【基本データ】
●全長150mm ●全幅97mm ●全高??mm
●Item No:19431
●本体価格900円 ●2010年12月23日(木・祝)発売
【本体内容】
あの
マグナムセイバーが、皆が待っていた新型シャフトドライブシャーシを引っさげて再登場だ!
XXからおよそ1年、ついに
スーパー1シャーシがリメイクされ、新型シャーシ「
スーパーII」として登場、しかもいきなり強化素材のポリカABS製になるぞ。
スーパーIIシャーシはその名の通り、スーパー1の弱点を克服し、さらに強化・発展させたシャーシとなる。
フロント・リヤギヤケースはS1から形を大きく変えている。
フロントはスイッチの方式をスライド式からターン式スイッチ(
MSシャーシの軽量センターの方式に近い)に変更、ターミナルも複雑で変形しやすかった
ZERO型からB型フロント用ターミナルに変更され、信頼性を向上させている。
リヤーはZERO型ギヤケースから
TYPE-2式に変更、カウンターギヤシャフトはVS等と同じツバ付の物を採用、さらにカウンターギヤケースはネジ止めして強度をグッとあげられるうれしい設計だ。
モーターマウントも、形状を工夫することでシャフトドライブシャーシとして唯一、モータークーリングシールドを装備できるようになっている(これまでどおりアルミモーターサポートも装着可)。
ターミナルはZERO型からX型リヤ用ターミナルに変更された。
またバッテリーホルダーは、GUPのS1用強化バッテリーホルダーを肉抜きしたような形状に変更し、強度を向上させている。
ただし、ホルダー本体の強度は上がったものの肉抜き穴の形状が不味く、衝撃で外れやすいという欠点がありS1やZERO用のバッテリーホルダーに交換するユーザーも多い。
ボディキャッチも完全新規設計で、これまでに無かった形状になっている(ただし規格は一緒なので他シャーシに流用が可能)。
ちなみにギヤケース・バッテリーホルダー・ボディキャッチ・リヤステーはレッドのABS樹脂製になる。
駆動系の基本設計は同じだが、それ以外の部分は大幅に規格が変更されているので、X・XXほどの互換性は無いので注意が必要だ(ほぼ同規格なのはバッテリーホルダーとボディキャッチとサイドステーくらい?)
とは言うものの、現在主流のGUPはXやVS用のものが多く、スーパーIIはそちらに対応しているのでノープロブレム!
フロント・リヤの各バンパーも強度・拡張性を強化、さらにリヤーステーは完全新形状の2点止めが付属する。
特にスーパー1の弱点だったフロントバンパーは、拡張性を強化しただけではなく形状を大幅に変更することで強度を劇的なまでに向上させ、強化素材ポリカABSともあいまって非常に高い強度を誇る。
さらに、従来のローラー取り付け用のネジ穴に加え、新たに84mm幅のネジ穴をデフォルトで成型。
初めて追加パーツ無しでローラーを弓FRPや直FRPの外側の幅まで広げられるようになった。
また、プレート固定用のネジ穴はXXと同じ位置に4つあるのに加え、フロンとバンパー根元にも2点止めステーと同じ企画の穴が追加され、X用FRPリヤステーやHG カーボン フロントワイドステーなどでの補強・拡張を視野に入れている(実際ホビーショーの改造例ではフロント裏にX用FRPリヤステーが装着されていた)。
リヤステーは従来のいまいち役に立たないものから、ネジ穴が多く強度も高い新型に変更され、ローラーベースも程よくなるように改められている(ギヤケースと同じAランナーに成型)。
サイドガードは付属しないものの、アタッチメント部および中央のネジ穴は残されているため、スーパー1シャーシのものがそのまま流用できる(ZEROシャーシ用も小改造で可)。
また、のちにS2用のサイドガードも発売された。
シャーシ中央のネジ穴は、サイドガード用のもの意外にさらに2つ、前方に追加されている。
ホビーショーの展示ではここに直FRPを設置し、そこにマスダンパーを付けている作例があったので、そういう使い方を想定してのものだろう。
上記の通り2点止めリヤステーが付属するため、新たに2点止めステー用のネジ穴が後部に成型されている。
その他、ボディはマーキングのデザインをオリジナルよりも原作に近づけた専用のマーキング(メタリック仕様)が付属。
なぜ初代マグナムが原作とマーキングが微妙に違っていたかは謎らしいZO!
