コウロウカ・シュアン(高桜伽朱按)
東方の国家、梗醍果国の宰相。第八十九代国主オン・ワンをして「最高の逸材」と言わしめ、オン・ワンだけでなく摂政を任された少年時代からショク・ワンにもよく仕え、彼や国を内政面や公私に渡り支えている忠臣で、国主となっても亡き祖父同様に頼りにされている。
聖刻世界を存続させる為やむを得ない事とはいえ、殆ど無許可で不在となるショク・ワンに振り回されながらも、彼に代わって国政を摂り行う事も多々あり、これに関しては文句を言いつつ(露骨に怒りを抑えた態度で接し、ショク・ワンを恐怖に陥れ取り乱させたことも…結局それは演技だったが)一定の理解を示している。
関連
- ゼン・イク 彼の危険さをある程度理解しながらも「奴ほど有能な男もおりますまい」と評価もしており、南部柳円村救援の一行に(関撰でゼン・イクの母を人質に取った上)加えることを進言する。
- エク・アル・カー 結果的にショク・ワンを連れ出す機会を作る事の多いこの人狼族の青年をあまり快くは思っていない様子。
- 九尾獣 「本来アハーンの東を統べる者」と警戒し、大幅に領域と霊力の誤差がないか降霊術師を用いて常に居場所を把握。