ホンダ シティ ターボ


【基本データ】

●全長114mm ●全幅72mm ●全高77mm
●Item No:19006
●本体価格600円 ●1984年2月25日発売

【本体内容】

それまでのリアル路線をいったん廃し、アニメーター 大塚康生氏の手によりデフォルメされたコミカルなデザインとなった。
リアル路線を廃した、といっても細かいディティールなどはしっかり作られていて、良くできている。
シャーシはボディにあわせてショートホイールベースのものに変更され、ビッグタイヤがセットされている。
駆動系は、モーターのピニオンギヤーで直接プロペラシャフトに装着されたスパーギヤを駆動し、プロペラシャフトの前後に設置されたウォームギヤでドライブシャフト(車軸)を駆動する方式だった。
ウォームギヤの恩恵で意外とパワーがあり、ビッグタイヤと車高の高さも相まって結構走破性が高い。
ボディ後部につけるミニバイク(モトコンポ)も付いてきて、遊び心いっぱいなのがほほえましいw

【漫画、アニメでの活躍】



【VIP内での評価】



【公式ページ】


【備考】

それまでのミニ四駆シリーズが全く売れず、社長が知人である四駆好きアニメーター大塚康生氏に
「組み立て簡単で人気のある車種なのに、なぜ売れんのだろう」
と相談したところ、大塚氏はミニ四駆の出来のよさに感心しながらも
「子供向き商品なんだからもっとはっちゃけてもいいじゃん」
てな事をいい、その言葉に目が覚めたらしい社長は同氏のデザインしたコミカルなデザインへと路線を変更した。

そして以前のシリーズに比べ、このシリーズ6代目からは徐々に売り上げを伸ばしていく。

ちなみにパッケージや公式ページのカタログでは、どこにもコミカルシリーズとは書かれておらず、1/32 ミニ四駆シリーズ No.6となっている。
しかし、それではややこしいと判断されたのか、タミヤショップオンラインや小学館の「[最新版]ミニ四駆全カタログ」では以前のシリーズや三菱パジェロ メタルトップワイド以降のシリーズを含め、コミカルミニ四駆シリーズと表記されているが、厳密にはシリーズ名ではなくあくまで俗称。
正式なシリーズ名は「ミニ四駆」のままだったりする(実際田宮のミニ四駆ページのカタログでも「ミニ四駆」だけである)



最終更新:2014年07月10日 04:44