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アクタージュ(「週刊少年ジャンプ」休載漫画などの制作資料を一部紛失、2018年~2020年)
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概要
『アクタージュ』(Act-Age)は、週刊少年ジャンプで2018年1月から2020年8月まで連載された作品で、松木龍也が原作、宇佐崎史郎が作画を担当した。現代の東京を舞台に、メソッド演技の才能を持つ少女・夜凪圭が、自分が演じるキャラクターと現実の区別がつかなくなっていく姿を描く。
このサイコスリラーは、全12巻で300万部を超える大ヒットを記録した。このシリーズは2018年12月からアメリカのViz Mediaから出版された。また、第43回講談社漫画賞で最優秀漫画賞にノミネートされるなど、批評家からも高く評価された。
連載中止と論争
2020年8月、作者の松木龍也が2人の女子中学生に不適切な行為をしたとして逮捕された。後のインタビューで、宇佐崎史朗には『アクタージュ』を継続し、新たな執筆パートナーを見つける機会が与えられていたことが確認されたが、加害者が作った作品がまだ出版されているのを見ることは、犯罪の被害者を傷つけることになると考え、最終的に連載中止を決定した。 すでに完結した章や草稿段階の章は、おそらく集英社本社の書庫で、宇佐崎か松木と共に眠っているか、未発表のまま完全に捨てられている。
逮捕後、Viz Mediaはウェブサイトからすべての章を削除した。英語版と日本語版の両方で、各章を巻の形でリリースする計画は中止された。このシリーズの英語版リリースは3巻で終了し、102章が未リリースとなった。日本では16章が未発売である。このシリーズは公式にはもう印刷されていないため、英語版も日本語版も完全に失われる恐れがある。
舞台劇とライトノベル
『アクタージュ』のライトノベル版とライブ舞台劇版も企画・開発されていたが、どちらもどこまで開発が進んでいたかは未確認である。舞台はホリプロがプロデュースし、与那城敬役はタイトルロールのブレイクスターを求めて遠隔オーディションが行われる予定だった。これは、原作への直接的な言及と、シリーズファンへのコンテストを兼ねていた。これら2つのプロジェクトは、シリーズ打ち切りのわずか数カ月前の2020年6月に発表され、新型コロナウイルスに由来する遅れにより2022年に公開/プレミア上映される予定だった。