熊将世界の爆撃機博物館とは、熊将特別市にある爆撃機専門の博物館。
市営地下鉄馬蹄町筋線高縄駅(B29)すぐそばにある。
市営地下鉄馬蹄町筋線高縄駅(B29)すぐそばにある。
熊将は爆撃とは無縁だったのだが、馬蹄町筋線の延伸でB29ができたことによって「これも何かの縁だろう」と思った当時の市長が建設を実行した。
熊将世界の戦闘機博物館とのペアチケットがあり、破格の値段で2つの博物館を見学することができる。
展示機一覧・展示内容
入り口エントランス
- エノラ・ゲイ号(レプリカ)
1945年8月6日に広島に原子爆弾を投下した機体のレプリカです。
隣には原子爆弾「リトルボーイ」のレプリカもあります。
隣には原子爆弾「リトルボーイ」のレプリカもあります。
第二次世界大戦 戦争の記憶
- ボーイング B-29 スーパーフォートレス (アメリカ):
第二次世界大戦末期に日本本土空襲で活躍した、歴史上最も重要な爆撃機の一つです。
- ボーイング B-17 フライングフォートレス (アメリカ):
「空飛ぶ要塞」の愛称で知られ、ヨーロッパ戦線の昼間精密爆撃で活躍しました。
- コンソリデーデッド B-24 リベレーター(アメリカ):
B-17と並ぶ主力機で、生産数は最多。航続距離が長く、太平洋戦線で活躍。
- アブロ ランカスター (イギリス):
第二次世界大戦時のイギリスの主力爆撃機で、夜間爆撃を得意としました。
- ハインケル He 111 (ドイツ):
バトル・オブ・ブリテンで活躍したドイツの中型爆撃機です。
- ユンカース Ju 87スツーカ (ドイツ)
「ジェリコのラッパ」のサイレンで敵兵を震え上がらせた、ドイツの急降下爆撃機。
- ユンカース Ju 88 (ドイツ):
高速性能と汎用性を兼ね備え、爆撃機だけでなく、偵察や戦闘機としても運用された万能
機。
機。
- ペトリャコーフ Pe-2 (ソ連):
第二次世界大戦中にソ連が最も多く生産した
双発爆撃機の一つ。その高速性と多用途性で東部戦線において重要な役割を果たしました。
ほー
双発爆撃機の一つ。その高速性と多用途性で東部戦線において重要な役割を果たしました。
ほー
- ツポレフ Tu-2(ソ連)
優れた性能を持つソ連の双発爆撃機。爆弾搭載量や速度に優れ、特に前線爆撃機として広く使われました。
- 九七式重爆撃機(日本):
日中戦争から太平洋戦争初期にかけて、日本陸軍の主力爆撃機として活躍しました。
- 一式陸上攻撃機(日本):
長大な航続距離を誇る雷撃機として活躍した日本海軍の主力機。
- 桜花(日本):
特攻兵器として開発され、一式陸上攻撃機を母機として運用された滑空・急降下兵器。
東西冷戦 ー超音速への挑戦ー
- コンベア B-36 ピースメーカー (アメリカ):
レシプロとジェットを併用した巨大な戦略爆撃機です。
- コンベア B-58 ハスラー (アメリカ):
超音速飛行を可能にした、高速戦略爆撃機です。
- ノースアメリカン XB-70 ヴァルキリー (アメリカ):
マッハ3級の超音速爆撃機として開発された試作機で、未来的なデザインが特徴です。注:レプリカです。
- ツポレフ Tu-95(ソ連):
冷戦時代から現代まで運用され続けている長距離戦略爆撃機。二重反転プロペラを持ち、「ベア」というコードネームで西側に恐れられました。
- ミャスィーシチェフ M-4「バイソン」(ソ連):
冷戦初期に開発されたソ連の四発ジェット戦略爆撃機。西側のB-52に対抗して開発されました。
ほー
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- スホーイ T-4(ソ連):
ソ連版✕B-70とも言われる、ソ連が開発した超音速爆撃機の試作機です。その特異な外観と、計画が中止された経緯は、米ソ冷戦期の技術競争の歴史を物語ります。
- コンコルド(模型):
軍事技術が世界に発展をもたらすことがある、その象徴として置かれています。
日本の試作機 アメリカに挑戦した機体たち
- 四式重爆撃機「飛龍」(日本):
太平洋戦争末期に登場した、日本が開発した優秀な重爆撃機です。
- 陸上爆撃機「銀河」(日本):
一式陸攻の後継機として開発された、高速・高性能な日本の爆撃機です。
- 十八試陸上攻撃機「連山」(日本):
B-29を迎え撃つために開発された、日本版B-29ともいうべき大型爆撃機の試作機です。
爆撃の歴史と目的:
- 爆撃がどのように始まり、どのように進化していったか。
- 爆撃の痕跡:爆撃を受けた都市や施設の写真、残された瓦礫、防空壕の様子などを展示します。
- 爆撃と人々の暮らし:爆撃機が上空を通過する様子、空襲警報、避難の様子など、当時の市民生活を伝える写真や証言、映像資料を展示します。
- 技術者の苦悩と葛藤:機体開発に携わった技術者やパイロットのインタビュー、手記、当時の状況を記録した文書などを展示し、彼らが抱えていたであろう複雑な思いを伝えます。
単なる戦争博物館ではなく、2度とこのような過ちを犯さぬようにという願いを込めてこの博物館はあります。
チケット:大人1000円子供500円、戦争体験者無料
ペアチケット(爆撃機、戦闘機)大人600円、子供300円
ペアチケット(爆撃機、戦闘機)大人600円、子供300円