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問09回答

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【パイプライン】
パイプライン処理、命令パイプライン(Instruction pipeline)
デジタル電子機器で命令スループット(単位時間当たりに実行できる命令数)を向上させる設計技法の1つで、命令レベルの並列性を高める1技法。
命令パイプラインのあるプロセッサは、命令の処理を独立して実行できる工程(ステージ)に分割する。
各工程は、前の工程の出力を自身の入力とし、自身の出力を次の工程の入力とするように相互接続されている。
このような構成で各行程を並列化し、全体としての処理時間を大幅に削減する。
例えば、RISCプロセッサのパイプラインは次の5ステージに分割されている。
IF(Instruction Fetch) 命令フェッチ
ID(Instruction Decode) 命令デコードとレジスタフェッチ
EX(EXecute) 実行
MEM(MEMory access) メモリアクセス
WB(Write Back) レジスタへのライトバック
e.g.)
命令1 命令2 命令3 命令4
IF
ID IF
EX ID IF
MEM EX ID IF
WB MEM EX ID
WB MEM EX
WB MEM
WB

【パイプラインピッチ】
1ステージの処理にかかる時間。

【CPI】
Cycles Per Instruction
1命令を実行するのに必要なクロック数。




更新日: 2010年08月17日 (火) 02時24分57秒

情報処理技術者試験,応用情報技術者試験,平成21年度秋期,
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