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  • 電話越しの希望、放送越しの絶望

ろりしょたばとるろわいある@ うぃき

電話越しの希望、放送越しの絶望

最終更新:2008年01月29日 17:58

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電話越しの希望、放送越しの絶望 ◆sUD0pkyYlo



ヒュンッ――。
巨大な建物の探索も、彼女にとっては何の苦労も無いことだった。
未だ目覚めぬ仲間を残したまま、彼女は病院内を「跳び」始める。
じっとしていたらあの「嫌な夢」の記憶に絡み取られてしまいそうで、だから彼女は動き始める。

ヒュンッ――。
壁も床も、瞬間移動能力者(テレポーター)である彼女の前には意味を成さない。
廊下を駆けるより早く部屋から部屋へ。エレベーターを使うより早く階から階へ。
彼女は病院の中を跳ぶ。連続して跳ぶ。

ヒュンッ――。
素っ裸だった『親友』に着せるための服は、すぐに見つかった。入院患者用の無個性なパジャマ。
距離を無視して『親友』が寝ている部屋に飛び戻り、着せてやる。
本来、脱力しきった人間に服を着せるのは結構な重労働なのだが、それも彼女には何の問題もない。
床に綺麗に並べたパジャマを『親友』の周囲に転移させるだけでいい。一瞬で着替えが完了する。
BABELの制服への早着替えと、同じ要領だ。

ヒュンッ――。
一瞬で『親友』の眠る病室に戻れるから、『親友』の所から離れることにも不安はない。
部屋の外に1歩出るのも、他の階へ行くのも、彼女には同じこと。彼女の前に距離はほとんど意味を成さない。
周囲や病院内に誰も居ないことは既に確認している。何か異常を感じたらすぐに戻ればいい。
テレポートは一種の複合能力なのだ。「見えない場所」の気配を感じ取る能力にも、自信はある。
彼女は病室から病室へ、診察室から診察室へと跳んで、目的のモノを探す。

ヒュンッ――。
辿り着いたのは、札に「リハビリテーション科」と掲げられた部屋。
いくつか転がっていた義足を目の前にテレポートで引き寄せてみて――彼女は小さく溜息をつく。
どうもサイズが合いそうにない。専門家なら微調整もできるのかもしれないが、しかしやり方が分からない。
連続転移の応用で擬似的な空中浮遊も出来るが、それでもやはり片足の欠損は不便なものだ。
代わりの足の入手を諦めた彼女は、そして部屋の片隅に転がっていた「もっとシンプルなもの」を引き寄せる。
長さ、よし。重さ、よし。両手が塞がっても彼女の能力があれば何の問題もない。これで多少はラクになる。

ヒュンッ――。
松葉杖を両脇に抱えた格好で、彼女は病院内を跳ぶ。
『親友』の服は見つかった。自分の左脚の代用品も、見つかった。
あとは『親友』が目覚めた時のために、おいしいゴハンでも確保しておくか――そう考えて1階に跳ぶ。
病院の構造なんて、どこに行ってもそう大差あるものではない。病室以外の施設は1階に集中するのが常だ。
食堂や売店を探し、廊下を連続跳躍していた彼女は、そしてふと、遠くから響く電子音に気が付いた。

pururururu……pururururu……。
予想もしなかった、しかし慣れ親しんだ音に一瞬だけ思考が停止した彼女。しかしすぐにそちらに向けて跳ぶ。
何度か小刻みに転移して、辿り着いたのは玄関近く。外来総合受付のカウンターの内側。
鳴り続ける電話を前に、意味もなくキョロキョロと周囲を見回し、唾を飲み込んでから手を伸ばす。

「……もしもし?」
『あっ――やっと繋がった! もしもし? そちらは『病院』ですか?』
「……誰や、アンタ?」

彼女は――野上葵は、BABELの特務チーム「チルドレン」の中では一番の常識人だ。
どこからかかってきたのか分からない電話に対し、警戒心を露わに眉を顰めたが、電話の相手はお構いなく。
真っ直ぐな明るい声で、あっさりとその問いに答えた。

『僕ですか? 僕はトマと言います。よかったら少し情報交換でもしたいのですが、どうでしょう?』

        *     *     *

そう、もちろんそれは、シェルターにいるトマであった。
彼はファクトリアルタウンの“白”との会話の後、あちこちに電話をかけていたのだ。
島の他の場所にも、“白”と同じように情報交換に乗ってくれる人が居るかもしれない。
さらに仲間が、絆が広がるかもしれない。そんな期待があった。

