【基本データ】
●全長131mm ●全幅86mm ●全高50mm
●Item No:18036
●本体価格600円 ●1991年9月18日発売
●全長131mm ●全幅86mm ●全高41mm(グレートエンペラーボディ時)
●Item No:94669
●本体価格1,100円 ●2008年9月27日(土)発売
【本体内容】
ホライゾンと同じく
ZEROシャーシを採用。
ギヤは4.2:1と5:1が付属。
ホイールはこのキットが初採用の新型(規格はホットショットタイプのホイールと同じ)
タイヤはスリック。
シューティングスターのボディがセットになったスペシャルキットも発売された。
シャーシ本体が黒のポリカABS、ギヤケースも黒に変更されている。
【漫画、アニメでの活躍】
ダッシュ!四駆郎の主人公、日ノ丸 四駆郎の4代目愛車。
キャッチしようとした進駆郎の手を弾くほどすさまじいパワーを誇り、託された四駆郎も最初は制御できずに苦しむ。
駆動力を逃がさないために非常に強いダウンフォース(笑)が発生するよう設計されていて、そのため強い向かい風の中では車体が地面に押し付けられて前に進めない事態になったが、フロントウイング(フロントカウル?)とリヤカウル・リヤウイングがごそっと外れるようになっていてダウンフォースを軽減できるようになっている(キットでも再現されている)事に気づいた四駆郎により、タンクローと
ネオバーニングサンの開いた活路を進み紙一重で全国大会優勝を勝ち取る。
ちなみに、前後のカウルをはずした状態をネイキッドフォーメーションと呼ぶ。
なお、劇中ではほとんど描写がないがスーパーエンペラー譲りの変速装置も装備しているようである。
実は源駆郎が作ったマシン。
外伝の中で2台作られていたスーパーエンペラーの1台を改造して作られたことが語られた。
元々スーパーエンペラーは制作時に2台作られていたが、片方はパワーが強すぎて作った皇本人でさえ「こいつは人間技ではとても操れんなあ」と扱いに困っていた。
そこで完成度の高い方を手元に残し、手に余るもう1台は「源さんにでも送っちゃおう」と地獄ラリー出走中でドイツにいた源駆郎のもとに送られたものの、その源駆郎ですら扱いに困り同じラリー出走者でミニ四駆仲間のC.T.のマンタレイに後れを取るありさまだった。
四駆郎の持つもう1台のスーパーエンペラーがまともにコントロールできる代物と知らない源駆郎は「父として同じマシンを扱う息子に負けていられない」とそのスーパーエンペラーを改造、モーターや変速装置はその特性を生かしつつパワーアップ、シャーシとボディは空力を向上させて最高の素材で作りなおされている。
ちなみに、源駆郎の父((四駆郎にとっては祖父)も地獄ラリーに参加していたらしく、この時源駆郎が過去のコースの崩落現場にて亡き父のマシン「くろがね号」を発見、その運転席にて死蝋化して死亡した時の姿を留めたままの父親と再会する。
なお、この車は形状やネーミングから考えて日本が初めて開発した四輪駆動車(つまり日本製四輪駆動車の原点)である旧大日本帝国陸軍 九五式小型乗用車・通称くろがね四起である。
原作漫画では、このマシンから正当進化したリバティーエンペラー(ダッシュ四駆郎版)が登場していたが、残念ながらキット化されていない。
名前のみ風のレーサー侠の
主人公車でつかわれるものの、ボディのデザインはどちらかと言うとダッシュ四駆郎の黒い風編で登場したホライゾンバウンドレスに近い形状だった。
コロコロ アニキにて武井 宏氏が描く続編「ハイパーダッシュ! 四駆郎」5話のホライゾンから始まる系統樹の中には、殆どのダッシュマシンが描かれていたにも関わらず(商品化されていないリバティーエンペラーともども)何故か描かれていない。源駆郎製だからか?作者にはなんらかの意図があるようなので、ストーリーの展開を待とう。
8話にチラっと登場。
【VIP内での評価】
【公式ページ】
【備考】
分割されているパーツが大きいので、エンペラー系の中でもっともシャープなデザインとは裏腹に結構ボディが重たい。
その他、出所不明だがパープルメッキのボディもあったようだ。
タミヤ公式の商品紹介では「ウイングを外すとコーナリングに強いネイキッドフォーメーションになる」と書かれている。
フルカウルのソニックシリーズ等によって「ウイング=ダウンフォース=コーナリング」の図式が頭に刷り込まれているレッツ&ゴー世代にとっては若干不思議な感覚を覚える解説文かもしれない。
最終更新:2022年03月06日 13:44