FM-Aシャーシ用に着脱しやすいバッテリーホルダーを

FM-Aシャーシのバッテリーホルダーは、大型で電池をがっちりホールドしてくれ、しかもネジ穴があるので追加パーツの装着もできる拡張性の高いものになっています。
半面、シャーシのサイドフレームとの位置関係がかなりキチキチで、しかも低摩擦素材で出来ているため着け外しし難いという意見が結構あります。
FM-Aには標準のバッテリーホルダー以外に、TYPE系などに採用されている旧来の方式のバッテリーホルダーを装着するための爪があり、初代FMやTYPE-4のホルダーが流用可能になっています。
しかしこちらも、FM-A用に作られたわけではないので少々ガタが大きく、またサイドフレームの関係で着け外しが難しいという問題があります。
そこでガタを解消し、さらに着脱を簡単に行えるよう改造したいと思います。


ベースは現在手に入りやすい強化初代FM(レッド)ののバッテリーホルダーを使用します。
まずは適当なランナータグを用意します(画像はクリヤーボディの部品がついてるランナー)。
タグだけを切り取り、ヤスリなどで平らに整えます。
そのままでは厚みがありすぎるため、一部を薄く削り込みましょう。
どれくらい削るかは、実際にホルダーをシャーシに装着し、そこに削り込んだタグを差し込んで適度なクリアランスを見つけてください。
あまり薄くしすぎると結局ガタガタですが、かといってキツいと装着した時にシャーシが歪んでしまいます。
厚みが決まったら、バッテリーホルダーと同じ幅に切ってガッチリ接着しましょう。
私は流し込み接着剤で仮止めした後、プラリペアで補強しました。
接着剤が固まり切らないうちに、シャーシに一度装着して追加した部分の位置や角度を確認しておきます。
接着剤が硬化してからシャーシを裏返すと、追加した部分が少し出っ張りすぎているようです。
このままでは走行中にコースのつなぎ目や芝セクションで引っかかる恐れがあるだけでなく、引っかかった拍子にバッテリーホルダーが外れたり、最悪破損することも考えられます。
なので、少し短く整えましょう。
シャーシ底面よりいくらか引っ込むくらいの長さが基準です。
あまり短くしすぎると、結局外しにくくなり本末転倒なので、シャーシとの兼ね合いを確認しながら作業してください。
また、盛りすぎてハミ出した接着剤は削って平らしておきましょう。あまり出っ張っていると、サブフレームと干渉して逆に外しにくくなってしまいます。
これで完成になります。
バッテリーホルダーがシャーシ裏まで伸びているので、そこからホルダーを外せるようになります。

なお、左右のガタがなくなっても電池との隙間が気になる人は、ホルダーの裏に薄いスポンジを貼ると良いでしょう。
ブレーキ用スポンジの1㎜が丁度いい感じです。









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最終更新:2018年02月08日 00:29