だが……短縮ダイアルで登録された相手に片端から電話をかけても、なかなか相手が出ることはなかった。

『D-4 学校』――繋がらない。
火災のせいで職員室に置かれていた電話も焼け落ちてしまっていたのだが、トマが知る由もない。

『E-8 救いの塔』――繋がらない。
開幕直後にジーニアスが目撃したこの塔は、しかし誰1人訪れることなく、完全な無人状態のままだ。

『B-7 タワー』――繋がらない。
タワー1階の管理室への直通電話。もしあと僅かばかり早ければ、まだキルアがいたはずなのだが。

『B-3 廃病院』――繋がらない。
凝った演出の一環なのか、それともジェダも意図せぬミスか。廃病院の電話は他の調度品と同様、壊れている。

『F-3 城』――繋がらない。今までとは違う電子音に、トマは首を傾げる。
実はタイミング悪く『通話中』だったのだが、トマには理解できない。ほんの数秒遅れのすれ違いにも気付かない。

いずれも不運としか言いようがないが、しかしトマにはそれを知る術はない。
なかなか繋がらない電話に、いい加減諦めて夷腕坊の修理に戻ろうか、と思いかけたその時。
『G-7 病院』――これでダメなら後回しにしよう、と決めた最後の一箇所が、繋がったのだった。

        *     *     *

「えーと、そちらはどうお呼びすればいいですか?」
『ウチの名前は、のが……いや、えーと、『あお』……やのうて……その……」
「?? “青”さん、ですか?」
『あー、まあ、それでええわ』

どこかはやてを思い出させる独特の口調で、“青”と呼ばれた少女は曖昧に語尾を濁す。
真っ直ぐに人を信じてしまうトマには、想像もできない。
電話の向こうにいる野上葵は、本名を言いかけた所で、本名を明かすことの危険に思い至り、口篭っただけ。
『葵(あおい)』を途中で切って『青(あお)』――トマの早とちりにそのまま乗っただけなのだ。
しかし、情報を秘するために偽名を使う、という発想自体のないトマは、全くあさっての方向に思考を巡らせる。

(“白”さんの次には、“青”さんですか……色を呼び名にする人、結構いますね。
 青色さん、ということは、この名簿で「ブルー」って登録されてる人でしょうか……?)

トマは考える。
名簿の上で、色がそのままストレートに名前になっているのは、レッド、グリーン、ブルー、イエロー、真紅の5名。
しかしそれがそのまま普段の呼び名に使われているかどうかは分からない。
格式ばった場で使う「本名」が「ブルー」、くだけた場で使う普段の呼び名が「青」、ということもあるかもしれない。

さっきの“白”という名前の方は、また違うルールによるものだろう。
一番それらしいのは、「白レン」という、とても人名には見えないような名前で登録されている人物。
無理やり解釈すれば、『レン』というのがファミリーネームで、“白”というのが個人の名なのかもしれない。
これなら、「“白”と呼んで」という彼女の言葉もしっくり来る。

それは、全く見当違いの解釈。なまじ頭が回り、「異なる世界の住人」を受け入れられるトマだからこその誤り。
しかしそんな自分のミスに気付くことなく、トマは会話を続ける。

「で、まずはそちらから。“青”さんは何か知りたい情報とかってあります?」
『そやなぁ……できれば合流したい子が1人おるんやけど、どこにおるかとか分からへん?』
「探してる子、ですか。名前とか外見の特徴とか、教えて貰えませんか?」
『シホ、って言うんやけどな。三宮紫穂。ふわふわの髪した、見た目だけなら可愛い女の子や』

“青”の言葉に、トマはしばし考え込む。
少なくともトマの出会った相手には、それに該当する少女は居ない。はやてやアリサの話にも出てきていない。
さっきの電話の時、“白”さんが遭遇した相手の話も聞いておくんだった、と後悔するが、仕方がない。

「えーっと、僕はまだ紫穂さんという方とはまだ会ってません。名前も聞いたことがないです。
 ひょっとしたら、今外に出ている僕の仲間たちが何か情報を持って戻ってくるかもしれませんけど」
『そか……しゃーないな。知らんのやったらええんや。何か分かったらまた教えてくれへん?』
「分かりました。すいません、こちらから情報交換を申し出ていながら、お力になれなくて」

時刻はもう夕刻。きっと“青”は病院で夜を越すのだろう。
その頃には、はやてとアリサも帰ってきているかもしれない。集めた仲間の中に「三宮紫穂」もいるかもしれない。
彼女たちが帰ってきたら再度病院に電話しよう。トマはそう心に決める。

『そんな、謝らんでもええて。じゃ、次はウチの番やな。トマはんが知りたいことって何やの?』
「僕は、仲間を集めてこの島を脱出するつもりです。そのためには、まだ情報が足りません」
『……脱出……』
「何か、役に立ちそうな情報はありませんか? ……もしもし? “青”さん?」

