選択肢:智代に頼る
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前島と夏休みの予定について一通り話した後、
智世が居るであろう図書館へと向かう。
この時間に智世以外誰も居ないだろうと思ったが、その予想は外れた。
図書室には誰も居なかった。
俺は適当な本を手にとっていつも智世が座ってる一番端っこの隣席に座る。
…俺、なんて優等生なんだ。
今の自分を見たらクラス中の生徒が勉強を教えて欲しいと詰め寄ってくるに違いない。
智世が居るであろう図書館へと向かう。
この時間に智世以外誰も居ないだろうと思ったが、その予想は外れた。
図書室には誰も居なかった。
俺は適当な本を手にとっていつも智世が座ってる一番端っこの隣席に座る。
…俺、なんて優等生なんだ。
今の自分を見たらクラス中の生徒が勉強を教えて欲しいと詰め寄ってくるに違いない。
…ぐーぐーぐー…
健「…ん」
優等生な俺を体が拒絶したのか、一瞬で夢の世界へと旅立ってしまったらしい。
気がつくと隣に智世が座っていた。
頭を上げず、眠りから醒めきれない目だけを智世の顔へと向ける。
本物の優等生は微動だにせず、ただ視線だけを本の上で躍らせていた。
しばらく眺めていようかと思った矢先、智世の視線が本を外れて
神「…」
健「…」
目が合ってしまった。
健「いつからここに?」
神「10分前」
健「そっか、俺が教室から出る時はもう居なかったけどどこ行ってたんだ?」
神「先生に呼ばれて」
健「何か悪いことでもしたのか?」
神「成績以外も頑張れって」
健「まぁ、あまり授業出てないもんな、それで成績いいんだから凄いけどさ」
智世はまるで興味ないといった様子でまた本に視線を戻した。
健「優等生の智世さんに1つお願いがあるんだけど」
智世の目がページの上で止まる。
健「夏休みの宿題、手伝ってくれないかな」
神「…うん」
健「えっいいのか!そりゃ凄く助かる!」
思いのほか早く承諾を得られて寝ていた頭が一気に醒めた。
健「それじゃ後で智世の家に行くから!」
神「…うん」
健「よーし!智世にあんなことやこんなことしちゃうぞ!」
神「…うん」
健「今日から俺智世の家に居候することにした!」
神「…うん」
健「…」
健「えーと、宿題は手伝ってもらえるのかな、Yesの場合はいい智、Noの場合はダメ世で頼む」
神「いい智」
健「えっマジか!それじゃあ家に行くことに関しては」
神「いい智」
健「じゃあ、じゃあ!…まぁいいか。俺一旦家に帰ってからそっち行くから」
優等生な俺を体が拒絶したのか、一瞬で夢の世界へと旅立ってしまったらしい。
気がつくと隣に智世が座っていた。
頭を上げず、眠りから醒めきれない目だけを智世の顔へと向ける。
本物の優等生は微動だにせず、ただ視線だけを本の上で躍らせていた。
しばらく眺めていようかと思った矢先、智世の視線が本を外れて
神「…」
健「…」
目が合ってしまった。
健「いつからここに?」
神「10分前」
健「そっか、俺が教室から出る時はもう居なかったけどどこ行ってたんだ?」
神「先生に呼ばれて」
健「何か悪いことでもしたのか?」
神「成績以外も頑張れって」
健「まぁ、あまり授業出てないもんな、それで成績いいんだから凄いけどさ」
智世はまるで興味ないといった様子でまた本に視線を戻した。
健「優等生の智世さんに1つお願いがあるんだけど」
智世の目がページの上で止まる。
健「夏休みの宿題、手伝ってくれないかな」
神「…うん」
健「えっいいのか!そりゃ凄く助かる!」
思いのほか早く承諾を得られて寝ていた頭が一気に醒めた。
健「それじゃ後で智世の家に行くから!」
神「…うん」
健「よーし!智世にあんなことやこんなことしちゃうぞ!」
神「…うん」
健「今日から俺智世の家に居候することにした!」
神「…うん」
健「…」
健「えーと、宿題は手伝ってもらえるのかな、Yesの場合はいい智、Noの場合はダメ世で頼む」
神「いい智」
健「えっマジか!それじゃあ家に行くことに関しては」
神「いい智」
健「じゃあ、じゃあ!…まぁいいか。俺一旦家に帰ってからそっち行くから」
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健「それじゃ美郷さん、そういうことだから」
美「行ってらっしゃい。夕食までには帰ってきてね」
健「ああ、行って来ます」
美「行ってらっしゃい。夕食までには帰ってきてね」
健「ああ、行って来ます」
智世の家には昨日も含め二回行ってるからもう道順は覚えてる。
次の角を曲がって真っ直ぐ行くと智世の家という地点で、一匹の犬に遭遇した。
雪の様に白い毛並みのその犬は道端に座り込んで一軒の家を見上げている。
首輪もしていないし、よく見ると体はやせ細り弱っているようにも見えた。
その犬の脇を素通りすると、後ろで何かが動く気配を感じた。
振り返ってみると今の犬がついて来てるじゃないか。
健「なんだよ、俺に何か用か」
ワン!ワン!
健「そうか、用があるのか」
ワン!
健「よーしジョバンニ!ついて来い!」
ワン!
