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キョン「ハルヒに……キス?」
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meteor089
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キョン「ハルヒに……キス?」 ① ②
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:22:18.15 ID:iJ3BPaUO0
数日前
数日前
ハルヒ「…」
キョン「なんだ、今日は妙におとなしいな」
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン?」モジモジ
キョン「?」
キョン「なんだ、今日は妙におとなしいな」
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン?」モジモジ
キョン「?」
キョン「……はぁ?」
ハルヒ「なによその顔!」
キョン「いや、だってお前……」
ハルヒ「聞いてるんだから答えればいいの! どうなのよ!」
キョン「どうと言われてもな。知らん、むしろわからん」
ハルヒ「少しは考えて答えなさいよ。あんた全然考えてないでしょ?」
キョン「いや、考えるもなにも……それはその状況になってみんとなぁ」
ハルヒ「なっ……もっ、もういいわよ!」タタタタッ…
ハルヒ「なによその顔!」
キョン「いや、だってお前……」
ハルヒ「聞いてるんだから答えればいいの! どうなのよ!」
キョン「どうと言われてもな。知らん、むしろわからん」
ハルヒ「少しは考えて答えなさいよ。あんた全然考えてないでしょ?」
キョン「いや、考えるもなにも……それはその状況になってみんとなぁ」
ハルヒ「なっ……もっ、もういいわよ!」タタタタッ…
キョン「……?」
キョン「恋人がいたら毎日キスするかって……何故そんなことを」
キョン「恋人がいたら毎日キスするかって……何故そんなことを」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:25:32.25 ID:iJ3BPaUO0
【一日目】
【一日目】
ガチャ
キョン「おっ、今日は皆早いな」
みくる「! キョン君」
長門「…」
キョン「ん? なんだ、その残念そうな顔は
古泉「残念というか……少々マズいことに」
キョン「まさか」
キョン「おっ、今日は皆早いな」
みくる「! キョン君」
長門「…」
キョン「ん? なんだ、その残念そうな顔は
古泉「残念というか……少々マズいことに」
キョン「まさか」
古泉「あなた昨日、彼女と何か話されましたか?」
キョン「彼女? ハルヒだよな、いや……別に。いつもどおりのことしか」
みくる「なにか、かわったことを言っていたとか」
キョン「そんなの毎日言ってますからね。わかりません」
長門「……ご愁傷様」
キョン「お前は何を言っているんだ?」
キョン「彼女? ハルヒだよな、いや……別に。いつもどおりのことしか」
みくる「なにか、かわったことを言っていたとか」
キョン「そんなの毎日言ってますからね。わかりません」
長門「……ご愁傷様」
キョン「お前は何を言っているんだ?」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:32:11.67 ID:iJ3BPaUO0
長門「簡単に言うと、あなたは死ぬ」
キョン「なんだって!?」
みくる「あっ、あの……」
キョン「簡単に言われても困る、何故俺が!」
古泉「落ち着いてください。なにも絶対に死ぬってわけではありません」
長門「簡単に言うと、あなたは死ぬ」
キョン「なんだって!?」
みくる「あっ、あの……」
キョン「簡単に言われても困る、何故俺が!」
古泉「落ち着いてください。なにも絶対に死ぬってわけではありません」
キョン「お前な、あんた死ぬわよって言われて落ち着けると思うのか?」
古泉「死ぬというよりは、死ぬかもしれないということです」
キョン「なにも変わってないように聞こえますが? 俺がおかしい?」
古泉「早い話が、あなたは涼宮さんにあることをすればそれを回避することができます」
キョン「あること……まためんどうな」
古泉「死ぬというよりは、死ぬかもしれないということです」
キョン「なにも変わってないように聞こえますが? 俺がおかしい?」
古泉「早い話が、あなたは涼宮さんにあることをすればそれを回避することができます」
キョン「あること……まためんどうな」
キョン「で? なにをすればいいんだ。あいつを怒ればいいのか宥めればいいのか?」
古泉「……それがですね、少し特殊というか」
キョン「早く言ってくれ。俺まだ死にたくない」
古泉「これから毎日、一日一回必ず涼宮さんにキスし続けてください」
キョン「……なん……だと!?」
古泉「……それがですね、少し特殊というか」
キョン「早く言ってくれ。俺まだ死にたくない」
古泉「これから毎日、一日一回必ず涼宮さんにキスし続けてください」
キョン「……なん……だと!?」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:36:05.70 ID:iJ3BPaUO0
キョン「俺が? ハルヒに? キス!? それも毎日!?」
長門「一日一度、彼女にキスし続けないとあなたは死ぬ」
キョン「何度も言うな!」
キョン「俺が? ハルヒに? キス!? それも毎日!?」
長門「一日一度、彼女にキスし続けないとあなたは死ぬ」
キョン「何度も言うな!」
みくる「その……そういうことですから」
キョン「何故俺が……何故ハルヒに」
みくる「あっ、あんまり難しく考えなくていいと思いますよ?」
キョン「考えますよ! 毎日ですよ!? 毎日、毎日あいつに」
みくる「えっと、涼宮さんが望んでいるってことはですね」
古泉「少なくとも彼女はあなたにそうしてもらいたいと思っているはずですから」
キョン「少し落ち着いてくれないか。今俺は混乱してるんだ」
古泉「恐らくあなたが一番慌てています」
キョン「わかってるなら言うな!」
キョン「何故俺が……何故ハルヒに」
みくる「あっ、あんまり難しく考えなくていいと思いますよ?」
キョン「考えますよ! 毎日ですよ!? 毎日、毎日あいつに」
みくる「えっと、涼宮さんが望んでいるってことはですね」
古泉「少なくとも彼女はあなたにそうしてもらいたいと思っているはずですから」
キョン「少し落ち着いてくれないか。今俺は混乱してるんだ」
古泉「恐らくあなたが一番慌てています」
キョン「わかってるなら言うな!」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:41:24.42 ID:iJ3BPaUO0
長門「できる?」
キョン「できるかできないかと言われたらできない。できるわけないだろ……」
長門「さようなら」
キョン「諦めないで!」
長門「できる?」
キョン「できるかできないかと言われたらできない。できるわけないだろ……」
長門「さようなら」
キョン「諦めないで!」
キョン「なにがどうあったら、あいつが俺にそんなことを望むようになるんだよ?」
古泉「ですから、それを知る為にはあなたと彼女の会話を手繰るしかないかと」
キョン「いや別になにもかわらず……あっ」
みくる「?」
キョン「……あったわ……その兆候あったわ……間違いなくアレだわ」
長門「いままでありがとう」
キョン「だから諦めるなって! まだ死にたくない!」
古泉「ですから、それを知る為にはあなたと彼女の会話を手繰るしかないかと」
キョン「いや別になにもかわらず……あっ」
みくる「?」
キョン「……あったわ……その兆候あったわ……間違いなくアレだわ」
長門「いままでありがとう」
キョン「だから諦めるなって! まだ死にたくない!」
キョン「って話をだな、昨日ちょっとだけ」
古泉「間違いなくそれですね。むしろそれ以外に原因があるとは思えません」
みくる「……毎日キスかぁ……はわぁ」
キョン「あの、その憧れの眼差しみたいなのやめてもらえません?」
古泉「間違いなくそれですね。むしろそれ以外に原因があるとは思えません」
みくる「……毎日キスかぁ……はわぁ」
キョン「あの、その憧れの眼差しみたいなのやめてもらえません?」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:44:41.15 ID:BLtskobXO
長門がいいキャラだなwwww
長門がいいキャラだなwwww
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:46:58.07 ID:iJ3BPaUO0
古泉「つまり涼宮さんはあなたに……ふふっ」
キョン「何を笑ってる! 笑うところじゃないぞ!?」
古泉「笑ってないです。おかしくないです」
キョン「…」
古泉「つまり涼宮さんはあなたに……ふふっ」
キョン「何を笑ってる! 笑うところじゃないぞ!?」
古泉「笑ってないです。おかしくないです」
キョン「…」
古泉「でも原因がわかったおかげで、解決策も見出せたじゃないですか」
キョン「なんでそうなる」
古泉「要は彼女があきるまで、そうしてあげればいいってことでしょう?」
キョン「あのー、僕の意見とか無視なんですかー?」
みくる「でもあの、最近のキョン君と涼宮さんなら……」
キョン「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ! 別に俺はあいつとはなにも!」
長門「言ってもいい?」
キョン「いや、ほんとになにも……ん? なんだ長門」
長門「あなた達が、ここで二人だけのときどういう状況かを」
キョン「!? ほらながと、あまーいチョコをあげよう」
長門「…」スッ
古泉「……どういうことです?」
キョン「なんでそうなる」
古泉「要は彼女があきるまで、そうしてあげればいいってことでしょう?」
キョン「あのー、僕の意見とか無視なんですかー?」