        *     *     *

脱出――。

そう、『脱出』だ。野上葵が目指すものも、それ以外にはありえない。
上の階の病室で寝息を立てている明石薫と、未だ行方も掴めない三宮紫穂。
身を守り、薫を保護し、紫穂を探すことで精一杯だった葵だが、「その先」を考えれば脱出以外の選択肢はない。
優勝狙いでは、3人揃って皆本の所に帰ることはできない。
葵がその望みを叶えるには、どこかでジェダに対して反抗する必要がある――あの絶大な力を持つジェダに。
そして、この少年は明確にその道を目指しているのだ。迷うことなく、目指している。

『もしもし? “青”さん? 大丈夫ですか?』
「……あー、大丈夫や。
 脱出……ウチ、そんなこと全然考えてなかったわ。ただただ、生き延びるのに必死でな。
 そうや、みんなで揃って帰るには、それ考えなアカンやん! 何で思いつかなかったんやろ」
『それは仕方ないですよ、こんな状況ですから。僕だって昼間はそれどころじゃ無かったんです。
 あなたのせいじゃありません。自分を責める必要はないですよ』
「トマはんは優しいな……。この島にもアンタみたいな人がおったんやね。
 今日1日でウチが会った奴、揃いも揃ってロクな奴おらんかったから……」

顔も知らないトマという少年の言葉に、葵は少しだけ癒される。
言葉は弱気だし腰は低いし、とても似ては似つかないが、何故だろう、彼の温かさが皆本と重なって見える。
数少ないレベル7超能力者として腫れ物のように扱われていた自分達に、ごく普通に接してくれた皆本。
奇人変人悪人変態ばかり(と、葵の目には映っていた)の狂った島で、ごく普通に会話が成立するトマ。
どちらも、砂漠の中に見つけたオアシス。暗い海で見つけた灯台の灯り。
彼は信頼できる。彼を助けよう。葵は心からそう思う。

「それで、具体的には何を知りたいん? ウチに何が出来るか分からへんけど、なんでも協力するで?」
『とりあえず、この『首輪』を外す方法と、この島の外に物理的に出て行く方法を探しています。
 どっちも難しいことだっていうのは、分かってるんですけど』
「なんや、そんなことか。それなら――」

あくまで弱気で慎重なトマの口調に、葵は思わず呆れたような声を上げてしまった。
首輪を外す? 島から出る? なんだ、そんなことか。
その程度の障害、彼女の前には障害に成りえない。何故なら。

「それなら――ウチの力なら、どっちも簡単やわ。考えるまでもあらへん」

世界でも数少ない最高ランク、レベル7の瞬間移動能力者。
精密な物体転移も、長距離大人数の連続テレポートも、お手の物だ。
彼女なら首輪を分解するまでもなく、一瞬で外すことが出来る。
首輪の方を転移させてもいい。首輪だけをその空間に残して、身体の方を転移させてもいい。
そしてまた、船を調達するまでもなく、みんなで島の外に逃げ出せる。
普段の飛距離なら、連続転移で大陸横断すら簡単にこなす彼女だ。こんな小島から出ることなど容易い。
兵部京介が『光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)』と呼んだ彼女を鎖に繋ぐことなど、誰にもできないのだ――

――――本来なら。

        *     *     *

『それなら――ウチの力なら、どっちも簡単やわ。考えるまでもあらへん』
「ええっ!? ほ、本当ですか!? それは凄い!」

電話の向こうから聞こえてきた“青”の力強い断言に、トマは驚く。
ここまでの短い会話の中で、既に“青”と名乗る少女の性格は大体把握している。
常識的で、良心的で、少しばかり弱さも抱えた、しかし真っ直ぐで真っ当な人物だ。
できもしない大風呂敷を無闇やたらと広げるような人間とは思えない。
いったいどんな方法で?! そもそも、そんな凄い彼女の『力』とは何なのだろう?!
思わず聞き返そうとしたトマの言葉を、しかし彼女はすぐに遮る。

『あ……ちょっとタンマ。ぬか喜びしとるところ悪いけど、少し言い忘れたわ。
 あくまでそれは、ウチが『普段通りの力が出せれば』、やな。
 なんかこの島に来てから、力の調子がおかしいんよ。
 もし上手くできずに爆発とかしたら、シャレにならへんし』
「ああ、確かに……。ジェダもそこまで間抜けではないでしょうしね」

膨らみかけた希望が一瞬にして萎んでしまう。確かにそうだ。ちょっと考えれば分かる。
参加者の能力で簡単に首輪が外せるのなら、この殺し合いのゲーム自体が成立しない。
何らかの仕掛けによって外せないようになっている、と考えた方がいい。トマは溜息と共に呟く。

