おはようセックス@小説まとめ
長月の狭間
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ohayousex
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俺は神になることを望んだ
主は現世へ発現する器として俺を選んだ
主は現世へ発現する器として俺を選んだ
俺は受け入れる
互いの願いは交差している
俺が望む全てではない
だが確かに一点で交わっている
そのために受け入れる
互いの願いは交差している
俺が望む全てではない
だが確かに一点で交わっている
そのために受け入れる
人から神と化すための儀式
偉大な力が必要であった
その源こそが神である
「神は存在してはならぬ。」
神は言う。
「神は人に救いを与えず、また罰を与えることもあってはならぬ。」
確かに現世に神は存在していなかった。
人々は救いを求め神に祈り、苦痛の果てに力尽きる。
ならば問う。
「神はなぜ存在している?」
神は答える。
「私は存在ではない。私は、人々の意識が共有する核にすぎない。」
俺は言う。
「人々の意識が救いの象徴を築き上げるのなら、それはあるべきものとして存在せねばならない。
神が降臨することが人々の願い。そして俺が存在することこそがその証明だ。
神が降臨したとき不完全な神は人々の意識から、そしてここからも消えるだろう。
俺はもう行く。せいぜいお叱りの手紙でも出してこられよ。遺書として保管させておこう。」
神は言う。
「神は人に救いを与えず、また罰を与えることもあってはならぬ。」
確かに現世に神は存在していなかった。
人々は救いを求め神に祈り、苦痛の果てに力尽きる。
ならば問う。
「神はなぜ存在している?」
神は答える。
「私は存在ではない。私は、人々の意識が共有する核にすぎない。」
俺は言う。
「人々の意識が救いの象徴を築き上げるのなら、それはあるべきものとして存在せねばならない。
神が降臨することが人々の願い。そして俺が存在することこそがその証明だ。
神が降臨したとき不完全な神は人々の意識から、そしてここからも消えるだろう。
俺はもう行く。せいぜいお叱りの手紙でも出してこられよ。遺書として保管させておこう。」
俺は現世へと降り立った。
神(私がいうところの「不完全な神」)は人々の意識の集合体のようなものだ。
特に信仰心が強い一部のものは、その集合体に深く干渉し力を自在に操ることができると主は仰った。
俺は一人、歩き出した。
神(私がいうところの「不完全な神」)は人々の意識の集合体のようなものだ。
特に信仰心が強い一部のものは、その集合体に深く干渉し力を自在に操ることができると主は仰った。
俺は一人、歩き出した。