アニメ版や実写映画版で個人的に心に残ったセリフをピックアップ

アニメ版

We love our bread,
welove our butter,
but most of all,we love each other
パンが好きです、
バターが好きです、
でも何よりも、私たちはお互いが大好きです。

アニメ版より、食事前のお祈りの文言。「人はパンのみで生きるにあらず」という聖書の教えをさりげなく盛り込んだかのような印象的なフレーズ。
ちなみに、スペシャル版では微妙に表現が違っていて、最後の一文の最初が「And most of all...」になっている。
日本語的には「でも何よりも…」よりかは「そして何よりも」の方が表現的には自然だろうか。
また第1・2シーズンの日本語版では「パンをありがとう。バターをありがとう。そして何よりも、良き仲間をありがとう」という訳仕方で、より率直に日々の生きる糧への感謝の気持ちが表れたフレーズになっている。



実写映画版。


I know why you're doing this.
It's because you're all alone, isn't it?
You must've loved her very much.
She was your whole family,wasn't she?
私、どうしてあなたがこんなことをするのかわかったの。
独りぼっちでつらかったからでしょ?
本当に大好きだったのね。
たった1人の、大切な家族だったんでしょ?
I lost my family too...a long time ago,
but they're not really gone,are they?
She's dead. She's gone.
No, she's not.
She's still with you,and she's in the school too.
Please, Lord Covington,
she wouldn't want you to sell it.
私も家族をなくしたの……ずっと昔に。
でも本当はいなくなってなんかない、そうでしょ?
マリーは死んじゃった・・・もうここにはいない。
違う、いなくなってなんかない!
マリーはいつでもあなたと一緒にいるのよ。この学校にも。
お願いコビントン卿。
マリーはこの場所を手放してほしいなんて思ってないはずよ。

実写版「マドレーヌ」のラストシーン。
自分にとっての唯一の居場所である学校を奪おうとする存在としてコビントン卿を敵視していたマドレーヌだったが、
~食堂に飾られたコビントン夫人の肖像画についてウズベキスタン大使に話をしている姿を見た時、
~なぜ彼が学校を売ろうとしていたのかをようやく理解する
~彼はマドレーヌと同じように愛する人を失う痛みを抱え、悲しみから遠ざかりたいがために学校を手放そうとしていたのだった。
~コビントン卿が抱える悲しみに心からの共感を抱いたマドレーヌは愛する人の心が息づく場所を捨ててはいけないと説得する。
~愛するする人が天国に行ってしまっても、その心はいつもすぐそばにある。きっと彼女は自分自身にもそう言い聞かせていたに違いない。
最終更新:2023年02月17日 07:51