交差する機械の心 ◆qAMje247kM
あの後、アリサさんは仰向けに寝転んだまま、無反応の私に向かって色々と語り掛けていましたが、
しばらくすると何も言わなくなり、呆けた表情をしたまま涙を流し続けて……
そして泣き疲れたんでしょうか、そのまま眠ってしまいました。
――無理もありません。
先程まで一緒に笑いあっていたはやてさんは、左腕だけを残して一瞬でこの世から消え去って。
先程まで逢いたいと願っていたなのはさんは、アリサさんを突き飛ばしてどこかへ飛んでいってしまったのですから。
身体の疲労も決して軽くはありませんが、何よりも精神的な疲労が重過ぎました。
どれほどの絶望がアリサさんに降り掛かったのか、私には想像もつかないです。
しばらくすると何も言わなくなり、呆けた表情をしたまま涙を流し続けて……
そして泣き疲れたんでしょうか、そのまま眠ってしまいました。
――無理もありません。
先程まで一緒に笑いあっていたはやてさんは、左腕だけを残して一瞬でこの世から消え去って。
先程まで逢いたいと願っていたなのはさんは、アリサさんを突き飛ばしてどこかへ飛んでいってしまったのですから。
身体の疲労も決して軽くはありませんが、何よりも精神的な疲労が重過ぎました。
どれほどの絶望がアリサさんに降り掛かったのか、私には想像もつかないです。
今はアリサさんのことはどうにも出来ません。なので私は、現状を把握することを優先しました。
現在、私ことカレイドステッキはアリサさんの左手に持たれ、彼女のお腹に寄りかかるような状態に。
贄殿遮那は、彼女の右手側に。そして…はやてさんの左腕とヘルメスドライブは、彼女の頭のすぐそばに置かれています。
辺りを見渡すと、ここは森の中みたいです。といっても、なのはさんの砲撃の影響でしょう。
キレイに「Y」の字の軌跡を描いて地面が抉られ、舗装されていない道のようなものが出来ています。
砲撃の始点となったと思われる方向には、建物がうっすらと見えます。あれは工場でしょうか?
分岐した左側の方には、山脈が見えています。
そして右側には、特に目に付くものはないようですが……
現在、私ことカレイドステッキはアリサさんの左手に持たれ、彼女のお腹に寄りかかるような状態に。
贄殿遮那は、彼女の右手側に。そして…はやてさんの左腕とヘルメスドライブは、彼女の頭のすぐそばに置かれています。
辺りを見渡すと、ここは森の中みたいです。といっても、なのはさんの砲撃の影響でしょう。
キレイに「Y」の字の軌跡を描いて地面が抉られ、舗装されていない道のようなものが出来ています。
砲撃の始点となったと思われる方向には、建物がうっすらと見えます。あれは工場でしょうか?
分岐した左側の方には、山脈が見えています。
そして右側には、特に目に付くものはないようですが……
おや、人影のようなものが見えます。こちらに向かって歩いてきているようです。
影は少しずつ大きくなり、その正体はナース服を着た金髪の少女であることがわかりました。
なかなかいい趣味を…って、今はそんなことを言っている時ではないですね。
金髪の少女…前にはやてさんが話してくれたフェイトさんでしょうか?
あちこちに怪我をしているみたいですが、致命傷は負ってないように見えます。
と、そんなことを考えてるうちに少女はどんどんこちらに近づいてきて…アリサさんの目の前で止まりました。
影は少しずつ大きくなり、その正体はナース服を着た金髪の少女であることがわかりました。
なかなかいい趣味を…って、今はそんなことを言っている時ではないですね。
金髪の少女…前にはやてさんが話してくれたフェイトさんでしょうか?