みくる「でもあの、最近のキョン君と涼宮さんなら……」
キョン「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ! 別に俺はあいつとはなにも!」
長門「言ってもいい?」
キョン「いや、ほんとになにも……ん? なんだ長門」
長門「あなた達が、ここで二人だけのときどういう状況かを」
キョン「!? ほらながと、あまーいチョコをあげよう」
長門「…」スッ
古泉「……どういうことです?」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:50:48.04 ID:iJ3BPaUO0
長門「…」モクモク
みくる「やっ、やっぱりお二人は……その」
キョン「いいえ、なんでもないデスヨ? なあ長門、なんにもないよな」
長門「……けふ」コクン
長門「…」モクモク
みくる「やっ、やっぱりお二人は……その」
キョン「いいえ、なんでもないデスヨ? なあ長門、なんにもないよな」
長門「……けふ」コクン
古泉「まあ別にですね、僕としてはあなた方の関係どうあれは気にしませんが」
キョン「そうしてくれると助かるな」
古泉「あなたが死ぬのを、ふふっ、回避したいなら詳しく聞かないと……」
キョン「お前ほんと、なんでそうやって笑っちゃうの? ふざけてるの?」
古泉「ふざけてないです、真剣です。だからここでナニしてるのかしてないのか教えてください」キリッ
キョン「なにもしてないしナニもしてない! 俺とハルヒは真っ白な白だ!」
みくる「長門さん、プリンシェイク飲みます?」
長門「!」
キョン「あっ、ちょっと朝比奈さん!?」
キョン「そうしてくれると助かるな」
古泉「あなたが死ぬのを、ふふっ、回避したいなら詳しく聞かないと……」
キョン「お前ほんと、なんでそうやって笑っちゃうの? ふざけてるの?」
古泉「ふざけてないです、真剣です。だからここでナニしてるのかしてないのか教えてください」キリッ
キョン「なにもしてないしナニもしてない! 俺とハルヒは真っ白な白だ!」
みくる「長門さん、プリンシェイク飲みます?」
長門「!」
キョン「あっ、ちょっと朝比奈さん!?」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 13:56:30.17 ID:iJ3BPaUO0
長門「…」ゴニョニョ
みくる「へぇ、あぁ……ふむふむ」
キョン「長門ォォォッ! 何故裏切ったぁぁ! 放せ古泉!」
古泉「まあまあ、落ち着いて。落ち着いて落ち着いて……」
長門「…」ゴニョニョ
みくる「へぇ、あぁ……ふむふむ」
キョン「長門ォォォッ! 何故裏切ったぁぁ! 放せ古泉!」
古泉「まあまあ、落ち着いて。落ち着いて落ち着いて……」
みくる「…」
古泉「で、どんな塩梅でしょうか」
みくる「グレーです。限りなく黒に近いグレーゾーンです!」
古泉「ほう……一体なにをしてたんですか?」
キョン「だからなにもしてないと言ってるだろ? ただその……まあ」
長門「明らかに私達と話してるときと態度も行動も違う」
キョン「ねえほんと、きのことたけのこのチョコあげるから黙ってくれない?」
長門「……三つ四つ」スッ
キョン「十個あげるから今日は帰りなさい」
古泉「で、どんな塩梅でしょうか」
みくる「グレーです。限りなく黒に近いグレーゾーンです!」
古泉「ほう……一体なにをしてたんですか?」
キョン「だからなにもしてないと言ってるだろ? ただその……まあ」
長門「明らかに私達と話してるときと態度も行動も違う」
キョン「ねえほんと、きのことたけのこのチョコあげるから黙ってくれない?」
長門「……三つ四つ」スッ
キョン「十個あげるから今日は帰りなさい」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:10:03.24 ID:iJ3BPaUO0
長門「…」モゴンモゴン
キョン「別にやましいことはなにもしてない」(全部食いやがった……)
みくる「その、そうですけど……恋人っぽいと言えば」(すっごい頬張ってる……)
古泉「まあ……プライベートですからね。閉鎖空間が発生しなければそれはそれで」(今度、なにかお菓子を買ってこよう)
長門「…」モゴンモゴン
キョン「別にやましいことはなにもしてない」(全部食いやがった……)
みくる「その、そうですけど……恋人っぽいと言えば」(すっごい頬張ってる……)
古泉「まあ……プライベートですからね。閉鎖空間が発生しなければそれはそれで」(今度、なにかお菓子を買ってこよう)
長門「けふっ」ポー
キョン「……わかるだろ……その、長時間女の子と二人っきりだとさ?」
古泉「そのうえその子が好意を抱いてくれれば、変態にもなりえますね」
キョン「そんなん違う! 俺変態違う!」
みくる「でもいいじゃないですか。それなら別に、キスの一つや二つ」
キョン「そっ、それとこれとはですね」
キョン「……わかるだろ……その、長時間女の子と二人っきりだとさ?」
古泉「そのうえその子が好意を抱いてくれれば、変態にもなりえますね」
キョン「そんなん違う! 俺変態違う!」
みくる「でもいいじゃないですか。それなら別に、キスの一つや二つ」
キョン「そっ、それとこれとはですね」
ガチャ
ハルヒ「ひゃっはー! 汚物は消毒だー!」
キョン「!?」
ハルヒ「あれ、皆揃って何話してたの? なによなによ!?」
ハルヒ「ひゃっはー! 汚物は消毒だー!」
キョン「!?」
ハルヒ「あれ、皆揃って何話してたの? なによなによ!?」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:13:04.66 ID:iJ3BPaUO0
キョン「なんでもないぞハルヒ。落ち着きたまえ」
ハルヒ「なによその喋り方」
古泉「では僕達はこれで……」
キョン「えっ?」
キョン「なんでもないぞハルヒ。落ち着きたまえ」
ハルヒ「なによその喋り方」
古泉「では僕達はこれで……」
キョン「えっ?」
みくる「あの、今日は用事がありますから」
ハルヒ「なに? 皆帰っちゃうの?」
長門「あと六時間半」
ハルヒ「??」
古泉「頑張ってくださいね!」キラッ
キョン「まっ、待てお前らっ!」
ハルヒ「なに? 皆帰っちゃうの?」
長門「あと六時間半」
ハルヒ「??」
古泉「頑張ってくださいね!」キラッ
キョン「まっ、待てお前らっ!」
ハルヒ「……なにあれ、なんか古泉君キモかったわね」
キョン「…」
ハルヒ「あとこれは? ものっ凄い数のお菓子の包み紙が……」ワシワシ
キョン「袖の下だ……通じなかったがな」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「…」
ハルヒ「あとこれは? ものっ凄い数のお菓子の包み紙が……」ワシワシ
キョン「袖の下だ……通じなかったがな」
ハルヒ「はぁ?」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:16:33.05 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「まったく、食べたらちゃんと片付けなさいよね」モシモシ
キョン「…」
ハルヒ「もー、こぼしてるじゃない! 箒、箒……」
ハルヒ「まったく、食べたらちゃんと片付けなさいよね」モシモシ
キョン「…」
ハルヒ「もー、こぼしてるじゃない! 箒、箒……」
キョン「なぁ、ハルヒ」
ハルヒ「んー?」
キョン「その……昨日の話の続きなんだが」
ハルヒ「ちょっと、ちりとり持っててよ」スッ
キョン「あぁ、おう」
ハルヒ「んー?」
キョン「その……昨日の話の続きなんだが」
ハルヒ「ちょっと、ちりとり持っててよ」スッ
キョン「あぁ、おう」
ハルヒ「たまには大掃除しないとね、この部屋も」
キョン「そうだな」
ハルヒ「よし! おっけい!」
キョン「で、昨日の続きだが」
ハルヒ「あー、疲れた。お茶飲むでしょ? ちょっと待ってね」
キョン「おう、ありがとう……って、聞け!」
キョン「そうだな」
ハルヒ「よし! おっけい!」
キョン「で、昨日の続きだが」
ハルヒ「あー、疲れた。お茶飲むでしょ? ちょっと待ってね」
キョン「おう、ありがとう……って、聞け!」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:27:20.21 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「はい、暑いからぬるめに淹れたわ」コト
キョン「……ん」
ハルヒ「で、昨日の話ってなに?」
ハルヒ「はい、暑いからぬるめに淹れたわ」コト
キョン「……ん」
ハルヒ「で、昨日の話ってなに?」
キョン「あー……なんというかだな」
ハルヒ「うん」カサカサ
キョン「なんかほら、帰り際に」
ハルヒ「帰り際? なにか話してたかしら?」モシモシ
キョン「聞いてきたじゃないか。その……」
ハルヒ「?」モクモク
ハルヒ「うん」カサカサ
キョン「なんかほら、帰り際に」
ハルヒ「帰り際? なにか話してたかしら?」モシモシ
キョン「聞いてきたじゃないか。その……」
ハルヒ「?」モクモク
キョン「彼女がいたら……毎日キスする? とかなんか」
ハルヒ「!?」ブフォッ
キョン「わっ! おまっ、きったねぇ! ルマ○ドがっ!」
ハルヒ「けほ、けほっ!」
キョン「あぁ、あぁ……ほら、お茶」
ハルヒ「!?」ブフォッ
キョン「わっ! おまっ、きったねぇ! ルマ○ドがっ!」
ハルヒ「けほ、けほっ!」
キョン「あぁ、あぁ……ほら、お茶」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:30:34.66 ID:iJ3BPaUO0
キョン「噴出すなよ、焦るじゃないか」
ハルヒ「あああ、あんたが変なこと言うからでしょ!」
キョン「変なこともなにも、そう聞いてきたのはお前だ」
キョン「噴出すなよ、焦るじゃないか」
ハルヒ「あああ、あんたが変なこと言うからでしょ!」
キョン「変なこともなにも、そう聞いてきたのはお前だ」
ハルヒ「あれは……別に……他意も何もないわよ」
