概要
『タイム・トラベラー』および『続 タイムトラベラー』は、NHKのテレビドラマ枠「少年ドラマシリーズ」で1972年に放送されたSFテレビドラマである。『タイム・トラベラー』は同シリーズの第1作として1972年1月1日から2月5日まで全6話が放送され、続編の『続 タイムトラベラー』は、前作の好評を受けて同年11月4日から12月2日まで全5話が放送された。筒井康隆の小説『時をかける少女』を原作として、石山透が脚本を担当した。
両作品は、タイムトラベルを題材とした青春SFとして高い人気を集めた。
内容
- 『タイム・トラベラー』 - 中学3年生の芳山和子は、実験中に不思議な薬品の香りを嗅いだことから、時間を移動する能力を身につける。同級生の深町一夫の正体が未来人ケン・ソゴルであることを知り、2人は時を越えた出来事に巻き込まれていく。
- 『続 タイムトラベラー』 - 前作から時を経て、和子のもとに再びケン・ソゴルの声が届く。ケンは20世紀に来たまま行方不明となった3人の科学者を捜しており、和子もその捜索に協力する。やがて、2001年をめぐる謎や未来人たちの秘密が明らかになっていく。
登場人物
- 芳山和子 - 島田淳子(後の浅野真弓)
- 深町一夫/ケン・ソゴル - 木下清
- 柳沢由美 - テレサ野田
- 福島先生 - 浜田晃
- 校長先生 - 西国成男
- ナレーター - 城達也
現在の状況
非常に高い人気を誇った本シリーズだが、フィルムは一つも現存しておらず、『タイム・トラベラー』の、最終回の映像と全話分の音声が視聴者提供によって残っているのみである。
その他
石山が『続・タイムトラベラー』を元に原作の続編として『続・時をかける少女』を執筆している。
本作のシナリオ集が石山によって大和書房から出ている。
本作のシナリオ集が石山によって大和書房から出ている。