あちこちに怪我をしているみたいですが、致命傷は負ってないように見えます。
と、そんなことを考えてるうちに少女はどんどんこちらに近づいてきて…アリサさんの目の前で止まりました。
「……この子かな」
……残念ですが、この少女がフェイトさんである可能性は低そうです。
私が聞いた話では、アリサさん達とフェイトさんは親友であったはず。
その親友を倒れてる状態で発見したら、普通は焦ったり心配したりしますよね。
少なくとも「この子」なんて呼ばないと思いますし。
私が聞いた話では、アリサさん達とフェイトさんは親友であったはず。
その親友を倒れてる状態で発見したら、普通は焦ったり心配したりしますよね。
少なくとも「この子」なんて呼ばないと思いますし。
少しの間アリサさんを見ていた少女は、次にアリサさんの周りを見渡し始めます。
どうやら彼女はフェイトさんでは無いようですが、殺し合いに乗った人間でもなさそうです。
彼女がこの殺し合いに乗っているのであれば、いきなりアリサさんを殺していてもおかしくないはずですから。
何か役に立つ情報を得られるかもしれません、話しかけてみましょうか。
どうやら彼女はフェイトさんでは無いようですが、殺し合いに乗った人間でもなさそうです。
彼女がこの殺し合いに乗っているのであれば、いきなりアリサさんを殺していてもおかしくないはずですから。
何か役に立つ情報を得られるかもしれません、話しかけてみましょうか。
『あの、ちょっといいですか?』
私の声に反応し、少女は伸ばした手を止めてこちらを向きました。
…こちらを向いたその眼は、とても冷ややかに感じます。
…こちらを向いたその眼は、とても冷ややかに感じます。
『私はカレイドステッキという者ですが、少し私とお話を「聞きたいことがあるんだけど」
喋る私に驚く様子もなく、少女は私の言葉を遮り、自分の言葉を投げかけてきました。
『え? えっーと、なんでしょう?』
少女は伸ばした手を再び動かし…その手で掴んだものはヘルメスドライブではなく、はやてさんの左腕。
その左腕をこちらに向けて――
その左腕をこちらに向けて――
「これは、この子がやったの?」
淡々とした声で、そう質問をされました。
ひょっとして彼女はゲームに乗った人間を殺して回っていて、アリサさんがはやてさんを殺したと思って確認しているんでしょうか?
もしそうだとしたら大変です、アリサさんは無実だということを急いで彼女に説明しないと……
ひょっとして彼女はゲームに乗った人間を殺して回っていて、アリサさんがはやてさんを殺したと思って確認しているんでしょうか?
もしそうだとしたら大変です、アリサさんは無実だということを急いで彼女に説明しないと……
『いいえ、違います。この人ではありません』
「ホントに?」
『はい、彼女は巻き込まれただけですよ』
「……そう」
「ホントに?」
『はい、彼女は巻き込まれただけですよ』
「……そう」
そう言うと彼女は、はやてさんの左手を元あった場所に戻しました。
妙にアッサリ引いてくれた気がしますが…きっとアリサさんがあちこち怪我をしてるのが幸いしたんでしょう。
この少女は、アリサさんが犯人ではないと判断してくれたようです。
しかし、彼女の話はさらに続きます。
妙にアッサリ引いてくれた気がしますが…きっとアリサさんがあちこち怪我をしてるのが幸いしたんでしょう。
この少女は、アリサさんが犯人ではないと判断してくれたようです。
しかし、彼女の話はさらに続きます。
「それじゃあ、誰がやったのか知ってる?」
『そ、それは……』
『そ、それは……』
高町なのはっていう人です、と言う気にはなれませんでした。
私はなのはさんの事を話でしか知りませんし、姿も先程チラッと拝見しただけですが、仮にもアリサさんとはやてさんの親友です。
誰とも判らない人間に、安易に彼女の情報を渡すわけにはいきません。
私はなのはさんの事を話でしか知りませんし、姿も先程チラッと拝見しただけですが、仮にもアリサさんとはやてさんの親友です。
誰とも判らない人間に、安易に彼女の情報を渡すわけにはいきません。
ですが、私が沈黙を保ったままでいると、唐突に金髪の少女の髪の毛が鋭い針のような形状になり。
「言わないと、この子を殺す」
その先端が、アリサさんの額に突きつけられたんです。
――失敗した、そう思いました。
理由は分かりませんが目の前の少女は、はやてさんを殺した人間。
つまり「高町なのは」、もしくは「この無慈悲な破壊を行った人物」を探しているようです。
彼女がアリサさんに手を出さなかったのは、はやてさんを”殺した”人間かどうか分からなかったからではなく、
はやてさんを”殺していない”人間かどうか分からなかったから。
そして今、アリサさんは生かされているのは…私になのはさんの居場所を吐かせる為の人質としての価値があるから。
つまり「高町なのは」、もしくは「この無慈悲な破壊を行った人物」を探しているようです。
