(投稿者:怨是)
ダーシー
「騎士道精神を学んでみたけど、糞の役にも立たないじゃない。相手は虫けらだもの」
Darcey。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.01。
グリーデル王国代表。
後天的に操作系能力を発現させた稀有な個体。
極太の鎖を振り回し、相手を絡め取った後、サーベルで突き刺すという微妙に嫌らしい戦いを好む。
保身の為に会場から逃亡を図ったが、墜落した連合側の戦闘機に圧し潰された。
マルグリット
「貫きなさい、蒼き光条よ」
Marguerite。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.02。
エテルネ公国代表。
銃弾のビーム化能力を活かした、二丁拳銃での戦闘を得意とする。
エテルネMAID育成協会出身で己の能力も英才教育の賜物と信じ、鼻に掛けている節がある。
シザーリオにビームを無効化され、眼球ごと頭脳を貫かれて即死した。
ゾーエ
「私ってホント、美しい」
Zoe。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.03。
リスチア王国代表。
機動力を持ちつつも特殊防壁による、砲弾をも防ぎ切る高い防御力を手にした。
戦っている自分に酔いしれる、戦場のナルシスト。特に、相手の渾身の一撃を完全に無効化する事に美学を見出す。
能力調整最終段階直前でエントリーし、ろくに能力も発動できぬままハチの巣になった。無論、即死。
イギア
「あたしの名前を云ってみろ!」
Jgia。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.04。
自身の身長の1.5倍もある長槍を地面に突き刺し、ポールダンスの要領で両手の義手に仕込んだショットガンを放つ。
格闘、射撃、共に並外れたセンスを持っていたが、黒旗のMAIDに為す術も無く射殺された。
ビルネイン
「どんなに遠くへ放り投げられても、絶対に自分の決意した場所へ戻る。私はこのブーメランみたいに、強く生きたい」
Billneine。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.05。
ジェット付き大型ブーメランによる異色の遠距離格闘を実現。
無制限かつコア・エネルギーを乗せた遠距離の斬撃は今後のMAIDの戦闘を改革するとされ、大きな期待を受けていた。
しかし、名も知らぬ黒旗MAIDに射殺され、そのブーメランは日の目を見ずに終わった。
ロレンシア
「これがロジックの勝利さ」
Lorencia。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.06。
レベルテ王国代表。
変形機構を持った光剣を扱い、変幻自在な剣術を展開する。
初等教育が始まる頃には難解な謎解きを直ぐに解き明かすなど、驚異的なIQを記録した。
それらもシザーリオには通用せず、首筋に銃弾を撃ち込まれて死亡した。
ジルダ
「如何なる強者であろうと、孤独では戦えない」
Gilda。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.07。
エントリヒ帝国代表。
光剣を仕込んだ義手と暗殺拳法を織り交ぜた、トリッキーな格闘を得意とする。
自身の力が良からぬ政治闘争に用いられるであろう事を知っており、参加には消極的だった。
離反したシザーリオに味方の短機関銃を奪われ、ルシフェーリアもろともハチの巣にされた。
ビクトーラ
「明日を夢見、目覚める度に傷が深まる……」
Victora。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.08。
上空に水晶の塊を発生、落下させるという能力を持つ。地形を活かした三次元的な戦闘で真価を発揮する。
真っ黒なフードの黒魔術師ルックと、臆病で根暗な性格が見事にマッチしすぎて友達がいない。
能力が何故か発動出来ず、恐怖のあまりビルネインを敵弾幕の道連れにし、もろとも射殺された。
オフィーリア
「夢だったんです。沢山の人に、MAIDの事を知ってもらって、信じてもらえるって」
Ophielia。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.09。
アルトメリア連邦代表。
半径80cm以内の重力を操り、落としたり浮かせたりできる。
突如裏切ったシザーリオからの斬り付けに倒れた為、戦いでこれを発揮することは無かった。
本来は別のMAIDがこの番号で登録される筈だったが、国家的圧力でねじ込んだ。
もはや彼女に、その真相を知る術はない。
ルシフェーリア
「独りで飛ぶ空ほど寂しいものは無いわぁ、実際」
Lucifelia。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.10。
今回の展示品では唯一の空戦MAID。翼には秘密の能力が有るとか。
翼は星空の散りばめられた、深淵の藍色。漆黒の羽毛舞い散る、闇の具現。
ウォーレリック、
クロスフォーミュラ両社の合同技術試験で開発された砲兵装『エリア777』を装備し、
一撃の攻撃力を重視した巨大な連装型キャノン砲による一斉掃射を得意とする。
離反したシザーリオに味方の短機関銃を奪われ、ジルダもろともハチの巣にされた。
レドロエート
「無能に掛けてやる愛情なんてのは、弱者へ施して悦に浸る倒錯的な自己愛に他ならないさ」
Redroeht。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.11。
大気中に拡散した永子を収束させ、指定したMAIDのレアスキルの効果を最大で247.188倍まで高める能力を持つ。
混戦状態の中で行方不明となり、死体も確認出来ていない。
オーリケ
「ここは私の領域にしてやった! もう誰も踏み入れない」
Hollike。『1945年度Frontier of MAID』エントリーNo.12。
手の爪から光の粉をバラ撒き、粉塵爆発を起こす事で大威力を発揮。自身を中心に特殊な力場を生成する事も出来、その中でエネルギー消耗を抑える事が可能。
射程や機動力こそ低いが、迎撃に特化したその能力は戦線の維持を強固に出来るものと期待されていた。
展示品のMAIDの中では唯一黒旗側に被害を出す程の奮戦ぶりを見せたが、力場が崩れたまま能力を酷使し、力尽きた。
最終更新:2011年07月04日 14:34