「そう言えばジェダも言ってましたね。『強い力は制限させてもらう』って。その一環でしょうか」
『言われてみれば、そんなこと言うとったな。ECMなんて『普通の人々』でも手に入れられる装置やし」
「?? 『いーしーえむ』、ですか? 何です、それ?」
『知らへん? 『超能力対抗装置』言うてな、周囲の超能力を打ち消す機械や。
 普通のECMやったら完全に使えなくなるところやけど、変な調整してるかもしれへんし』
「装置、ですか……。もう少し詳しく教えてくれませんか? その装置の形とか、性質とか」
『形は、まあ色々やな。傍目にはただ怪しい機械、ってだけで、偽装されとることもある。
 ただ『効果に比例して大型化する』のは確かや。『効果に比例してエネルギーを喰う』のもな。
 島のどこでも効いてるなら、よっぽど大きな装置で、電気代も相当かかっとるはずやで』
「ということは――それを何とかすれば、首輪が外せて、脱出も出来るってことですよね」

トマは考える。新たな材料を元に、魔技師ならではの推測を組み立てる。
周囲の人間の特殊能力を妨害する装置の存在。そして、ファクトリアルタウンに遺されていたというメモ。
2つの情報が、トマの頭の中で1つに繋がる。
いくらジェダに余裕があっても、無意味に解体と組み立てを繰り返すだけのものは作らない。
工場を丸ごと使ってチェック機構とするエネルギー源を用意したなら、それを使う本来の目的があるはずだ。
そして、島全体を覆うような妨害装置を動かすには、莫大なエネルギーが必要となってくる――!

島のどこかにあるはずの『動力炉』。それと繋げられたECM、あるいはそれに類する『妨害装置』。
そのどちらかを破壊する・停止させることができれば、『能力制限』を解除できる?
“青”がその『普段通りの力』を発揮して、首輪の解除と島の脱出、その双方を解決することができる!?
それはもちろん、仮定の上に仮定を重ねた、弱々しい仮説でしかないが……

『ただ、ECMやのうて、ESPリミッターみたいなモンかもしれんけどな』
「ESPリミッター? それは?」
『こっちは広範囲に念波を妨害するんやのうて、触れてる人間の超能力を、ちょっとだけ弱める装置や。
 ESPリミッターならアクセサリーくらいの大きさにできるしな。この首輪の中に仕込むことも出来るはず。
 もしそうなれば、ウチとしては完全にお手上げやね』
「…………」

少しだけ考えて、それはない、とトマは思う。
トマなら、首輪だけにそこまでの機能は詰め込まない。一極集中は避ける。
仮に、魔技師としてこの殺し合いのシステムの設計を任されたとしたら、トマなら機能を分散させたい。

ジェダの立場に立って考えてみよう。
主催者にとって最も厄介な展開は、参加者が殺し合いを始めず、手を取り合ってジェダに反抗するケースだ。
強力な武器を与えられ、強力な力を持った者たちが一致団結したら、あのジェダだって危機感を覚える。
そして、その予想しうる危機を防ぐ手段として用意されたのが、「首輪の爆破」と「能力の制限」であるはずだ。
能力の制限は「どの幼子にもチャンスがあるように」と説明していたが、それを素直に信じるわけにはいかない。
昼間に出会ったレックスなどを見ても分かるように、それでもなお参加者の戦闘力には大きな隔たりがあるのだ。
参加者の機会を均等にする、というのはおそらく言い訳に過ぎないだろう。

さてそこで、もしこの2つの重要な機能を、揃って首輪の中に押し込んでしまったとしたら?
どんな機械も魔法も絶対ということはない。何かの拍子に壊れることもある。機能を失うこともある。
トマのように器用な参加者に解体されてしまう展開も、あるかもしれないのだ。
そして、万が一にも首輪が外れてしまったら、ジェダはその参加者をコントロールする手段を完全に失う。
「爆破の脅し」と「能力制限」、その2大反抗抑制処置が、一気に失われてしまうのだ。

ここまで慎重に戦いの舞台を整え、状況を整えたジェダが、そんな危険性を良しとするはずがない。
技術的に可能であるなら、2つを分けて管理したいと思うのは必然。
何らかのトラブルで片方がダメになっても、もう片方は残る。ジェダは参加者に対して優位を保てる。
仮にイレギュラーが発生しても、最悪の事態だけは回避できる――そう考えるはず。

そしてその、二重に保険をかけようとする思考こそ、トマたちがジェダを攻略する糸口になりうるのだ。

現時点では、まだほとんど何も分かっていないに等しい。
『動力炉』の位置も分からない。ECMあるいは『それに類する装置』の位置も分からない。
ひょっとしたら、能力制限は全く違う仕組みによって成されているのかもしれない。だとしたら最初からやり直しだ。
それでも今、はっきりと見えた。ジェダへの反抗と脱出の筋道が、初めてくっきりと見えてきた。

  まず『能力制限』をなんとかする。そして“青”の力で首輪を外し、“青”の力で島の外に逃げ出す。

あるいはひょっとしたら、“青”以外にも、能力制限の解除で事態が打開できる人がいるかもしれない。
強力な魔法使いである八神はやて、高町なのは、フェイト・テスタロッサ。愉快型魔術礼装カレイドルビー。
彼女たちの力を結集し、また、まだ見ぬ人々の力も結集すれば、きっと何か上手い方法が――!