キョン「俺はそのなにげない質問で死ぬかもしれないんだぞ?」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「いや、なんでもない。とにかく……その話の続きだ」
ハルヒ「つっ、続きって言われても」モジモジ
キョン「あんなことを言い出したんだから、ハルヒはもちろんそういうことなのか?」
ハルヒ「どういうことよ?」
キョン「だから、お前は恋人がいれば……なんだ、うん」
ハルヒ「…」コク
キョン「そっ、そうか。おぉ、そっか」
キョン「俺はそのなにげない質問で死ぬかもしれないんだぞ?」
ハルヒ「はぁ?」
キョン「いや、なんでもない。とにかく……その話の続きだ」
ハルヒ「つっ、続きって言われても」モジモジ
キョン「あんなことを言い出したんだから、ハルヒはもちろんそういうことなのか?」
ハルヒ「どういうことよ?」
キョン「だから、お前は恋人がいれば……なんだ、うん」
ハルヒ「…」コク
キョン「そっ、そうか。おぉ、そっか」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:32:21.60 ID:QGlltmDg0
キョン「エンドレスキスか・・・」
キョン「エンドレスキスか・・・」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:35:18.31 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「なんていうの? 愛情表現っていうか」
ハルヒ「大切じゃない、互いが互いを思う気持ちってのは」
ハルヒ「だからね? 好きな人には……毎日そういうことしてもらってもいいかなぁって」
ハルヒ「なんていうの? 愛情表現っていうか」
ハルヒ「大切じゃない、互いが互いを思う気持ちってのは」
ハルヒ「だからね? 好きな人には……毎日そういうことしてもらってもいいかなぁって」
ハルヒ「別にあたしは! 興味ないわよ!?」
ハルヒ「あたしは恋愛なんかどーでもいいと思ってるし? うん」
ハルヒ「だけどほら……もしかしたら、あたしにも恋人とかできるかもしれないじゃない?」
ハルヒ「そうなったときに、まあこうだったらなぁ……みたいな?」
ハルヒ「あっ、でもできればその帰り際とかそういう~」
キョン「…」(ダメだこいつ……完全に乙女モードだ)
ハルヒ「全然興味ないんだけどね! ただの一意見っていうか、そういうのよ!?」
キョン「あぁ、そうですね。わかりますよ俺」
ハルヒ「全然聞いてないでしょ」
ハルヒ「あたしは恋愛なんかどーでもいいと思ってるし? うん」
ハルヒ「だけどほら……もしかしたら、あたしにも恋人とかできるかもしれないじゃない?」
ハルヒ「そうなったときに、まあこうだったらなぁ……みたいな?」
ハルヒ「あっ、でもできればその帰り際とかそういう~」
キョン「…」(ダメだこいつ……完全に乙女モードだ)
ハルヒ「全然興味ないんだけどね! ただの一意見っていうか、そういうのよ!?」
キョン「あぁ、そうですね。わかりますよ俺」
ハルヒ「全然聞いてないでしょ」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:40:09.91 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「だからあんたならどうかって思って聞いたのよ」
キョン「俺か……俺は別に」
ハルヒ「でしょうね、あんたそういうのめんどうとかって言いそうだし」
キョン「わかってるじゃないか」
ハルヒ「だからあんたならどうかって思って聞いたのよ」
キョン「俺か……俺は別に」
ハルヒ「でしょうね、あんたそういうのめんどうとかって言いそうだし」
キョン「わかってるじゃないか」
ハルヒ「あんたの彼女とか、そういう意味でかわいそうだと思うわ!」
キョン「別にいないし、そんなのはなってみないとわからんしな」
ハルヒ「あっ、やっぱそうよね……」
キョン「……ただ、その」
ハルヒ「?」
キョン「そうしないと死ぬっていうか……頼まれたらするかもしれん」
ハルヒ「! ほんとに? ほんとにする?」
キョン「何故お前が気にする」
ハルヒ「きっ、気にしてなんかないわよ! 自惚れるなバカキョン!」
キョン「はぁー?」
キョン「別にいないし、そんなのはなってみないとわからんしな」
ハルヒ「あっ、やっぱそうよね……」
キョン「……ただ、その」
ハルヒ「?」
キョン「そうしないと死ぬっていうか……頼まれたらするかもしれん」
ハルヒ「! ほんとに? ほんとにする?」
キョン「何故お前が気にする」
ハルヒ「きっ、気にしてなんかないわよ! 自惚れるなバカキョン!」
キョン「はぁー?」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:43:11.44 ID:iJ3BPaUO0
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「いいお茶だな」クッ
ハルヒ「でしょ」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「いいお茶だな」クッ
ハルヒ「でしょ」
キョン「…」
ハルヒ「……はぁ」
キョン「ん」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「いやおかしいだろ! なんだこの沈黙は!」
ハルヒ「!? いっ、いきなり大声で喋らないでよ!」
キョン「お、おぉ。すまん……うん」
ハルヒ「ったく。お茶おかわり」コポコポ…
ハルヒ「……はぁ」
キョン「ん」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「いやおかしいだろ! なんだこの沈黙は!」
ハルヒ「!? いっ、いきなり大声で喋らないでよ!」
キョン「お、おぉ。すまん……うん」
ハルヒ「ったく。お茶おかわり」コポコポ…
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:46:52.33 ID:iJ3BPaUO0
キョン「どうにかしないと……」ブツブツ
ハルヒ「なにそれ、独り言? 大丈夫?」
キョン「無理矢理してみるか……いやいや」
ハルヒ「おーい?」
キョン「どうにかしないと……」ブツブツ
ハルヒ「なにそれ、独り言? 大丈夫?」
キョン「無理矢理してみるか……いやいや」
ハルヒ「おーい?」
キョン「はぁ……どうしよううもないな」
ハルヒ「さっきからなに言ってるのよ? 頭大丈夫?」
キョン「いっそ狂ってしまいたいさ」
ハルヒ「なにそれ怖い」
キョン「……むぅ」
ハルヒ「あ、前髪にゴミついてるわよ」スッ
キョン「ん?」
ハルヒ「ほら。これ」
キョン「おぉ、ほんとだ」
ハルヒ「…」ジー
キョン「……あっ、いまだ」
ハルヒ「さっきからなに言ってるのよ? 頭大丈夫?」
キョン「いっそ狂ってしまいたいさ」
ハルヒ「なにそれ怖い」
キョン「……むぅ」
ハルヒ「あ、前髪にゴミついてるわよ」スッ
キョン「ん?」
ハルヒ「ほら。これ」
キョン「おぉ、ほんとだ」
ハルヒ「…」ジー
キョン「……あっ、いまだ」
チュッ
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:49:46.91 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「!?」ガタガタッ
キョン「……はっ!」
ハルヒ「ななななななっ、なっ、なに! なにしてんのよキョン!?」
キョン「!! いやあの、違う! 違うんだハルヒ!」
ハルヒ「あ、あんたいま……あたしに、きっ、きっ」
キョン「違う違う! してないしてない!」
ハルヒ「したわよ! あきらかにキスした……わ……よっ!」バシーン
ハルヒ「!?」ガタガタッ
キョン「……はっ!」
ハルヒ「ななななななっ、なっ、なに! なにしてんのよキョン!?」
キョン「!! いやあの、違う! 違うんだハルヒ!」
ハルヒ「あ、あんたいま……あたしに、きっ、きっ」
キョン「違う違う! してないしてない!」
ハルヒ「したわよ! あきらかにキスした……わ……よっ!」バシーン
キョン「ぎゃふっ!」バターン
ハルヒ「あぁ、もう! わけわかんないっ! 帰る!」
キョン「ちょっ、ハルヒさーん!」
ハルヒ「あああああ、キョンのアホー!」ダダダダッ
キョン「……やっちまった」
長門「…」ヒョコ
キョン「!? 長門! いつからそこに!?」
ハルヒ「あぁ、もう! わけわかんないっ! 帰る!」
キョン「ちょっ、ハルヒさーん!」
ハルヒ「あああああ、キョンのアホー!」ダダダダッ
キョン「……やっちまった」
長門「…」ヒョコ
キョン「!? 長門! いつからそこに!?」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 14:55:39.66 ID:iJ3BPaUO0
長門「やっちまったなぁ」
キョン「そんな棒読みで言われても……なにを手に持ってるんだ?」
長門「先っちょに○と×が書いてある」
キョン「書いてるな」
長門「今のは……こっち」フリッ
キョン「○?」
長門「やっちまったなぁ」
キョン「そんな棒読みで言われても……なにを手に持ってるんだ?」
長門「先っちょに○と×が書いてある」
キョン「書いてるな」
長門「今のは……こっち」フリッ
キョン「○?」
長門「とりあえず、明日までの延命にはなった」
キョン「……一応、な」
長門「だけど、恐らく明日のあなたと彼女の関係はこっち」フリッ
キョン「×かよ。俺もそう思うわ」
長門「…」フリフリッ
キョン「振り回すな! わかってる!」
長門「まあ……頑張って」スッ
キョン「助けてはもらえんのでしょうか?」
長門「彼女の反応を変えることはできない。それ以外はカバーする」スタスタ…
キョン「長門……」(ル○ンド全部パクっていきやがった……)
キョン「……一応、な」
長門「だけど、恐らく明日のあなたと彼女の関係はこっち」フリッ
キョン「×かよ。俺もそう思うわ」
長門「…」フリフリッ
キョン「振り回すな! わかってる!」