(まぁ当時の印刷技術の問題とかあったんだろう・・・)
ギヤは3.5:1の超速ギヤ、足回りはマグナム伝統・蛍光グリーンカラーの新形状ロープロホイールに黒のロープロタイヤが装備される。
新形状のロープロホイールは、タイヤ幅は従来どおり前後同じだが、トレッドが前後で異なる。
これはロープロ系ホイールではライキリ型Yスポークホイールが登場するまでは唯一の特徴だった。
また、従来のロープロホイール(ディッシュタイプやフィンタイプ)よりもわずかながら直径が小さい(昔のワイドホイールや、それと同規格のワイドワンウェイホイールとほぼ同じ直径)。
ローラーはギヤケースと同じAランナーに13mmローラーが4個付属するほか、ボディのランナーにも2個付属し計6個あるが、ローラー取り付け用の段つきビスは4本しかないので注意しよう。
【漫画、アニメでの活躍】
レッツ&ゴーの主人公の一人、星馬 豪の二代目愛車(のシャーシ代え。ちなみに初代愛車はマンタレイ)
上記の通りマーキングがより原作よりになっている。
ついでに言うと、初代マグナムの赤と青の炎の部分に有った白のストライプ(?)がなくなっているが、実を言うとこのストライプ、原作初期には有ったモノだが後々描かれなくなっていって、大神研究所の対プロトセイバー戦あたりではほぼ完全に忘れ去られていた。
こした先生、トーン削るのめんどくさくなっちゃたんだね
あとアニメではなかった事にされている。
【VIP内での評価】
新型シャフトドライブシャーシとあって、VIPもVIP以外でもとにかくwktk
【公式ページ】
【備考】
ITEMナンバー(19431)から鑑みて、プレミアムといいつつ通常ラインナップのようだ。
2010年12月発売予定。
日頃より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
{先日のタミヤフェア(2010年11月20、21日開催)で先行販売致しました、フルカウルミニ四駆シリーズ 「マグナムセイバー プレミアム (スーパーIIシャーシ)」 におきまして、場合によっては走行に不具合が発生することが判明いたしました。
つきましては、先般ご案内いたしました該当製品の
・A部品(ギヤケース等)
・シャーシ
を回収させて頂きたくご案内申し上げます。
お手元に対象製品がございましたら、お手数ですが、お名前、ご住所、お電話番号をご明記の上、上記部品を弊社へ着払いにてお送り頂きますようお願い申し上げます。部品が到着次第、交換させて頂きます。また、すでに組み立ててある場合はカスタマーサービスまでお問い合わせください。
不具合部品では、ミニ四駆レースではご使用にならないようお願い致します。
弊社主催のミニ四駆公式大会会場でも、回収部品をお持ち頂ければ、交換対応いたします(2010年内の大会を予定しております。)。
以上、ご迷惑およびご心配をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。
なお、回収させて頂く部品はタミヤフェア会場で先行販売した分のみでしか使用されておりません。
2018年4月30日(月・祝)、5月1日(火)に行われたTCK×ミニ四駆コラボイベント「TCK×TAMIYAミニ四駆GRANDPRIX」にて矢野 貴之をイメージしたステッカーを追加した特別キット「矢野 貴之オリジナルミニ四駆 マグナムセイバー プレミアム特別仕様」が販売された。
最終更新:2024年06月13日 23:59