ステッカーの貼り方

ミニ四駆のマーキングの基礎と言える、ステッカーの貼り方について説明します。

ビニールステッカーの貼り方

ビニールステッカー限定ですが、ある程度部品表面に置いてから位置調整しつつ張り付ける方法を紹介します。
スケールモデルでよくある水転写式デカールの貼り方の応用と言えますので、あらかじめ模型サイトを見てデカールの貼り方を知っておくといいと思います。

・用意するモノ

  • 貼りたいステッカー
  • ボディ
  • カッティングマット
  • 麺棒
  • ピンセット
  • デザインナイフ
  • 霧吹き
  • お湯

あと、霧吹きを使うので新聞紙もあるといいです。
お湯は熱すぎるとステッカーが変形したり変質したりするので駄目ですが、かといってぬるいと意味がないので、大体70~80℃位がいいでしょう。

・貼る


まず、あらかじめステッカーの余白を切り取っておきます。


予め、霧吹きでステッカーを貼る面を湿らせておきます。


ステッカーをお湯にくぐらせ、湿らせると同時に温めてやわらかくします。
温めることで、局面になじみにくいビニールステッカーをある程度、局面に対応できるようにします。
ビニールステッカーなので水につけても侵されることはありませんが、お湯の場合 長時間漬けているとステッカーによってはのりが溶け出すことがあるので、手早く作業しましょう(まぁ、数十分 熱湯に漬けておくぐらいじゃないとそうそうのりが溶ける事なんてないと思いますが)。


ステッカーをそっと添えるように部品表面に載せます。
部品とステッカー表面の水分により、この時点ではまだしっかり定着していないので、ある程度位置をずらせるので微調整します。


位置が決まったら、麺棒でステッカー中心から外側に向かってそっと水分を押し出し、ステッカーを定着させます。
強くこするとずれてしまいますので、力を入れず綿棒は転がすように動かすといいでしょう。


全て貼り終え、完成した状態です。
この方法なら、ある程度大きなステッカーでも部品表面に置いてから位置調整ができるうえ、気泡の侵入も最小限に抑えるという効果もあるので、失敗が少なくなります。





最終更新:2015年03月10日 00:19