【基本データ】
●全長145mm ●全幅90mm ●全高39mm
●Item No:19204
●本体価格700円 ●1999年7月発売
【本体内容】
シャーシは
VSシャーシ。本体・Aパーツともブラック。
付属ギヤ比は4:1と5:1。
足回りは大径。VSマイティシリーズ共通のホイール(白)と黒のスリックタイヤ。
ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し16mmを装備。
取り外し可能なリヤステー付き。
ボディはブルー。「ブレインコア」と呼ばれる部分の半球状カバーは別パーツで無色透明な部品として付属しているのが一つの特徴。
GTパーツはディフューザー。
2018年にまさかの再販を遂げる。
旧キットと大きな変更はない。
パッケージはITEMナンバーが変更になった以外はほぼ同じで、ボディの成型色も
この通り旧キットとほぼ同じなので、再販としては理想的な形と言える(但し肉眼でよく見ると、再販版の方が極僅かだが鮮やかになっている)。
しいて言うなら、パッケージングのビニール袋の構成が変わったくらいか(ボディとギヤケースが別梱包になる、ボディの袋が熱圧着式からホチキス止めになりやわらかいビニールに変更されている、など)。
【漫画、アニメでの活躍】
漫画でのみ。
未来レーサー ブイツインの主人公、天道武一(ブイ)のマシン。
当初はVT計画によって生み出されたマシン「VT-6 ブイトロン」として登場。この時点では、ボディのデザインも違い色は赤だった。
VT計画車共通のブレインコアをもっており、なんと自分で考え、走る・・・と言うより行動することができる。
劇中ではリヤ左右の可変ウイングをピコピコ動かし、感情表現を行っていた。そのためキットでもリヤウイングは左右独立して稼働させることができる。
VT-5とのレースで勝利を収めるも中破、その後修理され現在の形となり、色もブルーになりバリアトロンと呼ばれるようになる。
劇中で「V(バリア)トロン」と省略表記されているので紛らわしいが、「ブイトロン」と「
Vトロン」は別物。
最終的には「消えるターン」を自らあみ出している。
【VIP内での評価】
あまり話題には上らない。第2次ブーム最末期のマシンということもあってあまり知名度がないのも一因か。
マイティシリーズのマンガ自体が第2時ブーム衰退の最中に連載されていたため、所謂「復帰組」は存在を知らず、今になって知り欲しいと駆け巡る人が後を絶たない。
チャームポイントはウサ耳とも言われる特徴的な可変ウイング。
さらにフロントのクリアーパーツ・ブレインコアに発光ダイオードを無改造で搭載することが可能。ドレスアップに是非。
GTパーツはディフューザー。実用性?何それ美味しいの?
あまり知られていないがデザイナーはあの故・徳田ザウルス氏である。
現在生産停止中。
シンクロマスター Z9同様売れ残ってるところには売れ残っている。しかし、2010年代になるとさすがに入手困難になってしまったが。2018年でまさかの
再販?
【公式ページ】
【備考】
ブレインコアには発光ダイオードセット(3㎜LED)をセットして電飾を楽しめるようになっていた。
但しダイオードは差し込んでいるだけでしっかり固定されないので、マルチテープなどで固定しておいた方が良い。
現在LEDが付属しているGUPはMSバンパーレスLEDユニットのみで、色も赤しかない。しかも以前の発光ダイオードセットなどに付属したシャフトドライブシャーシ用の電飾ターミナルが付属しないため、シャーシから電源を取る場合工夫が必要となる。
もっと手軽に電飾したい、他の色で光らせたい、という人はこちら→
ミライトで手軽に電飾
シンクロマスターほどではないが、きっちり塗装しようと思うと塗り分けが非常に面倒臭い(黒い部分の塗り分けが複雑)。
意外かもしれないが、ボディの色が真逆のシンクロマスターとはステッカーの配色が全く一緒だったりする。
なお、ディフューザーは基本的に一点止め式リヤステーの穴にただ差し込んであるだけで、ボディキャッチで抑えている形になっているので、ボディの着け外しの際に落っことして失くしたりしないように注意。
小学館の学年別雑誌「小学二年生」でボディをクリヤーレッド成型に変更した特別キットが抽選で配布されたことがある。クリヤーレッドボディは後述の景品として配布されたこともある。
一時期コンクールデレガンスなどの景品としてボディのみ(ブレインコアの半球状クリヤーパーツなし)、かなりカラーバリエーションが製造されたようである。
確認しているだけでも、スカイブルー、レッド、クリヤーレッド、蛍光イエロー、クリヤーイエロー、ピンク、クリヤーピンク、オレンジ、クリヤーオレンジ、ブラックがある。
その他、イベントでの成型サンプルとして無色クリヤーのモノが生産されていた。この無色クリヤーも何らかの形で出回ったようだが、詳しくは不明。
VZシャーシに無加工で搭載可能。
但し、シャーシ側のモーターカバーを外しておかないと載せられない。
ボディ前面裏の半円の後端を少し削ればスーパー2シャーシに搭載可能
最終更新:2024年03月19日 09:10