彼女がアリサさんに手を出さなかったのは、はやてさんを”殺した”人間かどうか分からなかったからではなく、
はやてさんを”殺していない”人間かどうか分からなかったから。
そして今、アリサさんは生かされているのは…私になのはさんの居場所を吐かせる為の人質としての価値があるから。
「…脅しじゃないわ」
針の先端が、さらにアリサさんの額に近づきます。
あと数cm先端を進ませれば、確実にアリサさんを絶命させられるであろう位置に。
あと数cm先端を進ませれば、確実にアリサさんを絶命させられるであろう位置に。
何をやっているんでしょう、私は。
アリサさんを愉快にさせる言葉が見つからなかったばかりか、逆に命の危険に晒してしまう事をしてしまうなんて。
これじゃあ愉快型魔術礼装として失格です、クーリングオフされても文句なんて言えません。
アリサさんを愉快にさせる言葉が見つからなかったばかりか、逆に命の危険に晒してしまう事をしてしまうなんて。
これじゃあ愉快型魔術礼装として失格です、クーリングオフされても文句なんて言えません。
(だんまりとはいいどきょうねー、いつもはたのまなくてもやかましいくせにさー、
ほらほら、こたえなさいよー、けいやくしゃはわたしなのよー、きいてんのー、
もしもーし、るびーさーん、いるならへんじしなさいよー、
…………………………く……ははは……は、はははは…………はは……あはは……)
ほらほら、こたえなさいよー、けいやくしゃはわたしなのよー、きいてんのー、
もしもーし、るびーさーん、いるならへんじしなさいよー、
…………………………く……ははは……は、はははは…………はは……あはは……)
あぁ、でもアリサさんにとっては死んだ方が楽なのかもしれませんね。
このまま目を覚ましたら、また辛い現実と向き合わないといけないわけですし。
ここで死んでしまえば、全てを忘れてあの世へいけるんですから。
だったら、私がここで何も言わずにいれば―――
このまま目を覚ましたら、また辛い現実と向き合わないといけないわけですし。
ここで死んでしまえば、全てを忘れてあの世へいけるんですから。
だったら、私がここで何も言わずにいれば―――
『たのんだよ』
…………私は……本当に、何をやっているんでしょうか。
『死んだ方が楽だ』なんて、そんなことあるわけないじゃないですか……
アリサさんが死んだ方が楽なのは、どう考えたって私自身。
全ての責任を放り出して、何も考える必要がなくなるんですから。
そんな自分のワガママの理由をアリサさんになすりつけようとするなんて…私は本当にダメですね。
『死んだ方が楽だ』なんて、そんなことあるわけないじゃないですか……
アリサさんが死んだ方が楽なのは、どう考えたって私自身。
全ての責任を放り出して、何も考える必要がなくなるんですから。
そんな自分のワガママの理由をアリサさんになすりつけようとするなんて…私は本当にダメですね。
そうです、私は愉快型魔術礼装。
契約者を愉快にさせる義務があります。
はやてさんの遺志だって託されました。
アリサさんをこんな状態のまま、殺させるわけにはいきませんっ……!
契約者を愉快にさせる義務があります。
はやてさんの遺志だって託されました。
アリサさんをこんな状態のまま、殺させるわけにはいきませんっ……!
『分かりました、教えます』
「誰?」
『外見はあなたと同じくらいの背格好の少女で、名前は分かりません。ですが、その人が向かった場所なら分かります』
「教えて」
『その前に、一つだけ約束してください』
「何を?」
『こちらがその場所を教えたら、この人には危害を加えない、と』
「…………」
「誰?」
『外見はあなたと同じくらいの背格好の少女で、名前は分かりません。ですが、その人が向かった場所なら分かります』
「教えて」
『その前に、一つだけ約束してください』
「何を?」
『こちらがその場所を教えたら、この人には危害を加えない、と』
「…………」
少女はこちらを見据えたまま、少しの間だけ沈黙し、
「……分かった」
針のようになった髪の毛をゆっくりとアリサさんの額から遠ざけ…髪型を先程のロングストレートの状態に戻しました。
何とか交渉に応じてくれたようです。でも、これだけではまだ安心できません。
こちらが場所を言った途端に、約束を反故にされる可能性も大いに有り得るんですから。
何とか交渉に応じてくれたようです。でも、これだけではまだ安心できません。
こちらが場所を言った途端に、約束を反故にされる可能性も大いに有り得るんですから。
『それでは約束通り…ああ、言い忘れていましたが』
「……?」
『私が場所を教えた瞬間にザクリ、なんてことは止めてくださいね?
もしそんなことをしたら私、あなたを巻き込んで自爆しますよ』
「!」
『自分で言うのも何ですが、私はなかなか強力な支給品でして…本気でやったら、最低でも周囲100mは跡形もなく吹き飛ばせます』
「……?」
『私が場所を教えた瞬間にザクリ、なんてことは止めてくださいね?