長門「まあ……頑張って」スッ
キョン「助けてはもらえんのでしょうか?」
長門「彼女の反応を変えることはできない。それ以外はカバーする」スタスタ…
キョン「長門……」(ル○ンド全部パクっていきやがった……)
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:01:44.58 ID:iJ3BPaUO0
キョン「頬が痛い……てきかきゅに叩きやがった」
みくる「噛みましたね」
キョン「噛んでません。って朝比奈さん」
みくる「涼宮さん、物凄い勢いで走って帰ってましたけど……」
キョン「成功しまたよ。失敗しましたけど」
キョン「頬が痛い……てきかきゅに叩きやがった」
みくる「噛みましたね」
キョン「噛んでません。って朝比奈さん」
みくる「涼宮さん、物凄い勢いで走って帰ってましたけど……」
キョン「成功しまたよ。失敗しましたけど」
みくる「……あぁ、そうですか」
キョン「違うんですよ。無理矢理とかじゃなくですね? 雰囲気的に」
みくる「キョン君のおにー」
キョン「やめてください! 俺だってもっそい後悔してるんですから!」
みくる「涼宮さん今頃ドキドキしちゃって、顔真っ赤でしょうね」
キョン「…」
みくる「今のキョン君みたいに。赤信号みたいです」
キョン「!」
キョン「違うんですよ。無理矢理とかじゃなくですね? 雰囲気的に」
みくる「キョン君のおにー」
キョン「やめてください! 俺だってもっそい後悔してるんですから!」
みくる「涼宮さん今頃ドキドキしちゃって、顔真っ赤でしょうね」
キョン「…」
みくる「今のキョン君みたいに。赤信号みたいです」
キョン「!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:07:07.06 ID:iJ3BPaUO0
キョン「とりあえず俺は帰ります……もうやだ」
みくる「明日も頑張ってくださいね」
キョン「まず登校するのが嫌ですよ」
キョン「とりあえず俺は帰ります……もうやだ」
みくる「明日も頑張ってくださいね」
キョン「まず登校するのが嫌ですよ」
みくる「……あと最後に……」
キョン「?」
みくる「ど、どうでした?」
キョン「どうって、なにがです?」
みくる「その……涼宮さんの……」
キョン「ビンタですか。リアルで☆が飛びましたよ」
みくる「そうじゃないです! キスです! あっ、言っちゃった」テレテレ
キョン「……どうもなにも、それどころじゃなかったから覚えてないですよ」
みくる「そうですかぁ。残念ですね」
キョン「そんなこと聞いてくるってことは、案外朝比奈さんもまだ」
みくる「禁則事項です! しっ、失礼しまう!」タタッ
キョン「あ、ちょっと! 大事なとこ噛んでる……行っちまった」
キョン「?」
みくる「ど、どうでした?」
キョン「どうって、なにがです?」
みくる「その……涼宮さんの……」
キョン「ビンタですか。リアルで☆が飛びましたよ」
みくる「そうじゃないです! キスです! あっ、言っちゃった」テレテレ
キョン「……どうもなにも、それどころじゃなかったから覚えてないですよ」
みくる「そうですかぁ。残念ですね」
キョン「そんなこと聞いてくるってことは、案外朝比奈さんもまだ」
みくる「禁則事項です! しっ、失礼しまう!」タタッ
キョン「あ、ちょっと! 大事なとこ噛んでる……行っちまった」
キョン「…」
キョン「甘いっていうか……ルマ○ドっていうか……ぷにっていうか……」ボソボソ
キョン「甘いっていうか……ルマ○ドっていうか……ぷにっていうか……」ボソボソ
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:15:15.45 ID:iJ3BPaUO0
キョン妹「キョン君どうしたの? お腹いたい?」
キョン「お腹じゃないよ。心が痛いんだ……」
キョン妹「おかーさーん! キョン君が病気ー!」
キョン「やめなさい!」
キョン妹「キョン君どうしたの? お腹いたい?」
キョン「お腹じゃないよ。心が痛いんだ……」
キョン妹「おかーさーん! キョン君が病気ー!」
キョン「やめなさい!」
キョン「はぁ……」
キョン「…」
キョン「……うわぁ」モゾモゾ
キョン「冷静に考えると俺はなにおぉぉぉ」モゾンモゾン
ピリリリr
キョン「あっ、電話……古泉か」
キョン「…」
キョン「……うわぁ」モゾモゾ
キョン「冷静に考えると俺はなにおぉぉぉ」モゾンモゾン
ピリリリr
キョン「あっ、電話……古泉か」
キョン「もしもし」
古泉「ちょっと! なにしたんですか! ものっすごい閉鎖くうか」
キョン「頑張れ! どうにかしろ! ざまぁ!」ピッ
キョン「……ぬおおおおおおっ」モゾゾン
古泉「ちょっと! なにしたんですか! ものっすごい閉鎖くうか」
キョン「頑張れ! どうにかしろ! ざまぁ!」ピッ
キョン「……ぬおおおおおおっ」モゾゾン
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:17:57.98 ID:iJ3BPaUO0
【二日目】
【二日目】
チュンチュン
キョン「……眠れんかった」
キョン「…」ジー
キョン「疲れてるのに元気だなお前……そりゃそうか、ずっと考えてたもんなぁ」
キョン「……眠れんかった」
キョン「…」ジー
キョン「疲れてるのに元気だなお前……そりゃそうか、ずっと考えてたもんなぁ」
キョン「おはよう」
谷口「おう、おはようキョン」
国木田「どうしたのキョン? 凄く疲れてるみたい」
キョン「そうだな……全然眠れなくてな」
谷口「昨日頑張りすぎたんじゃないのかぁ? 自家発電をよ?」
キョン「うっさい! そんなんできんかったわ! クソ野郎!」
谷口「ひいっ」
谷口「おう、おはようキョン」
国木田「どうしたのキョン? 凄く疲れてるみたい」
キョン「そうだな……全然眠れなくてな」
谷口「昨日頑張りすぎたんじゃないのかぁ? 自家発電をよ?」
キョン「うっさい! そんなんできんかったわ! クソ野郎!」
谷口「ひいっ」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:50:46.70 ID:iJ3BPaUO0
岡部「よーし、HR始めるぞー」
キョン「……あれ?」
国木田「珍しいね、涼宮さん休みなのかな?」
岡部「よーし、HR始めるぞー」
キョン「……あれ?」
国木田「珍しいね、涼宮さん休みなのかな?」
キョン「おいおい、まさか」
谷口「なんだキョン、お前なにも聞いてないのか?」
キョン「……むしろ原因? いや、それは」
谷口「おーい」
キョン「! って、ちょっと待て! あいつが来なければ俺は」
国木田「どうしたのキョン?」
キョン「いっ、いや別に」(……休まれるとマズいんじゃないか?)
谷口「なんだキョン、お前なにも聞いてないのか?」
キョン「……むしろ原因? いや、それは」
谷口「おーい」
キョン「! って、ちょっと待て! あいつが来なければ俺は」
国木田「どうしたのキョン?」
キョン「いっ、いや別に」(……休まれるとマズいんじゃないか?)
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 15:56:35.86 ID:iJ3BPaUO0
キョン「そんなわけだ長門! この場合どうすればいい?」
長門「……結果が欲しければ過程を大事に」
キョン「ほら。マーブルチョコだ、好きなだけ食え」ポロポロ
キョン「そんなわけだ長門! この場合どうすればいい?」
長門「……結果が欲しければ過程を大事に」
キョン「ほら。マーブルチョコだ、好きなだけ食え」ポロポロ
長門「大丈夫」モゴモゴ
キョン「大丈夫だって? でもあいつが学校に来てないと」
長門「家にいけばいい」
キョン「いきなりキスした次の日に家まで行って更にキスしてこいと」
長門「ユニーク」モッシモッシ
キョン「ふざけんな。あと一粒ずつ食え」
長門「でも心配ない。彼女は登校している」
キョン「え?」
キョン「大丈夫だって? でもあいつが学校に来てないと」
長門「家にいけばいい」
キョン「いきなりキスした次の日に家まで行って更にキスしてこいと」
長門「ユニーク」モッシモッシ
キョン「ふざけんな。あと一粒ずつ食え」
長門「でも心配ない。彼女は登校している」
キョン「え?」
長門「あなたと会うのが恥ずかしいらしい。部室にいる」
キョン「な、なんだ……そうなのか」
長門「…」モグモグ
キョン「な、なんだ……そうなのか」
長門「…」モグモグ
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:03:31.51 ID:iJ3BPaUO0
キョン「そこまで来たなら教室に来れば……来れんか。そうだよな」
長門「二時限目もサボるかもしれない」
キョン「だろうな。早くしないと帰ってしまうかもしれん」
長門「ふぁいと」グッ
キョン「どこで覚えてきたんだそんなの……」
キョン「そこまで来たなら教室に来れば……来れんか。そうだよな」
長門「二時限目もサボるかもしれない」
キョン「だろうな。早くしないと帰ってしまうかもしれん」
長門「ふぁいと」グッ
キョン「どこで覚えてきたんだそんなの……」
キョン「しかしあいつも……堂々とサボるとは、中々だな」
キョン「……部室。開いてるか?」キィ
キョン「……部室。開いてるか?」キィ
キョン「おー……い、ハールヒィ……」
ハルヒ「zz」
キョン「あっ、寝てる。こいつも寝不足か……」
ハルヒ「くぅ……すー」
キョン「…」
ハルヒ「zz」
キョン「あっ、寝てる。こいつも寝不足か……」
ハルヒ「くぅ……すー」
キョン「…」
キョン「チャンスじゃないか? これ」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:10:28.37 ID:iJ3BPaUO0
キョン「いやいや! それは……でも」
ハルヒ「ぬぅ……zz」
キョン「いいのか? やるなら今だよな?」
キョン「いやいや! それは……でも」
ハルヒ「ぬぅ……zz」
キョン「いいのか? やるなら今だよな?」
キョン「でもこれ」
キョン「そもそもハルヒが無意識でもいいのか?」
