豚吐露@wiki
問36回答
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ohden
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エ
【プロトコル】
Protocol
ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事の集合。
通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。
英語しか使えない人と日本語しか使えない人では会話ができないように、対応しているプロトコルが異なると通信することができない。
Protocol
ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行なう上で、相互に決められた約束事の集合。
通信手順、通信規約などと呼ばれることもある。
英語しか使えない人と日本語しか使えない人では会話ができないように、対応しているプロトコルが異なると通信することができない。
人間同士が意思疎通を行なう場合に、どの言語を使うか(日本語か英語か)、どんな媒体を使って伝達するか(電話か手紙か)、というように2つの階層に分けて考えることができるが、コンピュータ通信においても、プロトコルの役割を複数の階層に分けて考える。
階層化することによって、上位のプロトコル(を実装したソフトウェア)は自分のすぐ下のプロトコルの使い方(インターフェース)さえ知っていれば、それより下で何が起きているかをまったく気にすることなく通信を行なうことができる。
電話機の操作法さえ知っていれば、電話会社の交換局で何が起きているか知らなくても電話が使えるのと同じである。
階層化することによって、上位のプロトコル(を実装したソフトウェア)は自分のすぐ下のプロトコルの使い方(インターフェース)さえ知っていれば、それより下で何が起きているかをまったく気にすることなく通信を行なうことができる。
電話機の操作法さえ知っていれば、電話会社の交換局で何が起きているか知らなくても電話が使えるのと同じである。
プロトコルの階層化のモデルは国際標準化機構(ISO)や国際電気通信連合(ITU)などによって7階層のOSI参照モデルとして標準化されており、これに従ってプロトコルを分類することができる。
【OSI参照モデル】
Open Systems Interconnection reference model
国際標準化機構(ISO)により制定された、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針『OSI』(Open Systems Interconnection)に基づき、コンピュータなどの通信機器の持つべき機能を階層構造に分割したモデル。
通信機能を7階層に分け、各層ごとに標準的な機能モジュールを定義している。
Open Systems Interconnection reference model
国際標準化機構(ISO)により制定された、異機種間のデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針『OSI』(Open Systems Interconnection)に基づき、コンピュータなどの通信機器の持つべき機能を階層構造に分割したモデル。
通信機能を7階層に分け、各層ごとに標準的な機能モジュールを定義している。
第 7 層 |
アプリケーション層 | データ通信を利用した様々なサービスを人間や他のプログラムに提供する。 HTTP,DHCP,SMTP,POP3,SNMP,FTP,Telnet,SSH,SOAP |
第 6 層 |
プレゼンテーション層 | セッション層から受け取ったデータをユーザが分かりやすい形式に変換したり、アプリケーション層から送られてくるデータを通信に適した形式に変換したりする。 HTML,XML |
第 5 層 |
セッション層 | 通信プログラム同士がデータの送受信を行なうための仮想的な経路(コネクション)の確立や解放を行なう。 SSL/TLS,RPC |
第 4 層 |
トランスポート層 | 相手まで確実に効率よくデータを届けるためのデータ圧縮や誤り訂正、再送制御などを行なう。 TCP,UDP |
第 3 層 |
ネットワーク層 | 相手までデータを届けるための通信経路の選択や、通信経路内のアドレス(住所)の管理を行なう。 ICMP,IP(IPv4,IPv6),ARP,RARP,IPsec |
第 2 層 |
データリンク層 | 通信相手との物理的な通信路を確保し、通信路を流れるデータのエラー検出などを行なう。 イーサネット,IEEE802.3,IEEE802.11,Wi-Fi,WiMAX,IEEE802.16,PPP,ATM,DTM,CDMA2000 1x EV-DO,HSPA,ISDN |
第 1 層 |
物理層 | データを通信回線に送出するための電気的な変換や機械的な作業を受け持つ。ピンの形状やケーブルの特性なども第1層で定められる。 OFDM,PLC,イーサネット物理層,ツイストペアケーブル,同軸ケーブル,光ファイバー,モデム |
【HTTP】
HyperText Transfer Protocol
Webサーバとクライアント(Webブラウザなど)がデータを送受信するのに使われるプロトコル。
OSI参照モデルのアプリケーション層に属する。
HTML文書や、文書に関連付けられている画像、音声、動画などのファイルを、表現形式などの情報を含めてやり取りできる。
IETFによって、HTTP/1.0はRFC 1945として、HTTP/1.1はRFC 2616として規格化されている。
HyperText Transfer Protocol
Webサーバとクライアント(Webブラウザなど)がデータを送受信するのに使われるプロトコル。
OSI参照モデルのアプリケーション層に属する。
HTML文書や、文書に関連付けられている画像、音声、動画などのファイルを、表現形式などの情報を含めてやり取りできる。
IETFによって、HTTP/1.0はRFC 1945として、HTTP/1.1はRFC 2616として規格化されている。
【ICMP】
Internet Control Message Protocol
IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコル。
OSI参照モデルのネットワーク層に属する。
TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器間で、互いの状態を確認するために用いられる。
ネットワーク診断プログラムpingが使う。
Internet Control Message Protocol
IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコル。
OSI参照モデルのネットワーク層に属する。
TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器間で、互いの状態を確認するために用いられる。
ネットワーク診断プログラムpingが使う。
【SMTP】
Simple Mail Transfer Protocol
インターネットやイントラネットで電子メールを送信するためのプロトコル。
OSI参照モデルのアプリケーション層に属する。
サーバ間でメールのやり取りをしたり、クライアントがサーバにメールを送信する際に用いられる。
Simple Mail Transfer Protocol
インターネットやイントラネットで電子メールを送信するためのプロトコル。
OSI参照モデルのアプリケーション層に属する。
サーバ間でメールのやり取りをしたり、クライアントがサーバにメールを送信する際に用いられる。
【UDP】
User Datagram Protocol
インターネットで利用される標準プロトコル。
OSI参照モデルのトランスポート層に属する。
ネットワーク層のIPと、セション層以上のプロトコルの橋渡しをする。
インターネットでは、トランスポート層のプロトコルとしてTCPも使われるが、UDPは転送速度は高いが信頼性が低く、TCPは信頼性は高いが転送速度が低い。
User Datagram Protocol
インターネットで利用される標準プロトコル。
OSI参照モデルのトランスポート層に属する。
ネットワーク層のIPと、セション層以上のプロトコルの橋渡しをする。
インターネットでは、トランスポート層のプロトコルとしてTCPも使われるが、UDPは転送速度は高いが信頼性が低く、TCPは信頼性は高いが転送速度が低い。
更新日: 2010年01月21日 (木) 19時28分35秒