大秋丸帝国

政治形態

立憲君主制(民本主義)

天皇陛下が皇国の主権者であり、その権力が譲渡される形で内閣機関が政治を行う。

民本党と皇道党による憲政の常道が築かれている。しかし最近では皇道派に影響された陸軍青年将校が皇都宇治の首相官邸を占拠する事件「壱・弐弐事件」から始まり軍部の人間が数々のクーデターを起こしており、政府の弱体化によるシビリアンコントロールの形骸化が進んでいる。



主な政党

自由党 自由民権運動という選挙制度を導入する運動の主催政党である。しかし党内の急進派が各地の政治的重要施設を占拠する事件「宇治事件」から始まり様々な暴動を起こし、

警察機関「皇国抜刀隊」により党内の重要人物が次々と逮捕され、現在では解体の動きが高まっている。



民本党 吉野壮志郎が唱えた「民本主義」を掲げる政党である。現在主権を握っている「皇道党」の前に主権を握っていた政党であり、近代民主的な政治を行う。

最近では海軍青年将校により首相の吉田一誠が殺害される事件「参・弐陸事件」で内閣が混乱している。



宇治共産党 共産主義を掲げる只一つある珍しい社会主義政党。2年前に社会主義の台頭を防ぐため制定された法律「治安維持法」により2年前に解体処分を受けたが、党内の残党がまだ数人生き残っており、世界各国での社会主義革命を手助けする世界革命団体「コミュニテルン」からの支援を受けつつ、日本での社会主義革命を狙っている。



立憲改正党 日本で初めて内閣を立ち上げた政党である。民本党が結成される前までは

常に議席の7割以上を占めており、現在の大秋丸帝國憲法を制作した由緒正しき政党だが、

民本党がたった3年で急激に議席を取り始め、現在ではたったの1割しか議席を獲得できていない。



主な政治団体



大秋丸政治研究会 結成当初はその7割が学生を占める政治学を研究する団体だったが、現在は民本党を支える巨大な政治団体へと変貌を遂げている。因みに有名な政治家や思想家の殆どがこの研究会出身である。



尊王攘夷会 立憲憲法党が作成した由緒正しき皇道党を支える巨大な政治団体。立憲改正党、皇道党のメンバーに続き、最近では軍部の人間も参加しており、軍部の人間が起こす事件の資金はここから出ているのではないかと噂されている。



大秋丸皇国軍 通称「皇国軍」天皇陛下を御守りするため、御國を救うため編成された軍。師団数は300にも昇る。

座右の銘は「大和男児よ、大志を掲げろ。」

欧米列強に近しい力を持っており(ここ設定ね)、亜細亜、豪州に存在する列強諸国の植民地國からアジア独立の希望として期待されている(ここも設定ね)。天皇陛下の勅令で動く正に天皇陛下の手足の様な存在である。



戦略

「大艦戦ドクトリン」

相手の主力艦隊を巡洋艦等を使用し分隊化させ一つずつ主力艦隊を全て集結させ艦戦する。

「突撃ドクトリン」

相手へ「天皇陛下万歳」と叫びながら突撃する。

「誘導包囲ドクトリン」

主力部隊を包囲可能な形に変形させている箇所に分隊を派遣し相手と不意遭遇戦を装い陽動を実行。包囲殲滅を行う。

「物量包囲ドクトリン」

恐ろしい程の物量を一度にぶつけ、相手を混乱させ撤退させる。撤退先に包囲可能な形に変形させた部隊を用意し相手を包囲、精神的に疲弊させ降伏を狙う。



階級(高い順から)(陸軍、海軍ともに統一されている。)

大元師 天皇陛下が御就任遊ばされる役職。



大将 殆どが総合参謀本部の人間である。

中将 何人かは総合参謀本部の人間である。現在の参謀総長は中将である。

少将 師団の副師団長や、教育総監の指導部を務める。

大佐 師団参謀長を務める。

中佐 師団参謀を務める。

小佐 師団副官、又は師団参謀を務める。

大尉 師団参謀、又は師団副官を務める。

中尉 師団副官、又は師団計官を務める。

少尉 師団副官、又は師団計官を務める。

准尉 師団班長として戦う。

曹長 師団班長として戦う。

軍曹 分隊長、又は教官を務める。

伍長 軍の中核。最前線で戦う。

兵長 軍の中核。最前線で戦う。

上等兵 軍の中核。最前線で戦う。

一等兵 軍の中核。最前線で戦う。

二等兵 軍の中核。天皇陛下への忠誠を示す言葉「天皇陛下万歳」と叫びながら突撃する通称「万歳突撃」を行う。
最終更新:2021年10月11日 19:30