キョン「それに……口じゃなくても」
長門(大丈夫)
キョン「!?」
長門(怖がらないで。脳に直接囁いている)
キョン「怖いだろうよ……で、大丈夫?」
長門(別に、彼女の、もしゃ、意思も部位も多分関係ない。あなたは、んぐ、キスをすれば、生き残れる)
キョン「多分て。あと喋るときはモノ食べるのやめなさい」
長門(それに……)
キョン「?」
キョン「そもそもハルヒが無意識でもいいのか?」
キョン「それに……口じゃなくても」
長門(大丈夫)
キョン「!?」
長門(怖がらないで。脳に直接囁いている)
キョン「怖いだろうよ……で、大丈夫?」
長門(別に、彼女の、もしゃ、意思も部位も多分関係ない。あなたは、んぐ、キスをすれば、生き残れる)
キョン「多分て。あと喋るときはモノ食べるのやめなさい」
長門(それに……)
キョン「?」
キョン「…」
キョン「……それになんだよ。言えよ。大事なとこじゃないのそれ?」
キョン「……それになんだよ。言えよ。大事なとこじゃないのそれ?」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:15:29.08 ID:iJ3BPaUO0
キョン「まあいい、とにかく今だ。今しかない」
ハルヒ「…」
キョン「……頬でいいだろ、口はムリだ」
キョン「まあいい、とにかく今だ。今しかない」
ハルヒ「…」
キョン「……頬でいいだろ、口はムリだ」
チュ
キョン「……ふぅ」
ハルヒ「…」
キョン「寝顔は可愛いな。おとなしくていい」
ハルヒ「……バカ」
キョン「ん?」
ハルヒ「あんたまた……なにしてんのよ!」
キョン「ええっ!? お前、起きて、ぐはっ」ボゴォ
ハルヒ「人が寝てるからって……この変態! ドスケベ! キョン!」バシバシ
キョン「ちょっ、まっ、最後は別にっ、いやーっ!」
ハルヒ「…」
キョン「寝顔は可愛いな。おとなしくていい」
ハルヒ「……バカ」
キョン「ん?」
ハルヒ「あんたまた……なにしてんのよ!」
キョン「ええっ!? お前、起きて、ぐはっ」ボゴォ
ハルヒ「人が寝てるからって……この変態! ドスケベ! キョン!」バシバシ
キョン「ちょっ、まっ、最後は別にっ、いやーっ!」
ハルヒ「はぁ、はぁっ……このバカキョン、ふざけんなアホ!」タタタッ
キョン「……ぐはっ」
キョン「なっ、長門……聞こえてるだろお前……」
長門(……○)
キョン「お前、あいつ起きてるのしって……うあっ」ガクッ
長門(ユニーク)
キョン「……ぐはっ」
キョン「なっ、長門……聞こえてるだろお前……」
長門(……○)
キョン「お前、あいつ起きてるのしって……うあっ」ガクッ
長門(ユニーク)
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:19:11.45 ID:iJ3BPaUO0
キョン「それで、部室で倒れてたのか俺は」
みくる「はい。忘れ物を取りに寄ってよかったです」
キョン「俺の顔どうなってます?」
みくる「……キョン君じゃないみたいです」
キョン「それで、部室で倒れてたのか俺は」
みくる「はい。忘れ物を取りに寄ってよかったです」
キョン「俺の顔どうなってます?」
みくる「……キョン君じゃないみたいです」
キョン「これはアレですよね」
みくる「…」
キョン「詰み……ですよね?」
みくる「どうでしょう」
キョン「どうもこうも、これじゃ俺唯の変態じゃないですか」
みくる「うーん、涼宮さん起きてたんですよね?」
キョン「はい」
みくる「じゃあ……別に嫌だったってわけじゃ」
キョン「…」
みくる「……どうなんでしょうね。わからないです」
キョン「もうやだ死にたい」
みくる「あっ、ならキスしなければ」
キョン「どっちにしろ死にたい……そして死にたくない……」
みくる「…」
キョン「詰み……ですよね?」
みくる「どうでしょう」
キョン「どうもこうも、これじゃ俺唯の変態じゃないですか」
みくる「うーん、涼宮さん起きてたんですよね?」
キョン「はい」
みくる「じゃあ……別に嫌だったってわけじゃ」
キョン「…」
みくる「……どうなんでしょうね。わからないです」
キョン「もうやだ死にたい」
みくる「あっ、ならキスしなければ」
キョン「どっちにしろ死にたい……そして死にたくない……」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:22:17.19 ID:iJ3BPaUO0
谷口「どうしたキョン、なんか倒れたって。いいなぁ、保健室で寝れるなんて」
キョン「ボコボコにされたんだ。いや、されに行ったというか」
国木田「?」
谷口「どうしたキョン、なんか倒れたって。いいなぁ、保健室で寝れるなんて」
キョン「ボコボコにされたんだ。いや、されに行ったというか」
国木田「?」
国木田「あ、なんか涼宮さん来てたよ」
キョン「知ってるよ」
国木田「教室でずーっと顔伏せて寝てて……なんか恥ずかしそうだった」
キョン「…」
谷口「なんかあったのかお前ら?」
キョン「なんでもない。なんでも……ああっ」モゾモゾ
谷口「はぁ?」
キョン「知ってるよ」
国木田「教室でずーっと顔伏せて寝てて……なんか恥ずかしそうだった」
キョン「…」
谷口「なんかあったのかお前ら?」
キョン「なんでもない。なんでも……ああっ」モゾモゾ
谷口「はぁ?」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:24:32.22 ID:iJ3BPaUO0
キョン「もう俺帰る。カバン持ってきてくれない?」
谷口「嫌だね、自分で取りに来い」
キョン「ムリなんだって……教室にはハルヒが」
国木田「あっ、そうだ。うん、取ってきてあげるよ。行こう谷口」
谷口「あ、おい国木田!」
キョン「もう俺帰る。カバン持ってきてくれない?」
谷口「嫌だね、自分で取りに来い」
キョン「ムリなんだって……教室にはハルヒが」
国木田「あっ、そうだ。うん、取ってきてあげるよ。行こう谷口」
谷口「あ、おい国木田!」
キョン「…」
キョン「暖かいな……日の光が暖かい」
キョン「なにもない平凡な一日だ……アハハ」
キョン「…」
キョン「明日からどうしよう」
キョン「暖かいな……日の光が暖かい」
キョン「なにもない平凡な一日だ……アハハ」
キョン「…」
キョン「明日からどうしよう」
ガラッ
キョン「あっ、持ってきてくれ……!?」
ハルヒ「…」
キョン「なっ、何故お前が!?」
キョン「あっ、持ってきてくれ……!?」
ハルヒ「…」
キョン「なっ、何故お前が!?」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:28:36.68 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「あんたが話があるって……国木田が」
キョン「もうやだ、誰も信じられない」
ハルヒ「なによ話って。この変態」
キョン「違う! そうじゃないんだハルヒ!」
ハルヒ「あんたが話があるって……国木田が」
キョン「もうやだ、誰も信じられない」
ハルヒ「なによ話って。この変態」
キョン「違う! そうじゃないんだハルヒ!」
ボフッ
キョン「ちょっ、カバン投げんなよ」
ハルヒ「うるさい」
キョン「……怒ってる?」
ハルヒ「当たり前じゃない! あんなの……うぅ」
キョン「ご、ごめん。正直スマンカッタ」
ハルヒ「ああっ、謝ってどうこうじゃないでしょ! あんないきなり……しかも不意打ちで」
キョン「仕方なかったんだ」
ハルヒ「仕方なくキスするてどんな状況よ!?」
キョン「……すんません」
ハルヒ「もぅ……で、話って?」
キョン「なんだろうな」
ハルヒ「本気で殺されたい?」
キョン「ちょっ、カバン投げんなよ」
ハルヒ「うるさい」
キョン「……怒ってる?」
ハルヒ「当たり前じゃない! あんなの……うぅ」
キョン「ご、ごめん。正直スマンカッタ」
ハルヒ「ああっ、謝ってどうこうじゃないでしょ! あんないきなり……しかも不意打ちで」
キョン「仕方なかったんだ」
ハルヒ「仕方なくキスするてどんな状況よ!?」
キョン「……すんません」
ハルヒ「もぅ……で、話って?」
キョン「なんだろうな」
ハルヒ「本気で殺されたい?」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:31:30.26 ID:iJ3BPaUO0
キョン「話……はなし」
ハルヒ「…」
キョン「……えーと」
キョン「話……はなし」
ハルヒ「…」
キョン「……えーと」
ハルヒ「言いたいことがあったんじゃない?」
キョン「いや、別に」
ハルヒ「あるでしょ! あんな……こと、したんだからっ」
キョン「?」
ハルヒ「……なによ、あんた……」
キョン「なんだよ?」
ハルヒ「やっぱり変態! 盛ってたのこのクソキョン!」
キョン「なんだよ、何故怒る!? いや、まあ怒るか」
ハルヒ「もしかして、あたしじゃなくて誰でもよかったってこと!?」
キョン「いいや、お前じゃないとダメなんだ」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
キョン「いや、別に」
ハルヒ「あるでしょ! あんな……こと、したんだからっ」
キョン「?」
ハルヒ「……なによ、あんた……」
キョン「なんだよ?」
ハルヒ「やっぱり変態! 盛ってたのこのクソキョン!」
キョン「なんだよ、何故怒る!? いや、まあ怒るか」
ハルヒ「もしかして、あたしじゃなくて誰でもよかったってこと!?」
キョン「いいや、お前じゃないとダメなんだ」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:35:25.33 ID:7LhB0PDJO
なにそれこわい
なにそれこわい
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:36:45.03 ID:H6yS+wchO
えっ
えっ
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:37:08.89 ID:p590X+KZO
えっ?
えっ?
