第12-355章.
「ブラフマナよ、私は汝を正しく指導するよう努めよう。私が戒師から聞いたことを汝に述べるので、聞きなさい。かつての創造の過程で、正義の車輪が動き出したその場所に、ナイミシャの名で知られ、ゴマティのほとりに位置するその森に、ナーガの後に呼ばれる都市がある。そこでは、その昔、すべての神々が集まって盛大な生贄を捧げた。そこでは、地上の王の筆頭であるマンダトリが、天界の長であるインドラを打ち負かした。その地に立つ都には、正義の魂を持つ強大なナーガが住んでいる。その偉大なナーガは、パドマナーバまたはパドマという名で知られている。行為、知識、崇拝の)三重の道を歩む彼は、思考、言葉、行為においてすべての生き物を満足させる。万物を注意深く考察し、和解、不和の誘発、贈り物や賄賂の授受、武力行使という四重の政策によって、正しい者を守り、悪しき者を懲らしめる。汝はそこを訪れ、汝が望む質問を彼に投げかけよ。彼は汝に最高の宗教とは何かを真に教えてくれるだろう。そのナーガは常に客を好む。偉大な知性に恵まれ、経典に精通している。彼は他のいかなる人物にも見られないような、あらゆる望ましい徳を持っている。その性質上、彼は水と共にある、あるいは水の中で行われる職務を常に守っている。 ヴェーダの研究に熱心である。懺悔と自制に満ちている。莫大な富を持つ。犠牲を捧げ、贈り物をし、傷害を禁じ、赦しを実践する。彼は
あらゆる面で行いが優れている。真実の言葉を話し、悪意から解放され、その振る舞いは善良で、その感覚は適切に制御されている。彼は客人や従者全員に食事を与えてから食べる。話し方が親切である。何が有益か、何が単純で正しいか、何が非難されるべきかを知っている。彼は自分が何をし、何をやり残したかを把握している。誰に対しても敵意を持って行動することはない。彼は常に、すべての生き物にとって有益なことを行うことに従事している。彼はガンジス川の真ん中にある湖の水のように清らかで汚れのない一族に属している』」。