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涼波高速鉄道1000形

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涼波高速鉄道1000形電車

涼波高速鉄道1000形電車(すずなみこうそくてつどう1000がたでんしゃ)は2005年に運行を開始した旧涼波高速鉄道の一般形電車である。

本項では、涼波方先頭車の車両番号+F(Formation=編成の略)を編成名として表記する。

概要

涼波本線で長らく運行されていた100形が運行開始から50年が経過し、老朽化が激しくなっていた。そこで100形置き換えるために2002年から2005年にかけて40編成240両が製造された。

エクステリア

車体は2シート工法を用いた軽量ステンレスによるストレート車体が採用された。側面窓は連続窓風であるが、一部が固定窓に変更された。外板は無塗装で、1001編成~1022編成・1029編成~1040編成にはスカイブルーの、1023編成~1028編成にはバイオレットブルーの帯を入れている。前面は加工に配慮した普通鋼が採用された。前照灯・急行灯兼尾灯にはLEDが採用されている。種別・行先表示器にはフルカラーLEDが使用されている。また、窓ガラスを緑色に着色し、熱線吸収仕様としている。

インテリア

1029編成~1040編成の中間2両以外と1001編成~1028編成はオールロングシートで、ドア間は8人掛けバケット式ロングシートを採用している。オリーブグリーンのモケットを、床材はフットラインを強調した落ち着きのあるグレー色のものが使われ、落ち着きのある車内が演出されている。壁材には木目調のものが使われている。照明は間接式LED照明である。1029編成~1040編成の中間2両はドア間に2+2列、4アブレスト配置の転換クロスシートが設置されている。モケットはロングシートと同じオリーブグリーンのものを採用している。窓側にもアームレストを設置し、居住性の向上を図っている。

主要機器

台車は高速走行に対応したヨーダンパが取り付け可能なボルスタレス台車を採用している。主電動機は定格出力が270kWのかご形三相誘導電動機を、制御装置は日本の東洋電機が製造しているIGBT素子を用いた2レベルのVVVFインバータ制御装置を搭載している。また、補助電源装置にはこちらも同じく日本の東芝製の静止形インバータ(SIV)が採用されている。

運用

運用開始当初は100形で運行され、最高時速が100km/hに制限されていた特急急行(現在の通勤準急)に充当され、各列車の所要時間短縮に大きく貢献していた。2024年6月当時、普通を含めた全列車が1000形で運行されていた。

当時の計画

愛来線開業・直通運転の開始や、利用客の増加に伴い増結編成の製造が始まっていたほか、2024年度には4編成8両が出場・運行開始する予定であった。

形式

MT比は3:3である。
  • Tc1000形(1001-1040)
涼波方制御(6号)車。空気圧縮機を搭載。定員は123(44)名。
  • M1100形(1101-1140)
涼波方の集電装置付き電動(5号)車。VVVF装置と静止形インバータを搭載。定員は133(50)名。
  • M'1200形(1201-1228)
涼波方の半電動(4号)車。青海方の台車に主電動機とVVVF装置が搭載されているため、涼波方の台車は付随台車である(いわゆる0.5M)。定員は133(50)名。
  • M'1300形(1301-1328)
青海方の半電動(3号)車。涼波方の台車に主電動機とVVVF装置が搭載されているため、青海方の台車は付随台車である(いわゆる0.5M)。定員は133(50)名。
  • M1400形(1401-1440)
青海方の集電装置付き電動(2号)車。VVVF装置と静止形インバータを搭載。定員は133(50)名。
  • Tc1500形(1501-1540)
青海方制御(1号)車。空気圧縮機を搭載。定員は123(44)名。
  • M'1250形(1250-1262)
涼波方の半電動(4号)車。青海方の台車に主電動機とVVVF装置が搭載されているため、涼波方の台車は付随台車である(いわゆる0.5M)。定員はクロスシート車のため、わずかに減って131(50)名。
  • M'1350形(1350-1362)
青海方の半電動(3号)車。青海方の台車に主電動機とVVVF装置が搭載されているため、涼波方の台車は付随台車である(いわゆる0.5M)。定員はクロスシート車のため、わずかに減って131(50)名。
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