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:40:27.51 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「それは……」
キョン「いやすまん、こんなこと言ってもわからんわな」
ハルヒ「…」キュン
キョン「え? なに今の音」
ハルヒ「それは……」
キョン「いやすまん、こんなこと言ってもわからんわな」
ハルヒ「…」キュン
キョン「え? なに今の音」
ハルヒ「ああ、あたしじゃないとダメって」
キョン「まあ……うん」
ハルヒ「それじゃ、昨日の質問もアレも……」
キョン「?」
ハルヒ「なら先に言いなさいよ!」
キョン「ビックリするだろ。そんなこと言われても……信じないだろうし」
ハルヒ「信じるわよ! すっごい信じる!」
キョン「ウソだ。絶対信じない!」
ハルヒ「だっ、だってあたしも……あたしもそうだもん!」
キョン「え? ハルヒも? なら話が早い! 互いの為だ、これから毎日――」
ハルヒ「あっ、あたしもキョンのこと……すっ、好きだったから……」テレテレ
キョン「えっ」
ハルヒ「えっ」
キョン「なにそれこわい」
キョン「まあ……うん」
ハルヒ「それじゃ、昨日の質問もアレも……」
キョン「?」
ハルヒ「なら先に言いなさいよ!」
キョン「ビックリするだろ。そんなこと言われても……信じないだろうし」
ハルヒ「信じるわよ! すっごい信じる!」
キョン「ウソだ。絶対信じない!」
ハルヒ「だっ、だってあたしも……あたしもそうだもん!」
キョン「え? ハルヒも? なら話が早い! 互いの為だ、これから毎日――」
ハルヒ「あっ、あたしもキョンのこと……すっ、好きだったから……」テレテレ
キョン「えっ」
ハルヒ「えっ」
キョン「なにそれこわい」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:44:37.45 ID:p590X+KZO
えっ
えっ
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:46:09.73 ID:y8PJIHYA0
えっ
えっ
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:49:32.55 ID:iJ3BPaUO0
キョン「……好き……だと?」
ハルヒ「うん……」
キョン「オマエガー、オレヲー?」
キョン「……好き……だと?」
ハルヒ「うん……」
キョン「オマエガー、オレヲー?」
ハルヒ「もう、キョンったら子供ね! 言う前に行動するなんてバカじゃないの?」
キョン「イヤイヤ、オチツイテクダサイヨ」
ハルヒ「でもまあ……いいわ、許してあげる」エヘヘ
キョン「うっ、そんな笑顔で」
ハルヒ「でもね、あたしだからよかったけど……いきなりキスしたら普通ビックリするわよ?」
キョン「そ、そうですよね。あははっ」
ハルヒ「だから……ん」
キョン「?」
ハルヒ「ほら、もうビックリしないから……もう一回ちゃんとしなさいよ」
キョン「!?」
キョン「イヤイヤ、オチツイテクダサイヨ」
ハルヒ「でもまあ……いいわ、許してあげる」エヘヘ
キョン「うっ、そんな笑顔で」
ハルヒ「でもね、あたしだからよかったけど……いきなりキスしたら普通ビックリするわよ?」
キョン「そ、そうですよね。あははっ」
ハルヒ「だから……ん」
キョン「?」
ハルヒ「ほら、もうビックリしないから……もう一回ちゃんとしなさいよ」
キョン「!?」
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:54:51.51 ID:iJ3BPaUO0
キョン「えーと、何故そうなる?」
ハルヒ「なんでって……あんな急にされたのが最初ってなんか嫌じゃない?」
キョン「そう……かなぁ」
ハルヒ「だーかーら、これが最初! 今までの二回は見過ごしてあげるわ」
キョン「……なにこの流れ」
キョン「えーと、何故そうなる?」
ハルヒ「なんでって……あんな急にされたのが最初ってなんか嫌じゃない?」
キョン「そう……かなぁ」
ハルヒ「だーかーら、これが最初! 今までの二回は見過ごしてあげるわ」
キョン「……なにこの流れ」
ハルヒ「?」
キョン「あの、一つ確認していいか」
ハルヒ「なに」
キョン「もしかして俺、ハルヒに……ハルヒの」
ハルヒ「なっ、なによ改まって。恥ずかしいから言わないでよ」
キョン「そういう関係なの? もしかして俺、告白しちゃったってノリ?」
ハルヒ「なによ、嫌なの? もしかしてウソ……」
キョン「ちょっ、違う! ウソじゃない!」
ハルヒ「やっぱり! そうよね、幾らキョンでもこんなウソつかないわよね!」
キョン「……マジか」
ハルヒ「早く、早くしないと先生来ちゃうわよ?」
キョン「お、おぅ」
キョン「あの、一つ確認していいか」
ハルヒ「なに」
キョン「もしかして俺、ハルヒに……ハルヒの」
ハルヒ「なっ、なによ改まって。恥ずかしいから言わないでよ」
キョン「そういう関係なの? もしかして俺、告白しちゃったってノリ?」
ハルヒ「なによ、嫌なの? もしかしてウソ……」
キョン「ちょっ、違う! ウソじゃない!」
ハルヒ「やっぱり! そうよね、幾らキョンでもこんなウソつかないわよね!」
キョン「……マジか」
ハルヒ「早く、早くしないと先生来ちゃうわよ?」
キョン「お、おぅ」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 16:59:05.20 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「それじゃ、帰るんなら気をつけて帰りなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……また夜にでも電話するわ! じゃあねキョン♪」
ハルヒ「それじゃ、帰るんなら気をつけて帰りなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……また夜にでも電話するわ! じゃあねキョン♪」
ピシャン
キョン「…」
キョン「……どういうことなの?」
キョン「俺が、ハルヒと、こう……揉んだり揉まれたりのアレ?」
キョン「…」
キョン「そうだ、家に帰ってカニでも食べよう」
長門「落ち着いて」クルクル
キョン「!? 長門っ! お前、いつからベッドの下に!?」
長門「割と最初からいた」
キョン「ホコリまみれだぞ」
長門「…」ポフポフ
キョン「……どういうことなの?」
キョン「俺が、ハルヒと、こう……揉んだり揉まれたりのアレ?」
キョン「…」
キョン「そうだ、家に帰ってカニでも食べよう」
長門「落ち着いて」クルクル
キョン「!? 長門っ! お前、いつからベッドの下に!?」
長門「割と最初からいた」
キョン「ホコリまみれだぞ」
長門「…」ポフポフ
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:02:31.67 ID:iJ3BPaUO0
長門「おめでとう」パチパチ
キョン「やめて、マジでやめて……まず落ち着かせて」
長門「ちなみに今のキスはカウントされない。されるのは一日一回まで」
キョン「言うな!」
長門「二回しようが三回しようが関係ない」
キョン「言うなって! あと忘れろ! 忘れてください!」
長門「おめでとう」パチパチ
キョン「やめて、マジでやめて……まず落ち着かせて」
長門「ちなみに今のキスはカウントされない。されるのは一日一回まで」
キョン「言うな!」
長門「二回しようが三回しようが関係ない」
キョン「言うなって! あと忘れろ! 忘れてください!」
長門「……恋人」
キョン「…」
長門「都合いいと思う」
キョン「そうじゃないだろ! それ以前の……」
長門「嫌?」
キョン「嫌じゃ……ないけど」
長門「おめでとう」パチパチ
キョン「やめろって! マジでやめて!」
長門「やっちまったなぁ」パチパチ
キョン「もうやだこの宇宙人」
キョン「…」
長門「都合いいと思う」
キョン「そうじゃないだろ! それ以前の……」
長門「嫌?」
キョン「嫌じゃ……ないけど」
長門「おめでとう」パチパチ
キョン「やめろって! マジでやめて!」
長門「やっちまったなぁ」パチパチ
キョン「もうやだこの宇宙人」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:11:56.19 ID:iJ3BPaUO0
長門「むしろいい兆候。互いに不満はないだろうし、あなたも死なない」
キョン「それはそうかもしれんけど、いきなりあの……ハルヒが彼女ってのも」
長門「揉んだり揉まれたり?」
キョン「そっ、それは早いんじゃないかなぁ、ハハハ」
長門「…」
キョン「……何か言え」
長門「むしろいい兆候。互いに不満はないだろうし、あなたも死なない」
キョン「それはそうかもしれんけど、いきなりあの……ハルヒが彼女ってのも」
長門「揉んだり揉まれたり?」
キョン「そっ、それは早いんじゃないかなぁ、ハハハ」
長門「…」
キョン「……何か言え」
長門「とにかく、結果としては完璧」
キョン「……はぁ。まあいい、ゆっくり考えるよ」
長門「そう」
キョン「まあいいさ。うん……」
長門「嬉しそう」
キョン「う、嬉しくなんかないぞ? うん、嬉しくない」
長門「顔が笑ってる」
キョン「……あんまり見ないでくれ」
長門「もう時間。教室に戻る、また」
キョン「あぁ、今日はこのまま帰るよ」
長門「…」トコトコ
キョン「……はぁ。まあいい、ゆっくり考えるよ」
長門「そう」
キョン「まあいいさ。うん……」
長門「嬉しそう」
キョン「う、嬉しくなんかないぞ? うん、嬉しくない」
長門「顔が笑ってる」
キョン「……あんまり見ないでくれ」
長門「もう時間。教室に戻る、また」
キョン「あぁ、今日はこのまま帰るよ」
長門「…」トコトコ
保険教師「あれ? おやつに取っておいたアルフ○ートがない……」
キョン「……虫歯になるぞあいつ」
キョン「……虫歯になるぞあいつ」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:14:51.11 ID:p590X+KZO
なにこの長門
すげーかわいいんだけど
なにこの長門
すげーかわいいんだけど
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:17:22.67 ID:iJ3BPaUO0
