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  • 自分用SSまとめ
  • 03 「笑えよ」

自分用SSまとめ

03 「笑えよ」

最終更新:2012年01月22日 01:48

meteor089

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管理者のみ編集可

03 笑えよ


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時々ね、自分で自分がイヤになることがあるのよ。
アスカンタであいつに酷いこと言っちゃった時もそうだった。
いくらあいつを苦手だからって……あのセリフは無いわよね。
あいつはあいつで、小さい頃から大変な思いをしてきたんだもの……。
よくサーベルト兄さんにも言われたわ。
「お前は思ったことをそのまんま言い過ぎる」って。
「その上、本当に言わなきゃいけないことを恥ずかしがって言わな過ぎる」。
本当にそう思う。
うちのメイドたちにもちょっとしたことで当り散らしたりして、
心では悪いと思っていても、なかなか「ごめんなさい」って言えなくってさ。
かえって関係が悪くなったりしてたんだよね。
メイドたちが私の悪口を言ってたのも知ってるわ。
「ゼシカお嬢様はいつもツンツンしてて、ヤな感じ」って。
でも、兄さんはそんなメイドたちをいつも取り成してくれてた。
「ゼシカはああ見えても君たちにはいつも感謝してるんだよ。ただ、思ってることを素直に言えないだけなんだ」
そうやって、兄さんは私をいつも助けてくれていた――。