「……ありがとうございます、“青”さん! あなたとお話が出来て、本当に良かった!
 今まで手も足も出なかった宿題が、これでなんとかなるかもしれません。あなたのお陰です!」
『な、なんや急に改まって。そんな……照れるやないか』
「良ければ、直接会って詳しい話をしませんか? “青”さんの『力』も一度見せて欲しいですし。
 事情があって僕はここから動けないんですけど、そこの病院からはそう遠い場所じゃありません。
 H-5とG-5に跨った『シェルター』という大きな建物、分かりますか?」
『ああ、川の北側の、大っきな奴?そういや『跳んで』くる途中にそれっぽいの見えたわ。そこにおるん?』
「ええ。外からは入れない構造になってますけど、“青”さんが来て下さるのなら扉を開けますから!」
『その必要はないわ。だってウチの力なら――』

『 ――――穢れ無き魂を持つ幼子達よ。久しいな 』

それは、唐突だった。身を震わせるようなその声に、2人ははッと口を噤む。
反射的に視線を時計にやる。午後6時ジャスト。予告されていた時間。
受話器を握ったままの2人の前で、第一回目の定期放送は始められた。

        *     *     *

『 まず禁止区域の発表を行う。 これから一時間後に最初の禁止区域が発動す―― 』

「アカン、今手元に地図ないわ。ちょっと取ってくる」
『いや、僕がメモしておきますよ。後で“青”さんにも改めて教えてあげますから』
「そう? 取ってくるのに時間はかからへんのやけど……トマはんがそう言うなら、お願いするわ」

『 19時より B-7  21時より H-8  23時より A-1  1時より G-4  3時より E-7……』

『僕たちにはあまり影響のない場所ばかりのようですね。病院とシェルターの間は指定されてませんよ』
「ひとまずは安心やな。ここやそっちが指定されなくて良かったわ」
『全くです。出て行ったお2人は大丈夫ですかね。まあ、放送は聞いてると思いますが……』

『 該当時刻になってもその場所にいる場合、首輪が爆発するぞ。自ら命を絶ちたい愚かな者以外は…… 』

「やっぱり、この首輪はなんとかせなアカンな」
『そうですね。あ、くれぐれも、軽はずみに『実験』したりしないで下さいよ? 万が一のことでもあったら……』
「分かっとる。ウチ1人のことやないからな。心配せんでも無茶はせぇへん」

それはきっと、幸せな会話だったのだろう。
常識人同士、頭のいい者同士、チームのサポート役同士、そして何より、真っ直ぐに正義を愛する者同士。
ほんの短い時間の会話で、2人は確かに、互いを「仲間」として認め合っていたのだ。
2人とも、素直に信じていた。
この幸せな時間がまだまだ続くと。自分たちが協力すれば、きっと幸せな未来を作りだせるのだ、と。

『 ――――次はこの放送までに命を落としてしまった者達の名前を発表する。 』

無情にもその名が呼ばれる、その瞬間までは。


『  01番   明石薫  』


葵の手から、音も無く受話器が滑り落ちた。


        *     *     *


『……もしもし? もしもし、“青”さん!? どうかしましたか!? もしもし!』
「――――嘘やっ!!」

ヒュンッ――。
数秒の間を置いて、思考停止から立ち直った彼女は絶叫する。絶叫と共に瞬間移動する。
能力を制限されている今、目的地まで1跳びでは届かない。
コンマ数秒のタイムロスが、恐ろしいほど長く感じられる。
未だにジェダの放送は流れ続け、延々と人名が読み上げられていたが、彼女の意識には届かない。

「そんなはずあらへん――だって、ついさっきまで――!」

ヒュンッ――。ヒュンッ――。
3回目の空間跳躍で辿り着いたのは、あの病室の前。
ほんの一瞬、中に飛び込むのを躊躇する。見たくもないものが見えてしまう気がして、足が竦む。
トマとの会話に夢中になって、すっかり『親友』のことを忘れていた自分を、今さらながらに呪う。
大きく深呼吸1つ、そして彼女は。

「――薫ッ!!」

ヒュンッ――。
そうして飛び込んだ、その病室は。
彼女が親友を運び込み、パジャマを着せ、布団をかけて寝かせておいた、その病室は。

  はだけた布団の皺もそのままに、誰も居なかった。

「そ……そんな……!?」

全くの無人。見回す限り誰一人おらず、置き去りにしていたランドセルも見当たらない。
良く見たら他人がそこに寝ていました、ということもない。
葵の焦燥を嘲笑うように、空っぽの病室が、ただそこにあった。