キョン妹「あはは、またキョン君変なかおー」
キョン「キョン君はもう寝るからね……部屋入ってきちゃだめだぞ」
キョン妹「あはは、またキョン君変なかおー」
キョン「キョン君はもう寝るからね……部屋入ってきちゃだめだぞ」
キョン「…」
キョン「これから毎日、ハルヒにキス」
キョン「そしてあいつは俺の……彼女」
キョン「ハルヒも俺のことが好きだった……か」
キョン「…」
キョン「ただのバカップルじゃないか!? なにこの状況!?」
ピリリリr
キョン「? あっ、古泉……もしもし」
古泉「やっちまったなぁ」
プッ ツーツー
キョン「ぶっ殺す」
キョン「これから毎日、ハルヒにキス」
キョン「そしてあいつは俺の……彼女」
キョン「ハルヒも俺のことが好きだった……か」
キョン「…」
キョン「ただのバカップルじゃないか!? なにこの状況!?」
ピリリリr
キョン「? あっ、古泉……もしもし」
古泉「やっちまったなぁ」
プッ ツーツー
キョン「ぶっ殺す」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:19:09.74 ID:LwhymUvUO
くぉwwwうぃwwwずwwwむぃwww
くぉwwwうぃwwwずwwwむぃwww
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:20:42.33 ID:iJ3BPaUO0
古泉「はは、冗談ですよ。怒らないでください」
キョン「お前な、いきなりキャラじゃないことすんなよな」
古泉「昨日の仕返しですよ。僕は昨日死にかけたんですからね」
キョン「俺なんて毎日死に掛けてるよ」
古泉「はは、冗談ですよ。怒らないでください」
キョン「お前な、いきなりキャラじゃないことすんなよな」
古泉「昨日の仕返しですよ。僕は昨日死にかけたんですからね」
キョン「俺なんて毎日死に掛けてるよ」
古泉「なにはともあれ、おめでとうございます」
キョン「うるさい」
古泉「これで気にせず、毎日キスできるじゃないですか」
キョン「……しなきゃダメか?」
古泉「嫌なんですか?」
キョン「嫌というか……ねぇ」
古泉「まあしなければ死ぬんですけどね」
キョン「マジでお前を殴ってやりたい」
古泉「色々と支援しますよ。僕も朝比奈さんも、長門さんも」
キョン「……絶対楽しんでるだろ」
古泉「はい。あっ、いいえ」
キョン「ちくしょう」
キョン「うるさい」
古泉「これで気にせず、毎日キスできるじゃないですか」
キョン「……しなきゃダメか?」
古泉「嫌なんですか?」
キョン「嫌というか……ねぇ」
古泉「まあしなければ死ぬんですけどね」
キョン「マジでお前を殴ってやりたい」
古泉「色々と支援しますよ。僕も朝比奈さんも、長門さんも」
キョン「……絶対楽しんでるだろ」
古泉「はい。あっ、いいえ」
キョン「ちくしょう」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:28:27.82 ID:iJ3BPaUO0
【三日目】
【三日目】
キョン「……ものっそい寝たのにギンギンって」
キョン「もしかすると、お前の期待も……」
キョン妹「キョンくーん! 起きたー?」
キョン「入ってくるんじゃありません!」
キョン「もしかすると、お前の期待も……」
キョン妹「キョンくーん! 起きたー?」
キョン「入ってくるんじゃありません!」
国木田「やあ、おはようキョン」
キョン「おはよう、そしてこの野郎」
谷口「ふっふ……あの後涼宮と何話してたんだよこの野郎」
キョン「なにも話してないぞこの野郎」
国木田「なんか帰ってきた涼宮さん、すっごいご機嫌だったよ」
キョン「…」
キョン「おはよう、そしてこの野郎」
谷口「ふっふ……あの後涼宮と何話してたんだよこの野郎」
キョン「なにも話してないぞこの野郎」
国木田「なんか帰ってきた涼宮さん、すっごいご機嫌だったよ」
キョン「…」
ハルヒ「あ、おはようキョン」
キョン「! お、おう! おはようハルヒ」
ハルヒ「~♪」
国木田「……ね?」
谷口「なにかあったな……なんだろうな」
キョン「! お、おう! おはようハルヒ」
ハルヒ「~♪」
国木田「……ね?」
谷口「なにかあったな……なんだろうな」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:40:19.71 ID:iJ3BPaUO0
キョン「よーし、ちょっと来いハルヒ」
ハルヒ「えっ、なにどこ行くのよ?」
キョン「よーし、ちょっと来いハルヒ」
ハルヒ「えっ、なにどこ行くのよ?」
キョン「……誰もいないな」
ハルヒ「なによ、どうしたの?」
キョン「お前がどうしたんだよ。なんだそれ、目があうとずっとニヤニヤしてる」
ハルヒ「だって……えへへ」
キョン「デレるな! キャラ違う! お前そんなんちゃう!」
ハルヒ「だって、キョンがあたしの……って思うと、なんか嬉しくって」
キョン「そ、それは嬉しいけどさ? もうちょっといつもどおりでいこうじゃないか」
ハルヒ「うーん、意外と難しいわね」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「あんたは嬉しくない? あたしが彼女で」
キョン「……正直昨日はニヤニヤしてたさ」
ハルヒ「ほら、ね」
キョン「しかしそれはだ、まあ誰もいなかったし」
ハルヒ「誰もいなけれいいのね」
キョン「まあ、そうだな」
ハルヒ「じゃあ今ね キョーン!」ギュー
キョン「ちょっと! 待ってってばハルヒさーん!?」
ハルヒ「なによ、どうしたの?」
キョン「お前がどうしたんだよ。なんだそれ、目があうとずっとニヤニヤしてる」
ハルヒ「だって……えへへ」
キョン「デレるな! キャラ違う! お前そんなんちゃう!」
ハルヒ「だって、キョンがあたしの……って思うと、なんか嬉しくって」
キョン「そ、それは嬉しいけどさ? もうちょっといつもどおりでいこうじゃないか」
ハルヒ「うーん、意外と難しいわね」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「あんたは嬉しくない? あたしが彼女で」
キョン「……正直昨日はニヤニヤしてたさ」
ハルヒ「ほら、ね」
キョン「しかしそれはだ、まあ誰もいなかったし」
ハルヒ「誰もいなけれいいのね」
キョン「まあ、そうだな」
ハルヒ「じゃあ今ね キョーン!」ギュー
キョン「ちょっと! 待ってってばハルヒさーん!?」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:44:58.77 ID:iJ3BPaUO0
キョン「抱きつくなって。耳噛むのもだめ!」
ハルヒ「いいじゃない、誰もいないんだし」モゾモゾ
キョン「あの、学校だしさ……頼むから普通にしてくれないか?」
キョン「抱きつくなって。耳噛むのもだめ!」
ハルヒ「いいじゃない、誰もいないんだし」モゾモゾ
キョン「あの、学校だしさ……頼むから普通にしてくれないか?」
ハルヒ「腕、放してよ」
キョン「放したら抱きついてくるだろお前」
ハルヒ「まあそれはそれで」
キョン「頼むから聞いてくれ……落ち着こう、うん」
ハルヒ「はい、落ち着いた」
キョン「…」パッ
ハルヒ「きょーん!」ムギュー
キョン「あああっ」
キョン「放したら抱きついてくるだろお前」
ハルヒ「まあそれはそれで」
キョン「頼むから聞いてくれ……落ち着こう、うん」
ハルヒ「はい、落ち着いた」
キョン「…」パッ
ハルヒ「きょーん!」ムギュー
キョン「あああっ」
ハルヒ「あっ、もう休み時間終わっちゃう」
キョン「……全然話通じない」
ハルヒ「まあいいわ。あたしも少しはしゃぎすぎたかもね」
キョン「だよな!」
ハルヒ「こうやって呼び出されて……またキスされるのかって思っちゃったし」
キョン「あっ」
ハルヒ「そんなずっとラブラブでも、後が怖いもんね? 熱しやすく冷めやすいとも言うし」
キョン「あの、そうだ」
ハルヒ「さ! 次の授業はなんだっけ、数学? 早く行くわよ!」グィー
キョン「話を聞けー!」
キョン「……全然話通じない」
ハルヒ「まあいいわ。あたしも少しはしゃぎすぎたかもね」
キョン「だよな!」
ハルヒ「こうやって呼び出されて……またキスされるのかって思っちゃったし」
キョン「あっ」
ハルヒ「そんなずっとラブラブでも、後が怖いもんね? 熱しやすく冷めやすいとも言うし」
キョン「あの、そうだ」
ハルヒ「さ! 次の授業はなんだっけ、数学? 早く行くわよ!」グィー
キョン「話を聞けー!」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:50:30.20 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「はい有希、あーん」
長門「あむ」モシュモシュ
ハルヒ「ここのシュークリーム美味しいわよねー」
みくる「そうですねぇ。買って来て正解でしたぁ」
ハルヒ「はい有希、あーん」
長門「あむ」モシュモシュ
ハルヒ「ここのシュークリーム美味しいわよねー」
みくる「そうですねぇ。買って来て正解でしたぁ」
キョン「…」
古泉「割と普通ですね」
キョン「そうでもない、ものっそい疲れた……」
古泉「できれば清純な付き合いで願いたいものです」
キョン「俺もそうだよ、だけどあいつのテンションが……」
古泉「ところで、アレはしましたか?」
キョン「すっ、するわけないだろ! まだ二日目だぞ!」
古泉「いやあの、それじゃなく……付き合うって言ったらすぐそれですか」
キョン「……うるさい」
古泉「日課ですよ。日課」
キョン「日課とか言うな。まだだ、色々とチャンスを逃してだな」
長門「…」
キョン「クリームを拭け。髭を剃る下準備みたいだぞ」
古泉「割と普通ですね」
キョン「そうでもない、ものっそい疲れた……」
古泉「できれば清純な付き合いで願いたいものです」
キョン「俺もそうだよ、だけどあいつのテンションが……」
古泉「ところで、アレはしましたか?」
キョン「すっ、するわけないだろ! まだ二日目だぞ!」
古泉「いやあの、それじゃなく……付き合うって言ったらすぐそれですか」
キョン「……うるさい」
古泉「日課ですよ。日課」
キョン「日課とか言うな。まだだ、色々とチャンスを逃してだな」
長門「…」
キョン「クリームを拭け。髭を剃る下準備みたいだぞ」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:55:30.33 ID:iJ3BPaUO0
