サウンド・トマソンは現代音楽のジャンルの一つ。環境音楽家吉村弘によって提唱された。
概要
吉村弘が著書「都市の音」で定義した概念である。
都市の中には騒音が溢れているが、その中には気にも留められないような美しい響きが時たま存在する。赤瀬川原平が提唱した「トマソン」になぞらえて、彼はそれらを「サウンド・トマソン」と命名した。
例として「北風が強い日の都立中央図書館壁面にある通風孔の音」を挙げている。
都市の中には騒音が溢れているが、その中には気にも留められないような美しい響きが時たま存在する。赤瀬川原平が提唱した「トマソン」になぞらえて、彼はそれらを「サウンド・トマソン」と命名した。
例として「北風が強い日の都立中央図書館壁面にある通風孔の音」を挙げている。
参考文献
「都市の音」吉村弘