「な……何があったんや……薫……どこ行ったんや……?」

頭の中身が、ゴチャゴチャになる。
部屋に飛び込む直前、一瞬思い浮かべてしまった「最悪の想像」は、血に染まった病室。
葵が目を離した隙に、誰かに侵入され殺されてしまった薫の姿だ。
けれども――死体すらない。争った形跡もない。
まさに神隠しのように。あるいは、高度なテレポーターの手でどこか遠くに転移させられたかのように。
ベッドの上に僅かな温もりだけを残して、綺麗さっぱり、消えうせていた。
思考の纏まらない頭で、葵は必死で考える。ありそうもない、しかし僅かな可能性を捏造する。

「は……はは……わ、わかったで。ジェダの阿呆、嘘ついとるんや。
 か、薫のバカ、目ぇ覚めて勝手にどこかに行きよったんやな。し、心配ばかりかけさせて。
 おーい薫、どこ行ったん~? あの子が飛んでも、そう遠くには行っとらんはずや。見つけなあかん……!」

ヒュンッ――。
野上葵は転移する。どこかにいるはずの明石薫の姿を求めて病院内を跳ぶ。
昼間に眠って、それっきりで、きっとお腹を空かしているに違いない。なら食べものを探して歩いているのか。
それとも、あの好奇心旺盛な薫のこと、この見知らぬ建物の探検でも始めてしまったか。

ヒュンッ――。
ヒュンッ――。
ヒュンッ――。
葵は跳ぶ。連続して跳んで、薫の姿を探し続ける。
信じられない。信じたくない。でも彼女を見つけるまで、否定しきることもできない。
逆に言えば、死体でも目の当たりにしない限り、信じるわけにはいかない。
放送はまだ続いている。けれども一言だってその意味は頭に入らない。
目の端に溢れる熱いモノを拭う余裕もなく、松葉杖を両脇に抱えたまま、彼女は無闇やたらと跳び続けた。

        *     *     *

「もしも」を挙げていけばキリがないが、もしも仮に、野上葵がもう少し冷静だったとしたら。注意深ければ。
彼女は、気が付いていたに違いない。
テレポートは一種の複合能力。PK系の物体移動能力のみならず、ESP系の要素もある。
見えない壁の向こうの様子を直感的に把握できる彼女に、「その程度の擬態」は通用しなかったに違いない。
なにしろ彼女は、完全に目隠しされた状態で完璧な戦闘を演じたこともあるのだ。
「そういう敵」に対しては、相当に「強い」。

けれど放送で薫の名を聞いた彼女は、明らかに動揺していた。混乱の極みにあった。
だから、気付くことができなかった。

無人にしか見えない病室の中、壁際で息を潜める透明人間の存在に。

(咄嗟に『カメレオン』を唱えてしまいましたけど……さてこれからどうしましょう?)

野上葵が本物の「明石薫」だと信じて連れてきた少女、ベルカナ・ライザナーザは、小さく溜息をつく。
目が覚めたのはほんの数分前。6時間を越える睡眠で、精神力も完全に回復している。
辺りを見回せば、そこは信じられないほど綺麗で清潔な部屋。
魔法としか思えぬ蛍光灯の灯りも含めて、フォーセリアでは見たこともないような空間だった。
いわゆるファンタジー世界の住人である彼女にとって、近代の病院は異界のようにしか感じられない。

(古代王国の遺跡が「遺跡」でなかった時代には、ひょっとするとこんな感じだったのかもしれませんわね)

ぼんやりとそんなことを考えるが、しかし現在地を掴む手掛かりにはならない。
ここはどこなのか。今地図の上でどこに居ることになるのか。
指定された禁止エリアは聞いて大方覚えたが、現在地が分からないと動きようがない。

(丈さんのお仲間のお名前も呼ばれていますわね。生き延びているのは「太刀川ミミ」さんだけ、でしょうか。
 イエローさんはまだ無事のようですが、レッドという名前も呼ばれてましたし……早く合流しないと)

最初は、明石薫のフリをしてこの場を乗り切るつもりだった。
荷物が残されていたことから、葵が近くにいるだろうとは思っていた。偵察でもしているのだろうと思っていた。
だから、帰ってきた彼女と合流して、口先三寸で誤魔化そう。そう考えていたのだが……
その矢先に、「明石薫」の名が呼ばれてしまったのだ。

反射的に、マズい、と思った。
『シェイプ・チェンジ』による変身が簡単に看破されるとは思わない。
けれど名前が呼ばれ、死人のリストに載せられてしまえば、きっと疑われてしまうだろう。
そんな状況で「記憶喪失になりました」、なんていうベタな嘘で乗り切れるとは、とても思えなかった。

