきサブ職業である。
　すべては伝聞だが、当時人気絶頂だったアイドルグループ（名前は秘す）とのタイアップ企画が実施されることとなり、その所属事務所との間に巨額の契約が行われたという。しかし、契約締結後、サブ職業の実装開発を行っている最中に、このアイドルグループのエースアイドルとIT系企業の社長の交際が発覚、連日ワイドショーを賑わす醜聞が報道されてしまった。
　タイアップ企画では、〈アイドル〉のサブ職業になることで、アイドルグループの生歌を〈エルダー・テイル〉のゲーム内で歌える予定になっていたのだが、このスキャンダルで契約は白紙に戻り、実装段階では歌う能力はオミットされ、回転を軸にした奇妙なダンスを踊ったり、光るマークを飛ばすだけの意味の判らないサブ職業になってしまったと言われている。
　この奇妙な実装はユーザーからの批判にさらされたが、契約の関係か長い間放置されることとなった。

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**◆〈セルデシア〉における〈アイドル〉
[[〈セルデシア〉>>〈セルデシア〉]]での〈アイドル〉の扱いは「異邦の超常者に触れて託宣を受けた者」である。〈アイドル〉は他人より目立つ能力は持っているものの、実生活において何ら有用な能力を持たないため、〈大地人〉からは奇異の目で見られる。
　タイアップ企画では、アイドルグループをモデルにした[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の〈アイドル〉たちがNPCとして登場する予定だったが、企画が白紙となったため実装されなかった。そのため、〈大地人〉の〈アイドル〉は存在しない。

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**◆ゲーム時代の〈アイドル〉
〈アイドル〉への転職は、ヤマト各地の街に設置されたお立ち台（ステージ）の上でパフォーマンスを行う[[クエスト>>クエスト]]を完遂することで転職できる。
　実装直後は数多くのお立ち台が存在し、転職も容易だったが、その後のバージョンアップの度にお立ち台はどんどん撤去されていったため、転職は困難となっていった。
　転職の困難さに加えて、目立つこと以外の能力を一切持たないため、戦闘や生産を中心とするプレイヤーの中にあえてこのサブ職業を選ぶ者はまず存在しなかった。一方で、戦闘や生産よりも友達とのおしゃべりがメインのチャットプレイヤーの中には、固有のダンスモーションや様々なエフェクトでキャラクター表現の幅を増やせる点を理由に〈アイドル〉になる者もいたようだ。

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**◆〈大災害〉後の〈アイドル〉
〈アイドル〉の目立つことができるという能力は、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後には再評価されている。日々の娯楽に利用したり、芸人として身を立てる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も多い。また、一部の大規模戦闘ギルドでは、夜間の大規模戦闘の旗印として利用できないか研究が進められているようだ。
　しかし、〈大災害〉後の現在において、〈アイドル〉の転職に必要なお立ち台の存在は、（あえて探そうとする者がいないこともあってか）未だ確認されていない。
　もし〈アイドル〉に転職し、アイドル活動を志す者がいるのであれば、廃ビルの屋上や公園などのスポットを捜索してまだ現存しているお立ち台を発見するか、あるいは適切な生産職の手作業によって自らが立つべきステージを自作する必要があるだろう。

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