紫天魔法

ユーリが独自に開発した魔法。最大の特徴はどの魔法も次元力が付与されている点と、無限魔力による魔法拡大が前提になっている点である。
そのお陰で、時空占術のアダマンストライクの魔力消費並みの魔法ばっかりで、本人曰く「これでも抑えた方」との事。だが、その分威力も規模も効果も大きい。
ユーリが紫天の魔導書経由で使用する事が前提の魔法なため、普通の人が使うと、魔力チャージや術式の組み立ても複雑怪奇で発動に時間がかかり、このままでは実戦で使い物にならない。
その問題は、主な魔法の説明には表記されていないが、神聖魔法(旧神)経由のド・マリニーの時計を組み込んでその過程を省略する事で解決している。
が、天文学的な魔力消費の影響で使えるユニットは限定される。実質、無限魔力持ちかそれに相当する能力のあるユニット専用の魔法と言える。
実は生まれたての神格とかだと紫天魔法で殺されかねない。戦闘力にしてアストラナガンクラスであり、概念攻撃力を持つ。

主な効果
英雄:ユーリに魔法スキル:紫天魔法、インペリアルガード、エンシェントマトリクスを追加する。
スキル:砕け得ぬ闇持ちに魔法スキル:紫天魔法、インペリアルガード、エンシェントマトリクスを追加する。
スキル:紫天の祝福持ちに魔法スキル:紫天魔法、インペリアルガード、エンシェントマトリクスを追加する。
無限魔力および、それに相当する能力を持つユニットが魔法スキル:紫天魔法、インペリアルガード、エンシェントマトリクスを習得可能になる。

主な魔法スキル
紫天魔法:主にユーリが扱う無限魔力による運用が前提の次元力が付与された魔法。近接魔法(エターナルセイバー)、中距離魔法(フェニックスフェザー)、遠距離魔法(ヴェスパーリング)とバランス良く揃っている。
射程1に穴があるユニットや砲撃による遠距離攻撃手段が無いユニットの射程を補完したり引き上げ、魔法スキル:インペリアルガード、エンシェントマトリクスを習得している時、紫天魔法を習得しているユニットの戦闘力を引き上げる。
仮に習得する場合、無限魔力かそれに類する能力が必要となる。

インペリアルガード:フェニックスウィングを参考にした次元力を付与した炎の翼を模した操作出来る常時展開型の複合障壁。エンシェントマトリクス以外の紫天魔法を障壁から繰り出す事ができる。
次元力が付与されたフェニックスウィングのような物に加え、強化された近接カウンター、ミサイルや砲撃魔法等の遠距離攻撃迎撃、防御しながら砲撃魔法が撃てるようになるという感じ。

エンシェントマトリクス:相手の生命力と魔力を奪ってそれと自分の魔力と次元力を付与した剣を投げつけ、対象を弱体化させつつ即死させる魔法スキル。分解消去による即死が通らない相手にも大ダメージを与える。
占術+窮極の門+テレポートマーカーを利用する事で平行世界対応の分解消去みたいな感じになっている。ロボット等の生物ではない相手の場合は弱体化の部分は省略される。

主な魔法と説明
エターナルセイバー:次元力が付与された魄翼の炎を模した魔力を巨大なビームサーベルのような物を形成し、相手を攻撃魔法や魔法障壁諸共切り飛ばす。
神聖魔法(旧神)経由の無限の心臓+魔法拡大+ミッド式やベルカ式で使われる魔力刃+解呪+魔力吸収+マジックプログラムを組み込みつつ応用する事で実現している。
魔力刃に解呪をのせ、切り散らした魔法を魔力吸収を応用した物で魔力刃に吸収させる事で、威力を減衰させる事無く魔法障壁や攻撃魔法諸共相手を切り飛ばす事を可能にしている。
無限の心臓から抽出された次元力を魔力刃に纏わせ威力を引き上げつつ、魔力拡大で魔力刃を長くする事や二刀流もできたり、逆に縮めて魔力と次元力を圧縮して威力を引き上げる事もできる。
ようはレーザーウェポンのように自由に形状変化できる上、次元力搭載で、相手の魔法・魔力を吸収しながら切り裂けるという遠近両用の便利な剣である。

ヴェスパーリング:次元力が付与されたリング状の巨大な魔法弾を放つ。これらは相手の攻撃魔法や魔法障壁等を貫通する性質がある。
神聖魔法(旧神)経由の無限の心臓+魔法拡大+ミッド式レベル3の砲撃魔法+解呪+魔力吸収+神代魔法の魔力弾+重力操作+電磁力操作
  1. 神代魔術陣地作成+マジックプログラムを組み込みつつ応用する事で実現している。
攻撃魔法や魔法障壁等を貫通する原理は、エターナルセイバーと大差は無い。次元力を込め、魔法拡大する事で射程と威力と範囲を引き伸ばしたりする。
リング内は次元力と解呪+魔力吸収+重力操作+電磁力操作を組み合わせた電磁重力結界と呼べる物で満たされており、中を通れば安全と言うわけではない。むしろこっちが本命といえる。
結界の方にも、エターナルセイバーの攻撃魔法や魔法障壁を貫通する原理が活用されている。威力と射程と範囲が高くて長くて広い分、連射はあまり効かない。
要は次元力が付与されて攻撃魔法や魔法障壁等を貫通するリングの中に特殊結界が仕込まれている魔法拡大で規模を広げられる砲撃魔法と言う感じ。
魔法吸収で次元力搭載というのはエターナルセイバーと共通だが、こちらは遠距離砲撃に特化している感じ。