選択肢はほとんど存在しなかった。葵がいつどこから戻ってくるかも分からない。
走って逃げても間に合わないかもしれない。なにせ相手は『テレポート』をほぼ無制限に使える存在である。
考える時間すらほとんどない状況の中、ベルカナが選んだのは、魔法を使って「姿を消す」ことだったのだ。
葵が病室内に姿を現したのは、まさに壁際に貼りついた彼女が魔法を唱え終わった直後であった。

(しかし、せめてケチらずに『コンシール・セルフ』にしておくべきでしたわね。これでは1歩も動けませんわ)

心の中で小さく舌打ちをする。
午前中は、魔法を大盤振る舞いし過ぎてあやうく死ぬところだった。その恐怖が頭を過ぎったのか。
ベルカナが咄嗟に選んだ『カメレオン』は、周囲の景色に同化して姿を隠す、初級の幻覚魔法である。
これを維持している限り、視覚によって彼女を捉えることは誰にもできない。
精神力の消費も極めて少なく、難易度も低く、手軽に緊急避難できる便利な魔法であった。

ただし……簡単かつ効果的な魔法だけあって、欠点も多い。
その最たるものが、「移動できない」という問題だ。
普通の精神集中を要する魔法は、それでもゆっくりと歩いて移動することができる。動き回ることができる。
けれども、周囲の景色と同化しているに過ぎない『カメレオン』では、位置がズレればそれで終わり。解けてしまう。
ついでに、視覚以外の感覚ならば簡単に捉えられてしまうのも心細いところだ。
もちろんこの魔法の維持中は、他の魔法を使うことはできない。複雑な動作もできない。

ベルカナは思案する。精神を集中し『カメレオン』を維持している頭の片隅で、これからの行動を考える。
透明になってはいるが、まだ『シェイプ・チェンジ』は維持されている。まだ『明石薫の姿形』はカードとしてある。
いずれ戻ってくるかもしれない、あの『テレポート』使いに対して、取るべき策は――

まだ残っている『明石薫の外見』を活かして、葵を騙して利用する?
彼女が戻ってくるよりも先に、『フライト』か何かを使ってここから逃げ出す?
逆に彼女が諦めてどこか遠くに行くまで、『カメレオン』などで隠れ続ける?
それとも――姿を隠す前に拾い上げた、この2つのランドセルの中身に打開策を見出す?

ベルカナは悩む。どの選択にもリスクが伴い、結論を出すのは簡単ではない。
そして、彼女が取った選択は――

        *     *     *

「そん、な……はやて、さん……!」

明石薫の名が呼ばれ、野上葵の手から受話器が滑り落ちてから、数十秒後、
トマもまた、電話の前で崩れ落ちていた。

ジュジュの名前が呼ばれた時も、ショックだった。泣きたくなった。
フェイトの名前が呼ばれた時も、ショックだった。はやてやアリサも泣いているだろう、と思った。
人数が30人を越えたあたりで、叫びたくなった。いったいどれだけの人を殺せば気が済むのか、怒りすら湧いた。
けれども、名前の羅列が終わろうとした時に呼ばれた、その名前には――
『 72番 八神はやて 』という、その宣告には――。

「はやて、さん……!」

トマの頬から零れ落ちた熱い雫が、無数のバツ印がつけられた名簿を濡らす。
ジェダが嘘を言うとは思えない。嘘をつく理由がない。必要がない。
そうと理解できてしまう自分の頭脳が、トマには憎く、また辛かった。


【H-5/シェルター地下/1日目/夜】
【トマ@魔法陣グルグル】
[状態]:健康。激しい精神的動揺
[装備]:麻酔銃(残弾6)@サモンナイト3、アズュール@灼眼のシャナ
[道具]:基本支給品、ハズレセット(アビシオン人形、割り箸鉄砲、便座カバーなど)、
    参號夷腕坊@るろうに剣心(口のあたりが少し焼けている) はやて特製チキンカレー入りタッパー
[思考]:…………ッ!!
第一行動方針:ひとまず落ち着いて冷静になる(できるかどうか分からないが)
第二行動方針:参號夷腕坊の修理。
第三行動方針:他の参加者と情報と物の交換を進める。必要ならその場で道具の作成も行う。
第四行動方針:『三宮紫穂』の情報を掴んだら、「病院」にいる“青”さん(ブルー?)に教えてあげる。
第五行動方針:『首輪の解除』『島からの脱出』『能力制限の解除』を考える。そのための情報と物を集める。
第六行動方針:できればトリエラと再び会いたい。それまでは死ぬわけには行かない。
基本行動方針:ニケたちとの合流。及び、全員が脱出できる方法を探す。
※ハズレセットのうち、豆腐セット、もずくセット、トイレの消臭剤、根性はちまきを使用しました。
   割り箸鉄砲の輪ゴムは、まだ残りがあります。
※「工場」にいる自称“白”の正体は「白レン」、「病院」にいる自称“青”は「ブルー」、と誤った推測をしています。