もしそんなことをしたら私、あなたを巻き込んで自爆しますよ』
「!」
『自分で言うのも何ですが、私はなかなか強力な支給品でして…本気でやったら、最低でも周囲100mは跡形もなく吹き飛ばせます』
もちろん大嘘です。私にそんな愉快のカケラもない能力はありません。
ですが、この少女にそれを確かめる術は無いわけですし、私がその破壊を起こせる可能性があることは
目の前の光景が物語っているんですから、かなりの牽制になります。
ですが、この少女にそれを確かめる術は無いわけですし、私がその破壊を起こせる可能性があることは
目の前の光景が物語っているんですから、かなりの牽制になります。
『その女の人が向かったのはあっちの工場です。
何か調べ物があるらしくて、その後は別の場所へ行くという話をしていましたっけ。
今からちょうど10分くらい前の話ですから、急げば追いつけるかも知れませんね』
何か調べ物があるらしくて、その後は別の場所へ行くという話をしていましたっけ。
今からちょうど10分くらい前の話ですから、急げば追いつけるかも知れませんね』
これも嘘です。なのはさんが向かった先は、あの工場よりもっと右の方角ですから。
あの工場に行ったと嘘をついたのは、もっともらしい理由をつけるのに適していたからです。
それに、なのはさんがここを飛び立ったのは30分以上も前の話。
追いつけそうな時間を言っておけば、これ以上こちらに構わずに工場へ急いでくれる可能性が高まります。
仮に工場に誰もいなくても、この少女は「目的の人物は別の場所へ出発してしまった」と思い、ここへ引き返してくることは無いでしょう。
不運にもそこに誰かいた場合、その人にとっては災難ですが……
あの工場に行ったと嘘をついたのは、もっともらしい理由をつけるのに適していたからです。
それに、なのはさんがここを飛び立ったのは30分以上も前の話。
追いつけそうな時間を言っておけば、これ以上こちらに構わずに工場へ急いでくれる可能性が高まります。
仮に工場に誰もいなくても、この少女は「目的の人物は別の場所へ出発してしまった」と思い、ここへ引き返してくることは無いでしょう。
不運にもそこに誰かいた場合、その人にとっては災難ですが……
「…………」
彼女は工場を眺めて…辺りに転がっているこちらの支給品には手を出さず、工場に向かって歩き出しました。
どうやら、こちらの思惑通りに事が運びそうだ――そう思っていると彼女は立ち止まり、再びこちらを振り向いたんです。
私を見つめる彼女の眼は、先程と同じく無機質で、冷ややかで。
でもどこか、こちらを羨んでいるようにも感じました。
そして、一言。
どうやら、こちらの思惑通りに事が運びそうだ――そう思っていると彼女は立ち止まり、再びこちらを振り向いたんです。
私を見つめる彼女の眼は、先程と同じく無機質で、冷ややかで。
でもどこか、こちらを羨んでいるようにも感じました。
そして、一言。
「……あなたは、主人想いの機械ね」
そう言うと、少女はその身に翼を宿し、この場から飛び去りました。
◆
金髪の少女がいなくなって数分が経ち…聞こえるのは木々のざわめきと、アリサさんの寝息だけ。
真っ赤な夕日が、私とアリサさんを照らし出します。
真っ赤な夕日が、私とアリサさんを照らし出します。
一体、彼女の目的は何なのでしょう…もしなのはさんを探し出せたら、どうするつもりなんでしょうか?
それは、今の私がいくら考えても答えは出ない事でした。
でも―――
それは、今の私がいくら考えても答えは出ない事でした。
でも―――
「んぅ~……とぉまぁ……あんたぁ、またわたしのはだかをのぞくなんてぇ……いい、どきょうじゃなぁい……
どんなめにあうかぁ…むにゃ…わかってるんでしょ~ねぇ~………」
どんなめにあうかぁ…むにゃ…わかってるんでしょ~ねぇ~………」
今は難しいことを考えるのは止めて、アリサさんが無事なことを素直に喜びたいと思います。
……それにしてもアリサさんは一体、どんな夢を見てるんでしょう?
まあ愉快そうな夢みたいですから、起こさないように静かにしていましょうか。
……それにしてもアリサさんは一体、どんな夢を見てるんでしょう?