パルミドの情報屋から魔法船の情報を得て、私たちがゆっくりと
北上の旅を続けていた時の話よ。
あの周りって凶暴な魔物がけっこう多くて、みんな生傷が耐えなかった。もちろん私もね。
私は回復呪文使えないから、他の3人に傷を治してもらうんだけど……
私以上に傷だらけのみんなを見てると、簡単に「治して」って言い出せなかったわ。
特に……あいつにはね。
酷いこと言っちゃった手前もあるし……それに結構な長旅だったし、
MP使わせるのももったいないから少し我慢したりしてたんだ。
だからあの荒地にあった山小屋に着いたときは、
本当にほっとして……生きている実感がやっと持てたのよ。
ま、山小屋に着いたからって私の怪我が治る訳じゃないんだけど、みんなが疲れてたから、ね?
山小屋は今にも崩れそうなほど古い建物だったわ。
宿を取るときはいつも私だけ別部屋にしてもらってたんだけど(一応、女だからね)、
この山小屋は部屋数が少なくって、四人で一部屋に泊まることになったの。
ベッドルームに入ろうとした時、山小屋の管理人さんと話してたエイトが
申し訳なさそうな顔で私に言った。
「ここ、シャワールームが一つしかないんだって……
ゼシカ、僕らは後でいいから、先にシャワー浴びておいでよ」って。
疲れてたこともあったし、私はお言葉に甘えることにしたの。
シャワールームは山小屋に負けず劣らず、お粗末なものだった。
だって、山小屋の一角を薄い板で囲った程度のものだったのよ?ひどいでしょ?
服を脱いで、シャワーの蛇口をひねると熱めのお湯がさーっつと流れてきたのでその下に体を持っていくと、
背中の真ん中辺りに鈍い痛みを感じたの。
――多分大きめの傷があったんだと思う。
お湯が背中にかかるたびにあんまりズキンズキンするから、私は髪を洗うと
早めにシャワーを浴び終えてしまった。
服に着替え、濡れた髪を一つに束ねてシャワールームを後にした私は、小走りで部屋に戻った。
部屋の中にはエイトとヤンガスの姿は無く、出入口に近い窓際のベッドの上で
横になっているあいつしかいなかったのよ。
「みんな、どこに行ったの?」
「トロデ王と馬姫様のご機嫌伺いに行ったよ。オレはかったるいから、ここでお留守番」
「……そう」
ここには酒場やカジノが無いから退屈でしょうがないんじゃないの?――
そう言おうと思ったけど、イヤミに聞こえそうよね……そう思って、言葉を飲み込んだわ。
ククールはそんな私の顔を見て、言った。
「似合うね、その髪型も。ま、ゼシカはかわいいから何でも似合うけど」
「……ありがと」
それ以上言葉は続けることが出来なかった。
上手く愛想笑いも出来てなかったと思う。
みんなと一緒の時は普通に話したり文句の一つもつけられるのに、
二人きりになるとどうしても話をすることが出来ないのよ。
私はククールの斜め向いにある、部屋の一番奥のベッドに
ククールに背を向けて座った。
すると、ククールの声が聞こえてきた。
「……おい、ゼシカ。ひどい傷だぞ。こんな怪我、いつ作ったんだよ?」
ククールは私に駆け寄り、私の背中の傷を指でそっと触る。
「痛っ…」私が小さな悲鳴を上げると、
「当たり前だよ!こんなままで放っておくなんてさ。……治してやるよ、じっとしてな」
ククールはそう言って回復呪文を唱え始めた。
「いっ……いいわよ!放っておいたってすぐ治るわよ!」
ククールから背中を隠すように体を捻ると、不覚にもククールの顔が目の前にあった。
「どうした?いきなりこっち向くなんて……さてはキスでもして欲しいのかい、ハニー?」
そう言いながらククールは左手で私の頬をなぞっている。
なぞられた跡がすごく熱く感じたわ。……何でか解らないけど。
「ばっ……バカ言ってんじゃないわよ!!」
ククールの手から逃れようと、私は顔を横に背けた。
「じゃあちゃんとこっちに背中を向けろよ。こんな傷、放っといたって治んねーぞ」
私は改めてククールに背を向けるため、黙ってベッドの上で座りなおした。
ククールは片手で私の服を後ろから少し捲し上げ、傷を包み込むようにもう一方の手を添えている。
そのうちに呪文が聞こえてきた。
ククールが呪文を唱えている間、私はさっき見たククールの顔を思い出していた。
よく考えたら、あいつの顔をまじまじと見たのは初めてだったのよね。
交じりのない銀髪、色白の皮膚、切れ長の青い目に綺麗に生え揃った睫毛、
ほんのり紅色に染まった唇……
本人が自称美男子と自惚れるのもちょっと判った気がしたわ。
私がこいつの性格を知らなかったら、ポーっと見惚れてしましそうな位だったもの。
「……はい、完了。お疲れさん」ククールは両手でポンと私の肩を叩いた。
私はお礼を言おうとククールの方に体を捻ったら、また真正面にククールの顔があったのよ。
私は目を合わすことが出来ず、すぐに下を向いてしまった。
「お礼は?」軽く首を傾げてククールが言う。
「あっ、ありが……」私がお礼を言いかけたら……
あいつ……
私の頬に……
キスしやがった……。
「何するのよ!!!!!」
私は絶叫しながらククールに向かって枕を投げつけた。
あいつは素早さでは誰にも負けないだけあって、
枕をいとも簡単に避けながら
部屋の出入口近くにまで逃げている。
「逃げられないようにしてやる…」
私がメラの呪文を唱えようとしたら、ククールが叫んだ。
「わーかったってば!ごめんごめん!魔法はストーップ!!悪かったよゼシカちゃーん、この通り!!」
ククールは私に手を合わせてひたすら謝っている。
「悪りぃ悪りぃ、ゼシカちゃんがあんまりかわいかったもんで、つい、ね。出来心ってヤツだよ」
こんなこと言ってるくせに、顔は……笑ってるのよ、あいつってば。
私が怒っているのがそんなに楽しい??
「そんなの言い訳になんないわよ!!」
私は怒りが収まらず、部屋にあった椅子を投げつけてやろうと持ち上げた。
「ストーップ!!な?な?――でも、ほら、最近ゼシカ元気なかっただろ?
これで元気出たんじゃねーか?――もしかしてアスカンタでオレに言ったこと……まだ気にしてた?」
私は何も答えなかった。――でも図星だったわ。
持ち上げた椅子は行き場を無くして、私の足元にゴツッと音を立てて落ちた。
「あのことなら気にすんなよ。あれぐらいなら悪口のうちにも入らねーし。
だから元気の無い顔してないでさ、ゼシカはもっと笑えよ。
ゼシカは笑ってる顔の方が似合う……っつーか、オレは笑ってるゼシカが好きだぜ……なぁ、笑えよ」
このククールの言葉で、私は怒る気もすっかり覚めてしまっていたわ。
「何で……あんたの趣味に合わせて私が表情変えなきゃいけないのよ……」
私はククールの背を向けて自分のベッドへ歩み寄り、腰掛けた。
「あんたが変なことしたせいで、部屋が散らかったのよ……片付けてよ」
私がそう言うとククールは
「へいへい、判りましたよ」
と軽口叩きながら枕や椅子をあるべき場所に戻し始めた。
少ししてエイトとヤンガスが部屋に戻って来たの。
「外まで聞こえて来てたよ~、二人の声!すっごく楽しそうだったねぇ。
やっぱり二人は仲がいいなぁ!」
開口一番エイトがそんなことを言ってた。
――エイト、あんたわざとそんなこと言ってんじゃないでしょうね??
その夜、久しぶりに兄さんの夢を見たわ。
まだ小さい頃の兄さんと私が、些細なことで大喧嘩してた。
兄さんがおもちゃを私に投げてきて、私はそれに応戦するためにへたくそな呪文を唱えてる。
メラかギラを唱えたいはずなのに、なぜかモシャスを唱えちゃって、
私は兄さんの姿になってしまって……二人で大笑いしてた。
――ごめんね、兄さん。
あんなやつとの喧嘩で兄さんのことを思い出すなんて。


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