プロローグ
457 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 04:56:11.95 ID:xezu32Lg0
「もうあれから3年か・・・」
空港に降り立った男がふと思い出したようにつぶやく。
彼の手にはガイドスティックが握られていた。
458 名前: 浪人生(北海道)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:01:11.46 ID:7gr9FiRL0
'>>457「なんかマシンがラジコンみたいに動いてるんだ!びっくりしたよ!」
459 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:07:53.25 ID:xezu32Lg0
そう彼こそあの日以来、行方不明になっていた449であった。
「かっ飛べーっ!マグナームッ!!」
ふいに人混みから飛び出した
ミニ四駆と少年の姿が!
449「なんだ?あのマシンは。見たことないぞ。」
460 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:28:58.38 ID:xezu32Lg0
その時、目の前で女の子がたおれる。
少年とマシンの進路上だ。
「どけどけーっ、踏みつぶすぞーっ!!」
サングラスをギラつかせながら少年が叫ぶ。
462 名前: 浪人生(北海道)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:31:06.19 ID:7gr9FiRL0
次の瞬間!
~CM~
463 名前: 巡査長(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:32:54.31 ID:8ho2tU5Y0
'>>462
ttp://www.youtube.com/watch?v=wffK2e38eeE
465 名前: 巡査長(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:34:19.96 ID:8ho2tU5Y0
~CM終了~
『GET THE WORLD!!ちゃらっちゃっちゃっちゃっちゃら♪』
466 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:40:56.77 ID:xezu32Lg0
気付いたときには彼のカラダは自然に動いていた。
流れるようなスティックさばきでマシンを
流れる水のごとく少女のそばを通過させると
さらに突進してくる少年をスティックに引っかけて投げ飛ばす。
470 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 05:58:54.69 ID:xezu32Lg0
しかし投げるときにバランスを考慮していたのか少年の
運動神経がよかったのか少年は宙返りののち着地した。
少年「あ、危ないところだったぜ。」
だがすぐに辺りを見回し、
「マグナムっ、マグナムはどこだー!!何やってんだよオペレータールーム」
と叫びながらどこかへ走り去ってしまった。
473 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 06:33:04.07 ID:xezu32Lg0
「大丈夫だったかい?」
少女に問いつつ手をさしのべる449だったが、急に倒れ込む。
「うっ、・・・どうやら魔法力を使い果たしたようだ。」
「えぇっ!」
心配そうにみていた少女がおどろく。
474 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 07:01:38.78 ID:xezu32Lg0
「そう、おれは自分の力を磨くために修行の旅に出た。
その旅先でミニ四駆に眠る魔法力のことを知り、
それを身につけた。しかし・・・」
475 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 07:27:44.21 ID:xezu32Lg0
「おれにはもはやそれを100%使いこなす力は残っていない。
今使ったのもその一部にすぎない・・・。でも、キミならきっと・・・、
きっと使えるはずだっ!」
「Σ(- -ノ)ノ エェ!?、何で!?」
477 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 08:09:31.23 ID:xezu32Lg0
「おれの魔法力がそう感じた・・・。
そしておれのかわりに魔法力を使って、5人の魂のミニ四レーサーを
探し出してくれ。これは、必要なことなんだ・・・。」
「えぇっ、でも私・・・」
478 名前: Webデザイナー(滋賀県)[] 投稿日:2007/04/01(日) 08:50:31.75 ID:xezu32Lg0
「あとは、まかせた・・・」
「ちょ、ちょっと!!」
そう言い残すと彼の姿はフッと消えた。
そのあとには青い輪のはまったリングのようなものが落ちていた。
まわりを見回すが周囲のひとたちはさっきの騒ぎが終わったときに
すでに興味がなくなっていたようで誰も見ていなかった。
少女はそれを拾ってつぶやく。
「そんな・・・私・・・、どうすればいいの」
この先どうなるかなど想像もつかなかった・・・。
(プロローグ完。話書くのも(他の人に)「あとは、まかせた・・・」)
最終更新:2013年09月06日 16:52