まあ愉快そうな夢みたいですから、起こさないように静かにしていましょうか。
【A-4/砲撃跡地(中央)/1日目/夕方】
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:睡眠中、全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中から出血(切り傷、深い)
上記の怪我は全て応急処置済み。
極度の混乱と無気力感。
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:ヘルメスドライブ@武装錬金(破損中、使用者登録なし、再使用可能時間不明)、
支給品一式(ランドセルの右の肩紐破損)、マシカルアンバーミサイル×6@メルティブラッド 、
救急箱、はやて特製チキンカレー入りタッパー
[服装]:割烹着
[思考]:むにゃむにゃ……かぁくごしなさぁい、とまぁぁ………
第一行動方針:??????
基本行動方針:ゲームからの脱出。
[備考]:はやての左腕だけが残された理由を理解していません。なのはやルビーが真相を知っていると思っています。
レックスを危険人物だと認識しています。
[状態]:睡眠中、全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中から出血(切り傷、深い)
上記の怪我は全て応急処置済み。
極度の混乱と無気力感。
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:ヘルメスドライブ@武装錬金(破損中、使用者登録なし、再使用可能時間不明)、
支給品一式(ランドセルの右の肩紐破損)、マシカルアンバーミサイル×6@メルティブラッド 、
救急箱、はやて特製チキンカレー入りタッパー
[服装]:割烹着
[思考]:むにゃむにゃ……かぁくごしなさぁい、とまぁぁ………
第一行動方針:??????
基本行動方針:ゲームからの脱出。
[備考]:はやての左腕だけが残された理由を理解していません。なのはやルビーが真相を知っていると思っています。
レックスを危険人物だと認識しています。
【マジカルルビー@Fate/stay night】
[思考]:アリサさん、今はゆっくりと……
第一行動方針:今は難しいことは考えない。
第二行動方針:アリサが目を覚ますまで辺りを警戒し、危険人物だと判断した参加者からは口八丁でアリサを護る。
第三行動方針:はやての遺志により、アリサとなのはのことを何とかしたい。
基本行動方針:契約者(現在はアリサ)を(自分基準の視点で)愉快にさせる。
[備考]:金髪の少女(イヴ)について、以下のように認識しました。
・少なくとも、殺人を躊躇する参加者ではない。
・「高町なのは」または「A-4での砲撃を行った参加者」を捜索している。
はやて死亡の真相を記録していますが、アリサに伝えるつもりは(今のところ)ありません。
はやてにより、リリカルなのはの世界観と参加者の情報を得ています。
レックスを危険人物だと認識しています。
[思考]:アリサさん、今はゆっくりと……
第一行動方針:今は難しいことは考えない。
第二行動方針:アリサが目を覚ますまで辺りを警戒し、危険人物だと判断した参加者からは口八丁でアリサを護る。
第三行動方針:はやての遺志により、アリサとなのはのことを何とかしたい。
基本行動方針:契約者(現在はアリサ)を(自分基準の視点で)愉快にさせる。
[備考]:金髪の少女(イヴ)について、以下のように認識しました。
・少なくとも、殺人を躊躇する参加者ではない。
・「高町なのは」または「A-4での砲撃を行った参加者」を捜索している。
はやて死亡の真相を記録していますが、アリサに伝えるつもりは(今のところ)ありません。
はやてにより、リリカルなのはの世界観と参加者の情報を得ています。
レックスを危険人物だと認識しています。
【備考】救急箱の中身には、以下の物が入っています。
痛み止め(鎮痛剤)・軟膏(傷薬)・消毒薬・湿布・包帯・絆創膏・ガーゼ・はさみ・ピンセット・テープ
それほど大きくない救急箱なので精々湿布等かさばる物は2セットずつぐらいしか入っていません
絆創膏やガーゼなど小さいものに関しては10~15枚程度入っています
痛み止め(鎮痛剤)・軟膏(傷薬)・消毒薬・湿布・包帯・絆創膏・ガーゼ・はさみ・ピンセット・テープ
それほど大きくない救急箱なので精々湿布等かさばる物は2セットずつぐらいしか入っていません
絆創膏やガーゼなど小さいものに関しては10~15枚程度入っています
