概要
「故郷のステーキが懐かしい……。戦争が終わったら、帰れるのかしら……」
Hav。
帝都防空飛行隊に所属する
空戦MAID。第一小隊ロッテ2のリーダーを務める。
アルトメリア連邦の第二次ロイデット計画による産物であるが、西海洋上で試験飛行を行っていた際に墜落、
付近を航行していた
エントリヒ帝国海軍の巡洋艦によって回収された。
帝国側はハヴが
国際対G連合統合司令部に登録されていない不正規のMAIDであったのをいい事に自国戦力として届出を行い、
本人の意思を完全に無視する形でSS飛行隊に組み入れてしまった。
電波、可視光、音響などによる、自らに対する外部からの観測を不可能にするという能力を有している。
代償としてか空戦MAIDとしての基礎能力は非常に低く、飛翔力も運搬能力も平均を下回る。
また能力の行使による消耗がコアエネルギーの出力を一時的にせよ上回るため、飛行前後の大量の食事は必須。
これらの欠陥にもかかわらずこの能力が対G戦闘に役立つ事は間違いなく、Gの密集地域に対する精密爆撃を主任務として与えられている。
帝国は躍起になってこの能力の源泉を解明しようとしているが、連邦にしてみてもほとんど偶然の産物と言ってよく、いまだ原理は不明。
元は楽天的で呑気な性格の持ち主だったが、慣れ親しんだ連邦から帝国へ拉致同前に移住させられたために重度のホームシックを患っており、
何事につけ「故郷のハンバーガーはもっと大きかったのに」「何故この国にはまともなホットドッグがないの」などと恨み言を繰り返すため、
飛行隊長の
イェリコに叱責される事もしばしば。
なお、飛翔翼は不可視化できるが本来は黒く、独特の鋸歯状の形態を有する。ただし攻撃能力は皆無。
通称 |
「憂鬱なハヴ」 |
出身 |
アルトメリア連邦 |
所属 |
帝都防空飛行隊 |
装備 |
カンプフピストーレ、25kg爆弾×2 |
身長 |
187cm |
誕生 |
1940年6月18日 |
年齢 |
外見21歳前後(実働五年) |
教育担当官 |
マーティン・B・ロックヘッド |
飛翔力 |
★★ |
光学迷彩 |
★★★★ |
前向き |
- |
ホームシック |
★★★★★ |
ヴァトラー・カンプフピストーレ
KampfPistole。カール・ヴァトラー製26.6mm信号拳銃42型の銃身にライフリングを施した単発式の擲弾発射器。
信号弾や照明弾から小型榴弾、成形炸薬弾に到るまで様々な弾薬を投射できる。
携帯可能な対G火器として歩兵には重宝されたが、対空戦闘には到底堪えうるものではない。
ハヴがこれを持たされているのはペイロード不足のために爆装状態では他の自衛用火器を持って飛ぶ事ができず、
それならばと、救援要請などのために信号弾を発射可能な本銃が選定されたという理由による。
モデルは
カンプピストル。
種別 |
擲弾発射器 |
製造 |
Carl Watler GmbH |
口径 |
26.6mm |
銃身長 |
155mm |
使用弾薬 |
Wurfgranatpatrone326LP、他 |
装弾数 |
1発 |
作動方式 |
シングルアクション/ブレイクオープン |
全長 |
245mm |
重量 |
1.45kg |
初速 |
72m/s(W326LP弾) |
有効射程 |
400m(W326LP弾) |
関連
※映画『フィラデルフィア・エクスペリメント2 超時空決戦』に鉤十字付の素敵なF-117が登場するが映像資料が見つからない件。
登場作品
外部リンク
wiki内
最終更新:2009年01月14日 02:26