次の角を曲がって真っ直ぐ行くと智世の家という地点で、一匹の犬に遭遇した。
雪の様に白い毛並みのその犬は道端に座り込んで一軒の家を見上げている。
首輪もしていないし、よく見ると体はやせ細り弱っているようにも見えた。
その犬の脇を素通りすると、後ろで何かが動く気配を感じた。
振り返ってみると今の犬がついて来てるじゃないか。
健「なんだよ、俺に何か用か」
ワン!ワン!
健「そうか、用があるのか」
ワン!
健「よーしジョバンニ!ついて来い!」
ワン!
ピンポーン
チャイムを鳴らしてから改めて気づいたけど、
智世は随分と立派な家に住んでるんだな。
重そうな鉄製の門から離れた場所に玄関があり、大きなドアが取り付けられている。
その前には広い庭が広がっていて、それ程大きくない犬ならボール遊びに丁度いいくらいだ。
神「ちょっと待ってて、今行くから」
インターホンから智世の声が聴こえてきた。
健「ああ」
それから暫くたってから大きなドアが開いて智世が出てきた。
神「お待たせ、どうぞ」
門を開けて中に招かれる。
健「随分広い家に住んでるんだな、びっくりしたよ」
ワンワン!
神「私のお爺さんが建てた家よ」
健「へー庭の手入れも行き届いてるし、もしかして使用人でもいるのか?」
ワン!ワン!
神「お手伝いさんなら1人いるけど」
健「えっマジか!冗談だったんだけどな、でっかい屋敷にお手伝いさんかぁ智世ってお嬢様なんだな」
ワン!ワン!ワン!
神「…その犬は?」
健「え、あーこいつか」
ワン!ワン!
先程から智世に詰め寄って尻尾をブンブン振っているジョバンニ。
健「バレちまったか、実はさっき知り合ったばかりなんだ」
神「拾ってきたの?」
健「というかこいつが勝手について来たんだよ」
健「この子は智世、挨拶して」
ワン!
健「よろしく頼む」
神「よろしくね、大福」
健「いや、ジョバンニだ。さっき名付けた。名付け親は俺」
神「こっち来て大福、足洗ってあげる」
健「いやいや、ジョバンニ」
あっさり改名されてしまった俺のジョバンニは外に取り付けられている蛇口のホースで
智世に足を綺麗に洗ってもらっている。
健「よかったなジョバンニ」
神「これでいいわ大福」
ワン!
智世は随分と立派な家に住んでるんだな。
重そうな鉄製の門から離れた場所に玄関があり、大きなドアが取り付けられている。
その前には広い庭が広がっていて、それ程大きくない犬ならボール遊びに丁度いいくらいだ。
神「ちょっと待ってて、今行くから」
インターホンから智世の声が聴こえてきた。
健「ああ」
それから暫くたってから大きなドアが開いて智世が出てきた。
神「お待たせ、どうぞ」
門を開けて中に招かれる。
健「随分広い家に住んでるんだな、びっくりしたよ」
ワンワン!
神「私のお爺さんが建てた家よ」
健「へー庭の手入れも行き届いてるし、もしかして使用人でもいるのか?」
ワン!ワン!
神「お手伝いさんなら1人いるけど」
健「えっマジか!冗談だったんだけどな、でっかい屋敷にお手伝いさんかぁ智世ってお嬢様なんだな」
ワン!ワン!ワン!
神「…その犬は?」
健「え、あーこいつか」
ワン!ワン!
先程から智世に詰め寄って尻尾をブンブン振っているジョバンニ。
健「バレちまったか、実はさっき知り合ったばかりなんだ」
神「拾ってきたの?」
健「というかこいつが勝手について来たんだよ」
健「この子は智世、挨拶して」
ワン!
健「よろしく頼む」
神「よろしくね、大福」
健「いや、ジョバンニだ。さっき名付けた。名付け親は俺」
神「こっち来て大福、足洗ってあげる」
健「いやいや、ジョバンニ」
あっさり改名されてしまった俺のジョバンニは外に取り付けられている蛇口のホースで
智世に足を綺麗に洗ってもらっている。
健「よかったなジョバンニ」
神「これでいいわ大福」
ワン!
中を見て改めて広さを実感する。
ここは教会か、国会議事堂か、ジャンボジェットの組み立て工場か。
屋敷の中には昨日は見なかった小型犬が何匹かいて、
相当な犬好きであることを窺わせる。
神「ここで待ってて」
おそらく智世の部屋であろう場所に通されて、所在無さげに周囲を見渡す。
智世らしくよく整理された部屋だ。
少し意外だったのはクマのぬいぐるみが2匹飾られていて、
女の子らしさも感じさせる空間になっていたことだ。
本棚には難しそうな本がところ狭しと並んでいて、
その脇にあるサイドボードの上には犬達の写真が沢山飾られていた。
ここは教会か、国会議事堂か、ジャンボジェットの組み立て工場か。
屋敷の中には昨日は見なかった小型犬が何匹かいて、
相当な犬好きであることを窺わせる。
神「ここで待ってて」
おそらく智世の部屋であろう場所に通されて、所在無さげに周囲を見渡す。
智世らしくよく整理された部屋だ。
少し意外だったのはクマのぬいぐるみが2匹飾られていて、
女の子らしさも感じさせる空間になっていたことだ。
本棚には難しそうな本がところ狭しと並んでいて、
その脇にあるサイドボードの上には犬達の写真が沢山飾られていた。
神「お待たせ」
●選択肢
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1.可愛いところあるじゃないか
2.犬の写真がいっぱいあるな
3.漫画とか無いのか?
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1.可愛いところあるじゃないか
2.犬の写真がいっぱいあるな
3.漫画とか無いのか?
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