フェニックスフェザー:次元力が付与された炎の羽を模した追尾魔法弾を自身を中心に全方位にばら撒く。
神聖魔法(旧神)経由の無限の心臓+魔法拡大+ミッド式レベル3の誘導魔法弾+神代魔法の魔力弾+解呪+占術+マジックプログラムを組み込みつつ応用する事で実現している。
近接誘導弾幕+中距離攻撃+遠距離攻撃迎撃用の魔法であり、相手の攻撃を打ち落としたり、相手を近寄らせないのがメイン。その規模は弾幕で使ってる本人が見えないほど。
それでも一枚一枚の羽を模した魔力弾の威力は次元力を纏っていたり、魔法拡大で弾幕の規模や威力を引き上げられるのと相まって十分に必殺の威力を持っている。
機関銃のように弾幕を張る魔法。弾自体の性質はエターナルセイバー・ヴェスパーリングと似たり寄ったりで魔法吸収の次元力搭載。
敵を蜂の巣にできる威力を持つが、戦術的な目的はそれではなく「蜂の巣になりたくなければ近づかないでね!」という攻撃的な防御がメイン。

インペリアルガード:次元力が付与された炎の翼を模した複合障壁で相手の攻撃を自動で弾き飛ばす。フェニックスウィングを参考にしている。常時展開型で手足のように動かせる障壁を目指した感じ。
神聖魔法(旧神)経由の無限の心臓+魔法拡大+ミッド式レベル3の防御結界+重力障壁+電磁力操作による電磁バリア+強い力+占術+エルダーサイン+盾(マルゴス)+マジックプログラム+シェイプチェンジを組み込みつつ応用する事で実現している。
これを展開している時は背中に次元力を付与した炎の翼を模した障壁を常時展開し、相手の攻撃に対してフェニックスウィングの挙動で弾き飛ばすようになっている。
エルダーサインも組み込まれている事で、呪い等にも対応するようになっている。
マジックプログラム+シェイプチェンジを組み合わせて応用する事で、この障壁からフェニックスフェザーをばら撒く機能やエターナルセイバーを突き出す機能やヴェスパーリングも撃てる機能が存在しており、
防御しつつフェニックスフェザーによる誘導弾幕で遠距離攻撃を迎撃したり、エターナルセイバーをインペリアルガードから相手の攻撃を弾きながら出して近接カウンターしたり、ヴェスパーリングで防御しながら砲撃したりなんてことも出来る。
それと、シェイプチェンジが組み込まれている影響で、何気に腕とかに変身する機能もあり、色々と応用が利く模様。他の魔法障壁と干渉しないようになっている。
エターナルセイバーと同じような翼で防御を行う魔法。単純な障壁ではなく、カイザーフェニックスのように自分から動いて相手の攻撃を弾く。
エターナルセイバーをビームサーベルとすれば、こちらはビームサーベルを使った切り払いに近いか。
ただし動きが入っているために、速すぎる連続攻撃等には対応しにくいとも思われる。

エンシェントマトリクス:相手の腹に手をいれ魔力と生命力を奪い、奪った魔力と生命力と自身の魔力に加えてできた剣に次元力を付与した物を、相手に投げつけ串刺しにして炸裂させる大魔法。
エターナルセイバーを応用した魔法で、新たに神聖魔法(旧神)経由の窮極の門+分解消去+占術+防御決壊+エナジードレイン+テレポートマーカーが組み込まれており、
剣を投げつける時や手を突っ込む時、占術+窮極の門を応用して相手の居る場所に繋げる事で、平行世界も射程に収めている。この時、防御決壊も手を突っ込む時と投げつける時に使用している。
本来魔力吸収は抵抗されると不発するのだが、エナジードレインと組み合わせ応用する事で相手に抵抗されても魔力を奪えるようになっている。
手を突っ込んで魔力と生命力を奪う際にテレポートマーカーを仕込み、マジックプログラムで連動させる事で、投げつける際にほぼ必中するようになっている。
所謂ボスキラーに相当する魔法で、込められた魔力も次元力も5つある紫天魔法の中で一番多く、分解消去も組み込まれて居るので、これを受ければまず助からない(神格なんかの全能域の相手は除く)。
相手の腹に手をいれ魔力と生命力を奪う部分は省略する事も出来る。アストラナガンやゼオライマー等のロボットや魔力、生命力の無い相手に対してそういう運用を行う。
なお、直撃した時に分解消去による即死を何らかの形で無効化するユニットに対しては大ダメージを与える。因みに彼女はこの剣の名を「ブラッドフレイムソード」と命名している。
わざわざ相手の体を貫いてから剣を生成して投げて再度貫くという手間のかかりすぎる魔法。
再度の投擲の際にはテレポートマーカーで照準してからになるので外す心配はあんまりなさそうだが、面倒な分威力はぶっとんでいる。
最終更新:2015年07月01日 19:29