みくる「洋菓子に緑茶ってのも変な感じですね」
長門「あちっ」
みくる「冷ましてから飲みましょうね、フーフーって」
長門「…」フーフー
みくる「洋菓子に緑茶ってのも変な感じですね」
長門「あちっ」
みくる「冷ましてから飲みましょうね、フーフーって」
長門「…」フーフー
古泉「タイミング……ですか」
キョン「これが意外と難しくてな」
古泉「いいじゃないですか。いきなりグッといけば」
キョン「できたらやってるっての」
古泉「何故やらないんです?」
キョン「…」
古泉「ヘタレってやつですね。わかります」
キョン「ねぇなんでそんなこと言うの?」
ハルヒ「キョンもシュークリーム」
キョン「おう、ありがとう」
ハルヒ「あっ、指についちゃった」
キョン「…」
ハルヒ「……あーん」
チュ
キョン「これが意外と難しくてな」
古泉「いいじゃないですか。いきなりグッといけば」
キョン「できたらやってるっての」
古泉「何故やらないんです?」
キョン「…」
古泉「ヘタレってやつですね。わかります」
キョン「ねぇなんでそんなこと言うの?」
ハルヒ「キョンもシュークリーム」
キョン「おう、ありがとう」
ハルヒ「あっ、指についちゃった」
キョン「…」
ハルヒ「……あーん」
チュ
139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 17:59:05.83 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「んっ、くすぐったい」
キョン「……あっ」
ハルヒ「んっ、くすぐったい」
キョン「……あっ」
みくる「…」
古泉「ほぅ」
長門「…」
キョン「いやっ……あの」
ハルヒ「もう! 人前でいちゃいちゃすんなって言ったじゃない!」
キョン「それはお前が!」
長門「×」スッ
キョン「ダメなのかよ! なんでだ! っていうか、長門基準なのこれ!?」
古泉「ほぅ」
長門「…」
キョン「いやっ……あの」
ハルヒ「もう! 人前でいちゃいちゃすんなって言ったじゃない!」
キョン「それはお前が!」
長門「×」スッ
キョン「ダメなのかよ! なんでだ! っていうか、長門基準なのこれ!?」
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:00:22.56 ID:Bz7z8DEq0
/ ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ
イ 八{´l !レ f{矛:下 'ヽ 〃イ孑代勹 イ } /
. Vハ | r';;_zj r';;zリ / , '//
ヽ ', | 、 / /
`ヘ lヽ _ 厶 ./ ・・・そう
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
/ ヽj {`ヽ ′
. _ / 「´ ヽ} \
_, -‐ ´ l‐--‐、 _ -‐ | ` ー- 、
. r<\\ ヽ '´ ̄ ___ `ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ \\ V  ̄ _ `ヽl| / / ∧
./ ヽ. \\ ∨ ̄ `ヽ | / / / l
/ ヽ \ \
,' / / l \ ヽ
! / / / ,' | l ハ ヘ、ヽ、_,
. | ! l l / / ,イ ! i ! l ヽ ',` ̄
. l | l l ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_// // / ,' ∧ / | / j l│
ノ l ァ| |尢/‐=乞t/ / /∠ニ「厂! / ,/ / リ
イ 八{´l !レ f{矛:下 'ヽ 〃イ孑代勹 イ } /
. Vハ | r';;_zj r';;zリ / , '//
ヽ ', | 、 / /
`ヘ lヽ _ 厶 ./ ・・・そう
', {.代ト、 , イ | /
\_'i| > 、 _ , イ/ V l./
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y⌒ヽ \\ V  ̄ _ `ヽl| / / ∧
./ ヽ. \\ ∨ ̄ `ヽ | / / / l
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:03:13.36 ID:iJ3BPaUO0
長門「指はNG。認められない」
キョン「なんだと……ほっぺはOKなのにか?」
長門「×」スッ
キョン「わかったって! もういいよ!」
ハルヒ「?」
長門「指はNG。認められない」
キョン「なんだと……ほっぺはOKなのにか?」
長門「×」スッ
キョン「わかったって! もういいよ!」
ハルヒ「?」
ハルヒ「それじゃ今日はここまでね! 解散!」
キョン「はぁ……疲れた」
ハルヒ「ねぇキョン? 一緒に帰るでしょ?」
キョン「えぇ? 俺もう疲れたよ」
古泉「日課」ボソッ
キョン「帰ろう。一緒に帰ろうハルヒ、そら帰るぞ」
ハルヒ「そうね! 帰りましょ!」
キョン「はぁ……疲れた」
ハルヒ「ねぇキョン? 一緒に帰るでしょ?」
キョン「えぇ? 俺もう疲れたよ」
古泉「日課」ボソッ
キョン「帰ろう。一緒に帰ろうハルヒ、そら帰るぞ」
ハルヒ「そうね! 帰りましょ!」
みくる「……面白いですねぇ」
古泉「人命が掛かってるは思えませんね」
長門「持って帰っていい?」ゴソゴソ
みくる「箱あげますから、シュークリームをポケットに入れるのはやめてください!」
古泉「人命が掛かってるは思えませんね」
長門「持って帰っていい?」ゴソゴソ
みくる「箱あげますから、シュークリームをポケットに入れるのはやめてください!」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:13:55.92 ID:iJ3BPaUO0
ハルヒ「まさかねぇ、キョンと付き合うことになるなんてねぇ?」
キョン「そうだな。俺もビックリだ、驚愕だ」
ハルヒ「よねぇ」
ハルヒ「まさかねぇ、キョンと付き合うことになるなんてねぇ?」
キョン「そうだな。俺もビックリだ、驚愕だ」
ハルヒ「よねぇ」
ハルヒ「でも地味に家の方向違うわよね」
キョン「家まで送ってやろうか」
ハルヒ「それは悪いわよ。あ、丁度いいわね。ここまででいいわ」
キョン「ん」
ハルヒ「……それじゃ、また明日」
キョン「おう」
ハルヒ「あっ、キョン?」
キョン「ん?」
ハルヒ「きっ、気をつけて帰りなさいよ?」
キョン「そうだな。ハルヒも気をつけて」
ハルヒ「……ほかになにかない?」
キョン「他に?」
ハルヒ「むー……もういいわよ、またね!」
キョン「?」
キョン「家まで送ってやろうか」
ハルヒ「それは悪いわよ。あ、丁度いいわね。ここまででいいわ」
キョン「ん」
ハルヒ「……それじゃ、また明日」
キョン「おう」
ハルヒ「あっ、キョン?」
キョン「ん?」
ハルヒ「きっ、気をつけて帰りなさいよ?」
キョン「そうだな。ハルヒも気をつけて」
ハルヒ「……ほかになにかない?」
キョン「他に?」
ハルヒ「むー……もういいわよ、またね!」
キョン「?」
キョン「…」
キョン「! あっ、忘れてた!」
キョン「! あっ、忘れてた!」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:17:36.64 ID:iJ3BPaUO0
キョン「ハルヒー! 待ってくれ、待ってー!」
ハルヒ「!」
キョン「ゼェ、ゼェ……すまん、忘れてた」
ハルヒ「えっ、なに? なになに?」
キョン「ハルヒー! 待ってくれ、待ってー!」
ハルヒ「!」
キョン「ゼェ、ゼェ……すまん、忘れてた」
ハルヒ「えっ、なに? なになに?」
キョン「うっ……なに? って言われるとなんだかアレだな」
ハルヒ「なによぉ」
キョン「そうだ! こうしよう!」
ハルヒ「?」
キョン「俺とお前で約束をしようじゃないか。帰り際はキスして別れるって」
ハルヒ「なっ……く、口に出して言うなバカキョン!」
キョン「おぉ、そ、そうだな。スマン」
ハルヒ「……いいわよ。あんたがそうしたいならそうしてあげる」
キョン「悪いな、ありがとうハルヒ」グッ
ハルヒ「ストップ!」
キョン「んぐ。なんだよ?」
ハルヒ「先に言うこと……あるでしょ!」
キョン「? あっ、えーと……すっ、す……好きだーとか、なんとか」
ハルヒ「……まあいいわ。うん、あたしも」
チュッ
ハルヒ「なによぉ」
キョン「そうだ! こうしよう!」
ハルヒ「?」
キョン「俺とお前で約束をしようじゃないか。帰り際はキスして別れるって」
ハルヒ「なっ……く、口に出して言うなバカキョン!」
キョン「おぉ、そ、そうだな。スマン」
ハルヒ「……いいわよ。あんたがそうしたいならそうしてあげる」
キョン「悪いな、ありがとうハルヒ」グッ
ハルヒ「ストップ!」
キョン「んぐ。なんだよ?」
ハルヒ「先に言うこと……あるでしょ!」
キョン「? あっ、えーと……すっ、す……好きだーとか、なんとか」
ハルヒ「……まあいいわ。うん、あたしも」
チュッ
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/24(金) 18:20:05.16 ID:iJ3BPaUO0
キョン「…」
キョン妹「どうしたのキョン君? 眠いの?」
キョン「眠いのかもな……どうだろうな」
キョン妹「?」
キョン「…」
キョン妹「どうしたのキョン君? 眠いの?」
キョン「眠いのかもな……どうだろうな」
キョン妹「?」
キョン「別れ際に毎日キスか……」
キョン「あの様子じゃ、更に毎日好きだって言わせられるってことか」
キョン「むしろ、毎日一緒に帰るってことか?」
キョン「…」
キョン「いよいよバカップルじゃないか! なにをやってるんだ俺は!?」
キョン「あぁぁっ……勘弁してくれよ、なんで俺がこんなにやっけっぱなしの展開に……」
キョン「あの様子じゃ、更に毎日好きだって言わせられるってことか」
キョン「むしろ、毎日一緒に帰るってことか?」
キョン「…」
キョン「いよいよバカップルじゃないか! なにをやってるんだ俺は!?」
キョン「あぁぁっ……勘弁してくれよ、なんで俺がこんなにやっけっぱなしの展開に……」
キョン「…」
キョン「いやまあ、悪くはないけどさ」
キョン「いやまあ、悪くはないけどさ」