「うぅ・・・酷い目にあった・・・。」
(ソレは此方の台詞ダ。まったく、あれホド・・・)
「分かってる、分かってるってば。」
耳で聞こえてるような感じなのに、頭から聞こえているような感じ。
僕の声なのに、僕の声じゃない。
「敵に見つかるな、でしょ?何度も聞いたよ。」
(だったら・・・)
「・・・僕はキミと違って強くないの。」
小さく、溜息。
そしたら、むこうの溜息の音と重なった。
(ソレは、自らの弱さを認めていると言ウコトカ?)
「・・・っ・・・・・、」
(言い返せないダロウ?)
意地悪な声が、自分の中から聞こえた。
「・・・そうだよ、僕は、弱いんだ。」
片割れに聞こえないような、小さな声で呟く。
僕たちの距離は零なのだから、呟いた瞬間向こうに聞こえてしまうのだけれど。
(オマエが弱かろうがどうだろうが我には関係ないがナ。死にさえしなければ良イ。)
くつくつとした、陰湿な笑い声。
首を絞められているようなじとりとした感じ。
(我は一人で生きる。オマエが居ようが居なかろうが我には同じダ。)
首を、一気に刎ねられたような感覚。
・・・そうか、この人には僕は必要ないんだ。
陰湿で無邪気な笑い声だけが、僕の頭の中で響いた。
僕が、強ければ。
僕が強ければ必要ないなんて言われないだろうか。
僕が強ければ彼は僕を必要としてくれるだろうか。
僕が強ければ僕は彼に何かしてあげられるだろうか。
僕が強ければ。
・・・あぁ、願わくば、強さを。
Freesia(白) = フリージア(花言葉:あどけなさ)
(ソレは此方の台詞ダ。まったく、あれホド・・・)
「分かってる、分かってるってば。」
耳で聞こえてるような感じなのに、頭から聞こえているような感じ。
僕の声なのに、僕の声じゃない。
「敵に見つかるな、でしょ?何度も聞いたよ。」
(だったら・・・)
「・・・僕はキミと違って強くないの。」
小さく、溜息。
そしたら、むこうの溜息の音と重なった。
(ソレは、自らの弱さを認めていると言ウコトカ?)
「・・・っ・・・・・、」
(言い返せないダロウ?)
意地悪な声が、自分の中から聞こえた。
「・・・そうだよ、僕は、弱いんだ。」
片割れに聞こえないような、小さな声で呟く。
僕たちの距離は零なのだから、呟いた瞬間向こうに聞こえてしまうのだけれど。
(オマエが弱かろうがどうだろうが我には関係ないがナ。死にさえしなければ良イ。)
くつくつとした、陰湿な笑い声。
首を絞められているようなじとりとした感じ。
(我は一人で生きる。オマエが居ようが居なかろうが我には同じダ。)
首を、一気に刎ねられたような感覚。
・・・そうか、この人には僕は必要ないんだ。
陰湿で無邪気な笑い声だけが、僕の頭の中で響いた。
僕が、強ければ。
僕が強ければ必要ないなんて言われないだろうか。
僕が強ければ彼は僕を必要としてくれるだろうか。
僕が強ければ僕は彼に何かしてあげられるだろうか。
僕が強ければ。
・・・あぁ、願わくば、強さを。
Freesia(白) = フリージア(花言葉:あどけなさ)