※ ※ ※
どこからともなく、島の至る所に響き渡るジェダの声。
――だが、そんなことは一切気にも留めずにイヴは飛翔し続ける。
――だが、そんなことは一切気にも留めずにイヴは飛翔し続ける。
そうだ、機械は主人に尽くすべきだ。
私には、その主人がいない。
でももうすぐ、私の前に理想の主人が現れる。
圧倒的な力で、この殺し合いを終結に導いてくれる主人が。
大丈夫だ、私はこんなにも多くの支給品を持っているんだから。
それを手土産にすれば、誰であろうと絶対に受け入れてくれる。
その主人の下でなら、私は何も考えないでいい。
主人の命令に、ただ黙って従っていればいい。
そして、私は―――
少女は笑顔を浮かべた。
可愛らしい笑顔ではなく、狂った笑顔を。
少女は知らない。
自分が最も求める者が、自分が最も求めてはならない者だということを。
少女は辿り着いた。
かつて『運命』を拒絶し、自らを機械と化したこの地へ。
そして『運命』を奪われ、全てに見放された少女が降り立ったこの地へ。
そして『運命』を奪われ、全てに見放された少女が降り立ったこの地へ。
『運命』が眠るこの場所で、少女を待ち受けるのはどんな運命なのだろうか―――
【A-3/工場入り口/1日目/夜】
【イヴ@BLACK CAT】
[状態]:左腹部に銃創(処置済み・回復中)、全身に中程度の打撲(回復中)、軽度の火傷、疲労感大、
「主人役」を探すことに対する異常なまでの固執
[服装]:ナース服
[装備]:スタンガン@ひぐらしのなく頃に、バトルピック@テイルズオブシンフォニア、
[道具]:支給品一式×5(水と食料少々減)、アタッシュ・ウェポン・ケース@BLACK CAT、神楽の傘(弾0)@銀魂、
血塗れの自分の服、魔晶石(15点分)、テーザー銃@ひぐらしのなく頃に、ロボ子の着ぐるみ@ぱにぽに、
林檎10個@DEATH NOTE、勇気ある者の盾@ソードワールド、ドラゴンころし@ベルセルク
[思考]:ここにいる……私の、新しい主人が……
第一行動方針:A-4での殺人を犯した参加者を探し出し、新しい「主人役」になってもらう。
第二行動方針:「主人役」にはできるだけ他参加者の抹殺を進言し、なるべく早く全ての戦いを終わらせる。
第三行動方針:ブルーはもうどうでもいい。見つけたら殺す?
基本行動方針:マーダーチームの戦闘要員として行動し、最後の最後に「主人役」に牙を剥いて優勝する。
そして全てを忘れて、元の世界に戻る。
[備考]:第一回放送をまともに聞いていません。
ブルーが「4歳児の姿」になるのは、ブルー本人が持つ特殊能力だと信じています。
[状態]:左腹部に銃創(処置済み・回復中)、全身に中程度の打撲(回復中)、軽度の火傷、疲労感大、
「主人役」を探すことに対する異常なまでの固執
[服装]:ナース服
[装備]:スタンガン@ひぐらしのなく頃に、バトルピック@テイルズオブシンフォニア、
[道具]:支給品一式×5(水と食料少々減)、アタッシュ・ウェポン・ケース@BLACK CAT、神楽の傘(弾0)@銀魂、
血塗れの自分の服、魔晶石(15点分)、テーザー銃@ひぐらしのなく頃に、ロボ子の着ぐるみ@ぱにぽに、
林檎10個@DEATH NOTE、勇気ある者の盾@ソードワールド、ドラゴンころし@ベルセルク
[思考]:ここにいる……私の、新しい主人が……
第一行動方針:A-4での殺人を犯した参加者を探し出し、新しい「主人役」になってもらう。
第二行動方針:「主人役」にはできるだけ他参加者の抹殺を進言し、なるべく早く全ての戦いを終わらせる。
第三行動方針:ブルーはもうどうでもいい。見つけたら殺す?
基本行動方針:マーダーチームの戦闘要員として行動し、最後の最後に「主人役」に牙を剥いて優勝する。
そして全てを忘れて、元の世界に戻る。
[備考]:第一回放送をまともに聞いていません。
ブルーが「4歳児の姿」になるのは、ブルー本人が持つ特殊能力だと信じています。
※A-4/砲撃跡地(南西)にあるきり丸の左腕の傍には、空のランドセルが3つ残されています。
≪175:第一回定時放送 | 時系列順に読む | 177:電話越しの希望、放送越しの絶望≫ |
≪175:第一回定時放送 | 投下順に読む | 177:電話越しの希望、放送越しの絶望≫ |
≪170:あの日あの時あの場所で(前編) ≪175:第一回定時放送 |
アリサの登場SSを読む | 183:血と涙はもう要らない≫ |
≪174:みんなそう呼ぶから(前編) ≪175:第一回定時放送 |
イヴの登場SSを読む | 193:カモフラージュ≫ |