ノーマ


概要

「木々に抱かれて。花々に囲まれて。生涯を、枯らす。私。そう決めたのよ」


 バストン大陸の樹海に住まうメード。「三樹士」が一人。
 史上初めて戦線に投入された"最初の一人"(ファースト・レディ)であり、ブラックキャップが発足し、隊長に任命される以前は303作戦へも一時的に参戦していた。樹海を行軍中に行方不明となり、落伍者として扱われていたが、後にプロトファスマ化し、生存していた事実が判明する。
 個の性質を持たない集合意識である樹海に取り込まれたためか、プロトファスマでありながらほとんど意識を侵食されておらず、ほぼ完全な形でかつての姿と記憶を保持している。しかし当時の彼女を知る者の多くは既にその生涯を終え、現存する者もまた意識の侵食によって記憶を失っており、彼女が「ノーマ」であると正しく認識できる者は、もはやこの世のどこにも存在しない。
 自身を忘却した世を儚み、現在は"女王"アルラグネと共に、樹海の深部に隠れ住んでいる。

 アルラグネのネットワークから独立した存在ではあるものの、彼女を「女王陛下」と嘯き、樹海の共同体として行動している。草花を愛するが、喫煙家でもあり、植物に火を点けるという行為をしばしばアルラグネに抗議されている。

 精製された当初から言語野に若干の障害を抱えており、言葉冗長な独特の喋り方をする。かつての将来の夢は「花屋」。


  • 通称:「最初の一人」「徒花の騎士」
  • 出身:不明(来歴からエントリヒ帝国と推測される)
  • 所属:ブラックキャップ(303作戦部隊)
  • 装備:機械剣「ドルドレイ」
  • 身長:166cm
  • 年齢:外見年齢19~21歳
  • 教育担当官:アイザック・ヘンライン(194X年・殉職)


機械剣「ドルドレイ」

 ガルガンチュアの持つ機械剣「グリングリグル」のアーキタイプ。
 初期の試作装備であるため、量産性を度外視して多機能に設計されており、コアエネルギーを収束しての射撃、障壁の展開など、複数の機能形態を備えた可変型兵装。機構が複雑で扱いが困難であったことから、後に機能を簡略化したグリングリグルが開発されるに至った。
 経年劣化により作動不良を起こすことがしばしばある。

瘴花砲「バイナリー・ロータス」

 樹海に生息するアルラグネの攻撃端末。
 瘴合成によって樹海全域に貯蓄された生体エネルギーを射出する植物砲台。本来はアルラグネの末端組織であるが、樹海の植物はそのネットワークを介することでノーマにも使役が可能なため、実質的には両者が共有する身体の一部と言える。
 生息域の外であっても、種子を撒くことで容易に設置が可能。


サラ

「鈍くさくって見てられない。私の前に出ないで、──後ろにいて。ノーマ」


 実験部隊ブラックキャップが擁した、かつての副隊長。ナンバー3。
 ノーマやバポナ、ヤヌスらとともにメード開発の最初期に創出された第一世代。ノーマの言語障害やバポナの視覚障害に代表されるような、初期の被験体に多い身体機能の欠損が見られず、隊を構成する各員が何らかの障害を抱えていた同部隊の中にあって、純粋に一線級の戦力となることを嘱望されていた。部隊行動においてはノーマの補佐役を務め、言語に不得手な彼女とバポナとの衝突を取りなすことも多かった。
 面倒見が良くオールマイティな彼女であったが、主体性があるようでいて、その実メンタルの面では他者に依存しやすく、パートナーであるノーマとの関係は部隊員としてのそれに留まらず、プライベートを共有する間柄にまで発展していた。

 携行武装は、伸縮機構を持つガイドバーにコアエネルギーの刃を精製する「真改」。製作者はEARTH有核技研の兵器開発局主任設計者であった楼蘭人技術者、帯 一(おび はじめ)。この装備は後に光剣のアーキタイプとなり、パトリシアら後継のメードへ受け継がれている。

 バストン大陸への上陸作戦において樹海を行軍中、ノーマとともに行方不明となり、その後、MIAの戦死認定がなされている。

  • 通称:「オビ・ワンの傑作」「委員長」「タチ」
  • 出身:アルトメリア連邦
  • 所属:実験部隊ブラックキャップ
  • 装備:光剣「真改」
  • 身長:162cm
  • 年齢:外見年齢19~21歳(194X年・戦死)
  • 教育担当官:アイザック・ヘンライン(194X年・殉職)


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登場作品

最終更新:2009年06月17日 01:11
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