【G-7/病院内(??)/1日目/夜】
【野上葵@絶対可憐チルドレン】
[状態]:左足損失、超能力の連続使用による微疲労、激しい混乱
[装備]:松葉杖×2
[道具]:なし
[思考]:……薫!? どこ行ったん!? 嘘やろッ!?
第一行動方針:病院内から消え失せた薫を探しだす(放送で死を告げられたことは半信半疑?)
第ニ行動方針:紫穂を探す。
第三行動方針:シェルターにいるトマと直接会って協力する? テレポートで首輪解除と脱出?
第四行動方針:レミリアかフランドールに出くわしたら逃げる
第五行動方針:逃げた変質者(ベルカナとイエロー)は必ずぎったんぎったんにしたる
基本行動方針:三人揃って皆本のところに帰りたい
[備考]:イエローをサイコキノ、ベルカナも何らかのエスパーと認識しました。
   なお二人が城戸丈を猟奇的に殺害し、薫に暴行をしたと思っています。
   テレポートに掛かっている制限は長距離転移不可(連続転移は可)、
   「意識のある参加者(&身に着けている所持品)は当事者の同意無しでは転移不可」です
   他者転移禁止の制限には気づいていません。
   首輪の転移・首輪を残して身体だけ転移、といったことが可能かどうかはまだ分かりません。
   第一回放送の、「明石薫」の名前が呼ばれた以降の内容を完全に聞き落としました。


【G-7/病院内(病室内)/1日目/夜】
【ベルカナ=ライザナーザ@新ソードワールドリプレイ集NEXT】
[状態]:明石薫に変身中。左腕に深い切り傷、全身に打撲と裂傷(手当済み)、
     あばら骨数本骨折(他も骨折している可能性あり)
     古代語魔法『カメレオン』で透明化中(移動不可能)、精神力消耗微少
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、懐中時計型航時機『カシオペア』@魔法先生ネギま!、飛翔の蝙也の翼@るろうに剣心
    支給品一式、黙陣の戦弓@サモンナイト3、返響器@ヴァンパイアセイヴァー、消毒薬や包帯等
[服装]:入院患者用のパジャマ
[思考]:さて、これからどうしましょう……?
第一行動方針:葵への対処を考える。このまま逃げる? 隠れてる? 明石薫のフリをする?
第二行動方針:現在地を把握したい。
第三行動方針:イエローと合流し、丈からの依頼を果たせるよう努力はする(無理はしない)
第四行動方針:仲間集め(イエローと丈の友人の捜索。ただし簡単には信用はしない)
基本行動方針:ジェダを倒してミッションクリア
参戦時期:原作7巻終了後
[備考]:制限に加え魔法発動体が無い為、攻撃魔法の威力は激減しています。
変身魔法を解除した場合、本来の状態(骨折数箇所、裂傷多数、他)に戻ります。
荷物もろとも『カメレオン』の魔法で透明化しています。動かないかぎり、視覚で彼女を捉えることはできません。


※古代語魔法「カメレオン」について
 見るものの視覚を欺瞞し、背景と同化して術者の姿を隠す幻覚魔法の一種。
 必要とするレベル・精神力消費共に非常に低く、古代語魔法としては最も初級の部類に属する。
 ただし、欺瞞できるのは視覚のみ。聴覚や嗅覚などは誤魔化せない。
 また、維持には精神集中を要する上、他の集中を要する魔法と違い、その場から移動することもできない。
 上位魔法に「コンシール・セルフ」という魔法もある。こちらは匂いや音も隠してくれ、ゆっくりとなら移動も可能。
 ただし精神点の消耗は多い。


≪176:交差する機械の心 時系列順に読む 178:ライジングゲーム≫
≪176:交差する機械の心 投下順に読む 178:ライジングゲーム≫
≪171:大した事じゃない(前編)
≪175:第一回定時放送
トマの登場SSを読む 197:夜の帳と跳ぶ為の言葉ならびにキャーッ!名無しさんのエッチ!≫
≪147:Friend ship/親友
≪175:第一回定時放送
葵の登場SSを読む 197:夜の帳と跳ぶ為の言葉ならびにキャーッ!名無しさんのエッチ!≫
≪147:Friend ship/親友
≪175:第一回定時放送
ベルカナの登場SSを読む 197:夜の帳と跳ぶ為の言葉ならびにキャーッ!名無しさんのエッチ!≫

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